oki_tennpa
CAN’T MAKEオ-エンとクロエが事実上の協力関係を結んだらいいなぁ〜2部とか2部とか2部でみかんのみ
クロエとオ-エンと寝間着の話になる予定だったもの赤、青、それから水玉。
くるくる巻いたラングドシャみたいな布をたくさん抱えて中庭を歩くクロエは、踊り出しそうなくらいご機嫌だった。
だって今日は早起きをして中央の市場へ行ったから、商隊の卸すエキゾチックな布と出会えた!
おはようございます、と店先で挨拶した瞬間に一目惚れした色とりどりの布、布、布。
ステップを踏むみたいに歩いて噴水の前でポーズを決めるような、全世界に布を見せて回りたいようなわくわくした気持ち。
もうクロエの頭の中では裁ち鋏が布地を走り糸のかけられた足踏みミシンとのお喋りは止まることを知らない。
数日前から作っていた皆の寝間着はもう半分ほど完成していて、早く渡したくて仕方がない。
「ムルにはお揃いのヘアバンド、オーエンのブランケットは……紫にしよう。あ、糸の色を変えてもいいな……えへへ、楽しいなぁ。みんなのパジャマを作れるなんて夢みたい……」
1398くるくる巻いたラングドシャみたいな布をたくさん抱えて中庭を歩くクロエは、踊り出しそうなくらいご機嫌だった。
だって今日は早起きをして中央の市場へ行ったから、商隊の卸すエキゾチックな布と出会えた!
おはようございます、と店先で挨拶した瞬間に一目惚れした色とりどりの布、布、布。
ステップを踏むみたいに歩いて噴水の前でポーズを決めるような、全世界に布を見せて回りたいようなわくわくした気持ち。
もうクロエの頭の中では裁ち鋏が布地を走り糸のかけられた足踏みミシンとのお喋りは止まることを知らない。
数日前から作っていた皆の寝間着はもう半分ほど完成していて、早く渡したくて仕方がない。
「ムルにはお揃いのヘアバンド、オーエンのブランケットは……紫にしよう。あ、糸の色を変えてもいいな……えへへ、楽しいなぁ。みんなのパジャマを作れるなんて夢みたい……」
月詠ショコラ
CAN’T MAKE3ヶ月上達法6日目。この日はピンク色を使ったオリキャラが描きたかった。手の練習するようにこの構図にした。
目が大きくしすぎてプリ○アみたいな絵柄になってしまった。 手はあいかわらず描けてない。
enaka_0731
CAN’T MAKEバニラとショコラについては適当に作ったのですが、一応絡ませやすいのかなと思い、キールと一緒に脇役から立ち絵キャラにします。グリィさんも獣人じゃんと思いますが、
彼女たちが気付いてないだけです。キールは食えば分かるって感じです。
人のフリをすれば大丈夫ですね。そういうもんか。
彼女たちの定義で独断というわけですね。
偏食の男⑤薄暗い祈祷室。キールがまだ、小さな教会の神父だった頃の話だ。
異端は異端を抱えながら、生きていた。
毎日懺悔をした。
いつだって食事の時間は地獄だった。
そんな時、真っ白な女が冷たい手で頬に触れてきた。
「貴方は何も悪くないわ。」
これ以上ない美しいモノを魅た。
......。
目の前に見慣れた天井が映る。
ブラックブラウンの天井の木目がこちらを笑っているように見ていた。
そこにバニラがコーヒーを持ってくる。
またタイミングの良い時に来たと革製のソファに預けていた身体を起こす。バニラは小さく笑ってまだ出来立てのコーヒーを差し出した。ソーサーを持ちコーヒーカップを手に取る。口をつけようとした時、バニラが口を開いた。
「セリカを殺さなかったのですね。」
903異端は異端を抱えながら、生きていた。
毎日懺悔をした。
いつだって食事の時間は地獄だった。
そんな時、真っ白な女が冷たい手で頬に触れてきた。
「貴方は何も悪くないわ。」
これ以上ない美しいモノを魅た。
......。
目の前に見慣れた天井が映る。
ブラックブラウンの天井の木目がこちらを笑っているように見ていた。
そこにバニラがコーヒーを持ってくる。
またタイミングの良い時に来たと革製のソファに預けていた身体を起こす。バニラは小さく笑ってまだ出来立てのコーヒーを差し出した。ソーサーを持ちコーヒーカップを手に取る。口をつけようとした時、バニラが口を開いた。
「セリカを殺さなかったのですね。」
tsupppei
CAN’T MAKE創作師団の捏造小説(現パロ)きよちゃん宅の子お借りしました。
不穏軸。
設定や時系列ガン無視の自己満のため、なんでも許せる方のみ。
一体なんなんだ。
最近やたらと、俺の事を知っているという人たちから声をかけられる。だが、その人たちの事を俺は一切知らない。
彼らは皆、俺を見ては口々に「夢藤らしくない」と言う。俺は今までと何も変わらない。俺は俺のまま生きてきただけだというのに、彼らは一体、俺を通して誰を見ているのか。
