柏
いはら
MOURNING眠れない兄さんと柏の何てことはない会話あったかいだろ(俺が)
湯たんぽ真島おい……おい!真島!!
なんで床で寝てんだ。風邪引くぞ!
んぁ、柏木さん。急に起こすな。ワシな、ベットじゃよく寝られん時もあるんや。今日はこれでええねん
何言ってんだ。ほら立て。ベットで寝ろ
せやから、ええって
ああ?家主の言うことが聞けねぇってのか、おい!
え、あ!持ち上げんなや!!
暴れんじゃねぇ!落とすぞ!!
ほら、あったかいだろ。さっさと寝ちまえ
(は〜?眠れるかい!このお節介じじい!!)
210なんで床で寝てんだ。風邪引くぞ!
んぁ、柏木さん。急に起こすな。ワシな、ベットじゃよく寝られん時もあるんや。今日はこれでええねん
何言ってんだ。ほら立て。ベットで寝ろ
せやから、ええって
ああ?家主の言うことが聞けねぇってのか、おい!
え、あ!持ち上げんなや!!
暴れんじゃねぇ!落とすぞ!!
ほら、あったかいだろ。さっさと寝ちまえ
(は〜?眠れるかい!このお節介じじい!!)
いはら
MOURNING1の頃、柏木と真島について話すモブ兄貴とモブ若衆の会話。喧嘩、間に合ったかな?
ドリームマッチどうだ?この世界には慣れたか?
兄貴、俺…極道向いてないかもっす。
今更何言ってんだ。何があった?
よく桐生さんと真島さんが喧嘩してるじゃないですか。それ見てたら俺全然弱いし、やっていけんのかなって……
おいおい、アイツらは特別だ。あんな毎日やってたら命がいくつあっても足りねぇよ。今の極道は腕っ節だけが全てじゃねぇしな。ほら、肉焦げちまうぞ、食え食え。
そう、そうっすよね!でも、あんなに惚れ惚れする喧嘩してみたいっす。
そうだな…
お前、風間組のカシラ知ってるか?
えっと、柏木さんですよね。
そうだ。あの人、昔はごりごりの武闘派でなぁ。1人で事務所乗り込んで行って組潰したなんて噂もある。鬼柏って呼ばれてたんだぜ。
529兄貴、俺…極道向いてないかもっす。
今更何言ってんだ。何があった?
よく桐生さんと真島さんが喧嘩してるじゃないですか。それ見てたら俺全然弱いし、やっていけんのかなって……
おいおい、アイツらは特別だ。あんな毎日やってたら命がいくつあっても足りねぇよ。今の極道は腕っ節だけが全てじゃねぇしな。ほら、肉焦げちまうぞ、食え食え。
そう、そうっすよね!でも、あんなに惚れ惚れする喧嘩してみたいっす。
そうだな…
お前、風間組のカシラ知ってるか?
えっと、柏木さんですよね。
そうだ。あの人、昔はごりごりの武闘派でなぁ。1人で事務所乗り込んで行って組潰したなんて噂もある。鬼柏って呼ばれてたんだぜ。
saekihachi
DONE2009年の柏真のような遥一人語り最上階“おじさん”こと桐生一馬が東都大病院に入院していた時の話です。
おじさんは毎年のように神室町で怪我をしてはあの病院のお世話になっていましたが、あれは2009年、浜崎という男にお腹を刺されて少しの間――ほんとうに少しの間だったけれど――入院していたおじさんのお見舞いに行った時の事でした。
おじさんの病室がある階でエレベーターを降りると、そこには真島さんが立っていました。真島さん、と呼びかけても少し上の空な様子で反応がありません。上階行きのエレベーターに乗り込もうとするので帰るなら逆だと思い慌てて袖を掴むと、真島さんはようやく私に気が付いたようでした。
上に用があるんや、気にしてくれておおきにやで、と、そんな風に笑って言った真島さんがどの階で降りるのか少し気になって表示のランプを眺めていると、エレベーターは最上階までまっすぐ上がっていきました。
679おじさんは毎年のように神室町で怪我をしてはあの病院のお世話になっていましたが、あれは2009年、浜崎という男にお腹を刺されて少しの間――ほんとうに少しの間だったけれど――入院していたおじさんのお見舞いに行った時の事でした。
