rinne_bl
DONETwitterのFF14飯テロ企画「#光と共に食卓を」に参加させていただだいた作品です。ドラゴンヘッドでカレーを作る冒険者のお話をメドグイスティル視点で。
お肉ゴロゴロのカレー「メドグイスティル、かまど1つ貸してくれるか」
そういって調理場の勝手口から私に声を掛けてきたのは、我らが主オルシュファン様の大切な客人であり、何度もこの地の危機を救ってくれたミコッテ族の冒険者だった。
「冒険者さん!いらっしゃい!空いてる所好きに使っていいよ!」
冒険者さんが危機を脱してドラゴンヘッドを立った後も、オルシュファン様と通じ合うものがあったのか、友人としてよく訪ねてくるようになった。とくに最近は『鞄の整理がしたい』などと言って、鞄に眠ったままになっている食材を使って料理を作ってくれる。
最初は遠慮していたけど、彼曰く『余った食材をいつまでも持っていても鞄が狭くなるだけだから』とか『宿代のつもりで』と言って粘るので好意に甘えさせてもらっている。何より、彼が作る料理は大変に美味しい。
2837そういって調理場の勝手口から私に声を掛けてきたのは、我らが主オルシュファン様の大切な客人であり、何度もこの地の危機を救ってくれたミコッテ族の冒険者だった。
「冒険者さん!いらっしゃい!空いてる所好きに使っていいよ!」
冒険者さんが危機を脱してドラゴンヘッドを立った後も、オルシュファン様と通じ合うものがあったのか、友人としてよく訪ねてくるようになった。とくに最近は『鞄の整理がしたい』などと言って、鞄に眠ったままになっている食材を使って料理を作ってくれる。
最初は遠慮していたけど、彼曰く『余った食材をいつまでも持っていても鞄が狭くなるだけだから』とか『宿代のつもりで』と言って粘るので好意に甘えさせてもらっている。何より、彼が作る料理は大変に美味しい。
すずこ
DONE9割エスティニアンですがオル光です。ハピエン時空。何やかんやで付き合いたてぐらい。
頭割り番外編書き下ろしオル光♀ 粉雪のちらつく蒼天街。白い湯気に霞むスノーソーク浴場を背に歩き出せば、小さな家の灯りが連なって、ここも随分落ち着いたもんだなと思う。肝心の功労者はと言えば、今まさに俺の左肩に担がれて警戒心など欠片も無く寝こけている。
「……おい、起きろ相棒」
背中を叩いてみるが、小さく唸ったかと思うとまた寝息を立て始めた。見事なまでの酔っ払いだ。全く不用心な奴だと思うが、普段の気の張りようを知っているだけに、無下に出来ないところはある。まあ、こいつの数少ない気を許せる相手、自分が守らなくても大丈夫だと気を抜くことができる相手の一人になってるのなら、そう悪い気分でもない……などと思ってしまうから狡い英雄サマだ。
「まったく……涎は垂らすなよ?聞いているか?」
1986「……おい、起きろ相棒」
背中を叩いてみるが、小さく唸ったかと思うとまた寝息を立て始めた。見事なまでの酔っ払いだ。全く不用心な奴だと思うが、普段の気の張りようを知っているだけに、無下に出来ないところはある。まあ、こいつの数少ない気を許せる相手、自分が守らなくても大丈夫だと気を抜くことができる相手の一人になってるのなら、そう悪い気分でもない……などと思ってしまうから狡い英雄サマだ。
「まったく……涎は垂らすなよ?聞いているか?」
rinne_bl
DONEhttps://poipiku.com/959220/8347064.html蒼想スターチス【後】の続き
オルシュファン生存ifで諸々の事件の後ただイチャついてるだけの話
※3.0ネタバレを含みます
■ヒカセン設定
名前:ルカ
ミコッテ/男/吟遊詩人
