マァム
空腹の青い鳥
DOODLE原作後、戦が終わったあとのレオナを取り巻く難しい立場のお話です。ダイがいないときにレオナは素直に弱音吐いたり、甘えたりできる相手はいるのでしょうか?それは出来ればマァムが私の胸で泣けとばかりに受け止めてくれたらいいなと思いまして。三賢者はあくまで仕事上の主従関係の域を出ないとしたらレオナが安心して甘えられるのはダイの他には誰がいるだろうと思うとやはりマァムではないかと思うんです。パスはヒュンマで 5312
suika
DONE魂のKZN、手袋ヒュンマクエストありがとう!!!クエストの前日譚をねつぞうしました。手袋を選ぶまでのマァムとメルルとレオナのお話です。ポプメル風味もあります。
Happy holidays 街の近くにあらわれた魔物を倒して戦いが終わったあと。マァムはヒュンケルが腕に受けた傷に回復呪文を施していた。
肘と手首のちょうど間あたりに受けた切り傷が、柔らかい翠の光に包まれて少しずつ塞がっていく。
「……はい、終わったわ」
「いつもすまない」
「ううん。ちょっと動かしてみて?」
手首を支えてそう言うと、ヒュンケルは一本ずつ指を折ってから、拳を何度か握って開いてみせた。
マァムはその動きを確認して、大丈夫ね、と頷いてから、ずしりと重たく厚みのある手の指先にふと目を止めた。
「ヒュンケル、これ」
そう言われたヒュンケルは何のことか、という顔で自分の手を見たあと、「ああ」と初めて気づいたという様子で指先を上に向ける。剣だこのできた骨ばった指はかさついていて、爪の周りにはひび割れがいくつも走っていた。何ヶ所かは乾燥のあまりぱくりと小さく割れてしまっている部分もある。
3721肘と手首のちょうど間あたりに受けた切り傷が、柔らかい翠の光に包まれて少しずつ塞がっていく。
「……はい、終わったわ」
「いつもすまない」
「ううん。ちょっと動かしてみて?」
手首を支えてそう言うと、ヒュンケルは一本ずつ指を折ってから、拳を何度か握って開いてみせた。
マァムはその動きを確認して、大丈夫ね、と頷いてから、ずしりと重たく厚みのある手の指先にふと目を止めた。
「ヒュンケル、これ」
そう言われたヒュンケルは何のことか、という顔で自分の手を見たあと、「ああ」と初めて気づいたという様子で指先を上に向ける。剣だこのできた骨ばった指はかさついていて、爪の周りにはひび割れがいくつも走っていた。何ヶ所かは乾燥のあまりぱくりと小さく割れてしまっている部分もある。
maruko
DOODLEみんなっ初恋ゾンビをもっと軽率にパロるんだ!ダイ大腐向け。DP
※初恋ゾンビ:周囲の人の初恋の人を理想化した姿が幽霊のように見える漫画
ダイ→ポプとアバ←ポプからのマァム←ポプとかとてもいいです。
タイトルも浮かんだ!何個も考えられるな!
