あか。
10ゲージのポイポイ
MAIKING夢アカ。エンデヴァー夢。平和になってエンデヴァー離婚後の設定。
こんな感じのをちょこちょこ書き始めてる。
後世に残る大戦の後、世界は平和になったが悪事を企む輩が全くいなくなった訳ではなく、ヒーロー達は今日も平和を守るべく奔走していた。
今日も今日とてエンデヴァー事務所では、大小様々な事件を解決していた。
「確保!」
「今日も絶好調ですね」
強盗を働いた敵(ヴィラン)をエンデヴァーが確保して、私達SKが捕縛し警察に引き渡す。
当たり前だ、と言わんばかりにフンッと鼻を鳴らすエンデヴァーに、こういう所は昔から変わらない所だと小さく笑う。
「えんでばー!」
「ム?」
可愛らしい声に振り向けば、赤いワンピースを着た幼稚園児くらいの小さな女の子が目をキラキラさせて大きなエンデヴァーを見上げていた。
「可愛いファンですね。ほらファンサしてあげて下さい」
1183今日も今日とてエンデヴァー事務所では、大小様々な事件を解決していた。
「確保!」
「今日も絶好調ですね」
強盗を働いた敵(ヴィラン)をエンデヴァーが確保して、私達SKが捕縛し警察に引き渡す。
当たり前だ、と言わんばかりにフンッと鼻を鳴らすエンデヴァーに、こういう所は昔から変わらない所だと小さく笑う。
「えんでばー!」
「ム?」
可愛らしい声に振り向けば、赤いワンピースを着た幼稚園児くらいの小さな女の子が目をキラキラさせて大きなエンデヴァーを見上げていた。
「可愛いファンですね。ほらファンサしてあげて下さい」
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DONE昔かいたはくあか。漫画にしていただいた記念碑的作品です。未熟で愚かで馬鹿な男 自分の感情をコントロールできないのは愚か者。人の都合を考えられない奴は未熟者。身勝手に嫉妬するのは、とくに馬鹿者。
なら自分は愚かで未熟で馬鹿だ。恋人のいる血を分けた双子の兄に欲情して、手首が白くなるくらい強く掴んで押し倒すのも。
「嫌なら、嫌って言えよ」
「やめる気あるなら」
「ないよ」
そう言うと、猗窩座は諦めたように目を逸らした。それでも弟の暴走を許す気らしい。抵抗はしなかった。
気に入らない。気を使われたいわけじゃない。じゃあ何をして欲しいのか聞かれると答えに詰まる。
杏寿郎が猗窩座の首筋につけた痕を指でなぞる。猗窩座がぴくりとうめいた。人のモノに手を出してるのはあちらか、こちらか。
ただ未熟で愚かな馬鹿な弟の俺は、欲望にだけは忠実。猗窩座の白い肌に噛みついて、自分にそっくりな顔に白い液体をぶちまけたい欲望にかられて毎夜、悶えて夢に見る。
802なら自分は愚かで未熟で馬鹿だ。恋人のいる血を分けた双子の兄に欲情して、手首が白くなるくらい強く掴んで押し倒すのも。
「嫌なら、嫌って言えよ」
「やめる気あるなら」
「ないよ」
そう言うと、猗窩座は諦めたように目を逸らした。それでも弟の暴走を許す気らしい。抵抗はしなかった。
気に入らない。気を使われたいわけじゃない。じゃあ何をして欲しいのか聞かれると答えに詰まる。
杏寿郎が猗窩座の首筋につけた痕を指でなぞる。猗窩座がぴくりとうめいた。人のモノに手を出してるのはあちらか、こちらか。
ただ未熟で愚かな馬鹿な弟の俺は、欲望にだけは忠実。猗窩座の白い肌に噛みついて、自分にそっくりな顔に白い液体をぶちまけたい欲望にかられて毎夜、悶えて夢に見る。
macaron_amak
DONEシクトリ6公開作品。ハロウィンなのでSF(少し不思議)あむあか。
途中までは一度Twitterで公開してて
完結させました!
一部、降谷さんが赤井さんの水死体について詳細に思いを馳せるシーンがあります。苦手な方ごめんです。
ハピエンだけはお約束します!大丈夫!
