公
おくすり
DONEタル鍾 より多くの時間を共有する過去にあげてたものです!ケガしたタルと手当てする先生
0219 岩盤寵愛用に非公開だったものを再公開
pass→本日の日付(4桁)とタルと先生の英語表記名一文字ずつ 7
potato_bananaz
MOURNING私は地獄に行くよね? 😭(not good japanese writing but i will try)
quite dangerous, proceed with caution 🔞
タル鍾 ♀️♂️♂️ 3
みゃみゃ
DONEgnsnのらくがきをまとめましたタル鍾、空ディル、鍾蛍、アル蛍、万蛍の要素がある絵を含んでいます
ver2.3イベや本編のネタバレもあります
何でも許せるぞ!という方向けです
少しでも楽しんで閲覧していただければ幸いです〜〜〜!!! 40
森モリィ
SPUR METartaglia's working manga was hard to read in a spread, so I'm reposting it here. I'll post additional ones here in the future.(not lovers yet.)
#tartali #タル鍾 17
lavender_queer
DONEタル鍾ワンドロワンライ「目、瞳」 あらゆる命が息を潜めた夜更けのことだった。
タルタリヤは寝台の上でぱちりと目を覚ます。窓から月の蒼白い光が射しこみ、隣の空白を照らし出している。そこには、眠る時には確かに共寝をしたはずの相手の姿がない。また夜中の璃月港でも散歩をしているのだろうか。神であることをやめ、凡人になったとは言え、元々毎夜の睡眠という人間の習慣を持たない鍾離は時たま眠る努力を放棄して、ふらりと何処かへ行ってしまう。寂しいと感じるほど、タルタリヤの思考が恋に溺れ切っているわけではないが、こんな夜更けに一体どこで何をしているのかぐらいは気になってしまう。かと言って、追いかけたり探したりしたことは一度もなかった。
喉の渇きを覚えて、タルタリヤは寝台を抜け出す。寝室を出て、台所へ向かった。両手では数えきれないほど泊まったこの家の勝手は、もうとうに知っている。暗い廊下をそろそろと進み、書斎の前にさしかかる。タルタリヤはおもむろに足を止めた。
2249タルタリヤは寝台の上でぱちりと目を覚ます。窓から月の蒼白い光が射しこみ、隣の空白を照らし出している。そこには、眠る時には確かに共寝をしたはずの相手の姿がない。また夜中の璃月港でも散歩をしているのだろうか。神であることをやめ、凡人になったとは言え、元々毎夜の睡眠という人間の習慣を持たない鍾離は時たま眠る努力を放棄して、ふらりと何処かへ行ってしまう。寂しいと感じるほど、タルタリヤの思考が恋に溺れ切っているわけではないが、こんな夜更けに一体どこで何をしているのかぐらいは気になってしまう。かと言って、追いかけたり探したりしたことは一度もなかった。
喉の渇きを覚えて、タルタリヤは寝台を抜け出す。寝室を出て、台所へ向かった。両手では数えきれないほど泊まったこの家の勝手は、もうとうに知っている。暗い廊下をそろそろと進み、書斎の前にさしかかる。タルタリヤはおもむろに足を止めた。
白流 龍
DONEタル鍾:『目、瞳』いつまでも、どうなろうとも、お前と共に。
※表現上横書き、一部読みにくい部分があります
背後から、肩を叩かれ振り向くと頬に指が刺さる。
それをけらけらと笑う久々の顔。
「任務は無事に終わったようだな」
『もさろん なんてつたつておれだからね』
「そうか」
二人で顔を会わせて笑う。
