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    asagi_di7

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    POIPOI 22

    asagi_di7

    DONE環壮の日なので。初夜未遂で終わってます。
    ちゃんとこの後はハッピーエンド初夜です。後日初夜も付け加えます。
    襲い受けっぽいところで終わってます。
    ほしいなんていえない。「……」
     ごろりと寝返りを打つと、一人分が眠れるほどの空間がそこにはあった。
     かちゃりと扉が開く音がして壮五は慌てて元の位置に戻って目を閉じるとしばらくして、掛け布団が少しだけ上に上がって今まで不在だった人が隣にまるで最初からその形が変わっていなかったかのように壮五の隣にぴったりとおさまった。
     そして、「おやすみ」と言い合った時のように壮五の腰に腕を回してからやがてすうすうと寝息を立て始めた。
    「……」
     たまきくん、と声にならない声で呟く。
     それは壮五の恋人で、たった今壮五の横で眠っている人のことだった。
     なんで僕のこと、抱いてくれないの。

     環が高校2年生の冬、環から「恋人になって」と言われた。
     顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに、それでも誰よりも壮五を大事にするという顔で告げられたその言葉に「まだ高校を卒業していないからダメ」と頭の中で考えた言葉よりもするりと「お願いします」と自分の欲求に素直な言葉の方が先に出た。
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