肴飯のポイ箱
DONEkbdnワンドロお題「待ち合わせ」
2人の待ち合わせといったらここだろうなという話。ちょっとだけSF(少し不思議)な話です。
※チャンピオン時代
※ゲストはピンク師匠
あの場所で待ってる歴史ある石畳、重厚な建物が連なる街並み。その真ん中に聳え立つ大きな龍が翼を広げたような建物が夜の帷が降りた中でも存在感を放っている。
「あれ?ここどこだ。」
そんな歴史ある街並みを見回しながら、ダンデはポツンと1人、いつの間にか暗い街の片隅で立ち尽くしていた。
「何してたんだっけ。」
腰部分を触るが、そこには何も無い。
「なんだっけ…なにか大切なものがここにあったような。」
周りをもう一度見回すが、ここがナックルシティであることしか分からない。そして、夜になっているとはいえ街から人の気配や生活音が全く聞こえない。
とりあえず歩き出そうと足を踏み出すと、何かを踏みつけてグッと首が引っ張られる。
「うわっ!?なんだ?あれ、俺マントなんて着けてたのか。」
3830「あれ?ここどこだ。」
そんな歴史ある街並みを見回しながら、ダンデはポツンと1人、いつの間にか暗い街の片隅で立ち尽くしていた。
「何してたんだっけ。」
腰部分を触るが、そこには何も無い。
「なんだっけ…なにか大切なものがここにあったような。」
周りをもう一度見回すが、ここがナックルシティであることしか分からない。そして、夜になっているとはいえ街から人の気配や生活音が全く聞こえない。
とりあえず歩き出そうと足を踏み出すと、何かを踏みつけてグッと首が引っ張られる。
「うわっ!?なんだ?あれ、俺マントなんて着けてたのか。」
肴飯のポイ箱
DONEワンドロお題「疲労困憊」※ポメガバースネタ
※kbn視点で一人称が「オレ」
※イズオーバー後一年目
※kbn(→←)dnd(互いに無自覚これからキダになる)
実は意識はしっかりあります※キャプ読了後推奨
気温がぐっと下がり、世間は年末進行真っ只中。勿論ここ、ナックルジムも世間と同じ様に業務の締め作業に終われていたが、元々歴史あるジムだ。業務もマニュアルがしっかりしているし、土地柄挨拶に行かねばならない場所も多いがそれも例年決まっている。今年は緊急要請も無く、忙しさはあれどしっかりと予定通りの日にちに仕事を納め、ジムの戸締りをトレーナー達と分担して行い、最後に一年のお礼の言葉をスタッフ達に伝えつつ、街の老舗お菓子店にこっそり注文しておいた焼き菓子のギフトを配る。皆最初は恐縮しつつも、最後は顔を綻ばせながら受け取って貰えたので準備して本当に良かったと思う。
明日はいよいよカウントダウン。今年もライバルであり、友人でもあるダンデと一緒にあいつのマンションから年越し花火を見る予定だ。あいつがチャンピオンになってから2年目位に始まったこの恒例行事も、とうとう片手では数え切れないほどの回数となる。
3688気温がぐっと下がり、世間は年末進行真っ只中。勿論ここ、ナックルジムも世間と同じ様に業務の締め作業に終われていたが、元々歴史あるジムだ。業務もマニュアルがしっかりしているし、土地柄挨拶に行かねばならない場所も多いがそれも例年決まっている。今年は緊急要請も無く、忙しさはあれどしっかりと予定通りの日にちに仕事を納め、ジムの戸締りをトレーナー達と分担して行い、最後に一年のお礼の言葉をスタッフ達に伝えつつ、街の老舗お菓子店にこっそり注文しておいた焼き菓子のギフトを配る。皆最初は恐縮しつつも、最後は顔を綻ばせながら受け取って貰えたので準備して本当に良かったと思う。
明日はいよいよカウントダウン。今年もライバルであり、友人でもあるダンデと一緒にあいつのマンションから年越し花火を見る予定だ。あいつがチャンピオンになってから2年目位に始まったこの恒例行事も、とうとう片手では数え切れないほどの回数となる。