【書きかけ】蒼想スターチス【後日談】 邪竜ニーズヘッグを討ち果たし、竜詩戦争は本当の意味で幕を閉じた。その立役者たるルカといえば、今日は一職人として腕を奮っていた。
大きな戦いを終えた後だからしばらく体を休めて欲しい、とアイメリクや暁の面々に勧められたのである。なら戦闘は控えてクラフターに専念するかと皇都の復興事業に応募したところ、呆れた顔でため息をつかれたのが腑に落ちない。
弓の手入れのために学んでいた木工の技術だが、街の復興にも役立つだろうと申し出て正解だったようだ。
瓦礫の山でしかなかった区画が、日に日に整備されて資材の山に置き換わっていくのは感慨深いものがある。そしてそこに自分の手も加わっているのなら尚更だ。
そんなこんなで、ここのとこルカは冒険者を休業し、イシュガルドに居着いて製作業に精を出している。朝から職人として働き、夕方には家路につく。とても健全だ。
11239大きな戦いを終えた後だからしばらく体を休めて欲しい、とアイメリクや暁の面々に勧められたのである。なら戦闘は控えてクラフターに専念するかと皇都の復興事業に応募したところ、呆れた顔でため息をつかれたのが腑に落ちない。
弓の手入れのために学んでいた木工の技術だが、街の復興にも役立つだろうと申し出て正解だったようだ。
瓦礫の山でしかなかった区画が、日に日に整備されて資材の山に置き換わっていくのは感慨深いものがある。そしてそこに自分の手も加わっているのなら尚更だ。
そんなこんなで、ここのとこルカは冒険者を休業し、イシュガルドに居着いて製作業に精を出している。朝から職人として働き、夕方には家路につく。とても健全だ。
rinne_bl
DONE蒼天で精神限界になった作者が幻覚を見るために書いたオルシュファン生存ifのオル光♂小説。https://poipiku.com/959220/7334380.html【前】
https://poipiku.com/959220/7424403.html【中】
こちらの続きです。
※3.0ネタバレを含みます
■ヒカセン設定
名前:ルカ
ミコッテ/男/吟遊詩人
蒼想スターチス【後】 ざわつく胸を抱え、アルフィノは夜の帳が下り始めた皇都を足早に通り抜けていく。神殿騎士団本部の扉をくぐり、駐屯していた兵士に声をかけるとすぐにアイメリクのもとへ通してくれるという。事前の約束もない面会の申し出を取り付けてくれることに若干の申し訳なさを感じるが、今はありがたい。
「アイメリク卿!突然申し訳ありません。ルカについて、神殿騎士団に何か情報が寄せられていませんか?」
「アルフィノ殿、どうされたのです」
落ち着いた声で諭されて、頭に上っていた血がすっと引いていく。一つ大きく呼吸をして、話の順序を組み立てた。
「……すみません、取り乱しました。実は、ルカの武器が忘れられた騎士亭に置き去りにされていたようなのです。それからリンクパールで連絡を取ろうにも繋がらず、何かよからぬことがあったのではないかと……」
15022「アイメリク卿!突然申し訳ありません。ルカについて、神殿騎士団に何か情報が寄せられていませんか?」
「アルフィノ殿、どうされたのです」
落ち着いた声で諭されて、頭に上っていた血がすっと引いていく。一つ大きく呼吸をして、話の順序を組み立てた。
「……すみません、取り乱しました。実は、ルカの武器が忘れられた騎士亭に置き去りにされていたようなのです。それからリンクパールで連絡を取ろうにも繋がらず、何かよからぬことがあったのではないかと……」
rinne_bl
CAN’T MAKEhttps://fusetter.com/tw/a2JI8epD#allこのツイートから生まれた「オル氏に調教願望があったら?」っていう話。
R-18的行為はないけどプレイについての言及はしているので注意。
