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    ご安心ください。

    Kakitu_prsk

    MAIKINGマロリク「普段から女装趣味のある司くんと女装した司くんを見て(司くんだと気付かずに)一目惚れする類くんからはじまる類司」な作品冒頭となります。

    ※女装趣味ツ、女に惚れるル概念、なんか勝手に自分にキレてる面倒臭いツなどキャラ崩壊続々注意
    ※全編ギャグです。頭空っぽにして読んでください。
    ※ツが意地悪だしルが純情すぎて逆に可哀そう。
    ※概念的にはルツしかでないのでご安心ください。
    勝手に戦え!!「……好きな人が出来たんだ」

    類の言葉を聞いた瞬間、オレの握っていた緑茶の紙パックが爆発した。


    「どわぁ!?」
    「びっくりした……司くん、大丈夫かい?」

    物の見事に右手と袖を濡らしてくれた緑茶に、オレは情けない叫び声をあげる。
    「まだ残ってる緑茶の紙パックをあらん限りの力で握り潰す」というオレの奇行に対し、流石の類もこちらを気遣ってタオルを渡してくれた。オレは取り合えずそのタオルをおずおずと受け取り、申し訳なさに包まれながら濡れた手を拭くことにしたのである。

    いや、しかしだな……紙パックの爆発原因として、今聞き捨てならない言葉が聞こえた気がしたのだが……

    「類、すまないがもう一度言ってくれないか?爆発の衝撃で記憶が吹き飛んでしまった」
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    生成子

    MAIKING7話のせいで未来捏造したラン暦。プロボーダーランガ×メカニック暦
    モブ女視点ですがただの当て馬なのでご安心ください。

    元ネタ:Rihanna「Don't Stop The Music」
    姿見に映る自分を見ながら、あたしは自分自身に魔法をかける。
     素肌に下地を塗り、薄くファンデーションを乗せる。散らばるそばかすは、コンシーラーとコントロールカラーで隠せばもう完璧。
     まぶたの上にはラメのたっぷり入ったゴールドのシャドウ。目を大きく見せるためにラインは欠かせない。黒いマスカラを睫毛に乗せれば、相手を射貫く大きな目の出来上がり。
     唇には全体をうるうるに見せるリップを塗る。目をしっかりとメイクしたから、唇は少し控えめに。でも、キスしたくなるほど魅力的な唇になるように、細心の注意を払う。
     チークを乗せてハイライト、そしてシェーディング。さりげないところも完璧に。それがあたしのモットー。眉も凜々しく見えるように整えて、ケアしたあとのブルネットの髪にアイロンをあてる。上手くカールさせれば、ボリュームのある艶めいたパーティヘアの出来上がり。
     背中を大胆に見せたミニのドレスに、ママから借りたジミーチュウのパンプスを履けば、イケてるセクシーな女の子が姿見に現れた。小さなパーティーバッグにスマホと財布をインして、あたしは胸を弾ませながら家を出た。
     これは一世一代のチャンスよ。夜が 3717

    9660moyunata

    DONEテレビゲームをするだけの現パロ年後クロロレ
    光属性ですご安心ください。
    「ローレンツはゲームとかしないのか?」
    「そんなもの、時間の無駄だろう」
    やっぱりそう言うと思った。庶民の娯楽に現を抜かしてる暇なんてありませんって顔に書いてある。
    「じゃあさ、1回だけ対戦付き合ってくれないか? このゲーム1人でもできるんだけどさ、せっかく買ったんだしちょっとくらい人と遊んでみたいんだよ」
    「仕方がないな、1度だけだぞ」
    ローレンツはせっかくだから、とかそういう言葉に弱い。あいつは俺のことに詳しいなんて言っているが、俺だって負けてない。ローレンツが俺のこと見続けているなら同じだけ俺もローレンツを見ているんだ。
    今始めようとしているゲームはいわゆる格闘ゲームだ。さすがに初心者のローレンツをこてんぱんにするのは気が引けるから、あえて普段使わないキャラクターを選ぶ。それでも俺の方が強いことに変わりはない。手加減しつついい感じの差で勝たせてもらった。
    「......。」
    勝利ポーズを決めている俺のキャラクターをローレンツが無表情で見つめている。よし、かかったな。
    「クロード、もう一戦だ」
    「おっと、1回しか付き合ってくれないんじゃなかったのか?」
    「せっかく買ったのに 1372