藤の葉の裏
MOURNING【杏千♀】トレス素材お借りしました(ちょっと改変しました)
この乳の出具合ならtkbも出てなきゃおかしいけど、もうちょっとで出ちゃいそうなかんじがいいかなって思って…。でも着物の端にtkbピョコンと乗っかってふわ~お♡なかんじでも良かったかもしれません🍼でへへ
LOVE_ROSE_MEE
DONE実はどんな話にしようか忘れてしまって頓挫してた寝取られ2です。新しく浮かんだので忘れない内にと書き上げました。2日間クオリティですのでご了承下さい。【注意】
兄上が他の人を想う表現があります。
千くんの片想いから始まる、ちょっと特殊性癖なお話です。えっちなシーンはほぼ無いけど、そんな表現もあるのでR18です。タイトルで察して下さい。珍しくハピエン…な筈 4634
桜庭🌸
DONE杏千 / 大正軸かまぼこもちょこっと
⚠原作通り、兄上が任務で亡くなる描写があります
劇場版公開3周年、そしてせんじゅろの日、おめでとうございます~~~🥳✨
兄上が無限列車に乗る直前に、夜空を見上げて過ごした二人のお話です。
黎明に消ゆポラリス「走る列車から、見えるだろうか」
まるで別人のような声色だった。熱い胸板の前でぎゅっと腕を組むその男には似つかわしくない、祈りのようなことば。窓ガラスに、じっと暗闇を見つめる真剣な表情が映る。「この話はこれでおしまいだな」と言われた手前、炭治郎はき返すのを躊躇した。汚い高音と獣の鳴き声のように雄々しい二人の同朋をちらりと見やる。声をかき消した二人の口論より、炭治郎は炎のような男と向き合うことを決めた。
「煉獄さん。今、何と?」
「うむ。走る列車から、見えるだろうかと」
「鬼ですか?」
つい、隠した刀に手が伸びる。しかしすぐに、その答えが見当違いなことに気づく。鬼は車両内に現れるはずなのだ。それ以上の答えが出るはずもなく、「熱心だな。関心、関心」と言った切、再び車窓を覗き始めた煉獄の視線をたどるよりほかなかった。
3475まるで別人のような声色だった。熱い胸板の前でぎゅっと腕を組むその男には似つかわしくない、祈りのようなことば。窓ガラスに、じっと暗闇を見つめる真剣な表情が映る。「この話はこれでおしまいだな」と言われた手前、炭治郎はき返すのを躊躇した。汚い高音と獣の鳴き声のように雄々しい二人の同朋をちらりと見やる。声をかき消した二人の口論より、炭治郎は炎のような男と向き合うことを決めた。
「煉獄さん。今、何と?」
「うむ。走る列車から、見えるだろうかと」
「鬼ですか?」
つい、隠した刀に手が伸びる。しかしすぐに、その答えが見当違いなことに気づく。鬼は車両内に現れるはずなのだ。それ以上の答えが出るはずもなく、「熱心だな。関心、関心」と言った切、再び車窓を覗き始めた煉獄の視線をたどるよりほかなかった。
こみや
DONEせんずろくんグッズがなかなか出ないのは、兄上の許可がおりてないからっていうふざけた話です
「さらなる商品化? 駄目だ」
夏の爽やかな風も思わず声を潜める拒否が隠たちに突きつけられた。現炎柱である煉獄杏寿郎のものだ。普段多忙で捕まらない彼を休暇中の生家まで追いかけてきてまだ五分と経っていなかった。
だがここで左様ですかと引き下がるつもりなら、わざわざ休暇先まで追いかけてきてはいない。隠には隠なりの理由もあるのだ。――この炎柱の愛弟、煉獄千寿郎にまつわるものである。
