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    2次作品保存箱。

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    POIPOI 33

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    DONE落書きのような短い話。
    無惨戦が終わりその後の鋼鐵塚さんと炭治郎の話です。
    🎴死ネタ注意。

    鋼鐵塚さんがかっこよだったので何か書いてみたいと思ったらこんな話ですみません。
    職人と聞くと癖ある人多そうですが(偏見)鋼鐵塚さんはズバ抜けて癖者ですね。
    でも刀にかける情熱は人一倍強くて素敵。まさに職人の中の職人。
    キメツはイケメソ多くて良いですね。😆
    日輪の沈んだ日「こんにちは、鋼鐵塚さん。」
    一仕事終えたばかりの鋼鐵塚の元を訪れたのは炭治郎の妹、禰󠄀豆子だった。
    今はもう鬼の居ない世界。ひょっとこの面を被って顔を隠す必要も無くなった鋼鐵塚は髪を下ろし、茶褐色の瞳を禰󠄀豆子に向けた。
    「竈門の妹か。久々だな。炭治郎に頼まれた刀今日研ぎ終わったぞ。」
    「はい、そろそろ出来上がる頃かと思って来てみたんです。丁度良かった。」
    「待っていろ、今用意する。」
    鋼鐵塚は工房の奥から鞘に納められた日輪刀を手にし禰󠄀豆子へと差し出した。
    煉獄の鍔が取り付けられた日輪刀は鬼が居なくなって数年経った今でも鋼鐵塚の手によってその輝きを失わず神がかり的な存在感があった。
    「ありがとうございます。後これ、お兄ちゃんから鋼鐵塚さんに渡してくれって頼まれました。」
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    PROGRESS無辜の松茸の続き、一応進めてはおります。色々と忙しいと言ったら言い訳かもしれませんが先月はマジ忙しかった。疲労を一瞬にして抉り斬る方法ないですかね。時に心を燃やせ、限界を越えろと同僚と口に出しながら働いた結果限界は超えたかもしれませんがいつまでも取れない疲れがオマケで付いてきました。疲れを取る近道なんてなかった…、寝るしかない。いつまで経っても漫画も小説も終わらない。
    はい、すみません。
    無題※進捗です。


    「漸く会えたな杏寿郎。」
    「…っ!」
    兄上が日輪刀に手を掛け警戒しているのにも関わらず猗窩座は頬を染め、うっとりとした表情で兄上を見つめました。
    「杏寿郎、さあ、お前が望んだ玉だ。これが欲しかったんだろう?今見せてやろう。」
    「玉だと⁇」
    「そうだ、玉だ。」
    「俺は君の玉など欲していない!何故そんな物を俺に見せようとする!変態か、君は!」
    「何を勘違いしている杏寿郎!その玉じゃない!」
    「他に何がある!訳の分からないことを言っているのは君の方だ!」
    「お前が弟に言伝をしただろう、玉を持って来いと!」
    「知らん!」
    「杏寿郎…お前…!自分で言っておいて忘れたとでも言うのか、これを見ろ!」
    「やめろ!見せるな!」
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    PROGRESS今度こそ新作に出来るか。完成出来れば『無辜の松茸』の続きになると思います。
    鬼ごっこシリーズの見直しと杏i千漫画と並走して作ってるので時間はかかると思います。
    大正時代は花粉症というものはまずなかったらしいですがここでは🔥さんを花粉症設定にしていますので突っ込みは無しでお願いします。
    無題しん、と静まり返った薄暗い廊下。収入が多い役職に就いていた先祖が建てた無駄に大きい屋敷。昔は我が家に伝わる炎の呼吸の継子達が居候しながら修行をしていた為大きな屋敷が必要でしたが今は一人たりとしておりません。人気のない廊下をきしきしと小さな音を立てながらとある部屋の前に辿り着くと僅かな隙間から漏れ出る酒臭と加齢臭。いつもの匂い。