おじさんの病室がある階でエレベーターを降りると、そこには真島さんが立っていました。真島さん、と呼びかけても少し上の空な様子で反応がありません。上階行きのエレベーターに乗り込もうとするので帰るなら逆だと思い慌てて袖を掴むと、真島さんはようやく私に気が付いたようでした。
上に用があるんや、気にしてくれておおきにやで、と、そんな風に笑って言った真島さんがどの階で降りるのか少し気になって表示のランプを眺めていると、エレベーターは最上階までまっすぐ上がっていきました。
risya0705
DONEポン中軸柏真 #6 (#5の続きがまだ……)ラスト#6 サイケ・ブルードアを閉めて、助手席に座る男を見遣る。左ハンドルの車だと、こちらからは真島の表情が眼帯で隠れてしまうのがもどかしい。大人しく座って窓に凭れる男の肩上からシートベルトを引っ張り、きちんと装着させてやる。その動きのまま、真島の顔をじっと見つめた。
頬は痩せこけて肌色は蒼白、健在な右目も酷い隈で落窪んで見える。目尻の皺が増えた。もうずっと何年もかけて見つめ続けてきた、愛おしい狂人が静かに眠っている。
ドアをロックしてエンジンをかける。車がゆっくりと動き出すのに、んん、と真島が吐息を漏らした。
「起きたか。気分はどうだ」
「……どこ、いくん?」
「どこに行きたい?」
「…………」
駐車場を出て、自然と導かれるように神室町への経路を辿っている。それきりまた黙ってしまった真島をちらと伺いながら、踏切に引っかかったタイミングで煙草に火をつけた。カンカンカン、と警報音が聞こえるのになぜか不安な気持ちになる。真島が嗤いながら飛び出して行ってしまうようなビジョンが浮かんだ。そんな杞憂を鼻で笑うかのように、真島は隣で静かに目を瞑ってぐったりとしている。始発電車が通過していくのを横目に真島の口元に吸いさしを宛てがうと、条件反射のように薄く口を開いてそれを受け取った。遮断機が上がる。冬の夜明けはまだ遠い。
13171頬は痩せこけて肌色は蒼白、健在な右目も酷い隈で落窪んで見える。目尻の皺が増えた。もうずっと何年もかけて見つめ続けてきた、愛おしい狂人が静かに眠っている。
ドアをロックしてエンジンをかける。車がゆっくりと動き出すのに、んん、と真島が吐息を漏らした。
「起きたか。気分はどうだ」
「……どこ、いくん?」
「どこに行きたい?」
「…………」
駐車場を出て、自然と導かれるように神室町への経路を辿っている。それきりまた黙ってしまった真島をちらと伺いながら、踏切に引っかかったタイミングで煙草に火をつけた。カンカンカン、と警報音が聞こえるのになぜか不安な気持ちになる。真島が嗤いながら飛び出して行ってしまうようなビジョンが浮かんだ。そんな杞憂を鼻で笑うかのように、真島は隣で静かに目を瞑ってぐったりとしている。始発電車が通過していくのを横目に真島の口元に吸いさしを宛てがうと、条件反射のように薄く口を開いてそれを受け取った。遮断機が上がる。冬の夜明けはまだ遠い。
saekihachi
SPUR ME柏真なれそめ話尻たたき進捗アップやわらかく眩い朝(途中まで)ナツメ球の灯った部屋で目が覚めた。
部屋を移動した記憶がない。柏木にすっかり世話を掛けてしまったな、と溜息をつき、目を凝らして時計を探すとまだ2時半を回ったところだった。明け方にも随分遠いと思うと再び瞼が重くなる。質のいい寝具が心地良かった。
こうしてふかふかとした場所でぼんやりするのも久し振りだ。蒼天堀時代などは、あってもなくても変わらないような煎餅布団をいちいち敷くのも面倒で床の上に直に寝転んで眠ってしまうのが常だった。今になっても布団なんぞあるだけ重畳、無くても別に構わないと思っていたが、流石に羽毛のたっぷり入った布団というのは違うもんやなと半ば微睡みながら考える。
こちらが畳で眠るのに、美麗は家に入り浸るようになった当時から嫌な顔をしていた。そのうち勝矢まで一緒になって習慣を改めさせようとしてくるので随分辟易したものだが、結局口うるさい二人に押し負けてわざわざ新しい布団を二揃い買いに行くはめになった。