※オル様はイイ騎士だから変態プレイなんかしないわ!という人は読んではいけません※
時系列はとくになし
■ヒカセン設定あり
名前:ルカ/サンシーカー♂ 3916
rinne_bl
DOODLE謎時系列のオル光♂。ヒカセンの名前、種族、容姿描写あり
ヒカセン:ルカ
温もりをあなたに「なんだ、オルシュファンはいないのか」
「はい、本家での会合のため本日は夜更けまで戻らないかと……」
いつものように近くに来たからとドラゴンヘッドに立ち寄った冒険者ルカは、すまなそうに主の不在を告げる副官のコランティオに拍子抜けした顔を見せた。いつ来ても歓迎してくれるから常にあの席にいるような気がしていたが、砦の指揮官であり四大名家に連なる者である。本国に招集されることもあれば貴族の会合に出席することもあるだろう。
「何かご用事でしたでしょうか?」
「いや、近くにきたから顔を見せに来ただけだ」
ラノシアでいい酒と肴が手に入ったので一杯やろうと思ったのだがあてが外れてしまった。予定も確認せずふらっと来たのだから、まぁこういうこともある。瓶詰めになった魚介の珍味は足が早いわけでもないし、またの機会にしよう。
3459「はい、本家での会合のため本日は夜更けまで戻らないかと……」
いつものように近くに来たからとドラゴンヘッドに立ち寄った冒険者ルカは、すまなそうに主の不在を告げる副官のコランティオに拍子抜けした顔を見せた。いつ来ても歓迎してくれるから常にあの席にいるような気がしていたが、砦の指揮官であり四大名家に連なる者である。本国に招集されることもあれば貴族の会合に出席することもあるだろう。
「何かご用事でしたでしょうか?」
「いや、近くにきたから顔を見せに来ただけだ」
ラノシアでいい酒と肴が手に入ったので一杯やろうと思ったのだがあてが外れてしまった。予定も確認せずふらっと来たのだから、まぁこういうこともある。瓶詰めになった魚介の珍味は足が早いわけでもないし、またの機会にしよう。
utusetu4545
DONEオルシュファン×自機(ミコッテ♂)、ヒカセンの尻尾に触れようとするオルシュファンさんと頑張って触らせてあげるヒカセンのお話。ああ触りたい、その筋肉2雪の家に盟友たる光の戦士ハクたちがやってきてから3ヶ月が経った。氷の巫女率いる異端者の動向や暁の血盟の面々の失踪、クリスタルブレイブの暴走など、問題は山積みではあるのだが、オルシュファン自身は今の生活の充実感をとても気に入っていた。
ハク達が毎日ドラゴン族との戦いや周辺調査などに手を貸してくれているおかげで、日々の業務は至って順調である。
しかし、順調すぎる日々は長くは続かなかった。
「オルシュファンさん!怪我したってホントッスか!?」
オルシュファンの自室にハクが駆け込んできた。頭の雪も落とすことなくやって来た彼に、「少しは落ち着いてくれ、我が主の傷にさわる」とそばにいたコランティオがいさめた。
「おお、見舞いに来てくれたか。気遣いに感謝する。なに、心配は要らん。このとおりピンピンしているぞ」
5884ハク達が毎日ドラゴン族との戦いや周辺調査などに手を貸してくれているおかげで、日々の業務は至って順調である。
しかし、順調すぎる日々は長くは続かなかった。
「オルシュファンさん!怪我したってホントッスか!?」
オルシュファンの自室にハクが駆け込んできた。頭の雪も落とすことなくやって来た彼に、「少しは落ち着いてくれ、我が主の傷にさわる」とそばにいたコランティオがいさめた。
「おお、見舞いに来てくれたか。気遣いに感謝する。なに、心配は要らん。このとおりピンピンしているぞ」
rinne_bl
