kanamochiko
MAIKING一反木綿にすけべな目に合わされる(予定の)KKのお話導入部分なのでまだ全くすけべくない
一反木綿×KK それはあまりに一瞬の出来事でなす術がなかったといえよう。グラインドを駆使して頬に風を感じながら、KKはその日も目の前をひらひらと漂いながら移動する白い布切れを一直線に追っていた。俗にいう妖怪退治といった部類のこの活動は、エーテルを操る力を手に入れたKKにとっては極ありふれたもののひとつだった。目の前をふよふよと漂うこの不可思議な存在は一反木綿という妖怪で、このままただ追いかけていればいつか奴は適当なビルにぶつかり目を回す。はずだった。だと言うのになぜそうならなかったのか、それはきっとつまるところ、やつを甘く見ていた。そう言うことだろう。だからといってなぜこんなことになっているのかはやはり分からなかったが、妖怪ってやつは理解が及ばない連中なのだ。
1625りき色
MAIKING寄宿学校時代みっそーの、しっきー、ちょっとかなと
青い春って言うらしい木の床に柄の入ったカーペット。右には中庭を見下ろす窓。左にはガラス窓がハマっているスライド式のドアと曇りガラスの窓が連なっていて壁には端がボロボロの部活動勧誘ポスターが貼ってある古びた掲示板がかかっている。そんな変わらない光景が左に曲がる突き当たりまで続いていて俺は頭を抱えそうになる。
数十分前に階段の前で「荷解きが終わったら図書館で会いましょう」と言って別れたアイツを呪いたくなるが、「いいよ」と図書館の場所が分からないのにアイツの言ったことをよく聞かずに返事をしたのは自分だし、入寮前に貰った校舎の見取り図をファイルの中にしまって机の上に放り出したまま部屋を出たのも自分だ。だからアイツを呪うことは出来ない。
5130数十分前に階段の前で「荷解きが終わったら図書館で会いましょう」と言って別れたアイツを呪いたくなるが、「いいよ」と図書館の場所が分からないのにアイツの言ったことをよく聞かずに返事をしたのは自分だし、入寮前に貰った校舎の見取り図をファイルの中にしまって机の上に放り出したまま部屋を出たのも自分だ。だからアイツを呪うことは出来ない。
ranru2424
MAIKINGサンジくん聖誕祭なのに全く間に合わないので途中だけどとりあえず・⌒ ヾ(*´ー`)ポイッジェルマの王族衣装大好きで描き始めたんだけどサンジくん本人は嬉しくないだろうなー……
神様の中身
MAIKING僕ら双子は青薔薇 -凹凸依存双子- Ⅱ趣味小説なので設定や内容がガバガバかもしれません。まぁ頭を空っぽにしてお読みくください。
パスワードヒントは[マイページの”あれ”のどこか] 1676
yokoyoko79
MAIKING復讐に燃える千景くんからの更生(?)千景くん書きたいよ〜名前「千景さん今日帰りゲーセン寄りましょマジでどうしても落とせんプライズがある諭吉溶かしたけど無理だったあれはチートにしか落とせん鬼畜仕様」
出勤の車中、助手席の後輩がソシャゲの画面を見つめながら、運転席のこちらのことはノールックで早口にそう言い切った。
「……人にモノを頼む態度とは思えないな茅ヶ崎」
「千景さんならいける、おねしす」
後輩はふてぶてしくも、iPhoneから目線を外さず二度目のお願いと来た。俺は青に変わった信号を確認して、ゆっくりとアクセルを踏み込む。
「……いいよ、行こうか。クレーンゲームの筐体蹴り上げて落としてやるよ、そのゲーセン出禁になるね、おめでとう」
バッ、と元から大きな目がまん丸に見開かれて、やっとゲームから顔を上げてこちら見る。そういう顔がいちいちおもしろいから俺はこんなしょうもないことを言ってしまうんだな。
2839出勤の車中、助手席の後輩がソシャゲの画面を見つめながら、運転席のこちらのことはノールックで早口にそう言い切った。
「……人にモノを頼む態度とは思えないな茅ヶ崎」
「千景さんならいける、おねしす」
後輩はふてぶてしくも、iPhoneから目線を外さず二度目のお願いと来た。俺は青に変わった信号を確認して、ゆっくりとアクセルを踏み込む。