6146部屋を移動した記憶がない。柏木にすっかり世話を掛けてしまったな、と溜息をつき、目を凝らして時計を探すとまだ2時半を回ったところだった。明け方にも随分遠いと思うと再び瞼が重くなる。質のいい寝具が心地良かった。
こうしてふかふかとした場所でぼんやりするのも久し振りだ。蒼天堀時代などは、あってもなくても変わらないような煎餅布団をいちいち敷くのも面倒で床の上に直に寝転んで眠ってしまうのが常だった。今になっても布団なんぞあるだけ重畳、無くても別に構わないと思っていたが、流石に羽毛のたっぷり入った布団というのは違うもんやなと半ば微睡みながら考える。
こちらが畳で眠るのに、美麗は家に入り浸るようになった当時から嫌な顔をしていた。そのうち勝矢まで一緒になって習慣を改めさせようとしてくるので随分辟易したものだが、結局口うるさい二人に押し負けてわざわざ新しい布団を二揃い買いに行くはめになった。
sanosano_mas
DONEかおつば 12/10ゆるパバ2展示作品合宿中の深夜、天道は目を覚ました。水でも飲もうかと廊下に出るとなぜか台所の明かりがついていることに気付く。そこには柏木の姿があり…。ギャグです。 6
いはら
MOURNING3と4の間の柏と真のメモ。とある病室にて柏木さんが昏睡状態になってから半年が経とうとしていた。
昨年の出来事で東城会の主要幹部が一気に去り、若い六代目を支えられる古参幹部は数少ない。
加え、風間組の吸収により組が大きくなった。柏木さんがよく躾していたおかげで想定よりも障害はなかったが、直参の組同士が合併すれば調整は必要だ。西田や東あたりにすべて任せるわけにもいかず俺が出るしかない。
既に精神的にも肉体的にもボロボロだ。
眼下で規則正しい呼吸を立てて眠る姿を恨めしく思う。
なぁ……
どんな怒りも哀しみも…時には劣情もあんたが抱き止めてくれた。どれだけ「柏木修」という存在に支えられてきたろうか。この世界に生きて心を許せる相手が兄弟以外にできるとは思わなかった。
361昨年の出来事で東城会の主要幹部が一気に去り、若い六代目を支えられる古参幹部は数少ない。
加え、風間組の吸収により組が大きくなった。柏木さんがよく躾していたおかげで想定よりも障害はなかったが、直参の組同士が合併すれば調整は必要だ。西田や東あたりにすべて任せるわけにもいかず俺が出るしかない。
既に精神的にも肉体的にもボロボロだ。
眼下で規則正しい呼吸を立てて眠る姿を恨めしく思う。
なぁ……
どんな怒りも哀しみも…時には劣情もあんたが抱き止めてくれた。どれだけ「柏木修」という存在に支えられてきたろうか。この世界に生きて心を許せる相手が兄弟以外にできるとは思わなかった。
いはら
MOURNING神室町の床屋、柏と真の思い出話編。7後です。いつかちゃんとまとめたい()
神室町の床屋3「なぁ柏木さん、仲通り裏にあった床屋あったやろ」
「ああ、あそこか。もう爺さんが引退してからだいぶ経つな」
「息子さんから会社に連絡があってな。おっちゃん、この間亡くなったらしいねん。寿命やて。葬儀は家族葬で済ましたそうや」
「……そうか」
「柏木さん、あれから髪切りに行ったりしたん?」
「7年前くらいか。店に顔出しに行ったよ。引退してもやっぱり店が好きなんだろうな。レジ横で座ってたぜ」
「もしかしてそのまんまの姿で行ったんか?」
「流石に顔は隠して行ったさ。すぐバレたけどな」
「死んだと思ってた奴が生きてたんや。そら嬉しかったやろうな」
「お前の札幌の件があったからな。俺のこともどこかで生きてると思ってたそうだ」
680「ああ、あそこか。もう爺さんが引退してからだいぶ経つな」
「息子さんから会社に連絡があってな。おっちゃん、この間亡くなったらしいねん。寿命やて。葬儀は家族葬で済ましたそうや」
「……そうか」
「柏木さん、あれから髪切りに行ったりしたん?」
「7年前くらいか。店に顔出しに行ったよ。引退してもやっぱり店が好きなんだろうな。レジ横で座ってたぜ」
「もしかしてそのまんまの姿で行ったんか?」