鬼殺隊ではこの頃、隊や隊士になぞらえた様々な商品を作っている。例えば食器をはじめ日常品、服装品、果てには手のひらにすっぽり収まる愛らしいぬいぐるみまで。
だが鬼殺隊は政府ですら非公認の集団であり、その存在と意義を知る一般人も決して多くはない。よって商品も一般には流通しておらず手に取るのは主に隊士たちとその家族、関係各所などに限られるが、売り上げはそれなりに上々ではあった。始めの触れ込みもまたそうさせた。鬼の被害に遭った市井の人々が、再び心と体の平穏を取り戻していく資金の足しとするのが目的なのだ。
3721夏の爽やかな風も思わず声を潜める拒否が隠たちに突きつけられた。現炎柱である煉獄杏寿郎のものだ。普段多忙で捕まらない彼を休暇中の生家まで追いかけてきてまだ五分と経っていなかった。
だがここで左様ですかと引き下がるつもりなら、わざわざ休暇先まで追いかけてきてはいない。隠には隠なりの理由もあるのだ。――この炎柱の愛弟、煉獄千寿郎にまつわるものである。
鬼殺隊ではこの頃、隊や隊士になぞらえた様々な商品を作っている。例えば食器をはじめ日常品、服装品、果てには手のひらにすっぽり収まる愛らしいぬいぐるみまで。
だが鬼殺隊は政府ですら非公認の集団であり、その存在と意義を知る一般人も決して多くはない。よって商品も一般には流通しておらず手に取るのは主に隊士たちとその家族、関係各所などに限られるが、売り上げはそれなりに上々ではあった。始めの触れ込みもまたそうさせた。鬼の被害に遭った市井の人々が、再び心と体の平穏を取り戻していく資金の足しとするのが目的なのだ。
ki_m426
DONEリクエストありがとうございました✨転生して兄弟じゃない2人で兄だけ記憶があるお話+アイドルパロ
来世は他人だった 見間違いではなかった。髪は短いし、ファッションもパーカーにジーンズと些か過去のイメージと異なるものではあったが、その姿は確かに千寿郎そのものだった。歌う青年の傍ら、俯き気味にアコースティックギターを鳴らす。オリジナルの楽曲なのだろうか、聴いたことがないそれはどこかロック調で、本当はエレキギターを掻き鳴らしたいのではないかと思った。
出張先、いつもと違う街、いつもと違う駅。偶然に偶然が重なって訪れたこの駅前に、前世で俺の弟だったあの子がいた。
「あっ、お久しぶりです」
左手を軽く振れば千寿郎も応えるように小さく手を振ってくれる。一人千円、少ないだろうがあまり多く入れても畏まってしまうからと、俺は二人の前に置かれたギターケース二千円を入れた。そうすれば視界の端で俺を捉えた千寿郎の目が細くなる。それからは、少し離れたところで二人の演奏を見守った。
9202出張先、いつもと違う街、いつもと違う駅。偶然に偶然が重なって訪れたこの駅前に、前世で俺の弟だったあの子がいた。
「あっ、お久しぶりです」
左手を軽く振れば千寿郎も応えるように小さく手を振ってくれる。一人千円、少ないだろうがあまり多く入れても畏まってしまうからと、俺は二人の前に置かれたギターケース二千円を入れた。そうすれば視界の端で俺を捉えた千寿郎の目が細くなる。それからは、少し離れたところで二人の演奏を見守った。
sena
REHABILIなんか短い話を書きたくて、ちょっと書いてみた。兄上を膝枕しながら、ゆらゆら団扇で扇いであげる千くんがテーマ。なんか最後が不穏なのは性癖です。