    「父上、食事の用意が出来ましたよ。」と、障子越しに声をかけると「そこに置いておけ。」と酒焼けした声が聞こえてきたので俺は手にしていた箱膳を部屋の前に置いてまたきしきしとその場から離れました。
    縁側に出ると太陽が暖かく大地を照らしていました。風のない長閑な昼。近所に生えている桜の木も桃色に染まり、ちちち、と鳥の可愛らしい鳴き声が静けさに彩りと心地良さを加えて俺は自然と笑顔になります。
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    MEMO煉獄兄弟の鬼ごっこシリーズの続き、置いていきます。
    まずは4月頭に遊郭編の特別編集ということでこちらを公開するのに丁度良いかと。
    読み直すと当時の自分よく書いてるよなぁ、と自然に色んな妄想が湧き出てた頃を思い出したりします。
    もうすぐ刀鍛冶編のTV公開、楽しみですね😊
    遊女千寿郎の任務蝉が[[rb:喧 > かまびす]]しい夏も終わりを迎え、夜も段々と冷えるようになって物哀しさを感じるようになってきた頃合に、兄上の大好きな芋の収穫が始まる秋がやってきました。秋といえば十五夜で、萩やすすき、月見団子なんかをお供えして大きなまんまるの月をゆっくり眺めたりするのですが、その昔は団子の代わりに芋を供えていたらしく、丁度芋の収穫の時期に現れるこの月は秋の収穫をお祝いして芋名月とも呼ばれているようです。去年兄上にそのことを教えて差し上げた所、案の定薩摩芋と勘違いして月に向かってわっしょい!と叫んでおりまして、芋の収穫を祝うには景気付けに良かったのですが、そのまま勘違いした状態で今年もまたお月見の時期を迎え、兄上が農家から収穫したばかりの薩摩芋を大量に買ってきて団子を並べる為の三方に積み重ねようとしていたので、さすがに俺は芋は芋でも違う芋だという事を兄上に説明致しました。しかし兄上は芋違いをしていたことを特に気にも留めず、俺の言ったことを理解した上で自分は薩摩芋が好きだから薩摩芋で祝う、同じ秋の収穫物だ、とそのまま薩摩芋を積んで満足そうにしており、まぁ、兄上が満足ならばそれはそれで良いと、今年は煉獄家では団子の代わりに薩摩芋で月見をしておりました。そんなことをしているうちに十月になって秋祭り、秋晴れの上天気の中、民衆が街へ繰り出して露天商が[[rb:拵 > こしら]]えた饂飩や飴細工、台に並べられた下駄や石鹸、皿、絵草子などの日用品を購入したりして楽しんでいる頃、俺は苛々しておりました。
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    MEMO煉獄兄弟の鬼ごっこシリーズの続きです。
    🔥目線の作品で一部加筆、修正してあります。
    間に新作を挟んでいこうと思って色々と書いてはみるもののなんか今一つで終わってしまい、それは何故かと考えた所自分の頭の中では🔥i🧹は既に肉体関係まで進んでしまっているのでそれ以前に巻き戻すのは至難の技という結果に辿り着いた。多分。
    🧹(僕の🌼は既に兄上のものなのです…)
    🔥(誰にも渡さん)
    ※妄想です。
    御都合血鬼術御都合血鬼術ー…。
    巷ではこの様な術を鬼にかけられて散々苦労したという話を幾度となく聞いた事がある。これがまた男が女になってしまったり二人の人間の身体と中身が入れ替わってしまったり身体が赤子の大きさまで縮んでしまったり二人で小さな箱に閉じ込められたりと実に様々で、その術をかけられたからと言って命に別状はないらしいがこれがまた厄介らしく、似た様な術をかけられたとしても症状は人に寄って少しずつ違っており治療を施すに当たっては毎回その人にあった治療法を考えなくてはならず、その術をかけられた人間が慌てて飛び込む先は大方蝶屋敷と決まっていて、俺の同僚で医者でもある胡蝶しのぶはその様な患者を幾人も診ては様々な思いを巡らせているのであった。
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    MEMO支部に掲載してた煉獄兄弟の鬼ごっこシリーズの続きです。(新作×)
