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    enaka_0731

    CAN’T MAKEわたしが見返すメモでもあります。
    キャラクターの関係、こういう印象だろうなーって、メモしてあります。みんな知ってるだろって人はなるべく書きたいのと、今後関わったりしたら
    更新していこうかな。私のメモ用に。
    ヘカテ語り(キャラクター関係更新します)■ヘカテ
    廃教会を守り続ける戦闘に特化したシスター。教会の奥に武器庫があり接近戦から遠距離戦まで得意とするオールラウンダー。一人ででかい教会を守るだけの実力はある。身長や見た目に対するコンプレックスとコミュニケーション能力が皆無。
    いつも祈りと懺悔をしているし、いつもいつ寝ているかわからない。

    7歳の頃にスヴォルに母と共に来て
    教会を設立した時にエルツさんと出会い、
    その優しさに救われることとなる。
    ヘカテ自身の根本たる。母に身体をあけ渡したいという感情を間違えていることを教えてくれ、結果母を感情のまま殺してしまう。美しい人を自分が殺した自身は許されないと思い、母の殺された原因を隠しエルツさんから距離を置くようになる。それでも、いつもものを送ってくれるエルツさんを実の父のように思っている。電話くらいよこしなさいとたまに言われると、おどおどしながら短い電話を内心楽しみにしている。
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    hoshinami629

    CAN’T MAKE禁軍右軍がわんこを拾って……という話。友尚は拾って来るくせに自分で引き取ったりしない男なのだ、という部分を書いたら満足した+この後犬が死んで阿選が何とも言えない気持ちになる、というエンドしか思い浮かばなくて辛い。続き書けそうなら書きますが……書いてて辛い……。
    禁軍右軍が犬を拾った 先王の命で江州へと進軍した、その帰りの道だったと思う。一匹の犬が隊の後ろをついて来た。飢えた野犬が人影を認めて近付いて来るのは、割合に良くあることだ。最初は麾下の一人が軽い気持ちで糧秣を分けてやっていた。帰投の途に就けば兵卒というものは、無事に終わったという安堵と、命あるものには優しくしてやりたいという感傷と、その両方を抱えるものだ。戯れに皆が犬の面倒をみたのも、そうした空気ゆえに発生した偶発的な出来事だった。
     犬はそれに味を占めてか、それとも習性ゆえに群れに混じりたいと思ってか、まるで一兵卒のように軍の中へ入り込むようになった。時は秋の終わり、初雪の降る前に鴻基へ到着したいと、誰も彼も気が急いていた。通常の進軍よりも速度を上げて、街道を踏破してゆく。肋の浮いた体格の良くない犬だから、途中で脱落するに違いない。そう思っていたが不思議と持ち堪えて、その犬はとうとう鴻基までついて来てしまった。今更何処へなりと行けと放したところで、絶対に纏わりついて来る。そのことは指揮官から兵卒まで、江州から戻った右軍の全員が理解していた。
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