sirom_9393
DOODLE八高?オメガバ二人は知り合いじゃないです。オメガの扱いが悪い世界観。突然始まり終わります。
お前どんだけオメガバ好きなんだよというツッコミはなしで……
銀高ss運命を見つけた。
それは街中でヒートを起こしていて、たまたま居合わせた俺はその匂いに引き寄せられた。
突然ヒートのフェロモンをばら撒くオメガが現れて騒然とする人々。それをうるさいと思うくらいには頭は冷静で、狂っていた。うんめいのひと!はやくきて!と誘われるがままそのオメガに食らいついた。
「ただいま」
玄関を開けても返事はない。まあいつも通り。一つ違うのは、濃厚に自分を誘う甘いにおいが充満しているということ。
そういえばそろそろだったっけと他人事の様に思って、乱雑に靴を脱いだ。
わざとらしく音を立てて廊下を歩いてやる。お前を支配するものはここにいるぞ、と。さてどんな顔をしているか。内心わくわくした。
「ありゃ」
1193それは街中でヒートを起こしていて、たまたま居合わせた俺はその匂いに引き寄せられた。
突然ヒートのフェロモンをばら撒くオメガが現れて騒然とする人々。それをうるさいと思うくらいには頭は冷静で、狂っていた。うんめいのひと!はやくきて!と誘われるがままそのオメガに食らいついた。
「ただいま」
玄関を開けても返事はない。まあいつも通り。一つ違うのは、濃厚に自分を誘う甘いにおいが充満しているということ。
そういえばそろそろだったっけと他人事の様に思って、乱雑に靴を脱いだ。
わざとらしく音を立てて廊下を歩いてやる。お前を支配するものはここにいるぞ、と。さてどんな顔をしているか。内心わくわくした。
「ありゃ」
sirom_9393
DOODLEテーマ:概念八高です。多分同棲している。
う〜〜ん大丈夫ですかこれ?伝わりましたか?
銀高ss「あり、どしたのそれ」
「また子がくれた。この前勉強教えたからだと。律儀な奴」
「ふーん」
高杉が見せたのは、片手に収まるサイズの、厚さ二センチくらいの平たい缶。アルミ素材のようで、コンコンと高杉は指でつついて音を楽しんでいる。
「中身なに?メモ帳?」
「飴って言ってた」
心なしか高揚した声音の高杉。
まさか、嬉しいの?
……クソ、プレゼントなら欲しいもの言ってくれればいつだって渡すのに。高杉を一つだって奪われたくないと騒ぐ狭い己の心を、大人の余裕でどうにか押し殺し、どうにか平素を装おうと努める。
「へー。お前アメなんか好きだったっけ。先生いっぱい持ってるよ〜ほらどれがいい?」
「そんな体に悪そうな色の飴いらん。」
1229「また子がくれた。この前勉強教えたからだと。律儀な奴」
「ふーん」
高杉が見せたのは、片手に収まるサイズの、厚さ二センチくらいの平たい缶。アルミ素材のようで、コンコンと高杉は指でつついて音を楽しんでいる。
「中身なに?メモ帳?」
「飴って言ってた」
心なしか高揚した声音の高杉。
まさか、嬉しいの?
