かぶ
ikasailor_blue
DOODLEパパ服(4L)ブカブカのウチの息子ちゃん&KFCモグモグウチのヒカセンラフ。ネコミニオンとお昼寝ヒカセンラクガキは、ネコミニオン達がどれだけ居るか調べてから描きます💦 2shakota_sangatu
PROGRESSアオカブの初夜になる話 ※まだ途中恋心よ、熱に浮かれよ 他者が見ても、きっと『そうだ』と分かる程に。
訪れた恋に、自分たちはきっと浮かれていた。
老いらくの恋という言葉がある、髪に霜が降りたような齢に訪れる春を指す言葉だが。髪に少し白髪の混じる自分たちも、少しばかりそれにひっかかるに違いない……。
平凡を好み何事にも積極性に欠いたように見える男が、その性質とは全くの正反対な人間に恋をした。無気力に見せながら、よくよく観察すれば我欲が強く、扱いづらい人間であるはずのその男を、その在り方のまま許容してみせたのが『カブ』というその人物で。
初めて出会った自分自身を許容してくれる存在に、男が特別な感情を抱いてしまったのは当然の流れだったのかもしれない。
『たいあたり』『でんこうせっか』『すてみタックル』『とっておき』……。ジムリーダーとして操るタイプその通りに、カブに対して猛烈にアタックした男は、周囲から言わせれば圧倒的なふてぶてしさで、カブの隣を射止めてしまった。
2208訪れた恋に、自分たちはきっと浮かれていた。
老いらくの恋という言葉がある、髪に霜が降りたような齢に訪れる春を指す言葉だが。髪に少し白髪の混じる自分たちも、少しばかりそれにひっかかるに違いない……。
平凡を好み何事にも積極性に欠いたように見える男が、その性質とは全くの正反対な人間に恋をした。無気力に見せながら、よくよく観察すれば我欲が強く、扱いづらい人間であるはずのその男を、その在り方のまま許容してみせたのが『カブ』というその人物で。
初めて出会った自分自身を許容してくれる存在に、男が特別な感情を抱いてしまったのは当然の流れだったのかもしれない。
『たいあたり』『でんこうせっか』『すてみタックル』『とっておき』……。ジムリーダーとして操るタイプその通りに、カブに対して猛烈にアタックした男は、周囲から言わせれば圧倒的なふてぶてしさで、カブの隣を射止めてしまった。
@きのみ
DOODLEポケマスくん怒涛の推し実装、本当の本当にありがとうの気持ち😭👏✨カブさんとポピーちゃんという、2大僕狂わせキャラを並べられる喜びたるや…
サロンにも来てくれるといいな☺️
こないかな☺️
Dk6G6
DOODLEカブミスがミルシリルに結婚報告する話お願いします、おかあさん可愛い息子が紹介したい人がいると手紙を寄越して来た。そんなのすぐに支度を整え、メリニに向かうに決まっている。
可愛い、可愛いカブルー。あの子が初めて家に来たときはあんなに小さかったのに、もうお嫁さんを迎える年になっただなんて。短命種の一生は短い。エルフからしたらまだ赤子と言えるような年で結婚して子をもうけ、エルフの成人と並ぶぐらいの年にはもう寿命で死んでしまう。あの子ももうそんな年かと、十数年前に引き取ったばかりの我が子が結婚することに寂しさを感じつつも、目いっぱいの祝福を与えるつもりでメリニ行きの船の乗り込んだ。