DONE蒼天で精神限界になった作者が幻覚を見るために書いたオルシュファン生存ifのオル光♂小説。https://poipiku.com/959220/7334380.html【前】
https://poipiku.com/959220/8347064.html【後】
※3.0ネタバレを含みます
※オル光といいつつオルシュファンほとんど出てきません
■ヒカセン設定
名前:ルカ
ミコッテ/男/吟遊詩人
蒼想スターチス【中】 蛮神と化した教皇と蒼天騎士たちを打ち倒し、良い報告が出来ると胸を弾まませて帰還したルカに告げられた事実は非情なものだった。その後アイメリクにやアルフィノと何かを話した気がするが、気がつけばフォルタン邸で借りている部屋のベッドに明かりもつけずに腰掛けていた。
オルシュファンは蛮神化した蒼天騎士の一撃を腹に受け、辛うじて一命を取り留めたものの危ない状態が続き、神殿騎士団の治療師が救命に当たっていた。自分にしてやれることはなく、また教皇の動向も捨ておくことはできない。気がかりではあったが、不安を振り払いアバラシア雲海での調査に力を注いでいた。
それでも心のどこかで、オルシュファンなら大丈夫と思っていたのだ。
10652オルシュファンは蛮神化した蒼天騎士の一撃を腹に受け、辛うじて一命を取り留めたものの危ない状態が続き、神殿騎士団の治療師が救命に当たっていた。自分にしてやれることはなく、また教皇の動向も捨ておくことはできない。気がかりではあったが、不安を振り払いアバラシア雲海での調査に力を注いでいた。
それでも心のどこかで、オルシュファンなら大丈夫と思っていたのだ。
utusetu4545
PROGRESSオル×ミコッテ光(♂)のつもり。漆黒前ぐらい。夢で会えたら「はい!ハクちゃん、これどうぞ!」
イディルシャイアのとある店の小さな店主、クロちゃんから景品を貰った。
エクサークヒーラーコート、というらしい。道ですれ違った冒険者が着ていたのを見かけてから、いつか着ようとハクは心に決めていた。
早速身につけてみると、肩周りが開けているおかげで涼しい。が、薄着に見えて自分を守るエーテルが形成されているようで、防御力は高いようだ。そしてエーテル伝導率がいい。これならより強力に魔法を放てそうだ。
「わあ!とってもお似合いだね!」
「へへ、クロちゃんありがとな。これずっと着たかったんだよ。これであの人にも見せびらかせるし」
「そうなんだ、良かったねハクちゃん。あの人って?」
「あー、それは…」
2188イディルシャイアのとある店の小さな店主、クロちゃんから景品を貰った。
エクサークヒーラーコート、というらしい。道ですれ違った冒険者が着ていたのを見かけてから、いつか着ようとハクは心に決めていた。
早速身につけてみると、肩周りが開けているおかげで涼しい。が、薄着に見えて自分を守るエーテルが形成されているようで、防御力は高いようだ。そしてエーテル伝導率がいい。これならより強力に魔法を放てそうだ。
「わあ!とってもお似合いだね!」
「へへ、クロちゃんありがとな。これずっと着たかったんだよ。これであの人にも見せびらかせるし」
「そうなんだ、良かったねハクちゃん。あの人って?」
「あー、それは…」
rinne_bl
DONE蒼天で精神限界になった作者が幻覚を見るために書いたオルシュファン生存ifのオル光♂小説。https://poipiku.com/959220/8347064.html【中】
https://poipiku.com/959220/7424403.html【後】
※3.0ネタバレを含みます
■ヒカセン設定
名前:ルカ
ミコッテ/男/吟遊詩人
蒼想スターチス【前】 酷い吹雪の夜だった。