「流石に顔は隠して行ったさ。すぐバレたけどな」
「死んだと思ってた奴が生きてたんや。そら嬉しかったやろうな」
「お前の札幌の件があったからな。俺のこともどこかで生きてると思ってたそうだ」
いはら
MOURNING神室町の床屋の柏木さんバージョン。0と1の間で髪を切る話。試しにインタビュー形式で進行神室町の床屋2…ということがありまして、そこから風間さんとは随分長いお付き合いをさせていただきましたよ。
そうそう、まだお時間ありますか?もう1人大事なお客様がいらっしゃいましてね。ええ。ありがとうございます。
その方は風間組の若頭で柏木さんとおっしゃっいました。
初めていらしたのは風間さんの紹介でした。いかにも人に良さそうな青年という感じでしたが、一度キレると止められないガキでね。
あれには風間さんも苦労してたよ。
あの世界は面子が大事ですからね。今じゃインテリ系とか言うんですか、カタギ風の方も増えましたけど、特に当時はまず容姿で舐められちゃいけない。彼も随分気にしてました。
相談しましてね。剃り込みを入れたんです。そしたら後で眉も剃ってるもんだから、かなり気合い入ってるなと思いましたよ。
635そうそう、まだお時間ありますか?もう1人大事なお客様がいらっしゃいましてね。ええ。ありがとうございます。
その方は風間組の若頭で柏木さんとおっしゃっいました。
初めていらしたのは風間さんの紹介でした。いかにも人に良さそうな青年という感じでしたが、一度キレると止められないガキでね。
あれには風間さんも苦労してたよ。
あの世界は面子が大事ですからね。今じゃインテリ系とか言うんですか、カタギ風の方も増えましたけど、特に当時はまず容姿で舐められちゃいけない。彼も随分気にしてました。
相談しましてね。剃り込みを入れたんです。そしたら後で眉も剃ってるもんだから、かなり気合い入ってるなと思いましたよ。
じゅん
SPOILER【4:18:27あたりからの流れ】ここのひよニキのロールがはちゃめちゃ好き~台本ないのが信じられない天才の所業👏👏👏告ぐは特にずーーーっとロールが楽しいし、PL音声でニコニコしてしまう😊(2枚目、PLセリフはタイミングズレあります⚠️)カッコいい男が不憫なの性癖、ありがとう🐸くん
追記、スタンプありがとうございます。スタンプで👏面白い…w思う存分、柏手👏してってください! 3
いはら
MAIKING神室町の床屋。0後真が髪を切るなんてことはない話。仄めかし程度の柏※モブ店長出てきます
神室町の床屋1おいぼれの話ですからね。全部まに受けちゃいけませんよ。
うーん、何でも良いから印象に残っているエピソードねぇ。まぁ、場所が場所だから。真っ当にやってる床屋よりはあると思うよ。
そうだねぇ、あのお客さんが初めて来たのはバブルの終わりの頃……年末だったかな……
ーーーーーー
「いらっしゃい」
開店と同時に長身の男が入ってきた。その男は、左目に眼帯をつけ、長い髪を後ろで括っていた。着崩したタキシードは生地が摩耗しており、よく見ると肌には無数の傷やあざが見えた。
神室町に店を構えている以上、客の中には訳ありの人間も多い。私はいつもと変わらずに男を迎えた。
「いらっしゃいませ」
「髪切りたいんやけど、いま頼めるか?」
「ええ、大丈夫ですよ。こちらへどうぞ」
1503うーん、何でも良いから印象に残っているエピソードねぇ。まぁ、場所が場所だから。真っ当にやってる床屋よりはあると思うよ。
そうだねぇ、あのお客さんが初めて来たのはバブルの終わりの頃……年末だったかな……
ーーーーーー
「いらっしゃい」
開店と同時に長身の男が入ってきた。その男は、左目に眼帯をつけ、長い髪を後ろで括っていた。着崩したタキシードは生地が摩耗しており、よく見ると肌には無数の傷やあざが見えた。
神室町に店を構えている以上、客の中には訳ありの人間も多い。私はいつもと変わらずに男を迎えた。
「いらっしゃいませ」
「髪切りたいんやけど、いま頼めるか?」