肴飯のポイ箱
DONE※ダンデさんの父親について捏造しています。※チャンピオン時代の恋人設定な2人です。
※簡単に言うと隠し事があるダンデさんと、それを受け止めつつ「それぇーい!」ってBIG愛で包んでくれるキバナさんの話です。
愛してる「そういえば、君は俺に『愛してる』とは言ってこないよな。」
そう昼下がりのカフェで俺が呟いた言葉に、可愛らしくヌメラの顔がラテアートされたコーヒーを彼のロトムと一緒にあーでもないこーでもないと言い合いながら写真に収めていたキバナは、キョトンとした顔でこちらに顔を向けてきた。
「え、だってお前『愛してる』って言葉嫌いじゃん。」
「。」
想定してなかった返しに思わず手に持っていたティーカップを取り落としてしまった。もうほとんど飲み終えてはいたが、残っていた液体が今日着てきたお気に入りのカットシャツに染み込んでいくのが分かるが、それどころでは無い。
いや、なんで。どうして。
冷や汗が背中を伝い、心臓がバクバクと音を立て始める。
3428そう昼下がりのカフェで俺が呟いた言葉に、可愛らしくヌメラの顔がラテアートされたコーヒーを彼のロトムと一緒にあーでもないこーでもないと言い合いながら写真に収めていたキバナは、キョトンとした顔でこちらに顔を向けてきた。
「え、だってお前『愛してる』って言葉嫌いじゃん。」
「。」
想定してなかった返しに思わず手に持っていたティーカップを取り落としてしまった。もうほとんど飲み終えてはいたが、残っていた液体が今日着てきたお気に入りのカットシャツに染み込んでいくのが分かるが、それどころでは無い。
いや、なんで。どうして。
冷や汗が背中を伝い、心臓がバクバクと音を立て始める。
肴飯のポイ箱
DONEワンドロ「髪の毛」
isオーバー後の2人。まだ新しい道に慣れていないdndと、ひたむきにそんなdndと向き合ってきたkbnの話です。
心を撫でるパチンと薪のはぜる音が、夜の帳が下りる中やけに大きく聞こえる。
その気ままに跳ねつつも、静かに燃えている焚き火をダンデはアウトドアチェアに座ってぼんやりと眺めていた。
「ダンデ。コーヒー淹れたけど飲むか。」
「ああ、貰えるか。」
ダンデはお礼を言いながらキバナから燻んだオレンジ色をしたカップを受け取る。チラリと目線をキバナの方に向けると、彼もカップに並々とコーヒーを注ぐところであった。キバナが持っているのは所々塗装が剥げた白色のカップだ。どちらもずっと子どもの頃から使い続けているので使い古された感はあるが、その一つ一つの傷やへこみを掌で撫でながら温かい飲み物を飲むこの時間がダンデはとても気に入っている。
2637その気ままに跳ねつつも、静かに燃えている焚き火をダンデはアウトドアチェアに座ってぼんやりと眺めていた。
「ダンデ。コーヒー淹れたけど飲むか。」
「ああ、貰えるか。」
ダンデはお礼を言いながらキバナから燻んだオレンジ色をしたカップを受け取る。チラリと目線をキバナの方に向けると、彼もカップに並々とコーヒーを注ぐところであった。キバナが持っているのは所々塗装が剥げた白色のカップだ。どちらもずっと子どもの頃から使い続けているので使い古された感はあるが、その一つ一つの傷やへこみを掌で撫でながら温かい飲み物を飲むこの時間がダンデはとても気に入っている。
肴飯のポイ箱
DONEkbdnワンドロ「更衣室」TIMEは1h30mover
dndがチャンピオン2年目の頃の話。kbdn未満でこれからキダになる話。最後はハピエンです。
無くした物は「今日の試合中、少しトラブルがありまして。ダンデ君、君の更衣室ロッカーの中身が荒らされたんですよ」
ショックを受けないようにだろうか、委員長からことさら優しく目線を自分に合わせながら伝えられた内容は、申し訳無いが最初は上手く理解できずに首を傾げてしまった。
「荒らされ…?」