ダイ→ポプ
「オレのはじめてキミだから」
「カレのはじめてがうばえない」
「カレのはじめてうばっちゃえ」
ダイ→ポプ成功時
「キミのはじめてオレだから」
simasimadayone
DONEクロブレの黒サンタまむに触発されて、黒サンタヒュンできました!!!ヒュンマちゃん2人して黒サンタ似合いますね〜☺️
マァムは…気力が戻ったら描きます😇(全力注いで疲れた😂)
2022.11.29
mahiroprpr
DOODLEダイポプだが友情でもある境界線を目指した相棒のまんがです最終回への感情が限界を超えると初期相棒からもう一回味わい始める まだ距離のあるポップ!台詞より雄弁な相棒出航時のダイくんの「ニコッ」!最高だな
あと二人の時の野営料理は鍋から直でつつくけど女の子が加入したら気を遣って皿を用意するといいなと思っている マァムは気にしないってか気付かないしダイは分かってない小さなこだわり 3
simasimadayone
DONEオレの天使を傷つけた礼は!ヒュンマフェス・リラン作品
氷魔塔姫抱っこ救出後ifです。
マァムの頬の傷に気づいたヒュンケルは…⁉︎
ヒュンマの2人は至って真面目ですが、そんな2人の世界をまともに浴びる敵味方たち…。
ガーゴイルFが私のお気に入りです…☺️ 5
simasimadayone
DONEヒュンマフェス・リラン作品・氷魔塔姫抱っこ
別に展示した漫画「オレの天使を傷つけた礼は!」の表紙のイメージです。
・生涯の誓いと天使の愛
鬼岩城戦にて誓いを立てたヒュンケルと、恥じらいつつも嬉しそうなマァムです。
・地底魔城の膝枕
過去作ですがお気に入りのため登録しました。 3
suika
DONE恋人の日記念でかきました!マァムとレオナの話。原作終了後数年、ヒュンマとダイレオが成立してる世界線です。
お茶会「恋人同士って……何するの?」
レオナは瀟洒なティーカップをごく小さなかちゃりという音をたてて置いた後、まじまじとこちらを見つめた。
「……どういうレベルの話かしら?」
「レベル……って、言われると。ただ、みんな恋人同士で何、してるのかなあって思ったのよ」
うーん、と眉間に皺を寄せたレオナが首を傾げた後、ひとつ頷いた。
「分かった。その話、初級、中級、上級があるわ。どれにする?」
指を1本ずつ立てながらそう言ったレオナは、最後に3本の指をひらひらと目の前で優雅に振る。
「……初級」
『中級』と『上級』に込められた声の力強さになんとなく怯み、まずは段階を踏もう、とそう答えると「そうよね」とレオナはしかめつらしく頷いて指をしまい、にっこりと微笑んで生き生きと『初級』の話をはじめた。
2018レオナは瀟洒なティーカップをごく小さなかちゃりという音をたてて置いた後、まじまじとこちらを見つめた。
「……どういうレベルの話かしら?」
「レベル……って、言われると。ただ、みんな恋人同士で何、してるのかなあって思ったのよ」
うーん、と眉間に皺を寄せたレオナが首を傾げた後、ひとつ頷いた。
「分かった。その話、初級、中級、上級があるわ。どれにする?」
指を1本ずつ立てながらそう言ったレオナは、最後に3本の指をひらひらと目の前で優雅に振る。
「……初級」
『中級』と『上級』に込められた声の力強さになんとなく怯み、まずは段階を踏もう、とそう答えると「そうよね」とレオナはしかめつらしく頷いて指をしまい、にっこりと微笑んで生き生きと『初級』の話をはじめた。
simasimadayone
DONE先生は察しがいいからヒュンのことは何でもわかっちゃうんだ…!ヒュンと先生の架け橋がマァムなら、ヒュンとマァムの架け橋は先生かも知れないね😊💜❤️
先生の言う「大切な人」は、先生にとってのフローラ様だと思うのです。 2
simasimadayone
DONEアナログ・ヒュンマチャレンジ!ネイル村の結婚式でね、村人たちと一緒にアイリッシュダンスするんだ…。ヒュンケルは踊りを知らないんだけど、マァムのリードで段々踊れるようになって、2人で弾ける笑顔を見せるんだ…。
…早く結婚してくれ!!!! 2
コノハ(happanical)
DONEスシ・レストランオールキャラのわちゃわちゃです。日常回大好き!