    この手のノリでまた書きたいなぁと思っていてそんな中今迄苦手だった流血🔥さんが魅惑的でかっくいー、って今更なってます。命をかけて鬼と闘い人を守る青年🔥…、誰がなんと言おうと貴方は素敵です。あー!堪らん!☺️
    んで最後死ぬなぁー‼︎生きてる奴が勝ちなんだぞー!と胸ぐら掴んでガクガクさせてる💎が浮かぶという…。ヤメレ。
    ひっくり返ってひっくり返す桶とある日の朝方でした。まだ空が明けておらず空気がひんやりとした薄闇の中で玄関の方からゴトゴトとする物音して俺は目を覚ましました。兄上が任務から帰ってきたのだろうと思い、眠い目を擦りながら自分の部屋の戸を開けて廊下に出ると、俺は何やらいつもとは違ったおかしな光景に出くわしました。
    何故その様に感じたのかというと我が家はいつも俺が箒で履いたり廊下の雑巾掛けをしたり花瓶に花を生けたり庭の雑草をむしったり鴉に餌をやったり障子の桟の所に埃が溜まればハタキで叩き落としたり父上が空にして転がした酒瓶を一箇所に集めては溜まった頃を見計らって酒屋に返却したりと日々管理をしているので、家の中の大半の事は俺が一番理解しているので、その俺がおかしいと感じたらおかしいのです。
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    MEMO煉獄兄弟の鬼ごっこシリーズ、続きの掲載です。
    一部書き加えました。
    ここから💎さんが登場です。今後修正が入ることが増えると思います。支部に載せていたものとは変わる可能性もあるのでご了承下さい🙇‍♀️
    千寿郎の天敵この所、俺は気掛かりな事があるのです。兄上は元柱だった父の代わりに柱合会議と呼ばれる鬼殺隊の極秘であり[[rb:雪洞 > ぼんぼり]]の明かりだけが灯る閉め切った密室の薄暗闇の中で、超機密文書の開示が行われる場に半年に一度出席せねばなりません。兄上は真面目な男なのでその日は朝から早起きをして顔を洗うと軽くその辺を光の速さで走って来てから朝餉を食べ、服装をきちんと整えて俺に左右に流した赤い前髪の一部があさっての方向に跳ねてないか聞いてきて、俺が大丈夫ですよ、と言うと安心して気合い十分でその会議に望むのですがその中に一人派手派手しい忍が混ざっておりました。兄上よりも三つ程歳上で光る石をいくつも連ねた飾りを額当てにぶら下げ、顔に花模様のいたずら書きをし、両腕に目立つ金色の輪っかを嵌めた忍というには余りにも忍らしからぬ風貌のこの男は宇髄天元と言う名前なのですが、柱の構成員の中で二番目に歳を重ねていて、お館様や一番歳上の怒ると怖い悲鳴嶼さんが目が見えないのを良いことに兄上の前で薄暗闇の中だと云うのにこっそり目[[rb:眩 > くらま]]しの術ばかり使ってきて、真面目に話を聞いている兄上の目を眩ませて翻弄しては楽しんでいる実にたちの悪い男で御座います。
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    MEMO年末のせいやら仕事から帰って夕餉と風呂を済ませた後に🔥さんぬいを腹の上に置いてその頭を撫でながらぼんやりするなどして忙しいせいか余り時間がなく新作も書く余裕もない為、煉獄兄弟の鬼ごっこシリーズの続きを置いていきます。
    以前公開していたものと少し内容を変えてあります。
    寒い、眠い、時間が欲しい、🔥さんも欲しい、千じゅろも…💥😇外は雪
    胡蝶と鬼退治の狭間先日の話ではありますが俺は兄上が日帰りの任務に出て行く時はいつも手製の弁当を持たせております。兄上は大食漢なので普通の弁当箱では事足りず、紅葉の蒔絵が描かれた三段の重箱におにぎりやら鯛の塩焼きやら甘辛く煮た牛肉やら薩摩芋の甘露煮など兄上の好物をこれでもかと言う位詰め込んで渡しているのですが、ある日、兄上が同じ鬼殺隊の仲間である胡蝶しのぶさんと一緒に任務についた時がありました。鬼殺隊の任務は鬼が出現する宵のうちにあるのですが兄上は人一倍行動力があり鬼を殲滅する力は柱と呼ばれる精鋭達にも見劣らず、周囲の俗人からは精明強幹、一人当千、千軍万馬の強者と称される程ですが日が変わる頃にはえらく体力を消耗して空腹を覚え、更に時間が経過すると飢餓状態に陥って昏倒しかけるのでそれでは兄上がお辛いだろうと正にその時こそ俺が用意した弁当の出番となるのですがその日は丁度しのぶさんと並んで弁当箱を広げる事になった様です。