た無
nanana_mi_123
DOODLE無縁塚に凶屍が出て困っているとの嘆願が雲深不知処に届く。簡単な依頼だと判断した魏無羨は門弟達を連れて無縁塚に向かうが――。ずっと使われていないはずなのに真新しい死体が埋まった無縁塚、何も何かを隠している隣町、凶屍の心残りとは。↑の話のスケベだけ読みたい人向け
申し訳程度の濁点ハート喘ぎ、乳首責め・結腸責め・潮吹き
魏先輩と夜狩に行こう ♡R-18部分抜粋♡ 俺の白菜ちゃんはいつ見ても相変わらず美人だな。
横抱きにされたまま静室まで運ばれながら、魏無羨は藍忘機の顔を見上げてニコニコと笑みを浮かべる。
「なに?」
「俺の白菜ちゃんは今日も美人だなと思って」
真っ白な頬に触れるだけの口づけをすれば、すっと視線が真っ直ぐに落ちてくる。顔色も表情も何一つ変わらないのに目線だけはぐつぐつと煮えるような、欲情を孕んでいて、その視線に射貫かれるだけで魏無羨の背中をぞわりと興奮が駆け上る。
世間には何事にも動じないように思われているこの男が、実はこんなにも分かり易い事実にも肌が擽ったくなる。それを知っているのがこの世界に一体何人いるのだろうか。
「今日は前からと後ろからどっちがいい?」
4151横抱きにされたまま静室まで運ばれながら、魏無羨は藍忘機の顔を見上げてニコニコと笑みを浮かべる。
「なに?」
「俺の白菜ちゃんは今日も美人だなと思って」
真っ白な頬に触れるだけの口づけをすれば、すっと視線が真っ直ぐに落ちてくる。顔色も表情も何一つ変わらないのに目線だけはぐつぐつと煮えるような、欲情を孕んでいて、その視線に射貫かれるだけで魏無羨の背中をぞわりと興奮が駆け上る。
世間には何事にも動じないように思われているこの男が、実はこんなにも分かり易い事実にも肌が擽ったくなる。それを知っているのがこの世界に一体何人いるのだろうか。
「今日は前からと後ろからどっちがいい?」
kurikurinan
PAST【義炭無配本web再録】炭治郎`sキッチン「恋い恋いて」(https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040030979582)のおまけでした無配本のweb再録です。
上記の本を読むと、サンドイッチの意味が分かります。 9
846_MHA
DOODLE6/26 TOKYO罹破維武5で配布した無配です。紙にサークル名も名前も書いて無いことに終わってから気付いたので、署名の意味合いで投稿します。改めて本を手に取ってくださった皆様、誠にありがとうございました。
サメ太郎のこと 海を越えた遙か遠く。短い夏には日が沈まず長い冬には太陽が上がらない、オレ
はそんな国から期待に胸を膨らませて日本にやってきた。ぎゅうぎゅうにコンテナ
に詰められての長い船旅だって、オレのことを手に取るのはどんな奴なんだろうと
考えたらちっとも辛くなかったんだ。
けれどそれから長い間、オレは誰にも買われることなく、今日も大きな籠の下の
方でぺちゃんこになっている。店員が定期的に場所を変えるから手には取られるけ
ど、みんなオレを戻して別の奴を買っていく。だから、その度にどんどん下へ追い
やられてしまう。
「ママ、この子なんだか他のとちがうよ。へにゃってしてる。」
「そうだねぇ、他の子にしようか。」
今だって、オレを一度手に取った小さい男の子と母親が、一昨日籠に入ったばかり
3956はそんな国から期待に胸を膨らませて日本にやってきた。ぎゅうぎゅうにコンテナ
に詰められての長い船旅だって、オレのことを手に取るのはどんな奴なんだろうと
考えたらちっとも辛くなかったんだ。
けれどそれから長い間、オレは誰にも買われることなく、今日も大きな籠の下の
方でぺちゃんこになっている。店員が定期的に場所を変えるから手には取られるけ
ど、みんなオレを戻して別の奴を買っていく。だから、その度にどんどん下へ追い
やられてしまう。
「ママ、この子なんだか他のとちがうよ。へにゃってしてる。」
「そうだねぇ、他の子にしようか。」
今だって、オレを一度手に取った小さい男の子と母親が、一昨日籠に入ったばかり
kurageneneko
INFO5月29日インテで頒布した無配です。7月の新刊の冒頭サンプルになります。それでも僕らは愛を解きたい(無配)「さっぶっ。」
ゴゥっとブンっの間みたいな音を立てて吹き抜ける春の嵐が、満開の桜を惜しげもなく散らしていた。
この分だと一週間後は葉桜決定だ。引っ越しを手伝ってくれた寅次を駅まで送った帰り、まだ入学前の大学の構内で一人小さく溜息を吐いた。