賢いカブルーが選んだ人ならきっと素敵な人なのだろう。人を観察することに長けているあの子に限って騙されるなんてことあるはずがない。優しくて、可愛くて、誠実な、良き人間であるはずだ。種族はやはり同じトールマンだろうか。
2677可愛い、可愛いカブルー。あの子が初めて家に来たときはあんなに小さかったのに、もうお嫁さんを迎える年になっただなんて。短命種の一生は短い。エルフからしたらまだ赤子と言えるような年で結婚して子をもうけ、エルフの成人と並ぶぐらいの年にはもう寿命で死んでしまう。あの子ももうそんな年かと、十数年前に引き取ったばかりの我が子が結婚することに寂しさを感じつつも、目いっぱいの祝福を与えるつもりでメリニ行きの船の乗り込んだ。
賢いカブルーが選んだ人ならきっと素敵な人なのだろう。人を観察することに長けているあの子に限って騙されるなんてことあるはずがない。優しくて、可愛くて、誠実な、良き人間であるはずだ。種族はやはり同じトールマンだろうか。
Dk6G6
DOODLEカブルーがミスルンにマッサージするだけの話未来永劫、貴方だけ目と目が合った瞬間、カブルーは自分が幻覚を見ているのではないかと真っ先に思った。だから瞬きを何度かしてみたけれども視界の景色は全く変わらない。一度視線を逸らし、もう一度焦点を合わせてから見ても無駄だった。数メートル先ではいつも通り泰然とした様子のミスルンが立っている。これが城や街中ならカブルーはいつも通りにこやかに声をかけただろう。
しかし、今の彼の立っている場所が場所だ。視界を少し上に向けると、彼が出てきた店の看板が堂々と掲げられている。マッサージ屋と謳われているそこは、いわゆる夜のお店だった。歓楽街の中心地に健全なマッサージ屋などそうあるものではない。それにマッサージ屋とは書かれていても、その店の外観に張られているポスターや雰囲気を見れば、通常のそれでないことは一目瞭然だろう。そんな店からミスルンが出てきた。幻覚を疑ってもしょうがない。だって、彼に性欲などないはずだ。通常の男の知り合いがこんな店から出てきたのならカブルーは相手の性格によって軽く揶揄ったり、逆に見なかったふりをする。知り合いに性を発散しているところを見られたら、誰であれ多少気まずさは生じるだろう。でも相手はミスルンだ。羞恥心もないし、性欲もない。
7044しかし、今の彼の立っている場所が場所だ。視界を少し上に向けると、彼が出てきた店の看板が堂々と掲げられている。マッサージ屋と謳われているそこは、いわゆる夜のお店だった。歓楽街の中心地に健全なマッサージ屋などそうあるものではない。それにマッサージ屋とは書かれていても、その店の外観に張られているポスターや雰囲気を見れば、通常のそれでないことは一目瞭然だろう。そんな店からミスルンが出てきた。幻覚を疑ってもしょうがない。だって、彼に性欲などないはずだ。通常の男の知り合いがこんな店から出てきたのならカブルーは相手の性格によって軽く揶揄ったり、逆に見なかったふりをする。知り合いに性を発散しているところを見られたら、誰であれ多少気まずさは生じるだろう。でも相手はミスルンだ。羞恥心もないし、性欲もない。
Dk6G6
DOODLEフレキがカブミスに巻き込まれる話恋路に人を巻き込むな!自分の上司のラブシーンなんて見たいやつがいるか?
