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    #みかんば

    mandarinPlant

    _(:3 」∠)_

    DOODLEフォロワーさんに貰ったネタを元に好き放題書かせてもらいました。
    私の独自設定いっぱいの甘々で書きました
    末っ子まんばと神域三日月この本丸の山姥切国広は顕現するのが遅かった。
    具体的にどれくらい遅かったのかというと、なかなか顕現しづらいとされている山姥切国広の本歌である山姥切長義よりも後に顕現されたほどなのだ。こういった理由で『山姥切』の名で呼ばれているのは、希望通り本歌の山姥切長義が呼ばれ、山姥切国広は『切国』と呼ばれていた。

    そんな『切国』は今日も審神者の命によりせっせと畑仕事に勤しんでいた。

    「今の本丸はいろいろな刀剣を育てる余裕がないんだ。切国には悪いんだけどしばらくの間我慢してほしい。出陣しない間は本丸の畑仕事を頼みたい」

    顕現したばかりの時、そう言って審神者から頭を下げられた。来たばかりの切国にとって、そうやって真摯に対応してくれる審神者の頼みを断る理由はない。もちろん、本質は刀剣なので戦うことは好きだ。でも、戦いに出られないからといって死ぬわけではないし、審神者のしばらくという言葉からそのうち戦場に出られるのだろうと思っている。本丸の刀剣男士たちの活躍を見ていれば日頃、審神者たちがどれだけ頑張っているか理解しているつもりだ。
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    periofeel

    MAIKING※刀剣破壊描写があります
    友人が木製模造刀の三日月と鶴丸を折ったことから供養的に書いた話の一つ

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    主の身代わりとして遡行軍に拐われてしまった三日月と鶴丸。主が政府に掛け合ったものの要求に応えることは出来ないと言われてそれから数日後に本丸に差出人不明の荷物が届き、嫌な胸騒ぎと共に開けてみると無惨な姿の鶴丸と三日月が………
    ※刀剣破壊表現あります主はそこから寝込んで床に伏してしまい、折られた鶴丸は伊達の刀たちが引き取り三日月は三条に引き取られた。

    「鶴さんは………暗くて、狭いところに入ると前の主のことを考えてしまうって言ってたから、どこか明るくてにぎやかなところにいさせてあげたいな…」と伊達の刀により本丸の中に分からないようにひっそりと

    「三日月………あなたはいつも本丸の事ばかり気にかけて、ちっともゆっくり出来なかったでしょう……せめてよく眺めていた桜の木のそばに………」って庭の端にある大きな桜の木の下に
    それぞれ安置されたり埋められたりした

    誰もが悲しみ本丸中の火が消えたようなその夜、皆寝静まったころに桜の木の下に山姥切国広が立っていた
    新しく掘り起こされたような土跡を見つけるとそのまま無心で掘り始めた
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