兄上は俺の作った弁当を並べ、片っ端からうまい!うまい!と一口毎に声を上げ、最終的に何回うまい!と言ったのかも謎な位言い過ぎて隣に並んだしのぶさんが落ち着いて弁当を食べる余裕も無く挙げ句の果てにうるさいと言われたそうなのですが問題は其処ではなくその日しのぶさんが広げていた弁当の方にあった訳でして、しのぶさんはとても可愛らしい、正に彼女が持つに相応しい綺麗な蝶の蒔絵が描かれた素晴らしい弁当箱だったのですが何故か中身が、女性らしい一口程度の小さなおにぎり二つは良いとして、蝶の蒔絵にそぐわない主張の激しいでかさの焼き芋が丸々一本詰められていたそうです。しのぶさんはその弁当箱の中身を見て顔を引き攣らせ身体を小刻みに震わせていた様で、きっと年頃の若い娘の弁当箱に彼の逸物を連想させる様なおにぎりと巨大な焼き芋が入っている事が彼女を恥ずかしめているのだと俺は思いましたが兄上はそんなしのぶさんの弁当を一目見て何を言うかと思いきや其れに向かって「かっこいい弁当だな!」と言い放ったそうです。兄上は女子の弁当に堂々とした尺の芋が入っている事に潔さを感じ、純粋に心から褒め称えた言葉だった様でして別にしのぶさんをからかったつもりは毛頭無かったのです。かたや俺特製の重箱弁当、かたや巨大焼き芋弁当、焼き芋弁当はしのぶさんのお姉さんが暇を頂いている葵さんの代わりに作ったもので、きっとにこにこと笑いながら『しの
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    PROGRESS🔥i🧹i🧹。
    前回作った🔥i🔥i🧹の🧹バージョンを作ってみようと思い書き始めました。
    🔥さんとは違いをつけてしっとりした感じで書きたいなぁと思ってます。今回🔥さんをどう絡めていこうか、ああ楽しみ💕
    ポイの誰も見ていないであろう所が煩悩を吐き出すのに最高の場所…。
    たまに反応も欲しくなるけど自分はこっそりと活動しているのが性に合っているようでここが一番頭(妄想)が働くのです。
    無題初秋の頃、勢力の強い台風がやってきて激しく吹き荒ぶ風が家の戸をがたがたと揺らし、幾度も夜闇を照らす稲妻と落雷の音で眠れぬ夜を過ごしましたが無事嵐も抜けて晴れ渡った秋空が見えるようになりました。つい先日、我が家では兄上が二人に分かれてしまう血鬼術を受けて帰って来て、暫く大変な時を過ごしたのですがそれから程なくして、今度はなんと俺がふたなりになってしまったのです。兄上がかけられていたのは巷で時々話題になる御都合血鬼術とやらで、この術が空気中を漂って僅かに俺に伝染っていたようで、ある日の朝、俺の体内に潜んでいた術が満を持して発動し、俺が目覚めてみると隣にある筈のない人の温もりがあって、驚いて飛び起きて視線を向けるとそこには俺がすやすやと寝息を立てていたのでした。その時は何事かと思いましたが兄上の一件があったので俺は酷く取り乱すことはなく冷静でいられて、この術がどこかに残っていて俺を二分してしまったと直ぐに察することが出来ました。何処までもしつこくていやらしい鬼だと俺は口惜しくてたまらなかったのですがもう一人の俺は理性を持った俺からしてみるとまるで女人のようで、数時間程部屋に篭って観察をしていると時折何かを思い悩む素振りを見せては頬を染め、恥ずかしそうにもじもじとしていたのです。俺はもう一人の自分に近づいてその顔をじっと眺めました。少しでも俺と区別のつく所はないかと眉の角度、頬の肉付き具合、睫毛の長さ、肌のキメ、くすみ、たるみ、唇の色、艶、しみ、そばかす、目の下の隈まで隅々と探してみたのですが全て同じで、俺も兄上が困らないように服だけでも替えておいた方が良いだろうと考えました。ふと気付くともう一人の俺が口をはくはくとさせていて俺の視線に耐えられなくなってきていたのか、顔を横にぱっと背けると伏せ目がちに俯いておりました。
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