いたとしたらソイツはとんだド変態だ。そしてフレキは薬中だが、変態ではない。なので今遭遇している場面への正直な反応は、オエー、だ。
「カブルー……」
自身の身元を引き受け、今は直属の上司となっているミスルンが短命種の男に迫っている。確か迷宮調査中に隊長の世話を暫く見ていたカブルーとかいう男だ。まだ三十にもなっていない赤ちゃんも同然の男の首に我らが元カナリア隊長は手を回し、今にも唇が触れ合いそうなほどに顔を近づけている。まさか隊長がオッタと同類のショタコンになるとは思ってもなかったな、と現実逃避気味な思考が頭を過ぎった。
「ちょっとミスルンさん、一旦ストップです!」
7267いたとしたらソイツはとんだド変態だ。そしてフレキは薬中だが、変態ではない。なので今遭遇している場面への正直な反応は、オエー、だ。
「カブルー……」
自身の身元を引き受け、今は直属の上司となっているミスルンが短命種の男に迫っている。確か迷宮調査中に隊長の世話を暫く見ていたカブルーとかいう男だ。まだ三十にもなっていない赤ちゃんも同然の男の首に我らが元カナリア隊長は手を回し、今にも唇が触れ合いそうなほどに顔を近づけている。まさか隊長がオッタと同類のショタコンになるとは思ってもなかったな、と現実逃避気味な思考が頭を過ぎった。
「ちょっとミスルンさん、一旦ストップです!」
Dk6G6
DOODLEカブルーがミスルンのストーカーを順繰りにボコボコにしていく話鐘の音は響かないミスルンは時たま魔物の調査報告のために城にやってくる。
その際に近況報告も兼ねてとカブルーと一緒に食事をするのが恒例となっていた。カブルーがちゃんとしたものを食べてるのか、魔物調査で無茶をしでかしてないかと質問しては、ミスルンが変わりない、問題ないと答えるのが常となっている。ミスルンは迷宮外ではきちんと習慣に従って生活しているので何ならカブルーよりも健康的な生活をしているが、迷宮で彼の世話を焼いた時の癖のようなものがつい彼の心配をさせてしまうのだ。なので彼がいつもと変わりない健康的な生活をしていることを知っては安堵し、困ったことがあったらいつでも相談してくださいね、と返すのがお決まりのパターンとなっていた。
11930その際に近況報告も兼ねてとカブルーと一緒に食事をするのが恒例となっていた。カブルーがちゃんとしたものを食べてるのか、魔物調査で無茶をしでかしてないかと質問しては、ミスルンが変わりない、問題ないと答えるのが常となっている。ミスルンは迷宮外ではきちんと習慣に従って生活しているので何ならカブルーよりも健康的な生活をしているが、迷宮で彼の世話を焼いた時の癖のようなものがつい彼の心配をさせてしまうのだ。なので彼がいつもと変わりない健康的な生活をしていることを知っては安堵し、困ったことがあったらいつでも相談してくださいね、と返すのがお決まりのパターンとなっていた。
つるつる
PROGRESSすみません派手に描き終わってないので、2ページ目以外は下書きの5P漫画を展示します……💦💦「付き合ってないふたりのこういうドタバタが好き!!」という気持ちのミスカブ漫画です後日絵を入れてあらためてXなどに投稿しようと思います 5
Dk6G6
DOODLE新作の酔っ払いのカブミス小話https://poipiku.com/3526505/10355772.htmlの続きです。ミスルンの執着心強めとなってます。
新作:酔いどれ騒ぎ 酒場の明るい光が室内を照らし出し、エールの泡を一層白く輝かせた。各々の仕事が終わり、夕飯時となった酒場にはほどよい活気と様々な種族の人間たちの陽気な笑い声が響いている。とあるテーブルでは酔っぱらったトールマンたちが高らかに歌を歌い始めて周囲の人間から囃子を入れられ、はたまた別のテーブルでは炭鉱のドワーフたちが酒比べを行って次々と酒瓶を空けていく。人々が楽しく飲み騒いでいるなかで、唯一沈痛な表情で酒を呷っているテーブルがあった。
