玖堂らいか@SD再燃中
DONE連載しているmti夢の一部の話ですが、今回は幕間で夢主が転校する少し前の話。mtiは出てきません。ご了承ください。※演出として医療行為に関する表現が出てきます。素人の書いたものですのでご了承ください。
幕間閑話- 幕間閑話 -
季節は8月の半ば、まだまだ秋の気配には遠そうだ。
湘北高校への2学期編入手続書類を提出した帰り、新品の制服を着て歩く。パフスリーブに襟のライン。ふわりと揺れる赤いリボンが可愛らしい。ベストも腰のラインがキュッとしていてスタイルよく見せてくれる。だれもいないのをいいことに、くるりくるりと、ステップを踏んで回ってみたり。
校則もゆるいみたいだし、ソックスはどんなのにしようかな?この長くて邪魔な髪もこの際思い切ってバッサリ切っちゃおうかな。そんなことを考えながら細い道を歩いていく。この住宅街を抜ければ駅までの近道らしい。
すると、突然男の人の慌てた声がした。
「親父!親父!しっかりしろ!親父ー!!」
8202季節は8月の半ば、まだまだ秋の気配には遠そうだ。
湘北高校への2学期編入手続書類を提出した帰り、新品の制服を着て歩く。パフスリーブに襟のライン。ふわりと揺れる赤いリボンが可愛らしい。ベストも腰のラインがキュッとしていてスタイルよく見せてくれる。だれもいないのをいいことに、くるりくるりと、ステップを踏んで回ってみたり。
校則もゆるいみたいだし、ソックスはどんなのにしようかな?この長くて邪魔な髪もこの際思い切ってバッサリ切っちゃおうかな。そんなことを考えながら細い道を歩いていく。この住宅街を抜ければ駅までの近道らしい。
すると、突然男の人の慌てた声がした。
「親父!親父!しっかりしろ!親父ー!!」
玖堂らいか@SD再燃中
DONE第三話季節は流れ、赤木達は高校三年生に進級した。
桜の花の時期は終わり、ツツジや藤の時期にさしかかる。
陵南高校での練習試合の課題を持ち帰り、気持ち新たに湘北高校バスケ部は練習に励んでいた。
「よぉし、今日の練習はここまで!」
「あざっしたっ!」
体育館中に部員たちの張りのある声が響く。
「お疲れ様でしたー!みんな頑張ったね紅白戦!」
体育館の扉付近にいた赤木晴子を始めとした見物客からパチパチと拍手が溢れる。
「桜木君、日に日に成長していくね、レイアップものにしてきてる感じするわよ!」
「さすがはハルコさん、話がわかる!!」
✿も赤木と木暮に話しかけた。
「どうにかまとまりそうでよかったね、バスケ部。」
「ああ、そうだな。宮城も退院して無事に戻ってこられたしな。」
4618桜の花の時期は終わり、ツツジや藤の時期にさしかかる。
陵南高校での練習試合の課題を持ち帰り、気持ち新たに湘北高校バスケ部は練習に励んでいた。
「よぉし、今日の練習はここまで!」
「あざっしたっ!」
体育館中に部員たちの張りのある声が響く。
「お疲れ様でしたー!みんな頑張ったね紅白戦!」
体育館の扉付近にいた赤木晴子を始めとした見物客からパチパチと拍手が溢れる。
「桜木君、日に日に成長していくね、レイアップものにしてきてる感じするわよ!」
「さすがはハルコさん、話がわかる!!」
✿も赤木と木暮に話しかけた。
「どうにかまとまりそうでよかったね、バスケ部。」
「ああ、そうだな。宮城も退院して無事に戻ってこられたしな。」
Orr_Ebi
CAN’T MAKE河田夢を書き始めたけど途中で恥ずかしくなってやめた かけねえほんと25歳河田×同郷同い年OL(デフォ名三浦ユリ)中途入社で入ったのこの会社は、立地のせいもあってか妙に合コンが多い。