スシ・レストランここはギルドメイン大陸東岸のとある港町。ダイとポップ、そして城を抜け出したレオナは、中心部から少し離れたところに構える寿司店を訪れていた。
手渡されたメニューには親切心なのか単にデザイン上の都合か、魚の生体を背景に、新鮮そうな彩りで寿司が描かれている。
(…姫さんはともかく、ダイのやつ、寿司なんか食べたこと無ぇだろうな…まあそういうおれだって、いつかの誕生日祝いで食べたきりなんだけどよ…)
「おいダイ、コーンマヨとか手巻きナットーはどうだ?」
緊張した面持ちで店内を見渡したあとポップは、メニューの魚の群泳をまじまじと見つめるダイに語りかけた。
「おれ、このマチを頼むよ!」
「ま、マチ?」
魚の1匹を指差して、ダイはきっぱりと告げた。
1997手渡されたメニューには親切心なのか単にデザイン上の都合か、魚の生体を背景に、新鮮そうな彩りで寿司が描かれている。
(…姫さんはともかく、ダイのやつ、寿司なんか食べたこと無ぇだろうな…まあそういうおれだって、いつかの誕生日祝いで食べたきりなんだけどよ…)
「おいダイ、コーンマヨとか手巻きナットーはどうだ?」
緊張した面持ちで店内を見渡したあとポップは、メニューの魚の群泳をまじまじと見つめるダイに語りかけた。
「おれ、このマチを頼むよ!」
「ま、マチ?」
魚の1匹を指差して、ダイはきっぱりと告げた。
コノハ(happanical)
DONE怪談オールキャラのわちゃわちゃです。アニメの文化祭回のノリで書きました。
怪談ーーー戦いから数年後、一同はカールのハロウィンイベントで行う肝試しのトライアル要員として集められたーーー
カール近郊の森にて一同が注目するなか、コホン、と軽く咳払いをするとアバンが説明を始めた。
「えー、我がカール王国のハロウィンでは、肝試しが恒例となっています。今日はその予行演習なワケですが、クジで決まった男女のペアで、森の中を歩いてゴールまでたどりついてもらいます。」
「途中、モンスターに扮した人々が脅かしてくるので、びっくりしたらお菓子をあげてくださいね。」
…ごく普通の街の人々だから、絶対倒しちゃあダメですよ、とアバンは何名かに視線を送った。
「それでは皆さんお待ちかね、クジ引きタイムです!!」
1番手を引き当てたポップとエイミは、ランプひとつの灯りを頼りに砂利道を進んでいた。
3118カール近郊の森にて一同が注目するなか、コホン、と軽く咳払いをするとアバンが説明を始めた。
「えー、我がカール王国のハロウィンでは、肝試しが恒例となっています。今日はその予行演習なワケですが、クジで決まった男女のペアで、森の中を歩いてゴールまでたどりついてもらいます。」
「途中、モンスターに扮した人々が脅かしてくるので、びっくりしたらお菓子をあげてくださいね。」
…ごく普通の街の人々だから、絶対倒しちゃあダメですよ、とアバンは何名かに視線を送った。
「それでは皆さんお待ちかね、クジ引きタイムです!!」
1番手を引き当てたポップとエイミは、ランプひとつの灯りを頼りに砂利道を進んでいた。
tktk_soul
DOODLEマァムさん令和コンプライアンスじゃない方仕様(原作仕様と言えェ!!)これはいてなくない…?はいてないくない…?
個人的には黒タイツの方がビジュアルが締まるので黒タイツ推しです。(二次元で)ミニスカに合わせるのもスニーカーソックスよりニーハイ派。そこは絶対領域がほしい。なんのはなしだっけ? 2
simasimadayone
DONEサマスタヒュンマ、ヒュンケルもできました!「この花、お前によく似合うな…」のヒュンです。
彼シャツマァムと対のイメージ。
切り慣れてきたスイカも切ってあげちゃうよ!