極寒のクルザスにおいてろくな防寒装備もなく、蝋人形のように表情を失ったアルフィノと、その手を引いて歩く光の戦士ルカが、キャンプ・ドラゴンヘッドを訪れた。その時のことをオルシュファンは忘れることはないだろう。
別ルートで避難していたタタルと引き合わせ、身の安全を保証しても彼らの表情は晴れなかった。裏切りの上犯罪者として追い立てられ、仲間とは散り散りになり生死も不確かとあらば無理もない。オルシュファンの激励がなければ、暁の灯火はここで潰えていたことたろう。
「今お前たちに必要なのはしっかりとした休息だろう。もう夜も遅い、寝床を用意するからまずはよく眠ることだ」
「悪いな。しばらく世話にになる……ッ」
6722極寒のクルザスにおいてろくな防寒装備もなく、蝋人形のように表情を失ったアルフィノと、その手を引いて歩く光の戦士ルカが、キャンプ・ドラゴンヘッドを訪れた。その時のことをオルシュファンは忘れることはないだろう。
別ルートで避難していたタタルと引き合わせ、身の安全を保証しても彼らの表情は晴れなかった。裏切りの上犯罪者として追い立てられ、仲間とは散り散りになり生死も不確かとあらば無理もない。オルシュファンの激励がなければ、暁の灯火はここで潰えていたことたろう。
「今お前たちに必要なのはしっかりとした休息だろう。もう夜も遅い、寝床を用意するからまずはよく眠ることだ」
「悪いな。しばらく世話にになる……ッ」
rinne_bl
DONE3.0後に教皇庁の出来事がトラウマになり不眠症になったヒカセンがオルシュファンと一緒のベッドで寝るだけの話。---------------------
オルシュファン限界オタクが自己救済のために書くシリーズ。自設定捏造改変なんでもあり。
※蒼天3.0ネタバレ有
■ヒカセン設定
名前:ルカ
ミコッテ/男/吟遊詩人
仏頂面がデフォルトだが内心はそうでもない
薄明に微睡むおぞましい程に赤い夕日が染め上げた長い天廊を走っていた。
閃光が奔り、崩れ落ちた体躯から夕日よりも紅い血が溢れ出て白い石床を汚す。
握りしめた手から砂のように命が零れ落ちていく。
いやだ、いかないで。
「――っ!」
叫んで飛び起きた自分の声で目を覚ました。
冷たい汗で張り付いた髪が不快で乱暴に拭い、シャツの胸元を掴んで内臓が掻き回されるような気持ち悪さと乱れた呼吸を宥める。それでも胸の奥に染み付いた恐怖は消えてくれなくて、ベッドの上でぎゅっと体を縮めた。
そう、あれはただの悪夢だ。
実際彼は生きているし、同じフォルタン邸の一室で療養している。昨日も見舞いに行って顔を合わせたばかりだし、寝てばかりで退屈だ、体が鈍るとぼやいていた。
5907閃光が奔り、崩れ落ちた体躯から夕日よりも紅い血が溢れ出て白い石床を汚す。
握りしめた手から砂のように命が零れ落ちていく。
いやだ、いかないで。
「――っ!」
叫んで飛び起きた自分の声で目を覚ました。
冷たい汗で張り付いた髪が不快で乱暴に拭い、シャツの胸元を掴んで内臓が掻き回されるような気持ち悪さと乱れた呼吸を宥める。それでも胸の奥に染み付いた恐怖は消えてくれなくて、ベッドの上でぎゅっと体を縮めた。
そう、あれはただの悪夢だ。
実際彼は生きているし、同じフォルタン邸の一室で療養している。昨日も見舞いに行って顔を合わせたばかりだし、寝てばかりで退屈だ、体が鈍るとぼやいていた。
rinne_bl
DONEヒカセンが踊り子装備でオルシュファンを誘惑する話。※格好いいオルシュファンはいません※
踊り子AF80がエロすぎて書かずにはいられなかった。
そして下品。
■■設定■■
5.0以降ですが特にネタバレはありません。
踊り子AF80装備について言及しています。
ヒカセン
名前:ルカ
性別:男
種族:ミコッテ