後日pixivにも上げる…と思います、多分。
Under the moon light【献花台】
事故や事件で死者の出た現場に置かれ、その死を悼む人々が花や供物を備えるための台。
降谷はある現場の献花台の前で、ぼんやりと供えられている品々を見た。色鮮やかな花束、同じ銘柄の煙草、いつも飲んでいた缶コーヒー、ウイスキーボトルはバーボン。
「なぁ……お前、本当に……今度こそ本当に死んだのか……?」
港湾沿いの倉庫街。もうじき陽が落ちようとしているそこに人気はなく、降谷の呟きはぽつりと宙に浮いたまま、誰に拾われることもない。ポケットから煙草を一箱取り出すと、置くところもないくらいにたくさんの供物が乗った献花台の端にこつんとそれを置いた。風に吹かれたら落ちてしまいそうだ、と少し奥へやってから、口許をシニカルに引き上げる。
32682事故や事件で死者の出た現場に置かれ、その死を悼む人々が花や供物を備えるための台。
降谷はある現場の献花台の前で、ぼんやりと供えられている品々を見た。色鮮やかな花束、同じ銘柄の煙草、いつも飲んでいた缶コーヒー、ウイスキーボトルはバーボン。
「なぁ……お前、本当に……今度こそ本当に死んだのか……?」
港湾沿いの倉庫街。もうじき陽が落ちようとしているそこに人気はなく、降谷の呟きはぽつりと宙に浮いたまま、誰に拾われることもない。ポケットから煙草を一箱取り出すと、置くところもないくらいにたくさんの供物が乗った献花台の端にこつんとそれを置いた。風に吹かれたら落ちてしまいそうだ、と少し奥へやってから、口許をシニカルに引き上げる。
柏木のんのぽいぽい箱
MOURNINGCoC【とある幸せな家族の話】【その声は聞こえない】で使用した立ち絵・落書きです。主に永あか。宵ちゃんは旧データどっかいきました。
シナリオのバレはいっさいありません。とわくんも描きたいナァ 12
greynoneko
DONEヒロアカ。7巻まで無料だったので読んだ。絵が上手すぎ絵柄が可愛すぎ。男キャラは大体可愛く見えるから自分でも描いてみたくなる。ジャンプのここ数年の人気作は大体手をつけた気がするけど、未だ鬼滅だけ読んでない。電子のセールで買おうかなー。
百合菜
PAST遙か1・頼あか。「名前で呼んで」
出会ったばかりのあかねと頼久の話。「源頼久と申します」
そう名乗りながらあかねの目の前に現れたのは、自分より頭ひとつ分違う身長に、鍛え上げられた体躯を持つ少し年上と思われる男性の姿だった。
見慣れない装束、そして腰に差しているのは刀なのであろうか。
これらを見ていると、やはり自分はどこか見知らぬ場所に連れてこられたという事実が現実のものとして迫ってくる。
だけど、何が起こったのか、自分はどうすれば元の世界に帰ることができるのか、見当がつかなかった。
リュウジンノミコとして召喚されたらしいが、普通の高校生である自分にそんな役割が任せられただなんて信じられない。
この先、どうするべきか誰かに聞いておきたかった。
「あの…… 源さん、でしたっけ?」
武骨そうに見え、むしろ寡黙に見える。
しかし、その瞳は嘘偽りがないということを信じることができる。
初めて会ったのに、あかねはなぜか目の前の男性のことを信じることができた。
すると、
「み、神子殿……!」
目の前の頼久と名乗る男性がうろたえているのが目に入る。
「どうしたのですか? 源さん」
そう、問いかけるあかねに対し、頼久は困ったように髪をかきあげる。
「で 1575
百合菜
PAST遙か1・頼あか。2018年のバレンタイン創作。「頼久さん、これあげる」
そう言ってあかねが手渡したのは丁寧にラッピングされた小さな箱。
そのときのあかねの様子が頬を赤らめていてかわいいと思いつつも、ありがたく頼久は受け取る。
今日は2月14日。
いたって普通の平日のはずだが、あかねは前もって頼久にデートの約束を取りつけてきた。
龍神のいたずらで現代の世界において就くことになった仕事はあるが、幸い、水曜日のため、早めに帰っても咎められない空気だった。
そして、冒頭に至る。
「開けてもいいですか?」
あかねがこっくり頷くのを確認してから頼久は包装紙を丁寧にはがす。
中から現れたのは茶色の固まり。
―確かちょこれーと、とか言ったはず。
少し前にあかねに教えてもらった知識と目の前の物体が同じものであることを確認する。
確か甘い味がするため、そんなに好みではなかった。
そして、あかねもそのことを知っていたはず。
しかし、わざわざそれを渡してくること、そしてそれを渡してくるのに、頬を赤らめる理由がわからなかった。
「今日はバレンタインだから」
「ばれんたいん、ですか?」
聞き慣れぬ言葉を繰り返して尋ねる。
少し前からあちこちで耳 1881
百合菜
PAST遙か1・頼あか。「はっぴー・ばれんたいん」
2018年2月にネオロマの世界に戻ってきてすぐに書いた話です。立春を過ぎたとは言え、まだ暖かいとは言いがたい日が続く。
あかねはコートを着て、マフラーも手袋もきちんと身につけた。
でも、日差しは少しだけ春に近づいているのがわかる。
そんな中、あかねは最愛の人と会えると思うと心はますます暖かくなっていった。
学校の授業が終わり、待ち合わせの場所に行くためあかねは昇降口で靴を履き替えていた。
あの京の世界から戻り、半年とちょっと。
あのとき、運命をともにする約束をした頼久はこの世界に馴染むため、そして生活の手段として職についている。
いずれあかねがそれ相応の年齢に達したときに迎えられるようにするため。
二人の待ち合わせは駅前のカフェ。
あかねが店内に入るとそこには頼久の姿が目に入った。
長い足を邪魔くさそうに椅子からはみ出しているのが、あかねにはなぜかかわいく見えてしまう。
「頼久さん!」
「みこ……あかね」
ちょっと油断していると、いまだに京の世界にいたときの呼称で呼びかねない頼久だが、あかねの怪訝な顔つきですぐに訂正する。
「ごめんなさい。来てもらって」
頼久の目の前にあるカップの飲み物はほとんどなくなり、湯気も消えている。
おそらく 2150