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    akenohi

    MAIKING最初呪専で書いてた筈だったんですが、これは・・・転生軸?(ペロッ
    となったので途中であきらめました。このあとこの二人はなんだかんだいいつつものんびりごはん食べながらデートしてると思います。
    朝ごはんのはなし窓際の悟がくあ、とひとつ伸びをする。
    ふわふわの毛が朝のひかりをきらりと跳ねた。

    「悟はなにか食べたいものある?」
    「んん、、なんでも」
    あ、でもサラダは嫌
    「だーめ、野菜もちゃんと食べな」
    後ろからきた言葉は聞かなかったことにして台所に立った。

    人参と玉ねぎをストッカーから出し、玉ねぎは薄皮を剥いで四等分、人参は頭を落としてざく切りし、そのままレンジに突っ込む。
    (堅そうなら後から剥けばいいか)

    ざっくりとした夏油の調理法は、はじめこそ悟に目を剥かれが実際の生活にはよく馴染んだ。
    さすがに私だって泥付きのものは洗うし皮は剥くよ、ひとくち食べてみて、最近のレンジは優秀だから
    そういってレンチンした温野菜を口に含ませれば、もともと合理性を重視する節のある五条は、微妙そうな顔をしながらもそれをもくもくと咀嚼し、ふむ。とこぼしたきり黙った。どうやら次第点はもらえたらしいことに安堵しつつ、そっと席を立ったのを覚えている。
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    nenen

    MAIKING最初呪専で書いてた筈だったんですが、これは・・・転生軸?(ペロッ
    となったので途中であきらめました。このあと二人でなんだかんだしつつ、のんびりごはん食べながらデートしてると思います。
    朝ごはんのはなし窓際の悟がくあ、とひとつ伸びをする。
    ふわふわの毛が朝のひかりをきらりと跳ねた。

    「悟はなにか食べたいものある?」
    「んん、、なんでも」
    あ、でもサラダは嫌
    「だーめ、野菜もちゃんと食べな」
    後ろからきた言葉は聞かなかったことにして台所に立った。

    人参と玉ねぎをストッカーから出し、玉ねぎは薄皮を剥いで四等分、人参は頭を落としてざく切りし、そのままレンジに突っ込む。
    (堅そうなら後から剥けばいいか)

    ざっくりとした夏油の調理法は、はじめこそ悟に目を剥かれが実際の生活にはよく馴染んだ。
    さすがに私だって泥付きのものは洗うし皮は剥くよ、ひとくち食べてみて、最近のレンジは優秀だから
    そういってレンチンした温野菜を口に含ませれば、もともと合理性を重視する節のある五条は、微妙そうな顔をしながらもそれをもくもくと咀嚼し、ふむ。とこぼしたきり黙った。どうやら次第点はもらえたらしいことに安堵しつつ、そっと席を立ったのを覚えている。
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    Kakitu_prsk

    PROGRESS相互さんに捧げるF/F/1/4の世界観をベースとしたファンタジーパロ🎈🌟の序章
    兎耳長命種族冒険者🎈×夢見る冒険者志望の幼子🌟
    後に🍬🤖ちゃんも加わって🎪で四人PTを組んで冒険していく話に繋がる…筈。

    ※元ネタのF/F/1/4から一部用語や世界観を借りてますが、完全同一でないパラレルくらいに考えてください。元ネタがわからなくてもファンタジーパロとして読めるように意識しています。
    新生のプレリュード深い、深い、森の中――木々が太陽すら覆い隠す森の奥深くに、小さな足音が響き渡った。


    「待ってろ、お兄ちゃんが必ず持って帰ってくるからな……!」

    そんなことを呟き足早に駆けているのは、金色の髪をもつ幼い少年であった。質素な服に身を包み、不相応に大きい片手剣を抱くように持っている。

    人々から『黒の森』とも呼ばれているこの森は、少年の住む”森の都市”を覆うように存在している。森は都市から離れるほどに人の管理が薄くなっており、ましてや少年が今走っている場所は森の比較的奥深く……最深部ほどではないものの、危険な獣や魔物も確認されている地帯だった。
    時折、腕利きの冒険者や警備隊が見回りに訪れているものの、幼子一人が勝手に歩いて良い場所ではないのは明らかだ。だというのに、その少年は何かに急かされるように、森の中をひたすら走っていたのである。
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