夏の嘘つき近年稀にみる猛暑に見舞われた、七月某日。打ち水など一瞬で干上がりそうな日差しの中、俺は”特等席”で涼をとっていた。
「お隣の斉藤さんも、先日倒れたそうで」
眩しいほどの日差しが照り付ける庭の、縁側にて。ゆるりと団扇を扇ぐ千寿郎が、兄上も気を付けてくださいね、なんて気遣わしげに告げる。その言葉は、そのままお前に返そう。ついそんな言葉が口をつきかけたが、何とか踏みとどまる。弟の膝を枕にしている身分では、どうも説得力に欠けるのだ。結局、兄の威厳を取り戻す間もなく、千寿郎は小さな子どもに言い聞かせるように笑った。
「それにしても、外での鍛錬も程々にして下さいね」
「…うむ」
「兄上、暑いの苦手なんですから」
そうでしょう?と同意を求める声に、曖昧に頷く。すると機嫌をよくした千寿郎が、団扇を扇ぐ手を止めないまま、俺の額に滲む汗を拭ってくれる。いつから用意していたのか、水を含んだ手拭いはひんやりと冷たくて。その気持ちよさに、俺は目を閉じた。
1495「お隣の斉藤さんも、先日倒れたそうで」
眩しいほどの日差しが照り付ける庭の、縁側にて。ゆるりと団扇を扇ぐ千寿郎が、兄上も気を付けてくださいね、なんて気遣わしげに告げる。その言葉は、そのままお前に返そう。ついそんな言葉が口をつきかけたが、何とか踏みとどまる。弟の膝を枕にしている身分では、どうも説得力に欠けるのだ。結局、兄の威厳を取り戻す間もなく、千寿郎は小さな子どもに言い聞かせるように笑った。
「それにしても、外での鍛錬も程々にして下さいね」
「…うむ」
「兄上、暑いの苦手なんですから」
そうでしょう?と同意を求める声に、曖昧に頷く。すると機嫌をよくした千寿郎が、団扇を扇ぐ手を止めないまま、俺の額に滲む汗を拭ってくれる。いつから用意していたのか、水を含んだ手拭いはひんやりと冷たくて。その気持ちよさに、俺は目を閉じた。
ki_m426
PROGRESSお題箱より、遅くてすみません。転生して兄弟じゃない二人で兄だけ記憶がある+アイドルパロ
です。完成までは今しばらくお待ちください。
来世は他人だった 見間違いではなかった。髪は短いし、ファッションもパーカーにジーンズと些か過去のイメージと異なるものではあったが、その姿は確かに千寿郎そのものだった。歌う青年の傍ら、俯き気味にアコースティックギターを鳴らす。オリジナルの楽曲なのだろうか、聴いたことがないそれはどこかロック調で、本当はエレキギターを掻き鳴らしたいのではないかと思った。
出張先、いつもと違う街、いつもと違う駅。偶然に偶然が重なって訪れたこの駅前に、前世で俺の弟だったあの子がいた。
「あっ、お久しぶりです」
左手を軽く振れば、千寿郎も応えるように小さく手を振ってくれる。俺は二人の前に置かれたギターケースに二千円を入れると、少し離れたところから演奏を見守った。
7190出張先、いつもと違う街、いつもと違う駅。偶然に偶然が重なって訪れたこの駅前に、前世で俺の弟だったあの子がいた。
「あっ、お久しぶりです」
左手を軽く振れば、千寿郎も応えるように小さく手を振ってくれる。俺は二人の前に置かれたギターケースに二千円を入れると、少し離れたところから演奏を見守った。
chīsuke213
DONE🧹ニョタ♀閲i覧注i意⚠💦🧹あっ!
あに🔥うぇ!
起きたら胸が🍡寺さんみたいになってましたッ!どぉしましょう!?…やわっ…らか…アッ💕
🔥むッ!!!?とりあえず!下から揉むのやめなさいッ!?