仏頂面がデフォルトだが内心はそうでもない
その壁をぶち壊したいルカがその装備を手に入れたとき真っ先に思ったのは――。
「あっこれオルシュファンが好きそうなやつ」
だった。
第一世界の海底にアトリエを築いた既視感のある職人がこの世界の光の戦士たちのクリスタルから感銘を受けた例にと作ってくれた装備は、間違いなく逸品と言えるものだった。踊り子の装備も作ってもらったのだが、これが何とも過激な衣装だった。
下はスロップを履くから良いとして、上は布地がセンシティブな所をどこも隠せておらず、隠せているのは脇程度のショート丈のベストである。否、もはや布である。そしてさらけ出された胸や腹、腰を豪奢な装飾のついた鎖が連なって飾り、華々しくも肉体美を誇示する意匠となっている。
そこで頭を過ぎったのが紆余曲折あって恋人になった生命の躍動を愛する変な、もといイイ騎士だった。会う度にちょっと危ない目付きで迫りつつ体を褒めちぎってくるヤバいところはあるが、それを除けば誠実で情に厚く、紳士なイイ奴だ。
6222「あっこれオルシュファンが好きそうなやつ」
だった。
第一世界の海底にアトリエを築いた既視感のある職人がこの世界の光の戦士たちのクリスタルから感銘を受けた例にと作ってくれた装備は、間違いなく逸品と言えるものだった。踊り子の装備も作ってもらったのだが、これが何とも過激な衣装だった。
下はスロップを履くから良いとして、上は布地がセンシティブな所をどこも隠せておらず、隠せているのは脇程度のショート丈のベストである。否、もはや布である。そしてさらけ出された胸や腹、腰を豪奢な装飾のついた鎖が連なって飾り、華々しくも肉体美を誇示する意匠となっている。
そこで頭を過ぎったのが紆余曲折あって恋人になった生命の躍動を愛する変な、もといイイ騎士だった。会う度にちょっと危ない目付きで迫りつつ体を褒めちぎってくるヤバいところはあるが、それを除けば誠実で情に厚く、紳士なイイ奴だ。
なつのおれんじ
DONEオル光♀がハンドクリーム手ックスする話。自機の名前が出てくるよ。全年齢だけどちょっとだけいかがわしい。オル光♀ / ハンドクリームの話 暖炉から薪が弾ける音が聞こえ、オルシュファンは微睡みから目を覚ました。ふと周囲を見渡すと、先程まで自らの隣に座っていた恋人・ユゥイの姿がない。オルシュファンは覚醒しきれていない意識のまま、ソファーからゆらりと立ち上がり、ユゥイの姿を探し始めた。
耳を澄ませてみると、部屋に備え付けられた簡易的な厨房の方から、食器が触れ合う音がする。周囲をよく見れば、サイドテーブルに置いたはずのコップが二つと、イシュガルドマフィンを乗せていた皿が消えていた。自分が寝ている間に、彼女が片付けてくれたのだと気づき、オルシュファンは厨房へ向かった。
「ユゥイ」
驚かせないよう小さく声をかけると、ユゥイはくるりとオルシュファンの方へ振り向いた。
4029耳を澄ませてみると、部屋に備え付けられた簡易的な厨房の方から、食器が触れ合う音がする。周囲をよく見れば、サイドテーブルに置いたはずのコップが二つと、イシュガルドマフィンを乗せていた皿が消えていた。自分が寝ている間に、彼女が片付けてくれたのだと気づき、オルシュファンは厨房へ向かった。
「ユゥイ」
驚かせないよう小さく声をかけると、ユゥイはくるりとオルシュファンの方へ振り向いた。
なつのおれんじ
DONE性別不明ネームレスヒカセン / オル光糖度低め
背中と熱 ルビートマトを四等分に切り、用意していた皿に一つずつ盛り付けていく。コテージチーズを添えてオリーブオイルでさっと味を整えれば、シンプルなサラダが完成した。焼き具合を確認するためオーブンを開けると、チーズの焦げるなんとも香ばしい香りが周囲に漂っていく。このイイ香りはきっと上手く出来ている証拠だろう──よし、と小さく声を漏らした私は、ずり落ちてきたシャツの袖を捲ると、バゲットを食べやすい大きさに切るためパンナイフを手に取った。
