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    観凪のえる

    TIRED誤字から爆誕したツナ監
    いや、ツナ←監←ツナ(???

    グリ「もうオレ様イヤなんだゾ…」
    デュ「どうしたんだ?」
    グリ「子分のやつ、『やだ無理そんなことできないよぉ』って泣くんだゾ」
    エー「うっわ重傷じゃん」
    グリ「ふなぁ、ツナ缶食べたい…」

    友情出演:❤♠😺🐙🐬🦈
    モブ生徒(?)あり
    名無し監
    「かっ監督生!」

    緊張しているような上擦った声で後ろから呼び止められ、監督生はまた厄介事に巻き込まれるのかと溜め息を吐き出した。しかしその声には聞き覚えがある。1-Aでクラスメイトのオクタヴィネル寮生、ツナくんだ。彼のフルネームはめちゃくちゃ長いので、正直なところ監督生は覚えてはいない。誰が呼び始めたのか、まぁおおよそ見当はつくが、ツナくんというあだ名が定着している。
    そんなこんなで呼び慣れた名を口にしつつ振り向いた監督生は、NRC本校舎西廊下において、蛍光ピンクのねっとりとした液体を頭からぶっかけられた。

    「……は?ツナくん……?」
    「やった、やりましたよフロイド先輩!」

    ツナくんが突き上げた握り拳を見上げながら、監督生は意識を手放した。

    ***

    白い天井、ほのかな薬品の香り、柔らかく少し冷たい清潔なシーツ。監督生が目覚めたそこは、保健室だった。

    「え……っつ、頭いた、」

    むくりと白尽くしのベッドから上半身を起こした監督生は、ズキンと刺すような痛みを感じて額を押さえた。それでも状況を確認しようと、押さえた手の隙間から周囲を見渡す。
    ベッドサイドにはエースとデュース、枕元 3520

    55Catwalk

    TIREDうたわれるもの
    オシュハク



    とある昼下がり。

    「………」

    ルルティエは1冊の書物を手にヤマトの大通りを歩いていた。
    事の発端は、贔屓にしている女性専門の書店からだった。アンジュに持ち帰られてしまった限定書籍を再び手に入れるため、大慌てて書店へ飛び込んだのである。しかし、さすが限定品というべきか…山と積まれていたはずの空間には完売御礼の札がちょこんと鎮座しているのみ。あまりの現実に、燃え尽き固まるルルティエに書店の店主は申し訳なさそうに声をかけてきた。

    『せっかく来てくれたのに品を切らしちまって悪かったね。代わりと言っちゃなんだが、コレをあげよう』

    ぺらりと冊子の表紙をめくってみる。1枚、2枚、そして最後まで。それは何も書かれていない真っ白でなんの変哲もない冊子だった。
    白楼閣に戻ってきたルルティエは早速寄合に使っている部屋に顔を出してみたが、あいにくと誰もいない。ソファに体を沈め、改めて白い冊子をめくってみた。そして、ふと目に止まった筆をとるとサラサラと青年の立ち姿を描いてみる。どことなくハクに似た、というかハクその人な絵を描いてしまったことに1人恥ずかしく頬を染めていると、

    「それはハクじゃな 2757