「うーん、簡単にいうと君というチャンピオンの持ち物が欲しくて荷物を盗もうとしたって事だよ」
「それは大変だ!」
慌てて駆け出そうとしたダンデの肩を押さえながら「大丈夫、犯人は捕まえているからね」と言われてその場に留まる。
「ちょっと嫌かもしれないけれど、荷物がちゃんと全部揃っているか、無事なのか今から確認してもらうよ。無いものがあったら直ぐに警察の方に伝えてね。本当なら私も立ち会いたいんだけど……」
4699ショックを受けないようにだろうか、委員長からことさら優しく目線を自分に合わせながら伝えられた内容は、申し訳無いが最初は上手く理解できずに首を傾げてしまった。
「荒らされ…?」
「うーん、簡単にいうと君というチャンピオンの持ち物が欲しくて荷物を盗もうとしたって事だよ」
「それは大変だ!」
慌てて駆け出そうとしたダンデの肩を押さえながら「大丈夫、犯人は捕まえているからね」と言われてその場に留まる。
「ちょっと嫌かもしれないけれど、荷物がちゃんと全部揃っているか、無事なのか今から確認してもらうよ。無いものがあったら直ぐに警察の方に伝えてね。本当なら私も立ち会いたいんだけど……」
mg_kd_Pichouse
PAST・前回のオンイベ(2022/09)無配 初めての飲酒 2P・1/8大阪イベント無配 閑話 6P
※オリジナルモブがいます。
※一応年齢制限なしですが、軽く最中描写があります。 8
川の落描き帳
TRAINING🧜♀なダのキバダンPKの世界とは異なるところで異種族が普通にいて、普通に結婚できる世界だとふんわり感じてください…。
拾った人魚ちゃんは将来王様になるのが確実な強い雄だけど、運命の人に愛され育てられたおかげでたくさん子供を産み育てる母になる…という展開とスリット○が好物です。 3772
mimi_ruru_241
DONEとっても優しい友だち思いのkbnくんと、そんな友人がいて幸せなdndくん。「善き友人」に少しずつ浸食されてゆくお話。
2022.5.3の無配でした。お手に取っていただき、ありがとうございました!
竜の巣づくりは掃除から「またこんなに散らかして!」
ため息とともに落ちる小さな雷。続いて始まるのは、ロトムの入った掃除機が縦横無尽に部屋を駆ける騒々しい音。すっかりお馴染みのパターンに、ダンデは「忙しくって、つい」と苦笑いした。
「そりゃ分かってるけどさァ」と言いつつも、キバナは整頓に勤しむ手を止めない。「使ったものを元に戻すくらいはできるだろ?」
「なんだか面倒なんだよなあ」
「そんなんじゃ、すぐに物が失くなっちまうだろ」
「どの辺りに置いたかは、ちゃんと覚えてるぜ!」
ほら! とダンデは積み上がった本の隙間から、エアコンのリモコンを取り出した。既に電池が切れかかっているそれを、あまりにも誇らしげに掲げているので、キバナは再びため息をついた。
7767ため息とともに落ちる小さな雷。続いて始まるのは、ロトムの入った掃除機が縦横無尽に部屋を駆ける騒々しい音。すっかりお馴染みのパターンに、ダンデは「忙しくって、つい」と苦笑いした。
「そりゃ分かってるけどさァ」と言いつつも、キバナは整頓に勤しむ手を止めない。「使ったものを元に戻すくらいはできるだろ?」
「なんだか面倒なんだよなあ」
「そんなんじゃ、すぐに物が失くなっちまうだろ」
「どの辺りに置いたかは、ちゃんと覚えてるぜ!」
ほら! とダンデは積み上がった本の隙間から、エアコンのリモコンを取り出した。既に電池が切れかかっているそれを、あまりにも誇らしげに掲げているので、キバナは再びため息をついた。
しばいぬ酒
DONE『Long long journey』全11P未知の物を追って旅するキバダン。全年齢セリフなしサイレント漫画です。
素敵な企画ありがとうございます!
#旅KD #kbdn #キバダン 11