「おい、お前は私の酒が飲めないと言うのか」
「そのお酒って度数がエゲつないやつでしょ。そんなの飲んだらぶっ倒れますよ」
「じゃあ私が飲む」
「隊長、お酒は控えて一旦お水でも飲みましょうか」
4516「おい、お前は私の酒が飲めないと言うのか」
「そのお酒って度数がエゲつないやつでしょ。そんなの飲んだらぶっ倒れますよ」
「じゃあ私が飲む」
「隊長、お酒は控えて一旦お水でも飲みましょうか」
Dk6G6
DOODLE浮気を疑われたカブルーとミスルンの痴話喧嘩、もとい茶番劇なラブコメです。痴話喧嘩は犬も喰わない「恋人がいるのなら、こんな他人に気を持たせるようなことはしない方が良い」
ぱしり、と彼に伸ばしていた手を払いのけられる。彼の髪に付いていた木の葉を取るついでに、その髪を梳くように触れた瞬間のことだった。その拒絶に思わずえ、と声が漏れる。確かに馴れ馴れしいと普通なら拒絶されてもおかしくはない距離感だったかもしれない。けれどもそんなの今更だし、それに。
「俺と貴方って恋人ですよね……」
俺とミスルンさんは付き合っているのだから問題はないはず。え? 付き合っていたよな。
必死に過去の記憶を思い出す。数か月前に俺から好きですと告白して、彼も「うん」と頷いたはずだ。よし、ちゃんと合意は取れている。その後の手つなぎもキスも拒否されなかったから、よもや何かと勘違いしているという線もないはずだ。ミスルンさんだって今まで俺が触れることを嫌がるどころか、気持ち良さそうに目を細めていたじゃないか。それなのに、何で恋人であるはずの彼がまるで付き合っていないかのような発言をするのだろう。
4194ぱしり、と彼に伸ばしていた手を払いのけられる。彼の髪に付いていた木の葉を取るついでに、その髪を梳くように触れた瞬間のことだった。その拒絶に思わずえ、と声が漏れる。確かに馴れ馴れしいと普通なら拒絶されてもおかしくはない距離感だったかもしれない。けれどもそんなの今更だし、それに。
「俺と貴方って恋人ですよね……」
俺とミスルンさんは付き合っているのだから問題はないはず。え? 付き合っていたよな。
必死に過去の記憶を思い出す。数か月前に俺から好きですと告白して、彼も「うん」と頷いたはずだ。よし、ちゃんと合意は取れている。その後の手つなぎもキスも拒否されなかったから、よもや何かと勘違いしているという線もないはずだ。ミスルンさんだって今まで俺が触れることを嫌がるどころか、気持ち良さそうに目を細めていたじゃないか。それなのに、何で恋人であるはずの彼がまるで付き合っていないかのような発言をするのだろう。
Dk6G6
DOODLE周囲から逆だと思われてるけどカブミスな話です言いふらすのはやめて下さい「隊長って性欲ないのにどうやって抱くんだろ」
騒がしい酒場の中、誰かの呟きがぽつりと落ちた。
迷宮探索からお役御免となったカナリア隊の囚人達は現在各地で魔物の生態調査の任務に駆り出されている。その関係で久々に会った隊長は、何とトールマンのカブルーという男と恋仲になったらしい。「え〜!?相手短命種!?ガキじゃん!」「いいよね、短命種……。生き方がひたむきというかさ……」「あら、あの男に隊長の相手が務まるのかしら」等々皆で好き放題言い、隊長の第二の人生の新たな門出を囃し立てた。そしてめでたく任務も終了した後の飲み会での席のおつまみは、隊長の下世話な話になった訳だ。酒で緩んだ思考から疑問をポンポンと投げ出すせいで最低な考察が酒場に垂れ流されていく。
3160騒がしい酒場の中、誰かの呟きがぽつりと落ちた。