最後の一枚は、去年の指描きを放置してたやつ。貝殻と足跡。
ちょうどいいので渚ヒュンマコレクションに納めておきます。 4
simasimadayone
DONEねこたさんに、私がリクエストした「潮風で甘さが増した🍉を食べて、甘いな…とマァムに微笑むヒュンケル」のお話を書いていただきまして、めちゃくちゃ甘くて最高だったので、その一幕を描かせていただきました!マァムの手についた🍉の汁を味わうヒュンケルです✨
ねこたさんのお話は下記リンクにて😚✨
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17987394
かのん
DONESommerfugl~蝶々~ちょっと妖艶な雰囲気のある黒い蝶に、ヒュンケルとマァムの秘めた本心が引き出される、という画が浮かんで書いてみました。映像が浮かぶような文章を目指したつもり…です(^^;)
北欧の作曲家・グリーグの同名のピアノ曲のイメージも交えて書いています。 10
komaya13hm
MENU❷スターフェス展示作品〖French Kiss〗
(若干のR18表現アリ⚠)
以前Twitterにあげた、
「すれ違いざまにマァムの耳元でボソッと「今晩抱くぞ」と宣告するヒュンケル」の続きとして描いたものの、力尽きて放置してたものです;キス止まりですがこちらで供養します。
余談ですが、調べたら英語ではFrenchKissがディープキスのことだそうです。知らなかった! 2
n_tamakizu
MEMO文字起こし協力ねこたさん芳流さん“小松「マァムってまだ恋というものが自覚がない。
自覚のない愛もあったんですよね。(中略)
この時点でマァムもヒュンケルに対してこれがどういう気持ちなのかまだなんにも気づいていない」
関「その後なんとなく気付いていくみたいな」
小松「そうですね。
やっぱり違うぞこれの胸の高鳴りは」”
引用元
ダイ好きTV#71 2022年6月4日公開 4
ゆの0105
DOODLE夏だ!水着だ!イベントだ!!ということでみんなお待ちかねの水着イベント来ましたね!
どんな水着か楽しみです☺️💕
そんなこんなで下着マァムとレオナ置いていきます。
丸出しなのでワンクッションポイピクで🤣 2
akina_daidai
PAST「ぽぷまつり2カウントダウン企画②」3月~5月以前参加できなかったお題をぽぷまつりに併せて追加で描きました。
・3月テーマ【転職】新規描き下ろし。1P漫画。ゲームネタ。
・4月テーマ【ハグ】新規描き下ろし。原作終了後。マァムに言ってほしいセリフを妄想…。
・5月テーマ【スイーツ】新規描き下ろし。ネップリ企画用。なんとなくアイスを食べさせたかったw 3
sangurai3
DONEポプマWebオンリー「ぽぷまつり202206」参加作品本編後。ポップに対して言葉にできない想いを抱くマァムが、色々な人との関わりを通じて答えを見つける話。
拙作CP話にしては登場キャラ多数。レオナ・メルル・エイミ・マリン・ヒュンケル・ラーハルトが出てきます。
その代わり?ポップほとんど出てきません。すいません。
訳が分からないなりに、全力で書いたポプマです。
飛べなければ跳べばいい 城の中庭でポップが宙に浮いている。傍らにいるのは三賢者たち。彼らは今トベルーラの特訓をしている。得意分野に偏らず、より幅広く魔法を使いこなせるようになるべきと大戦後も修行を続けているのだ。そしてポップはパプニカに戻るたび彼らの特訓に付き合っている。
ふわふわと浮かぶエイミの横に並び、ポップは何かを伝える。頷いたエイミは直立の姿勢のまま前後左右へと動く。アポロは上下に、マリンは庭全体を旋回する。身体の軸が僅かでもぶれるとポップの鋭い指摘が入る。動きが安定するまで、それぞれ一定の動きを何度も繰り返し、宙空でのバランスの取り方を覚えていく。