「……いいよ、行こうか。クレーンゲームの筐体蹴り上げて落としてやるよ、そのゲーセン出禁になるね、おめでとう」
バッ、と元から大きな目がまん丸に見開かれて、やっとゲームから顔を上げてこちら見る。そういう顔がいちいちおもしろいから俺はこんなしょうもないことを言ってしまうんだな。
pk_3630
MAIKING拗れ練習用に書いた現代AU 曦澄 第16話途中なのに燃え尽き症候群中😭今回特に文が酷い
記憶を失ったことで幼馴染としての曦しか知らない澄
二人の友人関係は上手くいっているように見えたが…
想・喪・葬・相 16それからは、会っていなかった三年間を取り戻すかのように二人で過ごした。
「明日は何する?」
まだ今日が終わらないうちから、明日の予定を埋めることが当たり前になっていた。
(ここに来た時の俺が知ったら驚くような話しだな)
本社の出世争いと人間関係に疲れ切っていたのか、当初は酷い無気力状態だった。もう本社に戻る道はないだろうし、戻りたいとも思えなかったため、仕事にも身は入らなかった。
休日もぼんやり家で過ごしていたため、絶景スポットや洒落たカフェどころか、飲食店の一つも知らなかった。
しかし、曦臣と過ごすのにただ家の中でだらだらしているのはもったいない。そう思い調べてみれば、コンクリートジャングルで暮らす都会人が羨ましがるような絶景や美食がそこかしこに散らばっていた。
3990「明日は何する?」
まだ今日が終わらないうちから、明日の予定を埋めることが当たり前になっていた。
(ここに来た時の俺が知ったら驚くような話しだな)
本社の出世争いと人間関係に疲れ切っていたのか、当初は酷い無気力状態だった。もう本社に戻る道はないだろうし、戻りたいとも思えなかったため、仕事にも身は入らなかった。
休日もぼんやり家で過ごしていたため、絶景スポットや洒落たカフェどころか、飲食店の一つも知らなかった。
しかし、曦臣と過ごすのにただ家の中でだらだらしているのはもったいない。そう思い調べてみれば、コンクリートジャングルで暮らす都会人が羨ましがるような絶景や美食がそこかしこに散らばっていた。
🐈⬛ろく🐈⬛
MAIKINGAQNありがとうございました!!気持ち程度ラフ追加しました。
#AQN0225アフター
面白いくらい全く間に合いませんでした!!!!!
カナリアさん全然同人誌描き終わってないです。
もう冒頭の冒頭しかできませんでしたすみません…。
でもとっても楽しかったので少しずつ描いてちょいちょいTwitterにでもあげられたらいいなと思います。 5
生地やさん
MAIKING无が一時的にょたな风无かきかけです🙏🙏
いつもやさしい買い物袋を下げて家に帰ると、女がいた。
風呂上がりらしい様子で、堂々とソファでくつろいでる女は、俺の姿を見て慌てる様子もなく口を開いた。
「お帰り風息」
おまえ誰だ、と形式的に言うべきかと思ったが、しかしそれは無駄と言うものだろう。俺はこの女を初めて見たが、知っている。玄関には無限の靴がいつものように揃えられていた。
女はろくに水気を拭き取っていない長い髪から横着に水分を飛ばし、突っ立って無遠慮な視線を浴びせる俺から視線をスーパーの袋に移した。
「夕食はなに?」
無限が布団を襟元まで上げて、身体を寄せてきた。
自分ではよく分からないが、俺の体温は高いらしい。だから寒い時分にはくっついて寝ると良い塩梅なのだと。
2213風呂上がりらしい様子で、堂々とソファでくつろいでる女は、俺の姿を見て慌てる様子もなく口を開いた。
「お帰り風息」
おまえ誰だ、と形式的に言うべきかと思ったが、しかしそれは無駄と言うものだろう。俺はこの女を初めて見たが、知っている。玄関には無限の靴がいつものように揃えられていた。
女はろくに水気を拭き取っていない長い髪から横着に水分を飛ばし、突っ立って無遠慮な視線を浴びせる俺から視線をスーパーの袋に移した。
「夕食はなに?」
無限が布団を襟元まで上げて、身体を寄せてきた。
自分ではよく分からないが、俺の体温は高いらしい。だから寒い時分にはくっついて寝ると良い塩梅なのだと。