……クソ、プレゼントなら欲しいもの言ってくれればいつだって渡すのに。高杉を一つだって奪われたくないと騒ぐ狭い己の心を、大人の余裕でどうにか押し殺し、どうにか平素を装おうと努める。
「へー。お前アメなんか好きだったっけ。先生いっぱい持ってるよ〜ほらどれがいい?」
「そんな体に悪そうな色の飴いらん。」
sirom_9393
DOODLEテーマ:名前これぞやおい!みたいな話になってしまった…山も意味もオチもありません…すまん……
そういえば、かれこれ毎日銀高を投稿して2週間以上経ちましたが、全部読んでくださってる方なんているんでしょうか。
いたら👍押してください〜とても喜びます。 996
sirom_9393
DOODLEテーマは特になく、突発で書きました。付き合っている八高です。
なんか、かわいくなりすぎちゃった…?女々しいとかわいいの加減が難しいね………
銀高ss「お、満点。」
「当たり前だ。」
「うーん素行さえ良けりゃ優等生なのにね。全く。」
提出された解答用紙に迷い無く100点、と付ける。頭は抜群に良いんだから補習なんて回避してほしいものだ。先生だってメンドイんだぞ。と、素直に言わないのは、この問題児と学校という場所で二人きり過ごす時間がこのくらいしか無いからだ。貴重な時間。これこそ絶対に言えないのだが。
だが、今日の高杉はどこかいつもと雰囲気が違う。澄まし顔なのは通常だが、なんか、不機嫌オーラが隠せていない。美人はどんな顔をしても美人だが、もっと違う表情をしている方が好みだ。
今だって此方をチラリとも見ようとせず、そっぽを向いている。全く、思春期は分かんねーな。
1944「当たり前だ。」
「うーん素行さえ良けりゃ優等生なのにね。全く。」
提出された解答用紙に迷い無く100点、と付ける。頭は抜群に良いんだから補習なんて回避してほしいものだ。先生だってメンドイんだぞ。と、素直に言わないのは、この問題児と学校という場所で二人きり過ごす時間がこのくらいしか無いからだ。貴重な時間。これこそ絶対に言えないのだが。
だが、今日の高杉はどこかいつもと雰囲気が違う。澄まし顔なのは通常だが、なんか、不機嫌オーラが隠せていない。美人はどんな顔をしても美人だが、もっと違う表情をしている方が好みだ。
今だって此方をチラリとも見ようとせず、そっぽを向いている。全く、思春期は分かんねーな。
sirom_9393
DOODLEエイプリルフールの朝、朝食を食べている八高のお話し。銀高ssエイプリルフール。嘘をついてもいい日。でも、午前中だけとか、色々ルールがあるそうな。
「嘘ついていい日、ね。全くどれだけ日本のカップルはイチャつく口実作りゃあ気が済むんだよ。」
朝のモーニングショーを観ながら銀八が面倒くさそうに言った。いや、別にカップル限定のイベントじゃないだろ。言ってもよかったが、咀嚼中だったので止めた。
「ハーーアホらし。こんな事しなくても俺と高杉くんはラブいから問題ないね。あ、そろそろお天気お姉さんの時間じゃん。」
やべー見逃すとこだった、とチャンネルを変える銀八。口の端にパン屑が付いてる。
『本日の占いで〜す!エイプリルフールなんてくだらね〜と言いながらパンを食べているそこの貴方!今日失恋しま〜す!』
835「嘘ついていい日、ね。全くどれだけ日本のカップルはイチャつく口実作りゃあ気が済むんだよ。」
朝のモーニングショーを観ながら銀八が面倒くさそうに言った。いや、別にカップル限定のイベントじゃないだろ。言ってもよかったが、咀嚼中だったので止めた。
「ハーーアホらし。こんな事しなくても俺と高杉くんはラブいから問題ないね。あ、そろそろお天気お姉さんの時間じゃん。」
やべー見逃すとこだった、とチャンネルを変える銀八。口の端にパン屑が付いてる。
『本日の占いで〜す!エイプリルフールなんてくだらね〜と言いながらパンを食べているそこの貴方!今日失恋しま〜す!』
sirom_9393
DOODLE失くし物探しの続き。高杉くんは銀八先生のことが好きです。
銀高ss⑦-2初めは、銀時の洗濯物が紛れていた時だった。
銀時の家での泊まりから帰宅して荷解きをしていると、自分のものではないスポーツタオルが入っていた。