「そんなこっそり覗かなくても、堂々と見学に行けばいいじゃない」
16802ふわふわと浮かぶエイミの横に並び、ポップは何かを伝える。頷いたエイミは直立の姿勢のまま前後左右へと動く。アポロは上下に、マリンは庭全体を旋回する。身体の軸が僅かでもぶれるとポップの鋭い指摘が入る。動きが安定するまで、それぞれ一定の動きを何度も繰り返し、宙空でのバランスの取り方を覚えていく。
「そんなこっそり覗かなくても、堂々と見学に行けばいいじゃない」
明景ときは
DONEpixivにあげたものと同一絆勇者とダイポップマァム&ゴメちゃんの友情夢。じゃれ合いのつもりで書いていますが、若干女子同士の身体接触が有ります。
大好きの伝え方「ふふ、ゴメちゃんさっきはありがとう」
「ピッ! ピピーーー!」
マァムがゴールデンメタルスライム、もといゴメちゃんの頬に軽くキスをすると、彼は顔を赤らめて上下左右にふらふらと飛び回った。
「あはは、ゴメちゃん照れてる」
「ちぇーー、羨ましいやつ……!」
ダイは親友の姿を見守り、ポップは隣のダイだけに聞こえる程の小声で不満を漏らす。
旅の途中の、さりげない日常の風景。その一連の光景を見てキズナは、目を瞬きさせた。
「今のはなに? なんで口をくっつけたの?」
「えっ? なんでってそれは……うーん……」
「キズナこれはね、キスっていうのよ」
言葉に詰まるダイの代わりに答えたのはマァムだった。
「キスって?」
「いつもありがとう、とか大好き、だとか……あとはそうね、可愛いとか。そういう言葉を伝えるための表現なの」
1759「ピッ! ピピーーー!」
マァムがゴールデンメタルスライム、もといゴメちゃんの頬に軽くキスをすると、彼は顔を赤らめて上下左右にふらふらと飛び回った。
「あはは、ゴメちゃん照れてる」
「ちぇーー、羨ましいやつ……!」
ダイは親友の姿を見守り、ポップは隣のダイだけに聞こえる程の小声で不満を漏らす。
旅の途中の、さりげない日常の風景。その一連の光景を見てキズナは、目を瞬きさせた。
「今のはなに? なんで口をくっつけたの?」
「えっ? なんでってそれは……うーん……」
「キズナこれはね、キスっていうのよ」
言葉に詰まるダイの代わりに答えたのはマァムだった。
「キスって?」
「いつもありがとう、とか大好き、だとか……あとはそうね、可愛いとか。そういう言葉を伝えるための表現なの」
simasimadayone
DONE地底魔城2日目、マァムの事がどうしても気になる団長ヒュンケルにモルグさんがアドバイス!果たして、マァムのハートにスクライドできるだろうか…?
なんか自分でもよくわからないネタになってしまった😂 3
simasimadayone
DONEヒュンマ村もくりから生まれた、ジャンプリミックス ダイの大冒険 輝け大破邪呪文~ポップ、賢者への道編⑤掲載のベンガーナデパート商品紹介からのネタ。(長い)商品としての岩石のお客様の声として、ヒュンが「文句なしのいい岩石」と感想を述べていた上、その岩石の絵がマァム修行中に使用されていた岩であった事から、ヒュンがマァムにデパートの岩石を差し入れした疑惑が生じ、村民の腹筋が崩壊した。
simasimadayone
DONE大魔王の居城、バーン・パレスは、この度死の大地からの大規模飛行実験に成功した。ロロイの谷よりアバンの使徒を招待し、地上を遊覧飛行中。夜には居城がライトアップされる。
写真は、居城を見つめながら愛を語らうヒュンケル(21)とマァム(16) 3
chiroroya_dda
DONE今週のアニメ最新話を見て、どうしてもアルビナスとマァムに平和な現代軸で会話をさせてみたかったので、書いてみました。時期も有って、バレンタインのネタです。
珍しく、腐ってません。
アルビナスの口調が分からなくて、迷子になりました。ごめんなさい。