「ええ、大丈夫ですよ。こちらへどうぞ」
いはら
MOURNING真を起こさないように腕枕を1ミリずつ引き抜く柏のなんてことのないお話。時系列は2と3の間黒ひげ危機一髪顔に一文字の傷をこさえた男は柏木といった。
東城会直系風間組二代目組長であり、構成員3万人いる東城会の若頭を務めている。トップの会長はまだ若く、彼が助言をしている面も多い。本人は口外はしないが、実質的に関東で最も力を持つヤクザである。
表向きは穏健派として通っているが、裏では少し簡単には言えないシノギをいくつか請け負っているらしい。仕事は徹底的にやらせるようにしており、今まで闇が明るみになったことはない。
裏社会はもちろん、政界を始めとした各方面にも顔が利く。最早ヤクザとして力も金も全てを手に入れたといっても過言ではないだろう。
そんな柏木が今難題に直面していた……
午前2時、柏木は左腕の違和感に目を開けた。二の腕から手先にかけてひどく痺れている。原因は極めて単純、左腕に真島の頭が長時間乗っているせいであった。
1281東城会直系風間組二代目組長であり、構成員3万人いる東城会の若頭を務めている。トップの会長はまだ若く、彼が助言をしている面も多い。本人は口外はしないが、実質的に関東で最も力を持つヤクザである。
表向きは穏健派として通っているが、裏では少し簡単には言えないシノギをいくつか請け負っているらしい。仕事は徹底的にやらせるようにしており、今まで闇が明るみになったことはない。
裏社会はもちろん、政界を始めとした各方面にも顔が利く。最早ヤクザとして力も金も全てを手に入れたといっても過言ではないだろう。
そんな柏木が今難題に直面していた……
午前2時、柏木は左腕の違和感に目を開けた。二の腕から手先にかけてひどく痺れている。原因は極めて単純、左腕に真島の頭が長時間乗っているせいであった。
いはら
MOURNINGなんてことはない柏と真の会話。7柏真が新幹線間に合えダッシュします。
A Felicidade 「おい!おい真島!起きろ!!」
「ん…なんや柏木さん……」
身体を揺すられ、耳元で大声を出され、やっと真島は渋々と目を開けた。
「いま西田から、お前がそろそろ出なきゃいけねぇのに連絡がつかねぇと電話かかってきたんだよ」
「は……?あ!せやった!!」
普段は昼過ぎに新横浜駅を出れば問題ないのだが、今回は午後一で重要な会議があったのだ。
「俺もいつも通りだと思ってたからよ…」
「や、柏木さん悪くな……あー!あかん!!」
真島が壁の時計を見て叫んだ。
「うわ、お前まさか時間過ぎてたとかねぇよな」
「ちゃう、発車まで50分もない!」
「一本遅くとかできねぇのか?またはオンラインで出るとかよ」
「ギリギリ取ってしもたし、やっぱ直接顔出さなあかんし……すまん!柏木さん!」
1616「ん…なんや柏木さん……」
身体を揺すられ、耳元で大声を出され、やっと真島は渋々と目を開けた。
「いま西田から、お前がそろそろ出なきゃいけねぇのに連絡がつかねぇと電話かかってきたんだよ」
「は……?あ!せやった!!」
普段は昼過ぎに新横浜駅を出れば問題ないのだが、今回は午後一で重要な会議があったのだ。
「俺もいつも通りだと思ってたからよ…」
「や、柏木さん悪くな……あー!あかん!!」
真島が壁の時計を見て叫んだ。
「うわ、お前まさか時間過ぎてたとかねぇよな」
「ちゃう、発車まで50分もない!」
「一本遅くとかできねぇのか?またはオンラインで出るとかよ」
「ギリギリ取ってしもたし、やっぱ直接顔出さなあかんし……すまん!柏木さん!」
いはら
PROGRESS途中まで。なんてことはない柏と真の会話Les Barricades Mysterious柏木宅のダブルベットの上で真島は目を覚ました。ベッドボードに手を伸ばし、ぱしぱしと机上を叩いてスマートフォンを探る。やけに明るい画面に目を顰めながら時計を見ると、深夜2時を少し過ぎた頃であった。そういえば、眠りについた時は柏木が隣にいたはずだが、寝床は空になっている。シーツが寄った箇所に触れるとほんのり彼の体温が残っていた。