枕に敷いているやつだ。
何度も寝転んだことのあるベッドで使われていたから見覚えがある。明日学校で返すか。そう思ったのに。ほんとうに、返すつもりだったのに。
泊まった2日間、同じ家で同じものを食べて、一緒に風呂に入った。そして、溶けてひとつの生き物になるくらい、素肌を重ねて。終いには触れる手がしつこいから蹴飛ばしたくらいなのに。
「………。」
静寂に包まれた自宅に帰ってきて、銀八と離れたから。自分より少し大きな体が、温もりが、恋しくなったなんて。
ぐるぐると考えて、迷った末に、タオルに鼻を近づけて、その香りをいっぱいに吸い込んだ。
2210銀時の家での泊まりから帰宅して荷解きをしていると、自分のものではないスポーツタオルが入っていた。
枕に敷いているやつだ。
何度も寝転んだことのあるベッドで使われていたから見覚えがある。明日学校で返すか。そう思ったのに。ほんとうに、返すつもりだったのに。
泊まった2日間、同じ家で同じものを食べて、一緒に風呂に入った。そして、溶けてひとつの生き物になるくらい、素肌を重ねて。終いには触れる手がしつこいから蹴飛ばしたくらいなのに。
「………。」
静寂に包まれた自宅に帰ってきて、銀八と離れたから。自分より少し大きな体が、温もりが、恋しくなったなんて。
ぐるぐると考えて、迷った末に、タオルに鼻を近づけて、その香りをいっぱいに吸い込んだ。
sirom_9393
DOODLEテーマ:紛失お泊まりにくる八高。
なんか長くなっちゃったので一区切り。
銀高ss ⑦-1最初は小さな違和感。次は自分の記憶能力を疑って。それで、ようやく異変に気づく。
「俺の服、無くなってね…?」
仕事で使ってたハンカチ。枕に敷いてたタオル。時期はずれでタンスに仕舞おうと思ってたパジャマ。捨てようとしてたセーター。ワイシャツ。インナー。パンツ。
「パンツはだめだろ!!犯罪!!」
何かいる。確実にこの家に何かいる。霊的なアレ?それともストーカーのあいつ?流石に家まで押しかけるか?やりかねないけど。
これは由々しき時代だ。ここは己の家であり、高杉との愛の巣だ。年下の未成年の教え子あんなことやこんなことやるってるなんて世間にバレたら社会的に死ぬ。その前に高杉のあんな姿やこんな姿を見た奴は殺すけど。
1620「俺の服、無くなってね…?」
仕事で使ってたハンカチ。枕に敷いてたタオル。時期はずれでタンスに仕舞おうと思ってたパジャマ。捨てようとしてたセーター。ワイシャツ。インナー。パンツ。
「パンツはだめだろ!!犯罪!!」
何かいる。確実にこの家に何かいる。霊的なアレ?それともストーカーのあいつ?流石に家まで押しかけるか?やりかねないけど。
これは由々しき時代だ。ここは己の家であり、高杉との愛の巣だ。年下の未成年の教え子あんなことやこんなことやるってるなんて世間にバレたら社会的に死ぬ。その前に高杉のあんな姿やこんな姿を見た奴は殺すけど。
sirom_9393
DOODLEテーマ:料理今回は同棲していない。
銀高ss⑤今日は待ちに待った日。1週間の労働を耐え抜き、ようやくやってきた特別な日。そう、今日は花の金曜日。二日間の休みが俺を待っている。だが重要なのはそこではない。
今日は、大事なだいじな恋人の高杉が泊まりにくる日である。
「…おじゃまします。」
「おー入って入って。適当に座ってていいから。」
一度帰宅して、制服から私服に着替えた高杉を出迎える。見たことない服だ。新しいやつか?
高杉は行儀良く靴を揃えて、するりとリビングへ向かうと、勝手知ったる様にソファへ腰掛けた。
週末のお泊まり会は何度か開催したことがあるし、おうちデートも経験済みだ。
毎日顔を合わせていても、学校では積極的な接触ができない分、こうやって高杉だけを思う存分堪能できる機会は貴重で。予定が入れば毎回ウキウキと心を躍らせている。
1086今日は、大事なだいじな恋人の高杉が泊まりにくる日である。
「…おじゃまします。」
「おー入って入って。適当に座ってていいから。」
一度帰宅して、制服から私服に着替えた高杉を出迎える。見たことない服だ。新しいやつか?