港区に位置する本社勤務だ。
やれ合コンだやれ飲み会だと週末になると毎回呼ばれる。
飲み屋も多いし美味しいお店も多いのは、お酒好きとしては嬉しいのだが、いかんせん"そういう場"として用意されることが多く辟易する。
そういう場、とはつまりいい男と出会おうという場である。
正直、私はそこまで恋愛体質ではない。
ただ美味しいお酒と美味しいご飯が好きなだけだ。
その場でいい雰囲気の男がいようと、仲のいい女子がいようと別にどうでもいいのだ、正直。
でもこうして、明らかな合コンに呼ばれる。
「…初めまして、三浦です」
仕方なく挨拶する。
えーー、下の名前は〜?なんて、1番端の1番うるさい男が無駄な煽りを入れてくる。
2793港区に位置する本社勤務だ。
やれ合コンだやれ飲み会だと週末になると毎回呼ばれる。
飲み屋も多いし美味しいお店も多いのは、お酒好きとしては嬉しいのだが、いかんせん"そういう場"として用意されることが多く辟易する。
そういう場、とはつまりいい男と出会おうという場である。
正直、私はそこまで恋愛体質ではない。
ただ美味しいお酒と美味しいご飯が好きなだけだ。
その場でいい雰囲気の男がいようと、仲のいい女子がいようと別にどうでもいいのだ、正直。
でもこうして、明らかな合コンに呼ばれる。
「…初めまして、三浦です」
仕方なく挨拶する。
えーー、下の名前は〜?なんて、1番端の1番うるさい男が無駄な煽りを入れてくる。
まこりん
PROGRESS流川くん夢/夢主は水泳部水着でのえっちなやつ!みたいな話になって、はいはい夏だし書きますか・・・!ってなったものの思ったよりちゃんと?書きたくなって肝心のえっちな部分がまだ進んでなくてすみません・・・の進捗です。 10
tsuki_otri
DOODLEhttps://twitter.com/tsuki_otri/status/1618235386236669952?s=61&t=hHochHR0eglYpDN7phl1zg☝️のrkwスキンシップの回収です
思いついたらまた追加するかも
スキンシップのネタ送ってくださったマロ主さんありがとうございます💫
⚠︎夢主顔ありセリフあり 3
oreno_yume8de
DONE別のク/ラ/スの子に片/想/い/中のmygくん。名/前なしです。
#SD夢 #SDプラス
今日も可愛いをご馳走さま今の時刻は四時限目の半ば。
何度聞いても睡眠要因にしかならない英語の授業に宮城リョータは小さく欠伸をした。
早く終わらねーかな。
そんな事を考えながら、三時限目から鳴り出しているお腹を擦った。
そして、昼食を共にしようと約束している〝あの子〟と何を話そうかと胸を高鳴らせる。絶賛片想い中の相手である彼女は今まで告白してきた子とは少し違い、ぽやんとした子だ。
それはつまり、どんな子なのだと聞かれても、ぽやんとした子と表現する事が一番しっくりくるのだから、これ以上は語れないと宮城は自分の中で頷いた。
──しかし、しいて言うならと問われれば間違いなく可愛い子。見ていると心がむず痒くなるくらい可愛い。目に入れても痛くないという言葉もあるが、目に入れたら可愛さで痛いかもしれない。やばい。あの子が可愛すぎる。
3220何度聞いても睡眠要因にしかならない英語の授業に宮城リョータは小さく欠伸をした。
早く終わらねーかな。
そんな事を考えながら、三時限目から鳴り出しているお腹を擦った。