「わぁ、良い匂い!」
その時、聞き慣れた声がして、私はバゲットを切ろうとする手を止めた。振り返ると、我が盟友がキラキラとした眼差しをこちらに向けている。慌てて外から帰ってきたのだろう──頭には微かに雪が積もっており、冷気に晒された頬が赤く染まっている。
2866「わぁ、良い匂い!」
その時、聞き慣れた声がして、私はバゲットを切ろうとする手を止めた。振り返ると、我が盟友がキラキラとした眼差しをこちらに向けている。慌てて外から帰ってきたのだろう──頭には微かに雪が積もっており、冷気に晒された頬が赤く染まっている。
seasalt_
DOODLEオル光♀幻覚らくがき④※既に恋仲です
※ナチュラルいちゃいちゃ
———
迎える時も全力だし、送り出す時も全力。
無事を祈ってやまない。でも
「またすぐ会いに来る」って言葉を信じて笑顔で見送るんよ。
そしてまた無事に帰ってきて、①に戻る。
seasalt_
DOODLEオル光♀幻覚らくがき③※既に恋仲です
※ナチュラルいちゃいちゃ
———
添い寝〜
話疲れてそのまま寝たのか、温めあって()から寝たのか、どっちでも違和感無いのがうちのオル光です。
もう雰囲気が熟年カップルのそれなんよ。
seasalt_
DOODLEオル光♀幻覚らくがき②※既に恋仲です
※ナチュラルいちゃいちゃ
———
今日はこんな出会いがあった、こんな依頼をこなしたとかって冒険譚を
ベッドでくつろぎながら心ゆくまで話してたらいいな。
ところでメイさんの髪触るの好きねうちのオル。
なつのおれんじ
DONE結晶 (クルザスの夜に溶ける 読者限定 / R-18)2024年6月追記
WEB再録に伴い、pixivの方に本文を含めて全て公開いたしました!
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22386324 10565
なつのおれんじ
DONEオル光♀ / 欲しいものはただ一つ自機ヒカセン出てきます
「こんな所で何をしているんだ、冒険者」
「ひえっ!」
オルシュファンの執務机を覗く冒険者の背後から、コランティオが声を掛けてきた。
「なんだ、コランティオか……びっくりしたぁ」
「お前が背後の気配に気づかないなんて、珍しいな。オルシュファン様に用事でも?」
「う、うん……大したことじゃ無いんだけど」
冒険者は苦々しい笑顔を浮かべながら、その手に持っていた、小さな赤い包みを背中にさっと隠した。しかしコランティオの目にはしっかりと映っていたらしい。成る程、と言葉に出しながら、コランティオは納得の表情を浮かべた。
「君もオルシュファン様にチョコを渡しにきたクチか」
「うっ。そのつもりだったんだけど、あれを見たら怖気付いちゃって……はは」
2442「ひえっ!」
オルシュファンの執務机を覗く冒険者の背後から、コランティオが声を掛けてきた。
「なんだ、コランティオか……びっくりしたぁ」
「お前が背後の気配に気づかないなんて、珍しいな。オルシュファン様に用事でも?」
「う、うん……大したことじゃ無いんだけど」
冒険者は苦々しい笑顔を浮かべながら、その手に持っていた、小さな赤い包みを背中にさっと隠した。しかしコランティオの目にはしっかりと映っていたらしい。成る程、と言葉に出しながら、コランティオは納得の表情を浮かべた。
「君もオルシュファン様にチョコを渡しにきたクチか」
「うっ。そのつもりだったんだけど、あれを見たら怖気付いちゃって……はは」