朱居まりあ 昭和の腐。風魔の小次郎(夢魔✕竜魔の竜魔右)とファントム無頼(神栗)、マジンカイザーSKL(遼剣)、Fate(クー✕エミ)を腐った目で見ています。EAT-MANは聖域。 ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 23
朱居まりあDOODLEアクスタ入手出来なかった悲しみを創作にぶつける。相変わらず神栗。無題百里基地の滑走路に、朝焼けが赤く滲んでいた。F-4ファントムⅡの轟音が空を切り裂き、神田はコックピットで操縦桿を握りしめる。後席にはナビゲーターの栗原が、冷静に計器を確認しながら指示を飛ばす。 「神田、右旋回、角度15度。高度維持しろ。ブレるなよ」 「おう! 俺の腕を信じな!」 二人の声は、ヘルメットのインカム越しにぶつかり合う。出会った当初は、まるで水と油だった。だが、幾度もの訓練飛行と任務を重ねるうち、互いの技量に敬意が生まれた。神田の果敢な操縦を、栗原の精密なナビゲーションが支える。F-4のコックピットは、いつしか二人の信頼の場となった。 夏の夜。基地の格納庫に、整備後のF-4が静かに佇む。神田は汗と油にまみれた作業服のまま、機体を眺める。そこに、栗原が現れた。いつも通り、整った顔に無駄のない動き。だが、今日はどこか様子が違う。 1083 朱居まりあDONE恋人の日と言うことでいちゃつく神栗。 1039 朱居まりあDOODLE離れ離れになる運命を抱えて互いを想い合うのはどういう気持ちなのか。無題春。緊急発進訓練の帰路、神田と栗原のF-4はエンジントラブルに見舞われた。神田の冷静な操縦と栗原の迅速な状況報告で、機体は無事帰還したが、着陸後、二人はコックピットでしばらく動けなかった。 「……生きてるな、俺たち」 神田が呟いた。 「ああ。神田がいたからな」 栗原の声は震えていた。 その夜、基地の宿舎で、栗原が神田の部屋を訪れた。無言で差し出された缶ビールを手に、神田は栗原を部屋に招き入れた。狭い部屋に、二人分の息遣いだけが響く。 「今日、もう駄目かと思った一瞬があった」 栗原がぽつりと言った。 「でも、お前の声聞いて、なんか安心したんだ」 神田はビールを一気に飲み干し、栗原を見た。 「お前、ほんと変な奴だな」 773 朱居まりあDOODLE気分的に神栗分が足りないので。(今はモブ☓神田本描いてる最中)無題百里基地の夜は、エンジンの残響と星の瞬きだけが支配する。滑走路の端に佇むF-4ファントムⅡのシルエットは、まるで神田と栗原の絆そのものだった。昼間は轟音とともに空を切り裂く戦闘機も、今は静かに眠っている。だが、二人の心は、静寂の中でこそ激しく揺れ動いていた。 神田鉄雄、二等空尉。陽気で熱血、口より先に拳が飛ぶような男だ。コックピットでは誰よりも大胆に機体を操り、敵機を模したターゲットを次々と撃ち落とす。一方、栗原宏美、二等空尉。冷静沈着、ナビゲーターとして神田の背後で正確無比な指示を出す。名前の文字から女性と間違われることもあるが、栗原は紛れもない男だ。鋭い眼差しと、必要以上の言葉を排除した態度が、彼の存在を際立たせていた。 639 朱居まりあDOODLEよーしおばちゃん気分が良いから以前書いた話アップしちゃうぞー。 1096 朱居まりあTRAININGちょっとだけ色っぽいシーン入り。神栗書くのは楽しいなぁ。 1370 朱居まりあREHABILI眠れないので短い神栗。今は夏の新刊2冊目原稿中でお絵描きモードなので、文字書きの感覚忘れないために。無題ある嵐の夜、スクランブルが発令された。ソビエトの偵察機が領空近くに現れたのだ。神田と栗原はF-4に飛び乗り、雷鳴の中を上昇した。機体が揺れ、視界は真っ暗。栗原の声だけが神田の耳に届く。 「神田、右30度、高度維持。敵機はまだ捕捉できてない。焦るな」 「お前がいるから焦らねえよ」 その瞬間、機体が雷に揺さぶられ、警告音が鳴り響いた。神田の操縦は荒々しく、だが栗原の指示は揺るがない。二人は息を合わせ、敵機を追い払った。 着陸後、ずぶ濡れの二人だけが格納庫に残った。