迷宮探索からお役御免となったカナリア隊の囚人達は現在各地で魔物の生態調査の任務に駆り出されている。その関係で久々に会った隊長は、何とトールマンのカブルーという男と恋仲になったらしい。「え〜!?相手短命種!?ガキじゃん!」「いいよね、短命種……。生き方がひたむきというかさ……」「あら、あの男に隊長の相手が務まるのかしら」等々皆で好き放題言い、隊長の第二の人生の新たな門出を囃し立てた。そしてめでたく任務も終了した後の飲み会での席のおつまみは、隊長の下世話な話になった訳だ。酒で緩んだ思考から疑問をポンポンと投げ出すせいで最低な考察が酒場に垂れ流されていく。
Dk6G6
DOODLE周囲から生暖かい目で見守られているカブミスの話目は口ほどに人の視線というのは存外分かりやすい。好意悪意から好奇心、はたまた意味深な感情まで物語る。とはいえ、その視線が向けられるに至った背景まで知るのは流石に難しい。なので、カブルーはここ数日向けられる様々な視線に気づいていたが、それらが持つ意味を掴み損ねていた。
例えばマルシル。好奇心が大いにくすぐられているような目でチラチラとカブルーを見ては何か聞きたげに時折口をもにょりと動かしていた。何か用があるのかと問うと「特に用事はないよ!あ、私やることを思い出したから!」と慌てた様子で逃げ去ってしまった。
そしてライオス。カブルーの顔を見て何か思い出したように口を開きかけたが、その口は妹に塞がれてどこかへと引っ張られていってしまった。後日何だったのか聞いてみると「いや〜、こういうことに俺は口を挟むべきじゃないと言われて」と返された。
1938例えばマルシル。好奇心が大いにくすぐられているような目でチラチラとカブルーを見ては何か聞きたげに時折口をもにょりと動かしていた。何か用があるのかと問うと「特に用事はないよ!あ、私やることを思い出したから!」と慌てた様子で逃げ去ってしまった。
そしてライオス。カブルーの顔を見て何か思い出したように口を開きかけたが、その口は妹に塞がれてどこかへと引っ張られていってしまった。後日何だったのか聞いてみると「いや〜、こういうことに俺は口を挟むべきじゃないと言われて」と返された。
Dk6G6
DOODLE周囲から怪しい関係だと疑われるカブミス欲の証明付き合い始めてから想い人の態度が変わることなんてざらにあることだとは思う。これまでとは異なる関係性を歩み始めるのだから、多かれ少なかれの変化はあるだろう。それが一層恋を燃え立てさせるのか、はたまた冷や水をかけるのかは置いといて。けれどもこの方向性は予想していなかったなと、差し出された手を見ながらぼんやりと考えた。
「どうした」
どうしたもこうしたもあるものか。カブルーは健康なトールマンの青年だし、ほんの一階分の店の階段を下りるのに手を貸してもらう必要はない。そう言ってこの手を跳ねのけるのは簡単だが、恋人が見せた善意の甘さに免じてカブルーは差し出された手を取った。
付き合い始めてからミスルンの様子がおかしい。
3459「どうした」
どうしたもこうしたもあるものか。カブルーは健康なトールマンの青年だし、ほんの一階分の店の階段を下りるのに手を貸してもらう必要はない。そう言ってこの手を跳ねのけるのは簡単だが、恋人が見せた善意の甘さに免じてカブルーは差し出された手を取った。
付き合い始めてからミスルンの様子がおかしい。
ハテソノ葡萄茶
DONEエアスケブご依頼ありがとうございました! 都会に憧れていたお嬢さんがバニーガールに……!? これは夢か現実か……!? 色々ストーリーを想像してしまいますねぇ……。バニーガールと言われて思い浮かぶ職業については各々イメージがあるとは思いますが私はカジノの従業員派です。多分一定のRPGの時代通ってる人はそう。またのご依頼お待ちしております!