みたいな、落書き…
ひかわ
DONE第一回お題「キス」をお借りしました。#杏千版ドロライ
キスの日 恋文の日
現代杏千
キス文字が書かれた面を伏せた淡黄蘗色の和紙の裏側に、紫色の小さな花を並べる。圧力を掛けらて水分が抜けた花は、庭に咲いていた時の立体感は失くしたが、平面状になっても咲いたままの姿を残していた。
100円ショップで購入したラミネートフィルムに和紙を挟んでから空気を抜き、パンチで開けた穴に赤いリボンを通す。
「兄上…」
思いを込めて愛しい名を呼び、文字に唇を寄せた。
これは決して気付かれてはいけない恋心。
◇◇◇
夕方まで降り続いていた雨は、杏寿郎が帰宅する頃には止んでいた。
「千寿郎は大丈夫だったか?」
ダイニングで一人、遅い夕食を摂る杏寿郎の椀におかわりの味噌汁をよそう千寿郎は、元々の下がり眉を更に下降させる。
「俺が帰る時にはまだ降っていたので、足元がびしょ濡れになりました」
4990100円ショップで購入したラミネートフィルムに和紙を挟んでから空気を抜き、パンチで開けた穴に赤いリボンを通す。
「兄上…」
思いを込めて愛しい名を呼び、文字に唇を寄せた。
これは決して気付かれてはいけない恋心。
◇◇◇
夕方まで降り続いていた雨は、杏寿郎が帰宅する頃には止んでいた。
「千寿郎は大丈夫だったか?」
ダイニングで一人、遅い夕食を摂る杏寿郎の椀におかわりの味噌汁をよそう千寿郎は、元々の下がり眉を更に下降させる。
「俺が帰る時にはまだ降っていたので、足元がびしょ濡れになりました」
ki_m426
DONEリクエストありがとうございました😊✨ずっとこのままでいいのに 夕方から突然の雷雨と聞いて、いてもたってもいられなくなってしまった。かき込むように夕食を済ますと、傘を片手に学園まで走り出す。中程まで行ったところで一本しか持ってこなかったことに気付いたが、引き返せば手遅れになってしまうとそのまま通学路を駆けていった。
正門に着いた時には時刻は既に十九時を回っていた。もしかしてすれ違いになってしまったかと不安になったが、偶然正門から出てきた冨岡先生に兄がまだ中にいることを聞く。準備室か、居なければ職員室だ、廊下は走るなよ。そんなことを言って、冨岡先生は帰っていった。雨はまだ、降っていない。
下校時刻は過ぎているので用務員の鱗滝さんに事情を伝え、中へ。一緒に探そうかと言われたが、もう帰るだけだからと遠慮した。
2115正門に着いた時には時刻は既に十九時を回っていた。もしかしてすれ違いになってしまったかと不安になったが、偶然正門から出てきた冨岡先生に兄がまだ中にいることを聞く。準備室か、居なければ職員室だ、廊下は走るなよ。そんなことを言って、冨岡先生は帰っていった。雨はまだ、降っていない。
下校時刻は過ぎているので用務員の鱗滝さんに事情を伝え、中へ。一緒に探そうかと言われたが、もう帰るだけだからと遠慮した。
呉秋@gosyuu5
MENUうちれん5の開催期間中に、5月と6月のイベントで頒布予定の新刊のサンプルを公開します!R18作品となっておりますので、18歳未満の方は閲覧❌です。
せっかくなので長めのサンプル暫くあげますね!原稿が完成したらこちらは非公開にします✌️ 19
hiraisakura1127
PROGRESS6/25に行われる、『JUNE BRIDE FES 2023』にて頒布予定の、千寿郎千変化2より、『ロボット千寿郎』の冒頭部分を展示いたします。 1606hiraisakura1127
DONE小学生千寿郎〜教えて兄上♡(杏千)R18小説、8千字程度
【注意】
⚫︎カッコいい兄上はいません!