そして、昼食を共にしようと約束している〝あの子〟と何を話そうかと胸を高鳴らせる。絶賛片想い中の相手である彼女は今まで告白してきた子とは少し違い、ぽやんとした子だ。
それはつまり、どんな子なのだと聞かれても、ぽやんとした子と表現する事が一番しっくりくるのだから、これ以上は語れないと宮城は自分の中で頷いた。
──しかし、しいて言うならと問われれば間違いなく可愛い子。見ていると心がむず痒くなるくらい可愛い。目に入れても痛くないという言葉もあるが、目に入れたら可愛さで痛いかもしれない。やばい。あの子が可愛すぎる。
ならん
DONE桜木花道に恋した友達を応援していたら、水戸洋平に落ちる話気付いたときには落ちている 同じ学年でも、別のクラスにやってくると、落ち着かない気持ちになるのは何故なのだろう。
着いてきてと頼まれて、他クラスの教室の前までやってきた。入口のところで中を覗き、目的の人物を探す。
「いる?」
「いない」
「あれ、どこ行っちゃったんだろね。トイレとか?」
「うーん、どうだろ……」
出直した方がいいかな、と友達がつぶやいた。私は、もう一度教室の中を見回し、目立つ赤い坊主頭がないのを確認すると、「もうちょっとなら、時間あると思うけど」と返す。
友達の手には、真っ赤なラッピングの施された手のひらサイズの箱がある。中身は言わずもがな、チョコレートだ。
授業と授業の合間の短い休み時間。このタイミングなら、勢いで渡せる気がするという友達に半ば引き摺られるようにして、私はここまでやってきていた。
5526着いてきてと頼まれて、他クラスの教室の前までやってきた。入口のところで中を覗き、目的の人物を探す。
「いる?」
「いない」
「あれ、どこ行っちゃったんだろね。トイレとか?」
「うーん、どうだろ……」
出直した方がいいかな、と友達がつぶやいた。私は、もう一度教室の中を見回し、目立つ赤い坊主頭がないのを確認すると、「もうちょっとなら、時間あると思うけど」と返す。
友達の手には、真っ赤なラッピングの施された手のひらサイズの箱がある。中身は言わずもがな、チョコレートだ。
授業と授業の合間の短い休み時間。このタイミングなら、勢いで渡せる気がするという友達に半ば引き摺られるようにして、私はここまでやってきていた。
tsuki_otri
DOODLE物理的に好きな子を捕まえるSD男子⚠︎夢主の顔とセリフありVer.
以下あんまり絵に関係ないコメント
ミヤギ
→恋人って関係になってからたくさんスキンシップ取ってきそう
ミツイ
→仲良くなると男女問わず年齢問わずグイグイくる(恋愛感情ナシ)し、そもそも1回会話したら友だちって思ってるかもしれないコミュ強
ルカワ
→自分は夢主の世話をしてる(構ってやってる)つもりだけど実は逆だよ 3
玖堂らいか@SD再燃中
MOURNING顔有夢主の三井夢絵しかありません!!ご注意ください!中学時代の三井もいます。夢主は三井と同級生かつ武石中女バスキャプテン(高身長)の設定で同一人物です。
自分だけが楽しかった落書きです。ありがとう…描かせてくれてありがとう…!
あちこちでトレス素材利用させていただいています。利用元の皆様ありがとうございます!
もっと描きたい…!(心の叫び) 8
kyokyokyo_oekk
DONE放課後起されたい気持ちで描きましたが、励ましてる姿にも見えるなと…甘やかしてくれ水戸洋平…😂
ここ一週間でスラムダンクのアニメを一気見しました🏀
水戸洋平…あんたは罪深いよ…本当に高校1年生かい…???