高杉は行儀良く靴を揃えて、するりとリビングへ向かうと、勝手知ったる様にソファへ腰掛けた。
週末のお泊まり会は何度か開催したことがあるし、おうちデートも経験済みだ。
毎日顔を合わせていても、学校では積極的な接触ができない分、こうやって高杉だけを思う存分堪能できる機会は貴重で。予定が入れば毎回ウキウキと心を躍らせている。
sirom_9393
DOODLEテーマ:知らない人一緒の布団で寝てる八高のはなし。
銀高ss④あ、高杉。ちょ無視?なんで?あとその服どした?着物なんか持ってたっけ。
まあるい頭と自分より小柄な背丈。目の前にいるのは確かに自分の恋人の高杉のはずだ。なのに、呼びかけても俯くままで一向にこっちを見ようとしない。服装も見知った学ランじゃなくて、なんか派手目な柄の着物だし。よく知ってる人間のはずなのに、なんか、違和感。
しかし高杉くんの着物姿はまだ見たことがない。ほっそり締まった頸とかチラ見えする手首とか、ぜひ見たいなあ。恋人の事となるとどこまでも欲の尽きない自分にやや呆れつつ、ねえ、もっと見せてとと反応を示さない高杉に手を伸ばした。
「触るな。」
ようやく見えた瞳は、見たことのない色をしていた。
途端に、足元が崩れ落ちる感覚。
884まあるい頭と自分より小柄な背丈。目の前にいるのは確かに自分の恋人の高杉のはずだ。なのに、呼びかけても俯くままで一向にこっちを見ようとしない。服装も見知った学ランじゃなくて、なんか派手目な柄の着物だし。よく知ってる人間のはずなのに、なんか、違和感。
しかし高杉くんの着物姿はまだ見たことがない。ほっそり締まった頸とかチラ見えする手首とか、ぜひ見たいなあ。恋人の事となるとどこまでも欲の尽きない自分にやや呆れつつ、ねえ、もっと見せてとと反応を示さない高杉に手を伸ばした。
「触るな。」
ようやく見えた瞳は、見たことのない色をしていた。
途端に、足元が崩れ落ちる感覚。
sirom_9393
DOODLEテーマ:酸っぱいもの八高in学校
この手のイタズラって大丈夫か?と思いつつ書いてしまいました。すみません…フィクションなので…。
銀高ss③ふわ、と自分にしては大きな欠伸が出た。
「あらら高杉くん。今何の時間か分かってる?補習中だから。欠伸堂々としすぎだから。」
気が緩んだ姿を目撃した銀八はしっかりと絡んできた。今は絶賛足りない出席日数を補う為に放課後定期開催されている補習の時間だ。二人っきり、銀八に見つめられながらひたすらプリントに取り組んでいる。今日は体育があったせいか、いつもは感じない眠気に襲われてしまっていた。
「…ねむい。」
「なあに、そんなに今日ハードだったっけ?体育のせい?今バスケやってんだっけ。高杉くん高さが足りなくて大変だったでしょ。」
「帰る。」
「アーー!待って!!冗談冗談!」
腹立たしいので鞄を持って立ち上がると、焦った銀八に進路を阻まれる。じろりと睨みつけて仕方なく再度着席すれば、つかこれ、君の為の特別授業なんだけど……と銀八がぼやいた。ふん。
1067「あらら高杉くん。今何の時間か分かってる?補習中だから。欠伸堂々としすぎだから。」
気が緩んだ姿を目撃した銀八はしっかりと絡んできた。今は絶賛足りない出席日数を補う為に放課後定期開催されている補習の時間だ。二人っきり、銀八に見つめられながらひたすらプリントに取り組んでいる。今日は体育があったせいか、いつもは感じない眠気に襲われてしまっていた。
「…ねむい。」
「なあに、そんなに今日ハードだったっけ?体育のせい?今バスケやってんだっけ。高杉くん高さが足りなくて大変だったでしょ。」
「帰る。」
「アーー!待って!!冗談冗談!」