⚫︎色々突っ込みどころ満載
⚫︎ギャグです、何でも許せる方向け 8223
こすけ
PROGRESSうちれん5展示5月28日発行予定の杏千本、本文マンガサンプル12ページです。
現代軸・両想い同棲中・千寿郎高校1年生
全年齢対象ではありますが、キスはしますのでご注意を⚠️
実際の本はA5/40ページになります。 15
ひかわ
DONEキメ学、杏千です誤算午前の授業を終えた杏寿郎は机に置いた弁当の入った保冷バッグを開けた。
「今日は随分小せえんだな」
いつの間にか後ろに立っていた宇随の言葉に杏寿郎は「まあな」とだけ返した。分かっている。大食漢な自分が普通サイズの弁当1つでは足りないが仕方が無い。これを作ってくれただけでも有難いのだ。しかし中から出した弁当の包みを解いた手は一瞬だが止まった。
「何だそれ!?」
それは杏寿郎も同じ思いだった。
目の前には可愛らしい絵本のキャラクターの白いくまが描かれた蓋で閉じられた鮮やかなオレンジの弁当箱。
「中身は?早く!早く!」
「待ってくれ!」
急かす宇随に多少の疎ましさを感じながら杏寿郎は恐る恐る蓋を開けた。
「すっげ~っ!!」
6931「今日は随分小せえんだな」
いつの間にか後ろに立っていた宇随の言葉に杏寿郎は「まあな」とだけ返した。分かっている。大食漢な自分が普通サイズの弁当1つでは足りないが仕方が無い。これを作ってくれただけでも有難いのだ。しかし中から出した弁当の包みを解いた手は一瞬だが止まった。
「何だそれ!?」
それは杏寿郎も同じ思いだった。
目の前には可愛らしい絵本のキャラクターの白いくまが描かれた蓋で閉じられた鮮やかなオレンジの弁当箱。
「中身は?早く!早く!」
「待ってくれ!」
急かす宇随に多少の疎ましさを感じながら杏寿郎は恐る恐る蓋を開けた。
「すっげ~っ!!」
ひかわ
DONE杏千。キメ学。すれ違い片思い?
三者面談出されるプリントをこなし、予習をして単語を暗記。小テストは毎回行われ、中学3年の授業は思った以上に進みが早かった。社会科では白紙のプリントに数人でテーマに沿った話し合いの結果を書いていく。それによって論理的な考えを構築していく等、ただ覚えるだけでない授業に千寿郎は難しさと同時にやりがいを感じていた。
今迄どの教科に於いても平均点を出し、高等部への進学に大きな問題は無いと思っていた千寿郎だが、ここ最近はそれが怪しくなってきた。
余り得意ではなく共何とか付いて行った体系数学Ⅰ、Ⅱは中3になると基本問題が減り、反復して解法を身に付けていく厳しいテキストに変わった事で躓き始め、少しずつ焦りを感じていた。
数日後には三者面談を控えている。千寿郎は良くも悪くも平凡で平均だった。兄の杏寿郎に比べ目立つ事も、何かに秀でる事も無いが真面目に授業を受け、委員会の仕事もこなし、友人も居る。
4847今迄どの教科に於いても平均点を出し、高等部への進学に大きな問題は無いと思っていた千寿郎だが、ここ最近はそれが怪しくなってきた。
余り得意ではなく共何とか付いて行った体系数学Ⅰ、Ⅱは中3になると基本問題が減り、反復して解法を身に付けていく厳しいテキストに変わった事で躓き始め、少しずつ焦りを感じていた。
数日後には三者面談を控えている。千寿郎は良くも悪くも平凡で平均だった。兄の杏寿郎に比べ目立つ事も、何かに秀でる事も無いが真面目に授業を受け、委員会の仕事もこなし、友人も居る。
toratsuna1527
PASTうちれん5開催祝!うちれん4(開催日10/22)で用意したネップリ用漫画を未収納でしたので公開させて頂きます。
もちろん杏千❤2枚漫画ですがいちゃいちゃさせてます🥰