「暫くはのんびり出来そうなのか?」
『いつしゆうかんは うれつい?』
長い睫毛だ、と見ていたら返事が遅れてしまった
「…そうだな、嬉しいな。…あと、」
公子殿が持っていた筆を取り上げ、さらさらと所々に丸をつける
「ここ、間違っているぞ」
悪戯に見上げると、公子殿は一瞬はっとして河豚のようにむくれてしまった。
そしてぷい、と背中を向けて部屋に入っていってしまった。
その背中を、扉が閉まるまで眺めた後、今しがた書き留めていた冊子に目を落とす。
1125それをけらけらと笑う久々の顔。
「任務は無事に終わったようだな」
『もさろん なんてつたつておれだからね』
「そうか」
二人で顔を会わせて笑う。
「暫くはのんびり出来そうなのか?」
『いつしゆうかんは うれつい?』
長い睫毛だ、と見ていたら返事が遅れてしまった
「…そうだな、嬉しいな。…あと、」
公子殿が持っていた筆を取り上げ、さらさらと所々に丸をつける
「ここ、間違っているぞ」
悪戯に見上げると、公子殿は一瞬はっとして河豚のようにむくれてしまった。
そしてぷい、と背中を向けて部屋に入っていってしまった。
その背中を、扉が閉まるまで眺めた後、今しがた書き留めていた冊子に目を落とす。
fkm_105
DONE1月23日オンリーにて頒布予定だったレン彼タル鍾小説本の書き下ろしサンプルです姉活(兄活)をしているタル×レンタル彼氏(?)の先生の話です
レン彼タル鍾小説本の本編はR18ですが書き下ろしは全年齢です
書き下ろし「今夜19時万民堂で」 どうしたらいいと思う? フライドポテトをケチャップに潜らせながら、赤毛の男はため息をつく。本当にため息をつきたいのは俺なんだけど、なんて言ったところでこのモテ男、アヤックスにはさして効果はないことを空はよく知っていた。よくある放課後のファストフード店らしく、アヤックスを見た暇そうな女子高校生たちがキャア、と黄色い声をあげている。耳障りで仕方ない。ろくな男じゃないぞ、と冷めた目でそれを見て、空は奢られたハンバーガーに歯を立てた。
中高一貫の男子校。それでも他校の女子にモテまくったアヤックスは、バレンタインになれば校門で出待ちなんてざらで。その分トラブルも多かったな、と中等部のごく平凡な一生徒の自分と高等部の有名人、アヤックスとのひょんな出会いを思い出す。あの時も傍迷惑なストーカーもとい、他校の女子に追われているところだったはずだ。そして今回も。チラリ、と窓の外を伺えば、アヤックスに捕まった十分前と同じ影が視界の端に映る。
8150中高一貫の男子校。それでも他校の女子にモテまくったアヤックスは、バレンタインになれば校門で出待ちなんてざらで。その分トラブルも多かったな、と中等部のごく平凡な一生徒の自分と高等部の有名人、アヤックスとのひょんな出会いを思い出す。あの時も傍迷惑なストーカーもとい、他校の女子に追われているところだったはずだ。そして今回も。チラリ、と窓の外を伺えば、アヤックスに捕まった十分前と同じ影が視界の端に映る。
おじさん
DONEかわい過ぎて食べちゃいたいタル鍾 もう一度言いますがタル鍾です こういうのが好きですというだけ 悲しいことに二人ともストーリーでしか浴びてないので鍾離の性格もまだまだ理解はしてませんし公子の過去も家族構成も知りません この話の前後とかないのでただただ雰囲気をよく噛んで味わってくださいかわいそうはかわいい雨。水元素が体を包む。俺を押し倒して背に世界の涙を受けているのは、ファデュイの執行官「公子」。髪を伝い、顔を濡らす雨が、彼の涙のように目元を流れた。
