CMYKkentei
MAIKING綾滝すれ違い続き。ゆくゆくはちゃんと綾滝になるけど綾→仙ぽい描写あり。文仙と同じ生産ラインで作られているので匂わせがあります。浜三木もだしたいよね?もうちょいで終わります。恋とはどんなものかしら④『恋って素敵、だって恋をすると綺麗になるのよ。』
そんなの、嘘ですよ、と言ってやりたかった。だってそんなの、同室の男を見ていればハッキリと分かるからだ。
綾部喜八郎の同室の男こと、平滝夜叉丸は花も綻ぶくのたまよろしく、どうやら最近は恋というものに熱心で、自分のサインやらブロマイドそっちのけで奇妙な本ばかりを読み漁っていた。最初こそ、すぐに飽きるだろうと思っていたけれど、意外や意外、それはなかなか終わる気配を見せなかった。
「もしかして、恋、してるとか…?」
「えぇ…?」
そうだ、確か守一郎がそんな事を言ったんだった。頬に手を当てて、恥じらうような素振りを見せた彼とは対照的に喜八郎は眉間に皺を寄せた。その時はただ「面倒くさいことにならなければいいなぁ」と思うだけだった。
4117そんなの、嘘ですよ、と言ってやりたかった。だってそんなの、同室の男を見ていればハッキリと分かるからだ。
綾部喜八郎の同室の男こと、平滝夜叉丸は花も綻ぶくのたまよろしく、どうやら最近は恋というものに熱心で、自分のサインやらブロマイドそっちのけで奇妙な本ばかりを読み漁っていた。最初こそ、すぐに飽きるだろうと思っていたけれど、意外や意外、それはなかなか終わる気配を見せなかった。
「もしかして、恋、してるとか…?」
「えぇ…?」
そうだ、確か守一郎がそんな事を言ったんだった。頬に手を当てて、恥じらうような素振りを見せた彼とは対照的に喜八郎は眉間に皺を寄せた。その時はただ「面倒くさいことにならなければいいなぁ」と思うだけだった。
Dr_Poisoning
MAIKING[パプワ夢SSもどき③/夢主名前あり/マジック視点]逆ハー系自己満。なんでも許せる人向け。パプワ夢SS②見ないとわかりにくい所あります。総帥なりたてのマジックくん14歳くらい。
キスはしてます(((((
続き書くか書かないか迷ってる段階なのでかきかけにしてます。 2642
CMYKkentei
MAIKING綾滝すれ違い続き。ゆくゆくはちゃんと綾滝になるけど綾→仙ぽい描写あり。文仙と同じ生産ラインで作られているので匂わせがあります。全然途中だから完成出来たらいいなの気持ち。恋とはどんなものかしら③ 一晩、悩んでみた結果、やはりスーパースターには失恋は似合わないのではないか、ということだった。
何を隠そうこの平滝夜叉丸は、あろう事か同室の綾部喜八郎に懸想していた。けれどまぁ良く考えれば、自身の次に容姿が整っているようにも思うし、マイペースではあるが天才トラパーと名高く才覚に溢れている。私が、私の次に好ましく思うのは仕方がないことである。
しかし、私の優秀な脳はあることにも気づいていた。それは、彼が先輩である立花仙蔵を慕っているということだ。
ならば、どうすればいいか、二択だった。
よし、と腹を括るなり、滝夜叉丸は読みかけだった本を捲り始めた。どうすれば喜八郎が私に恋心を向けるのか、学び、作戦を立てなければならないと思ったからである。
3518何を隠そうこの平滝夜叉丸は、あろう事か同室の綾部喜八郎に懸想していた。けれどまぁ良く考えれば、自身の次に容姿が整っているようにも思うし、マイペースではあるが天才トラパーと名高く才覚に溢れている。私が、私の次に好ましく思うのは仕方がないことである。
しかし、私の優秀な脳はあることにも気づいていた。それは、彼が先輩である立花仙蔵を慕っているということだ。
ならば、どうすればいいか、二択だった。
よし、と腹を括るなり、滝夜叉丸は読みかけだった本を捲り始めた。どうすれば喜八郎が私に恋心を向けるのか、学び、作戦を立てなければならないと思ったからである。
CMYKkentei
MAIKING綾滝すれ違い。続き。ゆくゆくはちゃんと綾滝になるけど綾→仙ぽい描写あり。文仙と同じ生産ラインで作られているので匂わせがあります。全然途中だから完成出来たらいいなの気持ち。恋とはどんなものかしら②「恋って素敵、だって恋をすると綺麗になるのよ。」
ほんとうよ、とその弾む声は言っていた。その鈴の鳴るようなくのたまたちの声を、綾部喜八郎は穴の中で聞いていた。足元、危ないですよ、と呼びかけようかと悩んだが、楽しそうな会話に水をさしてはいけない気がした。