pass:うちれん4開催日(4ケタ) 4
ashins_AS
PAST第36回のお題『大嫌い』お借りします。秋の🍁話です。
#杏千版ドロライ
秋の初め頃に ※大正軸
※杏(→)←千
いつからかわからない、散る枯れ葉は彼が一番嫌いな景色になった。
少年は隊服を着てる男の背中を見つめ、静かに部屋の隅に立っていた。両手には綺麗に畳まれた真っ白の羽織、その上には赫き炎刀が置いてあった。物静かな雰囲気の中、布が擦れる音だけが聞こえ、外から吹く風は秋の深まりを感じさせた。時々、先ほど男が言った言葉を連れて、彼の耳元へ何度も何度も繰り返す。
『千寿郎、そろそろ時間だ。』
遠くに響く悠々とした鐘の音が静謐な空間に広がる、その言葉が絡み合い、頭の中の一番空っぽな場所に鳴り響いている。千寿郎は我に返り、机の上にある置時計をチラッと見ると、指針は午後4時にきちんと止まった。
4146※杏(→)←千
いつからかわからない、散る枯れ葉は彼が一番嫌いな景色になった。
少年は隊服を着てる男の背中を見つめ、静かに部屋の隅に立っていた。両手には綺麗に畳まれた真っ白の羽織、その上には赫き炎刀が置いてあった。物静かな雰囲気の中、布が擦れる音だけが聞こえ、外から吹く風は秋の深まりを感じさせた。時々、先ほど男が言った言葉を連れて、彼の耳元へ何度も何度も繰り返す。
『千寿郎、そろそろ時間だ。』
遠くに響く悠々とした鐘の音が静謐な空間に広がる、その言葉が絡み合い、頭の中の一番空っぽな場所に鳴り響いている。千寿郎は我に返り、机の上にある置時計をチラッと見ると、指針は午後4時にきちんと止まった。
淡墨@usuzumi
TRAINING杏千♀️(幼児) 現パロ 雛祭りネタ 一家何でも許せる人向けです。
雛人形の行方 座布団の上で正座して向かい合っている子供たちを見て、槇寿郎は立ち止まった。兄が妹を構い倒すのが通常運転の子供たちが珍しい。一体何をしているのか気になって、暫く見守る事にした。
「千、兄はお前に謝らなくてはいけない事がある」
「なんですか?」
「千の雛人形だが、お内裏様とお雛様がピクニックに行きたいと言ってな。俺が許可を出したからお出かけしてしまったんだ」
「千のお人形さん、おでかけしちゃったんですか?」
話題は先日飾った雛人形だった。もちろん、雛人形が勝手に動き出すような怪奇現象が起こるはずがない。
(何かの拍子で雛壇の裏にでも転がったか?杏寿郎が誤摩化している間に探すか)
人形が行方不明になったのだと当たりを付け、槇寿郎はきびすを返そうとした。そこに、同じく子供たちの話を聞いていた瑠火の声が聞こえた。
1135「千、兄はお前に謝らなくてはいけない事がある」
「なんですか?」
「千の雛人形だが、お内裏様とお雛様がピクニックに行きたいと言ってな。俺が許可を出したからお出かけしてしまったんだ」
「千のお人形さん、おでかけしちゃったんですか?」
話題は先日飾った雛人形だった。もちろん、雛人形が勝手に動き出すような怪奇現象が起こるはずがない。
(何かの拍子で雛壇の裏にでも転がったか?杏寿郎が誤摩化している間に探すか)
人形が行方不明になったのだと当たりを付け、槇寿郎はきびすを返そうとした。そこに、同じく子供たちの話を聞いていた瑠火の声が聞こえた。
sena
MAIKING多分自分では書けないだろうな、と思っていた年齢逆転杏千の話。何となく弟(兄)18歳×兄(弟)25歳くらいのイメージ。20×27でもよかったけど、最終選別話なので気持ち年齢下げてみた。捏造しかないし、いつもの3割増し暗い話になった。でも弟(兄)の愛の重さが書けて楽しかったです。何でも読めちゃう人向け 3102