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    nezumihako

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    nezumihako

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    化/物/語ぱろ的ななにか

    【しゅん・キャット】【しゅん・キャット】
    ニューセレナにて、遥の件で礼がしたいと言った桐生に誘われて品田は桐生の奢りで酒を飲んでいた。
    途中で真島吾朗と冴島大河が乱入してきたりしたが、穏やかな空気で四人は酒を飲んでいた。
    「ホンマおもろいなぁ、その怪異っちゅーやつは!」
    「はは、は…そっすか…」
    「そんでその怪異と殺りあうっちゅうんやから品田ちゃんもおもろいのう!今度喧嘩しようや!なぁ?」
    「は、はは…はぁ…」
    「やめたれ兄弟」
    品田は真島が苦手であった。悪い人ではないのは分かっているがどうも苦手である。
    「品田、秋山はどないしたんや」
    「え?秋山さん?さぁ…昼間堂島くんと入れ替わるように出掛けていったんで…」
    「秋山なら昼間に見たぜ」
    そう言って桐生は昼間に会った秋山との会話を思い出す。

    『あぁ桐生さん……車に轢かれた猫がいましてね…埋めてたんですよ』

    「車に轢かれちまった猫を埋めてやってたぜ」
    猫、と聞いて品田の動きが止まる。
    「なんや可哀想やな…」
    「あの金貸しそういうことするんやなぁ」
    三人で秋山の話をしていたら品田が真剣な表情で考え込んでおり、桐生は首をかしげた。
    「品田、どうした?」
    「あのですね、桐生さん……その、秋山さんが埋めた猫って…

    尾のない銀色の猫じゃなかったですよね?」

    「…いや、俺はその猫を見ちゃいねぇが…確かに秋山は尾がない銀色の猫だとは言っていたな…」
    桐生の言葉に品田は目を見開き、ガリガリと頭を掻いた。
    「んー…」
    「お?なんやなんや?怪異か?」
    嬉しそうな真島を他所に品田は少し考え込んでは桐生に向き直る。
    「桐生さん、秋山さんはどこで猫を埋めてましたか?」
    「…児童公園だったが」
    「そうっすか…すいません桐生さん、失礼しますね」
    品田はグラスに残った酒を飲み干し、セレナを出ようとする。
    「待て品田、一体どうしたんだ」
    「…猫の死体を確認してきます、あと秋山さんの様子も」
    そう言ってエレベーターに乗ろうとした品田の肩を掴み、引き留めた桐生。
    「手を貸すぜ」
    「桐生さん…」
    「お前には遥だけじゃなく大吾のことでも世話になったんだ、それに秋山を探すなら人手が多いほうがいいだろう」
    真っ直ぐに品田を見つめてそう言った桐生に真島と冴島も立ち上がる。
    「大吾ちゃんが世話になったんなら、オレらも手伝っちゃるで」
    「せやな…手ぇ貸すで品田」
    「え、あ、はい…お願いします…」
    現役の極道二人と堂島の龍と呼ばれた男、三人に詰め寄られ品田はさすがに断れなかった。

    「…なんだ、これは」
    猫の死体を確認しに行った品田と別れ、桐生達は大通りで聞き込みでもしようと出たがそこで目にしたのは…
    「皆気ぃ失っとる…うちの下っぱまで…」
    仕事帰りのサラリーマンやOL、これから仕事のホストやキャバ嬢にチンピラ達、沢山の人間が大通りで気を失って倒れていた。
    「一体何があったんや…」
    「まさかこれは…」

    「にゃーはっはっはっは!」
    「?!」

    変な笑い声に桐生達は顔を上げた。
    街灯の上に立っているのは…
    「秋山、なのか…?」
    いつも着ていたワインレッドのスーツジャケットは無く、黒いワイシャツの前は全開。
    黒くボサボサだった髪と健康的な肌は真っ白になり、なにより目をひくのは頭部に生えた猫の目。
    「にゃはは…」
    猫の目を細めて凶悪な笑みを浮かべて桐生達を見下ろす、怪異に憑かれた秋山がそこにいた。
    「秋山…」
    「なんにゃお前ら、ご主人の知り合いかにゃ?」
    「知り合いならちょうどいいにゃ、そこに寝転がってる奴等処分しとくにゃ」
    猫のような軽い身のこなしで街灯から降り桐生達の前に立つ秋山は凶悪な笑みを崩さずに、桐生達の顔を見る。
    「いつまでもオレの前をうろちょろしてんじゃねーよ人間、失せろ」

