シャリアと同い年のエグザべがゼクノヴァで入れ替わる話アルテイシアが即位して一年。
シャリア中佐率いる部隊は、地球圏外縁の宙域にて探索任務に当たっていた。任務の目的は、ゼクノヴァによってこの世界に出現したとされるオーパーツの調査および回収である。

｢今回探索する宙域は、旧資源衛星帯の外縁区画です。流入したデブリが未整理のまま漂っており、既知の空間構造と照合しない構造物が複数観測されています。ゼクノヴァ発生の記録もあり、オーパーツが混在している可能性は高いと判断されます｣

モニターに表示されたマップを指しながら、コモリ少尉が説明を続ける。資料を黙読していたエグザべは、特に表情を変えることなく静かに頷いた。

｢今回の任務ではデブリ回収用ザクを使用してもらいます。エグザべ少尉には3号機。アーム型サイコミュを搭載したカスタム仕様のザクを割り当てます。通常よりやや骨格が大型化しており、機動力より操作精度を優先しています。多少取り回しに癖がありますが……少尉なら問題ないでしょう｣

アイボリーの家のチャイムを鳴らす。
しばらく待つが反応はない。

「いないのか？」

ドアノブに手をかけるとカチャリ、という音と共にドアが開いた。
遠慮がちに玄関に入るとアイボリーのものらしき靴が綺麗に揃えてある。

靴はあるな。

いつでも入って寛いでていいよ、と言われていたことを思い出しそっと靴を脱ぎ玄関に上がる。

「アイボリー？」

きょろきょろと見回すが綺麗に片付けられているリビングにはヒトの気配がまるでない。
一応連絡を入れておくか。
ソファに腰掛けイカフォンでアイボリーにメッセージを送る。

『お邪魔してるぞアイボリー』
『ああ、ロゼちゃんきてたんだ。すぐ戻るから少し待っててね？』

わりと早く返ってきた返信にOKのスタンプで返してぼうっと部屋を見る。

震える手、押し潰されるかのような空気、少しでも壁から顔を出せば撃ち抜かれるという確信。
斜線が見える度、溶けていく味方。
今までの相手とは次元が違う。
圧倒的な力の前に今までの自分の努力を否定されたような気持ちになり、無力感と恐怖で段々と息が苦しくなる。
相手のリッターの銃口がこちらに向いた瞬間、荒い息とともに目を覚ました。

「っ……はぁ……はぁっ」

もう何度目かもわからない悪夢に両手で顔を覆う。

「ウィル？」

自分らしくないと感じながらも聞こえた声に縋るように震えた手でロゼの服をつかむ。

「嫌な夢をみたのか？」

隣に座り俺の背中を擦るロゼの手に少しの安堵を覚え息を整える。
最近はあまり見ていなかったのに。
いつもと違う俺の様子にロゼが心配そうに眉を寄せる。

【all荧】见习魔女事务所 1◎摸鱼太久了，建设一些单元剧复健一下
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“荧，这份实验数据你帮我放进书柜第四层倒数第五个档案里。已经传送过去了。”
“好的尼可女士，我知道了。”
“荧小姐，这是我刚从纳贝里士女士手上取来的新实验样本，麻烦你帮我放进冷冻柜里保管一下。”
“纠正一下：这是你从我手里强夺的哦，莱茵多特女士。我可没有答应给你呢。”
“……好的，莱茵多特女士，纳贝里士女士，我这就去做。”
“荧小姐，这是我刚从我的老朋友那里带回来的甜点，我用法阵传送过去，你记得吃。”
“好的，芭比洛斯女士，感谢您投喂——不是，赠予的甜点。”
少女身后不停闪烁着金色、蓝色与白色交映的光芒，它们正一点点勾勒着晦涩难懂的古代文字与图案，数不清的魔法阵接二连三地出现，为她传送各式各样的物件。

堕果Summary：或许洛伦兹教授的“好学生”也需要一些私人辅导时间。
“卢卡斯，你又走神了。”毕业日被老师稍用力地揉了揉头顶，这才傻傻地反应过来：“啊…抱歉……”小孩深呼吸了下，拍了拍自己滚烫的脸颊，随即拿起钢笔继续手头上未完成的实验报告。或许是因为毕业日握笔的力度有些大，笔尖落在白纸上，洇出一小块墨渍。
洛伦兹教授注意到毕业日的脸红得有些不正常，于是带着关切询问自己的学生：“是最近天气太热了吗？”他伸手帮毕业日将鬓角的碎发撩至耳后，指节无意间碰到小孩发烫的脸。
老师身上鸢尾花的香味好像比平时浓些……这是卢卡斯第一反应，随后才想到老师的手好凉。
“那是你的体温太高了，卢卡斯，或许我应该去把窗户开大些。”洛伦兹教授轻笑，纯粹洁白而柔软的长发垂落到他肩上，毕业日只觉得自己的心脏跳动得好快，好像下一刻就要冲出胸膛了。洛伦兹教授把长袖挽起，露出结实的手臂，青筋微微凸起，衬衫的袖管遮住上臂有力的肌肉——同老师姣好的容貌完全不符。