推しは水戸と牧さんです🙋
ならん
DONE三井寿に「オレにしとけよ」って言われる話恋の終わり その恋がはじまったのは、中学のとき。それからずっと、私はその人を見てきた。本当に、ずっと。
だから、言われなくたって知っていた。彼には私と出会う前から、心の中に一人、決めた人がいる。その子と再会して、あっという間に燃え上がったのだって、見ていたら分かった。
その途端、私は理解する。あの熱が、私に向けられることは、ないのだと。
「オレにしとけよ」
彩子ちゃんを家まで送っていくのだと、足取り軽く体育館を出ていった彼を見送った私の頭上から、そんな言葉が降ってきた。思わず「は?」とこぼしつつ見上げると、そこには耳を赤くした三井先輩がいる。
「『は?』ってお前、そりゃねーだろ……」
「だっていきなり……なんなんですか」
3570だから、言われなくたって知っていた。彼には私と出会う前から、心の中に一人、決めた人がいる。その子と再会して、あっという間に燃え上がったのだって、見ていたら分かった。
その途端、私は理解する。あの熱が、私に向けられることは、ないのだと。
「オレにしとけよ」
彩子ちゃんを家まで送っていくのだと、足取り軽く体育館を出ていった彼を見送った私の頭上から、そんな言葉が降ってきた。思わず「は?」とこぼしつつ見上げると、そこには耳を赤くした三井先輩がいる。
「『は?』ってお前、そりゃねーだろ……」
「だっていきなり……なんなんですか」
ならん
DONE沢北の夢お隣さんで幼馴染な女の子と沢北の話
幼馴染 その家からは、いつもバスケットボールの音がした。
私は、その家のいわゆるお隣さんで、朝から晩までボールの音がするのを聞いていた。まあ、お隣さんと言っても距離はそこそこ離れているし、木やらなんやらのおかげでそれほど気にならない。
私の部屋の窓からは、その家のバスケットゴールが見える。私は、毎日飽きもせず、父親とバスケをしている彼のことをずっと見ていた。負けてばかりで、何がそんなに彼を突き動かすのだろうと、不思議だった。
ただ、いくら家が近所だとはいえ、仲がよかったのかどうかと言われると素直に頷けない。何故なら、引っ越してきてばかりのころの彼は、バスケ部の先輩たちとの折り合いが悪く、クラスメイト達からも遠巻きにされていたからだ。
9292私は、その家のいわゆるお隣さんで、朝から晩までボールの音がするのを聞いていた。まあ、お隣さんと言っても距離はそこそこ離れているし、木やらなんやらのおかげでそれほど気にならない。
私の部屋の窓からは、その家のバスケットゴールが見える。私は、毎日飽きもせず、父親とバスケをしている彼のことをずっと見ていた。負けてばかりで、何がそんなに彼を突き動かすのだろうと、不思議だった。
ただ、いくら家が近所だとはいえ、仲がよかったのかどうかと言われると素直に頷けない。何故なら、引っ越してきてばかりのころの彼は、バスケ部の先輩たちとの折り合いが悪く、クラスメイト達からも遠巻きにされていたからだ。
ならん
DONE仙道さんの夢出会うところから恋に落ちるまで
はじまり 水族館だという建物の前を通り過ぎ、海の家が立ち並ぶ間を縫うように抜けると、目の前には海が広がっていた。砂浜にスニーカーが埋まる。鼻をつく磯の匂い。そういえば、この匂いがするのは美味しい魚介が取れる場所だけなのだとか。
季節外れの海に、人気はほとんどなかった。きっと夏になれば、この砂浜はカラフルな水着を身に着けた人々で埋まるのだろう。
私は風に髪が乱されるのを手櫛で押さえながら、のんびり海の方へ歩いて行った。途中から、靴は脱いで手に持つことにして、砂の感触を楽しむ。海は思ったより青くなかった。けれど、南国の海というわけではないのだから、仕方のないことなのだろう。
波際まで辿り着く。私は寄せては引いていく波を興味深く眺めつつ、ギリギリ濡れないところを撫でるようにして、さらに足を進めていった。目的地は先ほど目に入った赤いなにかだ。
7665季節外れの海に、人気はほとんどなかった。きっと夏になれば、この砂浜はカラフルな水着を身に着けた人々で埋まるのだろう。
私は風に髪が乱されるのを手櫛で押さえながら、のんびり海の方へ歩いて行った。途中から、靴は脱いで手に持つことにして、砂の感触を楽しむ。海は思ったより青くなかった。けれど、南国の海というわけではないのだから、仕方のないことなのだろう。
波際まで辿り着く。私は寄せては引いていく波を興味深く眺めつつ、ギリギリ濡れないところを撫でるようにして、さらに足を進めていった。目的地は先ほど目に入った赤いなにかだ。