少し疲れた。公園のベンチに腰掛け、項垂れる。夜の静寂が心地いい。今、自分が一人である事を実感できる。
「……夢藤くん?」
頭上から声がする。顔を上げれば、見知らぬ若い男が立っていた。
「やっぱり!夢藤くんだ!久しぶりだね!」
人当たりの良い明るい笑顔を向けて男は続けた。口ぶりから、俺の事を知っているようだ。嫌な予感が頭の中を駆け巡る。もしかして、こいつも、
1264最近やたらと、俺の事を知っているという人たちから声をかけられる。だが、その人たちの事を俺は一切知らない。
彼らは皆、俺を見ては口々に「夢藤らしくない」と言う。俺は今までと何も変わらない。俺は俺のまま生きてきただけだというのに、彼らは一体、俺を通して誰を見ているのか。
少し疲れた。公園のベンチに腰掛け、項垂れる。夜の静寂が心地いい。今、自分が一人である事を実感できる。
「……夢藤くん?」
頭上から声がする。顔を上げれば、見知らぬ若い男が立っていた。
「やっぱり!夢藤くんだ!久しぶりだね!」
人当たりの良い明るい笑顔を向けて男は続けた。口ぶりから、俺の事を知っているようだ。嫌な予感が頭の中を駆け巡る。もしかして、こいつも、
tsupppei
CAN’T MAKEつっ平夢(夢主視点)つっ平×夢主なのでご注意。
なんでも許せる方のみどうぞ。
夏祭り。そう、夏祭りといえば並ぶ屋台に花火、友人との思い出作りなど、楽しいことが目白押しだ。
なのに、なのにだ。私は今、人が行き交う喧噪の中から少し外れた場所で、一人寂しく腰かけている。
事の発端は、一緒に来ていた友人の発言だった。
友人の一人がチョコバナナが食べたいと言い出したことから、私はあれが食べたい、私はこれがしたいだの思い思いに発言しだしたのだ。屋台を順番に回っていたはずが、いつの間にかはぐれてしまっていたのである。
つくづく自由で、団体行動ができない友人たちだ。
なぜ私が友人と合流せずにぽつんと一人さみしく暗がりで腰かけているのか。そう、私は極度の方向音痴なのだ。加えて普段着慣れない浴衣を着たせいで、鼻緒が擦れて足も痛い。ここはおとなしく、連絡を取りながら待つのが賢明だろう。
1904なのに、なのにだ。私は今、人が行き交う喧噪の中から少し外れた場所で、一人寂しく腰かけている。
事の発端は、一緒に来ていた友人の発言だった。
友人の一人がチョコバナナが食べたいと言い出したことから、私はあれが食べたい、私はこれがしたいだの思い思いに発言しだしたのだ。屋台を順番に回っていたはずが、いつの間にかはぐれてしまっていたのである。
つくづく自由で、団体行動ができない友人たちだ。
なぜ私が友人と合流せずにぽつんと一人さみしく暗がりで腰かけているのか。そう、私は極度の方向音痴なのだ。加えて普段着慣れない浴衣を着たせいで、鼻緒が擦れて足も痛い。ここはおとなしく、連絡を取りながら待つのが賢明だろう。
flowing_dust
CAN’T MAKE【皮肉で結構な事だろう。と、こいつは言った。】何か、色々とあったらしいヴラメフ(開き直った)
エロは無いけど血の表現があります。
どうしてこうなったのかは自分も知りたい()
……ソノウチ、ガンバッテカタチニシタイデス。
うちのヴラド公は多分、メフの血は吸おうと思ってないタイプだと思う。「それこそ皮肉だろう」と。 3
milk
CAN’T MAKE週刊ごうたさんへ。談話取って来ました~ある補助監督の談 嫌いなんだ、と思っていました。
五条さんの名前を出したり、実際五条さんが目の前に現れると歌姫さんは本当に嫌な顔をしていたので。
あ、僕は関西地区で補助監督をしています。歌姫さんとは任務に同行することが多くて、でも特に女性として意識はしていなかったです。素敵なひとだな、とは思っていましたが。どこかひとを寄せ付けないというか、ひととの距離を詰めすぎないというか。あ、でも決して冷たいとかじゃなくて、親切だし聡明だしお酒の席では楽しいし……憧れ、ていたんだと思います。
でもあの日。歌姫さんの東京出張に同行した日。廊下で会った五条さんといつもの言い合いの後、少し俯いて、それから顔を上げて五条さんを見て、笑ったんです。
636五条さんの名前を出したり、実際五条さんが目の前に現れると歌姫さんは本当に嫌な顔をしていたので。
あ、僕は関西地区で補助監督をしています。歌姫さんとは任務に同行することが多くて、でも特に女性として意識はしていなかったです。素敵なひとだな、とは思っていましたが。どこかひとを寄せ付けないというか、ひととの距離を詰めすぎないというか。あ、でも決して冷たいとかじゃなくて、親切だし聡明だしお酒の席では楽しいし……憧れ、ていたんだと思います。
でもあの日。歌姫さんの東京出張に同行した日。廊下で会った五条さんといつもの言い合いの後、少し俯いて、それから顔を上げて五条さんを見て、笑ったんです。