神田がヘルメットを投げ捨て、栗原に近づいた。 「栗、俺、お前の声がなきゃ、今日墜ちてたかもな」 「……馬鹿言うな。俺がいる限り、お前は墜ちないさ」 その時、神田の手が栗原の肩を掴んだ。目が合い、時間が止まった。次の瞬間、互いの唇が重なる。雨音が全てを覆い隠し、二人の鼓動だけが響き合った。 628 朱居まりあDOODLE神栗。無理解な時代に抗うふたり。無題訓練後の飲み会で、酔った神田が栗原に絡んだ。 「なあ、栗。お前、なんでいつもそんな冷静なんだよ?」 栗原はグラスを傾け、静かに答えた。 「神田、お前が熱すぎるだけだ。誰かがブレーキかけないと、墜落するぞ」 その言葉に、神田は笑いながらテーブルに突っ伏した。だが、目が合った瞬間、二人とも何かを感じた。言葉にならない、胸を締め付ける何か。 その後、二人は官舎を出て、基地近くの小さなアパートを借りた。狭い部屋。畳の匂いと、窓から漏れる滑走路の光。そこは、二人だけの世界だった。 「なあ、栗。俺、こんな気持ち、初めてだ」 神田は布団に寝転がり、天井を見ながらぽつりと言った。栗原は本を閉じ、静かに神田の隣に座る。 「神田。俺もだ」 1010 朱居まりあDOODLE昨日今日と客で原稿が描けないので、合間の暇つぶしと言うか何と言うか。無題夏。訓練の合間に二人は基地近くの海岸で星空を見上げる。街の灯りが遠いこの場所で天の川を眺めながら、神田はふと口を開く。 「なあ、栗。俺、最近お前の声聞いてると、なんか落ち着くんだよ」 「……それは、ナビゲーターとして嬉しいが」 「いや、そうじゃなくてさ……」 言葉を濁す神田。栗原もまた、神田の無防備な笑顔や、危険な任務でも自分を信じてくれる姿勢に、心が揺れていた。だが、1980年代の日本では、同性同士の恋愛は公に語られるものではなかった。自衛隊という男社会ではなおさらだ。 ある夜、訓練後のロッカールーム。神田がシャツを脱ぎ、汗に濡れた背中を見せる。栗原は視線を逸らすが、心臓の鼓動が抑えられない。神田が近づき、冗談めかして肩を叩く。 884 朱居まりあCAN’T MAKE神栗本の表紙が終わらんので息抜き。無題1980年代の日本では、同性愛という言葉はまだ公には語られず、自衛隊という男社会の中ではなおさらタブーだった。神田も栗原も、そんな時代の中で生きる男として、自分の心に芽生えた感情を押し殺そうとした。だが、心はそう簡単に従わなかった。 ある晩、訓練後の格納庫で二人きりになったとき、事態は動き出した。神田が機体の整備記録を確認していると、栗原が静かに近づいてきた。 「神田。……お前、最近変だぞ」 「は? 何だよ、急に」 神田が顔を上げると、栗原の目が真剣だった。 「俺のこと、避けてるだろ。……何か、まずいことでもしたか?」 その言葉に、神田の胸が締め付けられた。避けていたのは事実だった。栗原の笑顔や、ふとした瞬間の優しさが、神田の心を乱すからだ。 590 朱居まりあMOURNING以前書いたが、続かなかったのでここに供養。 382 朱居まりあDONE神栗と名ありモブの三角関係(笑)モブはただの当て馬ですが。 2574 朱居まりあDOODLE神栗。栗原が湿度高いです。 692 朱居まりあDONE神栗出会いの日なので、ちょっぴり糖度高めの(湿度もな)神栗を。 838 朱居まりあMAIKING追う神田に逃げる栗原。そんな感じ。パスはいつもの機体番号。 752 朱居まりあDOODLEいい加減に本道に戻って神栗。PASSはいつもの。 朱居まりあDOODLEまたモブ☓神田しばらく祭になりそうすみませんPASSは機体番号 朱居まりあDOODLEモブ☓神田PASSは機体番号やっちまったよ… 朱居まりあDOODLE神田と栗原で拘束絵。ただし縛られているのは 神 田 で す 。流石に神栗タグはつけられない……パスは機体番号。 朱居まりあTRAINING神栗出会ってくれておめでとう絵。しかし雰囲気は熟年夫婦の温泉旅行… 朱居まりあDOODLE自分が描くと童顔になりがちな神さん今回は必死で年齢上げてみた 朱居まりあPAST栗さん誕生日絵 朱居まりあPAST神栗練習絵 1