気持ちと同様に、少女たちの足取りも浮ついていたのか、結局穴に落ちてくることはなく、高い声も遠ざかって行った。別に、特段気にかけることでも無いいつもの話だ。そんな事を思いながら上をぼーっと見上げていると、誰か覗き込んでいた。
「ここにいたのか。」
逆光で顔なんて見えないのに、誰かなんて直ぐに分かった。特徴的な声と、それに自分を探す存在なんて数える程度しかいない。そして薄ぼんやりと、「お前も落ちてきてはくれないんだな」なんて考えていたりした。
3689ほんとうよ、とその弾む声は言っていた。その鈴の鳴るようなくのたまたちの声を、綾部喜八郎は穴の中で聞いていた。足元、危ないですよ、と呼びかけようかと悩んだが、楽しそうな会話に水をさしてはいけない気がした。
気持ちと同様に、少女たちの足取りも浮ついていたのか、結局穴に落ちてくることはなく、高い声も遠ざかって行った。別に、特段気にかけることでも無いいつもの話だ。そんな事を思いながら上をぼーっと見上げていると、誰か覗き込んでいた。
「ここにいたのか。」
逆光で顔なんて見えないのに、誰かなんて直ぐに分かった。特徴的な声と、それに自分を探す存在なんて数える程度しかいない。そして薄ぼんやりと、「お前も落ちてきてはくれないんだな」なんて考えていたりした。
CMYKkentei
MAIKING綾滝すれ違い。ゆくゆくはちゃんと綾滝になるけど綾→仙ぽい描写あり。文仙と同じ生産ラインで作られているので匂わせがあります。全然途中だから完成出来たらいいなの気持ち。恋とはどんなものかしら「私は失恋したのか」と理解をしたのは、恋をしていたのだと自覚したのと同時だった。その後に池を覗きこんで反射させた自分の顔は、美しく整ったいつものものであるというのに、笑顔がほんの少しだけ滑稽に見えた。
少し前に時を遡り、考えていた事を話すとするならば、この平滝夜叉丸は恋というものをしらないな、と思い巡らしていた。
というのも、この圧倒的な美貌、才能をもってしてモテるな、という方が無理な話であると自覚はしているというのに、自身がその感覚を知らない、というのは些か失礼な気がしたからだ。それから、自分が誰が好きかを考えてみた。同級生は好きだ。でもそれは所謂「同じ釜の飯を食った」仲だからとも言えるものだし、慕ってくれる後輩も、導いてくれる先輩も、等しく好ましく思ってはいるが、話に聞く「甘酸っぱい痛み」とは違うと断言出来た。
4029少し前に時を遡り、考えていた事を話すとするならば、この平滝夜叉丸は恋というものをしらないな、と思い巡らしていた。
というのも、この圧倒的な美貌、才能をもってしてモテるな、という方が無理な話であると自覚はしているというのに、自身がその感覚を知らない、というのは些か失礼な気がしたからだ。それから、自分が誰が好きかを考えてみた。同級生は好きだ。でもそれは所謂「同じ釜の飯を食った」仲だからとも言えるものだし、慕ってくれる後輩も、導いてくれる先輩も、等しく好ましく思ってはいるが、話に聞く「甘酸っぱい痛み」とは違うと断言出来た。
リク@原稿中
MAIKINGカ+シでグシ漫画の一部なんかこう…顔を赤らめるびあちゃがどうしても描きたい…
信じられんくらい頭が痛いので今日はここまで…今日で描き終わりたかったけど無理は禁物
弱っていて甘えるびあちゃを甘やかしたり抱きしめたり抱いて愛を深めるスパダリのグレシルにンアアアアアアってなってる(唐突)
スパダリが独占欲を出しつつ甘やかしたり、びあちゃが天真爛漫で大好きな男に甘えたり塩対応になったり…良い…(休んで下さい)
sterilesoil_B
MAIKING新しいお話「本能と幸福」馬男(オリジナルで実在する馬がモデルではない)の話。
“起承転結”の4話予定。
すけべシーンは今のところ無いので全体公開。
2025/05/06 P1-P12更新
2025/05/16 P13-P17更新
※実在の団体とは一切関係ありません。 17
guu
MAIKING推し(🎴)ぬいかつだんし🔥さん×てん…しゃい的なアイ💲様な🎴くんの話前にテキストライブで配信したものをちょっと形整えて再掲
推し(🎴)ぬいかつだんし🔥さん×てん…しゃい的なアイ💲様な🎴くんの話酷暑なるものが過ぎた九月のとある平日。
今が四時過ぎとおやつの時間ももう終わりに差し掛かった時間であろうとも降り注ぐ太陽の光はいまだじりじりとした熱を持ち、その明るさは真昼と同等に健在であった。冷房のきいた店内の床は木材特有の味のある鈍いこげ茶色をしており、よく手入れがされているようで表面にワックスのつやがあった。壁紙は古本のような鈍いクリーム色、天井もまた床材と同じ木材のこげ茶。天井から吊るされた小ぶりのシャンデリアのような照明は年季を感じさせる、いわゆるアンティークと呼ばれる部類のものであった。奥に設置された厨房からはスタッフ同士の会話が聞こえ、何かを炒めている調理中の音も聞こえてくる。会話を邪魔しない音量でピアノの演奏が聞こえる。恐らくクラシックであろう。四時というおやつ時間のピークを過ぎた今、客の入りはまばらで店内に流れる空気もどこかまどろんだものであった。