腹立たしいので鞄を持って立ち上がると、焦った銀八に進路を阻まれる。じろりと睨みつけて仕方なく再度着席すれば、つかこれ、君の為の特別授業なんだけど……と銀八がぼやいた。ふん。
sirom_9393
DOODLEテーマ:おやつ同棲している八高。短い。
少食な高杉くんはかわいい。
銀高ss②放課後、コーヒーを飲みながら四つ。
帰る車の中で二つ。
帰宅して夕飯の用意をしながら一つ。
銀時はよく、間食をする。
「結構食べてたのに、腹、よく空くな。」
「んえ?」
「甘いもの。学校いた時から食べて、さっきも。それでよく夕飯食えるな。」
「あ〜〜。甘いものは別腹ってやつ?まあ普通に小腹が空いて摘んじゃうんだよね。」
「ふぅん。」
「あ、ご飯おかわりください。」
まだ食べるのか。本日の夕飯はサラダと味噌汁と揚げ物と唐揚げ。銀八お手製の料理は今日も腹を満足させてくれるけど、大きめの唐揚げなんて3つも食べれば自分は十分だ。こっちはご飯だって気持ち控えめにしたのに。
間食もしたのに米のおかわりを要求してきた銀八の腹の容量に感心する。
706帰る車の中で二つ。
帰宅して夕飯の用意をしながら一つ。
銀時はよく、間食をする。
「結構食べてたのに、腹、よく空くな。」
「んえ?」
「甘いもの。学校いた時から食べて、さっきも。それでよく夕飯食えるな。」
「あ〜〜。甘いものは別腹ってやつ?まあ普通に小腹が空いて摘んじゃうんだよね。」
「ふぅん。」
「あ、ご飯おかわりください。」
まだ食べるのか。本日の夕飯はサラダと味噌汁と揚げ物と唐揚げ。銀八お手製の料理は今日も腹を満足させてくれるけど、大きめの唐揚げなんて3つも食べれば自分は十分だ。こっちはご飯だって気持ち控えめにしたのに。
間食もしたのに米のおかわりを要求してきた銀八の腹の容量に感心する。
sirom_9393
DOODLEテーマ「コーヒー」お家デート中のぱったか。
いちごとコーヒー「にっっが!なにこれ!」
「コーヒー。」
「……おえぇぇ!なに、ブラックで飲んでんの?大人だねぇ高杉くんは……痛い!なに!なんで!?」
「なんか、むかついた…」
昼下がり、自宅でのんびり過ごしていたら、突如銀八が絶叫した。どうやら間違えて俺のカップの中身を飲んだらしい。うげえと顔を皺くちゃにした銀八をちょっと面白いなと見ていたら、揶揄われた気がして、少し腹が立ったので足の小指を踏んでやった。また銀八が叫んだので少し満足した。
「あーひどい目にあったぜ。殺人兵器だよこんなのさあ……体に毒だからこの苺牛乳でも飲むようにしなさい。健康にいいぞ〜、背も伸びる!きっと!」
「……。飲めるかそんな甘ったるいもん。」
「いーや、先生もこれを飲んで大きくなった。だから高杉くんもきっと……」
810「コーヒー。」
「……おえぇぇ!なに、ブラックで飲んでんの?大人だねぇ高杉くんは……痛い!なに!なんで!?」
「なんか、むかついた…」
昼下がり、自宅でのんびり過ごしていたら、突如銀八が絶叫した。どうやら間違えて俺のカップの中身を飲んだらしい。うげえと顔を皺くちゃにした銀八をちょっと面白いなと見ていたら、揶揄われた気がして、少し腹が立ったので足の小指を踏んでやった。また銀八が叫んだので少し満足した。
「あーひどい目にあったぜ。殺人兵器だよこんなのさあ……体に毒だからこの苺牛乳でも飲むようにしなさい。健康にいいぞ〜、背も伸びる!きっと!」
「……。飲めるかそんな甘ったるいもん。」
「いーや、先生もこれを飲んで大きくなった。だから高杉くんもきっと……」
Kotakoto
DONEぱったかネコマンガ 第一期 1〜90P2022年2月〜2023年8月
ここまで読んでくださってありがとうございました!!
続きは12月に本を出します。ネコマンガは本の後第二期に移行します。 90