こじんまりとしたキッチンに軽快な金属音が響く。
「マァム、此方も入れるので、一旦手を止めなさい。」
「分かったわ。」
マァムは言われた通り作業を止めると、彼女は銀色のボールの中にココアパウダーと薄力粉を合わせたものを振るいで入れる。さらさらと混ぜ合わせた粉が生地の中に入っていく。振るいの中粉を全部出し終わると、振るいを洗い場の中に入れ、ゴムベラをマァムに差し出さした。
「では、これを使ってさっくり混ぜなさい。さっくりですよ、さっくり。」
「え、さっくり?さっきみたいな混ぜ方で良いんじゃないの?」
「それでは百パーセント失敗します。」
「う、分かったわ。さっくりね、さっくり。」
ゴムベラを受け取り彼女の忠告通り慎重に混ぜようと掻き混ぜようとするが、どうしても力任せに混ぜてしまう。それを見かねた彼女は溜息を付き、見てられないと手をマァムへと差し出した。
1209「マァム、此方も入れるので、一旦手を止めなさい。」
「分かったわ。」
マァムは言われた通り作業を止めると、彼女は銀色のボールの中にココアパウダーと薄力粉を合わせたものを振るいで入れる。さらさらと混ぜ合わせた粉が生地の中に入っていく。振るいの中粉を全部出し終わると、振るいを洗い場の中に入れ、ゴムベラをマァムに差し出さした。
「では、これを使ってさっくり混ぜなさい。さっくりですよ、さっくり。」
「え、さっくり?さっきみたいな混ぜ方で良いんじゃないの?」
「それでは百パーセント失敗します。」
「う、分かったわ。さっくりね、さっくり。」
ゴムベラを受け取り彼女の忠告通り慎重に混ぜようと掻き混ぜようとするが、どうしても力任せに混ぜてしまう。それを見かねた彼女は溜息を付き、見てられないと手をマァムへと差し出した。
sangurai3
DONEぽぷまつり連動企画投稿作品。2月のお題「おそろい」をテーマにしたポプマです。本編後かな?答えは出てるのにこじらせすぎて片思いみたいになっちゃってるマァム視点。
ほつれた気持ちもきっともうすぐまとまります。
ほつれる心は恋に揺れ 別に大した理由はない。ずっと使っていた髪紐が傷んできたというだけのことだ。たまたま立ち寄った道具屋には装身具の取り扱いがあった。ちょうど良い機会だと予備も含めて数本の髪紐を購入した。今日身に着けているのはその中の一つ。敢えて選んだ訳でもなく、適当に手にしたのがこの色だったというだけなのだ。
「お客様の髪色ならこちらのお色なども映えると思いますよ」
紺や濃い紫の髪紐を指差して店主は優しく笑った。マァムも店主が勧めるものの方が自分の髪色には合っている気がした。この手の中にある色ならば、己の薄桃色の髪よりもっと落ち着いた、そう例えば豊かな黒髪などの方が、よっぽど――
「これが、いいんです。この色が」
紺や紫が嫌だったのではない。手にしていたものを棚に戻したくなかったのだ。「左様ですか」と店主は頷き、「そちらもきっとよくお似合いになりますよ」と微笑んだ。後になって、強情を張らず勧められた色も買えば良かったのかもと思い至る。品物を包んでもらっている間、マァムの頬は何故かどんどん熱くなっていった。
2328「お客様の髪色ならこちらのお色なども映えると思いますよ」
紺や濃い紫の髪紐を指差して店主は優しく笑った。マァムも店主が勧めるものの方が自分の髪色には合っている気がした。この手の中にある色ならば、己の薄桃色の髪よりもっと落ち着いた、そう例えば豊かな黒髪などの方が、よっぽど――
「これが、いいんです。この色が」
紺や紫が嫌だったのではない。手にしていたものを棚に戻したくなかったのだ。「左様ですか」と店主は頷き、「そちらもきっとよくお似合いになりますよ」と微笑んだ。後になって、強情を張らず勧められた色も買えば良かったのかもと思い至る。品物を包んでもらっている間、マァムの頬は何故かどんどん熱くなっていった。