gozen_tyuu
MAIKINGカブルーが記憶喪失になるカブライの冒頭。本文は開発中のものです「かっ、カッ、カブルーが頭打って意識不明ってホント?!」
息せき切って部屋へと入ってきたのは、髪を乱したマルシルだった。彼女は大きな瞳を不安げに見開き、杖を支えにしながらぜえぜえと肩で息をしている。
部屋の中にいたヤアドが、彼女を宥めるように指を口に当てた。
「ええ。けれどもう治療は済んでいますよ。今は眠っているだけです」
「よ、よかったぁ……」
マルシルがへなへなとその場に膝を突いた。落ち着いたヤアドの様子にほっとしたのか、目には安堵の涙を浮かべている。
「ライオスさんが一緒にいたので、処置が早くて助かりました。ね? ライオスさん」
「えっ、ああ、うん……」
ベッドの脇に座っていたライオスが、声をかけられてはっとしたように顔を上げた。どこか気まずそうに顔を見合わせ、傍で眠るカブルーにまた視線をやった。膝の上で組んだ手を落ち着かなさそうに組み替えながら、ライオスはじっと黙っている。その表情は硬く、どこか青褪めているようにも見えた。
20609息せき切って部屋へと入ってきたのは、髪を乱したマルシルだった。彼女は大きな瞳を不安げに見開き、杖を支えにしながらぜえぜえと肩で息をしている。
部屋の中にいたヤアドが、彼女を宥めるように指を口に当てた。
「ええ。けれどもう治療は済んでいますよ。今は眠っているだけです」
「よ、よかったぁ……」
マルシルがへなへなとその場に膝を突いた。落ち着いたヤアドの様子にほっとしたのか、目には安堵の涙を浮かべている。
「ライオスさんが一緒にいたので、処置が早くて助かりました。ね? ライオスさん」
「えっ、ああ、うん……」
ベッドの脇に座っていたライオスが、声をかけられてはっとしたように顔を上げた。どこか気まずそうに顔を見合わせ、傍で眠るカブルーにまた視線をやった。膝の上で組んだ手を落ち着かなさそうに組み替えながら、ライオスはじっと黙っている。その表情は硬く、どこか青褪めているようにも見えた。
bellcaitsith
DOODLE爾今晦冥神示、知らない人×とても念の為ワンクッション
服を捏造しました、とうかちゃんがセーラーなので全員セーラーにしました
あとジィエンの服は基本的にデカい方の格好なのでショタ状態だとぶかぶかなんだよという補足落書きも蛇足してく 2
uncimorimori12
DOODLEカブライ短いやつ。二人でお茶してるだけ。
暴力的表現が含まれるので、苦手な方は注意してください。
羽虫の一生「すみません、ライオス。今日は用事があって」
カブルーは申し訳無さそうに眉を下げると、一礼をしてからあっという間に執務室を去っていった。今日中に片付けておくべき案件は無い。加えて、カブルーは明日休暇の予定であったので、タイミングが良いかと食事に誘ったのだが、結果はこの通り撃沈に終わってしまった。ライオスにとってタイミングが良いということは、つまりカブルーにとっても同じことが言えるので、直前で誘えば彼の予定が既に埋まってしまっていることは、よく考えれば当然であった。
しょうがない。仕方ない。都合が合わなかっただけ。そう言い聞かせてはいるが、実は今のようにカブルーがライオスの誘いを断ったのは、今回で三回目となる。しかも、連続しての三回だ。これは流石に、鈍いと言われるライオスにも分かる。カブルーの都合が合わないのは偶然ではない、故意だ。
8754カブルーは申し訳無さそうに眉を下げると、一礼をしてからあっという間に執務室を去っていった。今日中に片付けておくべき案件は無い。加えて、カブルーは明日休暇の予定であったので、タイミングが良いかと食事に誘ったのだが、結果はこの通り撃沈に終わってしまった。ライオスにとってタイミングが良いということは、つまりカブルーにとっても同じことが言えるので、直前で誘えば彼の予定が既に埋まってしまっていることは、よく考えれば当然であった。
しょうがない。仕方ない。都合が合わなかっただけ。そう言い聞かせてはいるが、実は今のようにカブルーがライオスの誘いを断ったのは、今回で三回目となる。しかも、連続しての三回だ。これは流石に、鈍いと言われるライオスにも分かる。カブルーの都合が合わないのは偶然ではない、故意だ。
おかか🍙
MEMO白画面が樹視点、黒画面が涼太視点お互いの第一印象
どっち視点で描いたらいいのか迷ったので両方の視点で書いてみました
ここではまだ涼太から樹への恋愛感情は無いです
実は涼太に会う前から、自覚が無いけど樹の方が涼太の事を好きになってます
そして樹は超猫かぶりしてます🤣この時点ではw
スレッジハンマー何とかを検索した、の後ですが、少し文章が抜けています
繋がってなくて唐突な感じですみません 3