「俺を……知った顔で、親みてえな顔で、笑うんじゃねえよ……。神様だから何でも知ってますってか?巫山戯ろクソッタレ!!」
胸元を乱暴に掴まれる。他者への信頼を捨てた薄暗いブルーの瞳に、怒りの炎が光を灯していた。赤く燃える瞳の中に、俺が、俺だけが映っている。
「っは……たった数回抱かれた程度で俺のオンナ面ってワケ?神様のクセに馬鹿な女みたいな態度取っちゃってさ、恥ずかしくないの?いや、もう神様、やめたんだもんね?ただの人に成り下がって、俺とおんなじ目線になりましたって?アハッ!アハハッ!良い加減にしろよ!!余計なお世話なんだよ!!俺を理解出来るはずない!!お前みたいな能天気な野郎に、俺が!!理解る訳ないんだよ!!嫌いだ、嫌いだ嫌いだ嫌いだ!!殺してやる!!お前なんか、お前……なんかァ!!」
1231「俺を……知った顔で、親みてえな顔で、笑うんじゃねえよ……。神様だから何でも知ってますってか?巫山戯ろクソッタレ!!」
胸元を乱暴に掴まれる。他者への信頼を捨てた薄暗いブルーの瞳に、怒りの炎が光を灯していた。赤く燃える瞳の中に、俺が、俺だけが映っている。
「っは……たった数回抱かれた程度で俺のオンナ面ってワケ?神様のクセに馬鹿な女みたいな態度取っちゃってさ、恥ずかしくないの?いや、もう神様、やめたんだもんね?ただの人に成り下がって、俺とおんなじ目線になりましたって?アハッ!アハハッ!良い加減にしろよ!!余計なお世話なんだよ!!俺を理解出来るはずない!!お前みたいな能天気な野郎に、俺が!!理解る訳ないんだよ!!嫌いだ、嫌いだ嫌いだ嫌いだ!!殺してやる!!お前なんか、お前……なんかァ!!」
panda_otete
MEMO初夜の翌日。ねぼすけ先生と兄力を発揮する公子のタル鍾。ヤマもオチもない、ただの幸せ。寝起きの先生が可愛い!ぱち、と人の気配で目が覚めた。
敵意も殺意もないので、たまたま眠りが浅くなった時に気がついたのだ。
良い香りがして鼻を鳴らすと、ぼやけた視界が輪郭を露わにして行く。
目の前には黒檀、それから石珀色の立派な角があった。
「ああ……俺、せんせーと結婚したんだ」
そして怒涛の初夜である。
鍾離は結婚したのだからと受け入れてくれて、初めてだろうにタルタリヤに身を任せてくれた。
前後不覚になるまで愛でられてくれた鍾離は、半仙の姿になってしまい今に至るというわけだ。
「何度見ても綺麗だし、可愛いなぁ」
最高級の陶器より滑らかな肌、絹糸の髪、所々に浮かんだ鱗と角としっぽが彼の神性を物語る。
岩元素が浮かぶ黒い腕は確かな筋肉がついていて、男らしさを感じた。
2327敵意も殺意もないので、たまたま眠りが浅くなった時に気がついたのだ。
良い香りがして鼻を鳴らすと、ぼやけた視界が輪郭を露わにして行く。
目の前には黒檀、それから石珀色の立派な角があった。
「ああ……俺、せんせーと結婚したんだ」
そして怒涛の初夜である。
鍾離は結婚したのだからと受け入れてくれて、初めてだろうにタルタリヤに身を任せてくれた。
前後不覚になるまで愛でられてくれた鍾離は、半仙の姿になってしまい今に至るというわけだ。
「何度見ても綺麗だし、可愛いなぁ」
最高級の陶器より滑らかな肌、絹糸の髪、所々に浮かんだ鱗と角としっぽが彼の神性を物語る。
岩元素が浮かぶ黒い腕は確かな筋肉がついていて、男らしさを感じた。
pinatukusi
DONE【タル鍾】ゆるふわいちゃらぶSSあたまのゆるいいちゃらぶたるしょ「公子殿…」
鍾離先生がおずおずと言った様子で甘えてくる。
あまりにも可愛い。可愛すぎてクラクラしそうだ。俺の先生は今日も可愛い。
そうして俺は、口元をゆるゆるに緩ませ、鍾離先生を受け止める。
「なぁに?先生」