    ザシュッ

    肉を切り裂く音と鉄の匂い、脇腹の激痛が桐生を襲う。
    「っ!!」
    「桐生!!」
    「金貸し、お前っ…!」
    膝をつきかけた桐生を支える冴島に秋山を睨み付ける真島。
    そして秋山はニヤニヤと凶悪な笑みを浮かべ、刃物のように鋭く伸びた左手を振る。
    「大げさに騒ぐにゃよ人間、その程度の痛みなんてご主人の苦痛に比べればたいしたことないにゃ」
    「苦痛、やと…」
    真島がドスを構え、秋山に向ける。
    「お前の苦痛なんぞキョーミないねん。俺らは品田ちゃんにカリがあるから手を貸しとるんや」
    「…にゃは」
    品田ちゃん、という言葉に秋山は耳をぴくりとだけ動かしては目を細めた。
    「分かったらとっとと大人しくしとけや金貸しぃ!」
    「兄弟!」
    真島が素早い動きで秋山に詰め寄り、ドスを振るう。

    パンッ

    「…なんや、と?」
    ドスが真っ二つに折られ、爪を伸ばした右手で真島は肩をばっさりと切り裂かれた。
    秋山はするりと真島の横を通り抜け、桐生を支えていた冴島の足に
    「にゃは」
    伸ばした爪を深々と突き刺した。
    「ぐ、ぅうう!!」
    「真島、冴島…!」
    この程度の傷なら、いつもなら動けるはずなのに何故か力が入らない。
    「なんだ、何故…っ!?」
    「詳しいことにゃらシナダって奴に聞けばいいにゃ…まぁでも、先にオレがシナダをヤッちゃうかもにゃあ?
    にゃーはっはっはっはっはっはっはっ!」

    秋山は高笑いしながらビルの屋上に軽々と跳び、猫のように細い瞳孔の目で三人を見下ろした。
    「じゃあな、人間」
    そう言って秋山はどこかへ去っていった。
    「くそ…!」
    桐生は残った力を振り絞り、携帯を操作する。
    「…」
    『もしもし桐生さん?秋山さんみつかりました?』
    「品、田」
    『…もしもし?大丈夫ですか?桐生さん?』
    「秋山が、猫に」
    『桐生さん?今どこですか?』
    「逃げろ…品田」
    『桐生さん?!大丈夫ですか?!桐生さん!』
    品田の声を聞きながら、桐生達は気を失った。

    ◆◆◆◆◆◆

    「…?」
    「おじさん!!」
    「遥…?」
    桐生が目を覚ませば、視界は涙を流す遥でいっぱいになった。
    「堂島さん!おじさんが目を覚ましました!」
    「よかった…」
    大吾の声と見覚えのある天井に桐生は自分がどこにいるか理解し、ゆっくりと起き上がった。
    「…東城会本部か」
    「そうだよ!品田さんが運んできてくれたんだよ!」
    「そうか…品田が…」
    ほっと一息吐きながら遥の頭を撫で、自分の身体を見れば文字らしきものが書かれた包帯?を腹部に巻かれており、周りを見渡せば自分と同じように文字らしきものが書かれた包帯?を巻かれた真島と冴島も椅子に座っては桐生に軽く手を振った。
    桐生は状況を把握する為に大吾と遥に視線を戻す。
    「一体何があったんだ?」
    「実は俺も詳しくはまだ…桐生さん達が目を覚ましたら説明すると辰雄は…」
    「…肝心の品田ちゃんはどこ行ったんや」
    「秋山を探すと言って…もう丸二日は経っているんです」
    「…二日やと?」
    冴島の言葉に大吾は頷きテレビを点けた。