21908今が四時過ぎとおやつの時間ももう終わりに差し掛かった時間であろうとも降り注ぐ太陽の光はいまだじりじりとした熱を持ち、その明るさは真昼と同等に健在であった。冷房のきいた店内の床は木材特有の味のある鈍いこげ茶色をしており、よく手入れがされているようで表面にワックスのつやがあった。壁紙は古本のような鈍いクリーム色、天井もまた床材と同じ木材のこげ茶。天井から吊るされた小ぶりのシャンデリアのような照明は年季を感じさせる、いわゆるアンティークと呼ばれる部類のものであった。奥に設置された厨房からはスタッフ同士の会話が聞こえ、何かを炒めている調理中の音も聞こえてくる。会話を邪魔しない音量でピアノの演奏が聞こえる。恐らくクラシックであろう。四時というおやつ時間のピークを過ぎた今、客の入りはまばらで店内に流れる空気もどこかまどろんだものであった。
bnbn_pi
MAIKING数万字の構想の遺物モラ帰が互いの唯一無二になる話のラストだけ書けたんだ
胸のざわつきがやまなかった。
あれほどの蝗に襲われていながらも、彼女の集落は傷の一つもなく、人々の活気に満ち溢れていた。獲物であったはず稲穂もたわわに実って頭を垂れており、収穫の時を今か今かと待ちわびている。行き交う者も、作物も、道端に咲く花や雑草までも男の記憶と寸分変わりはない。ただ一つ、民の家の数を除いて。
片目に見たあの家々は建てたばかりのものだろう。通りすがった際に嗅ぎ取った木材の香りは若かった。平生の彼なら気にも留めない程度のことだ。しかし今、その香りが集落のあちらこちらから漂ってきているのだ。
彼女の権能は塵だ。物量ではまず押し負ける。あれは奇襲だった。お得意の策も立てられずのはずだ。おかしい。無事であるはずがない。
4204あれほどの蝗に襲われていながらも、彼女の集落は傷の一つもなく、人々の活気に満ち溢れていた。獲物であったはず稲穂もたわわに実って頭を垂れており、収穫の時を今か今かと待ちわびている。行き交う者も、作物も、道端に咲く花や雑草までも男の記憶と寸分変わりはない。ただ一つ、民の家の数を除いて。
片目に見たあの家々は建てたばかりのものだろう。通りすがった際に嗅ぎ取った木材の香りは若かった。平生の彼なら気にも留めない程度のことだ。しかし今、その香りが集落のあちらこちらから漂ってきているのだ。
彼女の権能は塵だ。物量ではまず押し負ける。あれは奇襲だった。お得意の策も立てられずのはずだ。おかしい。無事であるはずがない。
ヒトミ・カセ
MAIKING🟥「私も君を愛している」の台詞から始まり🟩「ええ、そうでした…私も貴方を愛しています」
で終わる、85再会後に結ばれるシャアシャリのプロット
いつかの愛について(仮/プロット)再会して第一声🟥「私も君を愛している、大尉」
何を言っているのかと困惑するソドンクルー+その場に一緒にいた❤️💙そして当人の🟩
とりあえずソドンに匿われることになる🟥、世話をする🟧を始めとするクルー達も初対面のドン引き状態から段々と🟥を受け入れていく
再会までの5年間で身なりや立ち回り方が大きく変わった🟩、🟥もエースとしては華奢さが残っていた5年前に比べて筋肉も付き、立派な青年に成長したが、真に変わった点は🟩に頻りに愛おしい者を見るような視線を送るようになった事
再会後の言葉と送られる視線に人知れず困惑している🟩「私"も"」とはどういう意味なのかと考え続ける日々、終いには🟥を避けようとした事で🟥の機嫌を損ねてしまう
1373何を言っているのかと困惑するソドンクルー+その場に一緒にいた❤️💙そして当人の🟩
とりあえずソドンに匿われることになる🟥、世話をする🟧を始めとするクルー達も初対面のドン引き状態から段々と🟥を受け入れていく
再会までの5年間で身なりや立ち回り方が大きく変わった🟩、🟥もエースとしては華奢さが残っていた5年前に比べて筋肉も付き、立派な青年に成長したが、真に変わった点は🟩に頻りに愛おしい者を見るような視線を送るようになった事
再会後の言葉と送られる視線に人知れず困惑している🟩「私"も"」とはどういう意味なのかと考え続ける日々、終いには🟥を避けようとした事で🟥の機嫌を損ねてしまう