「公子殿……その……」
「うん?」
「……う、うむ、なんでもないぞ」
鍾離先生が顔を真っ赤にして口篭る。石珀色の瞳をふいっと逸らして、耳まで真っ赤になってる先生が可愛い。
何がしたいかバレバレなのに、恥ずかしさが勝ってしまったようだ。そんな先生も可愛い。
「もう、どうしたのそんな可愛い顔しちゃってさ」
「かっ!?いや、これは違うのだ!」
「あー、照れてるんでしょ?ホント可愛いね〜」
「〜ッ!公子殿!」
鍾離先生がキッと睨みつけてくるけど全然怖くない。むしろもっと可愛くなるので困ってしまう。本当に可愛いなぁ。この人こんな可愛い人で大丈夫なのかな。心配になるくらいだ。
793鍾離先生がおずおずと言った様子で甘えてくる。
あまりにも可愛い。可愛すぎてクラクラしそうだ。俺の先生は今日も可愛い。
そうして俺は、口元をゆるゆるに緩ませ、鍾離先生を受け止める。
「なぁに?先生」
「公子殿……その……」
「うん?」
「……う、うむ、なんでもないぞ」
鍾離先生が顔を真っ赤にして口篭る。石珀色の瞳をふいっと逸らして、耳まで真っ赤になってる先生が可愛い。
何がしたいかバレバレなのに、恥ずかしさが勝ってしまったようだ。そんな先生も可愛い。
「もう、どうしたのそんな可愛い顔しちゃってさ」
「かっ!?いや、これは違うのだ!」
「あー、照れてるんでしょ?ホント可愛いね〜」
「〜ッ!公子殿!」
鍾離先生がキッと睨みつけてくるけど全然怖くない。むしろもっと可愛くなるので困ってしまう。本当に可愛いなぁ。この人こんな可愛い人で大丈夫なのかな。心配になるくらいだ。
lavender_queer
DONEタル鍾ワンドロワンライ「ありがとう」タルくんが先生から貰ったお箸を捨てられない話。
北国銀行の一室、タルタリヤは珍しく机に縫い付けられて仕事に励んでいた。
北国銀行はテイワット大陸の各地にその支店を持つ。そのため、派遣任務の多いファデュイの拠点としての機能も与えられ、執行官には長期の滞在をも耐えうるように立派な執務室と寝室が用意されていた。タルタリヤが慣れない書類仕事に頭を悩ませているのは、その執務室の方であった。
こんな文字の羅列と戦うのなんて、まるで自分の趣味ではない。ファデュイというスネージナヤの軍事組織に入ったのも、血の香りと極限に対峙する快楽とに彩られた戦闘に明け暮れるのが主な仕事であったからで、ペンで戦うためではない。
はあ、と何度目か分からない溜め息を吐く。くるくると指先で弄ぶだけになっていたペンを置き、泥を詰め込まれたように重くなった頭をそのまま机上に預ける。こんこん、と上質な木の扉を叩く音がしたのは、丁度その時だった。ああ、どうぞ、と休ませたばかりの頭を起こし、来訪者を招き入れた。
4322北国銀行はテイワット大陸の各地にその支店を持つ。そのため、派遣任務の多いファデュイの拠点としての機能も与えられ、執行官には長期の滞在をも耐えうるように立派な執務室と寝室が用意されていた。タルタリヤが慣れない書類仕事に頭を悩ませているのは、その執務室の方であった。
こんな文字の羅列と戦うのなんて、まるで自分の趣味ではない。ファデュイというスネージナヤの軍事組織に入ったのも、血の香りと極限に対峙する快楽とに彩られた戦闘に明け暮れるのが主な仕事であったからで、ペンで戦うためではない。
はあ、と何度目か分からない溜め息を吐く。くるくると指先で弄ぶだけになっていたペンを置き、泥を詰め込まれたように重くなった頭をそのまま机上に預ける。こんこん、と上質な木の扉を叩く音がしたのは、丁度その時だった。ああ、どうぞ、と休ませたばかりの頭を起こし、来訪者を招き入れた。