    《先日から東京都神室町で起こっている無差別暴行事件、現在の被害者数は140人を越え…犯人の目撃情報はなく警察は未だ犯人の目星はつけられず捜査は難航しており…》

    「…かなりの被害者が出ています…」
    「夜間は外出しないようにって警察も呼び掛けてるみたいで…」
    「そうか…えらいこっちゃや」
    冴島がそう言った途端に部屋の扉が開き
    「えらいこっちゃどころじゃないですよぉ」
    「辰雄……!?」
    部屋に入ってきた品田は今まで以上にボロボロで、ふらつきながら近くのソファーに座った。
    「品田さん!すぐ手当てを…!」
    「大丈夫だよ遥ちゃん、ある程度は塞がってるから…」
    遥にヒラヒラと手を振り、品田は桐生達の顔をじっと見ては安心したかのように息を吐いた。
    「品田…一体何がどうなってるんだ」
    「話せや、秋山はどうなったんや」
    「順を追って話しますよ…まず桐生さん、秋山さんが猫を埋めた場所を見てきましたが…」
    「…猫の死体はあったのか?」
    「ありませんでしたよ、猫の死体は…でも秋山さんは尾のない銀色の猫を埋めた…おそらく秋山さんは」
    品田は例の手帳を取りだし、あるページを開いてテーブルに置いた。
    そのページには猫の絵と【障り猫】と書かれている。
    「【障り猫】に魅入られた、そう考えて間違いないでしょう」
    「障り、猫?」
    「《寄るな 触るな 障り猫
    触ったが終わり 祟りがある
    指一本 触れちゃならぬ
    縁を持たぬが 正しき解なり》
    …障り猫は車に轢かれた猫を装い、埋葬したものに取り憑いて性格を豹変させてしまう怪異…そして取り憑いた者が『触れた者』に危害を与える怪異…桐生さん達が一撃喰らっただけで倒れたのも障り猫に障られたからなんです」
    「…障られたからやと?」
    「いわゆるエナジードレインってやつですね、触れた相手の力を奪うって感じ…しかも傷を負わされてたし…人間なら塞がるのにかなり時間が掛かるんですよ」
    そう言われて桐生達はこの文字が書かれた包帯の意味を理解した。
    「…じゃあこの包帯は」
    「ちょっとした術を施してるんで、怪異の霊障を解いて早く塞がるんすよ、それでも二日掛かっちゃいましたが…」
    そう言って品田は珍しく煙草を吸い始めた。
    「品田、その怪我…お前も秋山…障り猫に襲われたんやろ?大丈夫なんか?」
    「20回」
    「は?」
    「この二日間ずっと障り猫を探しては20回ほど遭遇して20回ほど戦いましたが…20回ほど負けましたよ」
    品田の言葉に桐生、遥、大吾が目を見開いた。
    「怪異相手にお前が負けるなんて…そんなに障り猫は厄介な怪異なのか?」
    神である重し蟹と偽物とはいえ悪魔の手を相手にした品田が負けた。
    その事実に一同は顔をしかめた。
    「いやいや、障り猫「自体」は大したことないんだよ堂島くん」
    「…なんだと?」
    「障り猫は素人ですら対応が可能な低級怪異なんですよ」
    そう言って品田は紫煙を吐いては灰皿に煙草を押しつけて火を消した。
    「厄介なのは、秋山さんの頭脳と格闘センスです。
    秋山さんの頭脳と格闘センスが『猫』の怪異としてのありようを歪めてしまった…戦略を立て高度な戦術を駆使し、本来雑魚に過ぎない『猫』を…秋山さんがほぼ最強の怪異にまで引っ張り上げてるんです…言うでしょ?『猫被り』って」
    そう言って品田は深いため息を吐いてはソファーから立ちあがった。
    「…品田さん?」
    「もう一回挑んでくるよ」
    「アホかいな品田ちゃん!そんな身体で…」
    「急いで障り猫を祓わないと…今はかろうじて秋山さんの意識が残っているからいいけど、もしこのまま障り猫に完全に乗っ取られてしまうと…殺さなきゃいけなくなるんですよ、秋山さんを」
    小さく、しかしハッキリとそう言って品田は傷だらけの身体を引き摺りながら扉に手をかける。
    「今回皆さんが受けた被害は俺の落ち度ですよ…申し訳ありません」
    「品田…」
    「…この先、皆さんに出来ることはありませんよ…いや、強いて言えば俺の邪魔をしないことが唯一出来ることですかね」
    「お前、なにする気や…」
    「奥の手がいくつか残ってましてね…」
    いつもの笑顔を向け、ゆっくりと扉を開けては出ていく品田。
    残された彼らは無言で扉を見つめていた。
    「…出来ることはない、か」
    大吾は小さくそう呟いてはソファーに座り、自分の左手を見つめる。
    「あの手があれば、少しは力になれたかもしれねぇのに…」
    「大吾…」

    「にゃ~に馬鹿なこと言ってるにゃ、お前」

    「…!?」
    音もなく窓から侵入してきた秋山…障り猫に全員が目を見開き、武器と拳を構えた。
    桐生は遥を背に庇いながら障り猫を睨み付け、様子を伺う。
    「てめぇ…何の用だ」
    「戦う気なんてイチミリもないにゃ、お前らに話があるだけにゃ」
    そう言って障り猫は両手を上げ空いていたソファーを占領して口角を吊り上げる。
    「ご主人を助けたいなら俺と品田に任せとけ、そう伝えにきたにゃ」
    「…あ?」
    障り猫の言葉に真島は眉をひそめ、ドスを振る。
    「何言っとんのや、お前は手当たり次第人襲いくっとるだけやろ?」
    「…にゃ」
    「…なんで品田の名前が出てくんのや、確かにあいつはお前を祓おうとしとるが…」
    「…らしくにゃいことしてるんにゃ、俺は」
    障り猫はポリポリと頬を掻いては笑う。
    「俺は憑依系の怪異としてご主人の脳を共有してるにゃ。だから俺はご主人の本当の気持ちと『目的』を知ってるにゃ」
    そう言って障り猫は持っていた本をテーブルに置いた。
    都市伝説や怪異について纏められた本で、所々に付箋がついてある。
    「…これは」
    桐生が本を手に取り、付箋がついてあるページを開いた。
    「ご主人が買った、ご丁寧に俺のことも書かれたありきたりで嘘だらけでくだらねー本にゃ」
    「…これが何の関係が」
    「オオアリにゃ、ご主人はずっとずっと悩んでいたにゃ……好きな人間が、怪異と殺り合って傷ついていくのを黙って見ることしか出来ないことに、怪異に対して無知で無力な自分に」
    障り猫はニヤニヤと笑い、にゃあにゃあと哭いた。
    「だから求めたにゃ、怪異の力を」