このまますぐ眠れそうにもない。水でも飲もうか。真島はしばつく右目を擦りながらふらふらとキッチンへ向かった。
寝室を出ると暗い廊下の先、リビングに近い方の扉の隙間から明かりが漏れているのが見える。光に吸い寄せられるようにそちらへ進むと、かすかにピアノの音色が聞こえてきた。珍しくクラシックを流しているようだ。
2106このまますぐ眠れそうにもない。水でも飲もうか。真島はしばつく右目を擦りながらふらふらとキッチンへ向かった。
寝室を出ると暗い廊下の先、リビングに近い方の扉の隙間から明かりが漏れているのが見える。光に吸い寄せられるようにそちらへ進むと、かすかにピアノの音色が聞こえてきた。珍しくクラシックを流しているようだ。
いはら
MOURNINGなんてことはない柏と真の会話眼球(モノローグ)「なぁ、柏木さん」
「柏木さんって好きなもん取っとくタイプなん?」そう言ってアーモンド型の右目が俺の顔を覗く。
「ほれ、それそれ」
箸先で鉄皿の中を指される。
残り少ない麺の間に半分に切られたゆで卵が浮かんでいた。
「ああ。特に意識してる訳じゃねぇが、何故か最後になっちまうな…」
「ほーん、好きなんやったらワシのやろうか?」
「いらねぇよ。ほら、麺がのびるからさっさと食っちまえ」
「なんや、可愛くないのう」
212「柏木さんって好きなもん取っとくタイプなん?」そう言ってアーモンド型の右目が俺の顔を覗く。
「ほれ、それそれ」
箸先で鉄皿の中を指される。
残り少ない麺の間に半分に切られたゆで卵が浮かんでいた。
「ああ。特に意識してる訳じゃねぇが、何故か最後になっちまうな…」
「ほーん、好きなんやったらワシのやろうか?」
「いらねぇよ。ほら、麺がのびるからさっさと食っちまえ」
「なんや、可愛くないのう」
琴音〜2023年03月まで
SPOILER10月の卓に向けて描いてる立ち絵。パスワードはいつもの通り。特にネタバレにはならないと思うけど、一応探索者を見ても大丈夫?なら『0000』・今泉 華鏡/星に至る棺
・柏木 冬希/傀逅 4
mugisen
MEMO身長差!柏木先生が一番高いです。一番カッコよく描きたいのが柏木先生なんですけどいつもうまく描けません…光くんもう数センチ高い方がいいかなと思ったけど、おにショタはやっぱ身長差も萌えなのでこの数値に決めました🤗
A_KA_KAA
DONE己の欲望を叶えるため、沼田と共に東京駅へ赴いた上越。海やルイの助けもあり多くの女性に囲まれる常磐綾、そして柏木亜苺の後に続き、彼もまた多くの女性を虜にする道を選んだ。しかし、それをよく思わない人物が1人— 13254みるくどらいば
DOODLE描いてる本人が一番、何描いてんだ…って思ってるので誰も何も言わず素通りしてくださいね…柏崎で欲情するゴミカス人間ですみません…柏崎の裸って貧弱で最高なんだろうなぁ…そこにほんのり筋肉つけてきて…大好き…やだぁもう…ほんと無理…好きすぎていやだ…いっそ、柏崎と一体化したい…どこでもいいから同化させて…
君は突然アスリートになってしまって、もう、さぁ…文字数足んねぇ…柏崎について語らせてくれ
琴音〜2023年03月まで
SPOILER9月の卓に向けて描いてる立ち絵。パスワードはいつもの通り。特にネタバレにはならないと思うけど、一応探索者を見ても大丈夫?なら『0000』・レノ/Tittle-Tattle(ロスト)
※シンタロウ=クロロミ・テーラー/アルドラの騎士は君の名を呼ぶ
・柏木 美澄/明日もまた晴れ
※立ち絵のポーズ等をBARBAさん(@ RAMUNENAPOLITAN)のお写真トレスさせて頂いてます 6
risya0705
DONE夏の柏真──で軸です!100質で約束した健全デートです!Q)で軸ってなんですか?
A)真にべた惚れでナニがでかい柏さんと調子に乗ってる真ちゃんが秋元くんと美月ちゃん並にいちゃいちゃらぶらぶしてる平和なIQのひっくい世界線です 8