    障り猫のその言葉に桐生は勿論、その場にいた全員が息を飲んだ。

    秋山は、怪異の力欲しさに自ら障り猫にさわった

    「まぁ、俺にとってもそんにゃ奴は珍しくてにゃ。気まぐれでちょっと手を貸してやりたくにゃった…猫っぽいだろ?」
    そう言って障り猫は猫らしく首を傾げて伸びをする。
    「…しかしなんで手を貸す言うて人を襲うねん」
    「ご主人に身をもって教えてるんにゃ、人間が怪異の力を求めてはいけないとにゃ」
    「…」
    「わかったにゃ?わかったにゃら大人しくしとくにゃ」
    障り猫は窓から出ていこうとし、真島はその背に訊ねた。
    「待てや、品田ちゃんはお前を祓おうとしとるが…どないすんねん」
    「だから言ったにゃ、俺はご主人に身をもって教えてるって……俺達怪異からアイツを守ろうなんて愚かな考えは、無意味にゃとな」
    そう言って障り猫はひらりと軽い身のこなしで窓から出ていく。
    独特な笑い声を響かせて

    「んーにゃ?」
    誰もいない例の廃墟を彷徨き、獲物を探していた障り猫は見慣れた草臥れたジャケットを着た男…品田を見つけ口角を吊り上げた。
    「…にゃは」
    気配を消し音を立てずに近づき、爪を伸ばす。
    確実に、致命をとれるように。
    目の前の『極上の馳走』を獲る為に。

    パキンッ

    「…にゃ?」
    軽い音を立てて障り猫の爪が砕けた。
    「……バレてたにゃ」
    「バレバレだよ、猫の匂いと廃墟には似つかわしくない煙草の臭いをそんだけぷんぷんさせてたらね」
    品田はゆっくりと障り猫に振り向き、ゆるりと口角を吊り上げた。
    「にゃはははは!そりゃそうにゃ!あの町じゃ俺の匂い分かりゃしないにゃ!」
    にゃあにゃあと笑う障り猫に品田は小さくため息を吐いてはがしがしと頭を掻いた。
    「まさか『奥の手』を使わなきゃならなくなるなんてね…甘く見てたよ」
    「うにゃん」
    「…俺は秋山さんみたいに頭がいいわけでもないし、桐生さん達みたいに強いわけでもないけれど」
    品田の言葉に障り猫は目を細めた。
    「怪異と野球に関しては、自信ありだからさぁ」
    「よく言ったにゃ、ご主人に教えてやってにゃ『目には目を、歯には歯を、怪異には怪異を』にゃ……ただの人間が首を突っ込んじゃいけにゃい…そうだろ?

    『怪異喰い』」





    ◆◆◆◆◆◆




    「…ん、ん…?」
    痛む頭と身体を動かしながら秋山はゆっくりと起き上がり周りを見渡す。
    「あれ…俺…」
    「あ、秋山さん目ぇ覚めました?」
    品田の声に秋山が顔をあげれば品田はズタボロの状態で寝転がっていた。
    「品田!?なんで、何が………あ」
    秋山の脳に『障り猫』の記憶が一気に甦る。
    「お、俺は…」
    「大丈夫ですよぉ、桐生さん達も心配してましたし…他の人達なんて障り猫が秋山さんだなんて分かりゃしませんし」
    よっこいしょ、と言いながら立ち上がり、秋山に手を差し伸べる品田。
    「立てます?」
    「あ、うん……ねぇ品田」
    「ん?」
    「品田の『奥の手』って何だったの?そこだけ記憶ないんだけど」
    秋山の言葉に品田はゆるりと口角を吊り上げては人差し指を口元にあてる。
    「手それは秘密です、さ!戻りましょ!」
    「いや品田…」
    「にゃあにゃあ煩いですねぇ~」
    「やめろ!!滅茶苦茶恥ずかしいんだから!!」
    顔を真っ赤にしてそう叫ぶ秋山に品田は
    「怪異に首を突っ込んじゃうからですよ、これに懲りたらもう怪異に自分から関わっちゃだめですよ」
    そう言って品田は無理やり秋山の手をひいて帰っていく。

    神室町へと
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