春休み中の夕方に学生の姿はほとんどない。昼前あたりから強くなった南風の所為で、既に満開を迎えていた早咲きの桜はもう半分くらい地面に落ちている。
――「地元の人も花見に来るくらい見事な桜並木があったんだけどな。父さんは毎年それとは違うところで桜を見てたんだ。」――いつかの春。もしかしたら家族で花見に出掛けたときだったのかもしれない。たぶんほろ酔いだった父は何故かそう得意気に言っていた。
4211ゴゥっとブンっの間みたいな音を立てて吹き抜ける春の嵐が、満開の桜を惜しげもなく散らしていた。
この分だと一週間後は葉桜決定だ。引っ越しを手伝ってくれた寅次を駅まで送った帰り、まだ入学前の大学の構内で一人小さく溜息を吐いた。
春休み中の夕方に学生の姿はほとんどない。昼前あたりから強くなった南風の所為で、既に満開を迎えていた早咲きの桜はもう半分くらい地面に落ちている。
――「地元の人も花見に来るくらい見事な桜並木があったんだけどな。父さんは毎年それとは違うところで桜を見てたんだ。」――いつかの春。もしかしたら家族で花見に出掛けたときだったのかもしれない。たぶんほろ酔いだった父は何故かそう得意気に言っていた。
ミキョウ
DOODLEパバステ現地1st 無配神谷ウエディングガチャに狂った神アスPが一晩で作った無配、会場では8pの豆本になってました
パバステ現地1st無配「……んぐッ!?げふっ」
アスランの喉仏が不規則に上下すると、ごくりと音を立てた。
一日の仕事を終え、夕餉もふたりでゆっくりと取り、その後のまったりとした時間を過ごしていた時だった。
満たされた胃に、神谷の淹れた紅茶を飲みながらの穏やかな刻。ソファで隣り合ってぼんやりとテレビに視線を流す。触れ合う肩が心地よく、液晶の映像は瞳に映るのみで、たいして記憶に残らない。バラエティー番組の賑やかな声は、耳を右から左にすり抜けていくようだった。
番組がCMに入り、見慣れた映像がいくつか流れた後だった。
隣に座っている男の顔がモニターに映し出される。
海沿いの穏やかな街。白を基調とした美しい建築物を背に着飾った美丈夫。
1810アスランの喉仏が不規則に上下すると、ごくりと音を立てた。
一日の仕事を終え、夕餉もふたりでゆっくりと取り、その後のまったりとした時間を過ごしていた時だった。
満たされた胃に、神谷の淹れた紅茶を飲みながらの穏やかな刻。ソファで隣り合ってぼんやりとテレビに視線を流す。触れ合う肩が心地よく、液晶の映像は瞳に映るのみで、たいして記憶に残らない。バラエティー番組の賑やかな声は、耳を右から左にすり抜けていくようだった。
番組がCMに入り、見慣れた映像がいくつか流れた後だった。
隣に座っている男の顔がモニターに映し出される。
海沿いの穏やかな街。白を基調とした美しい建築物を背に着飾った美丈夫。
hamuskyhamu
DONEエスデュWebオンリー『1/2エデュケーション❷』で展示した無配小説です。※18歳(高卒未満)は閲覧禁止🔞
※設定捏造注意
※なんでも許せる方のみ!
※アナル舐め描写あり!
※攻めへの顔射描写あり!
☝️良ければpw=貴方は18歳以上(高卒済)ですか?+例の数字 8220
tasuko013
DONE5月29日CLB19で配布した無配になります。🐰さん誕生日にまつわるお話になっています。
ウサギさんのちょっと困った一日少し前に引っ越してきた広い部屋には、自慢の大きなスクリーンが鎮座している。休みの日には映画を見たり、ゲームをしたり。値段は少々したけれど、ここ数年の買い物の中でも1、2を争うほど〝買って良かったもの〟だと思う。それに流されているアニメの映像をじいっと見て、銃兎はハァ、と盛大なため息を落とした。カラフルな髪の色をしたかわいらしい顔の少女達が、良く解らないモンスターと死闘を繰り広げている。もちろん、それは銃兎の趣味ではない。突然押しかけてきた来客が好んでいるものだ。
「……コホン」
わざとらしくため息をつけば、食い入るようにスクリーンを見つめていた来客、こと一郎がようやく目線を銃兎へと動かした。赤と緑の瞳が申し訳なさそうに揺れているけれど、銃兎はあいにくそれを見て絆されるような人間ではない。じっとりと見れば、一郎はポリポリと頭をかいた。
10983「……コホン」
わざとらしくため息をつけば、食い入るようにスクリーンを見つめていた来客、こと一郎がようやく目線を銃兎へと動かした。赤と緑の瞳が申し訳なさそうに揺れているけれど、銃兎はあいにくそれを見て絆されるような人間ではない。じっとりと見れば、一郎はポリポリと頭をかいた。
nwz8Rg1M8llIUUj
DONE5/29のゴロ兵で出した無配の漫画です。同人誌の設定の赤ちゃんサイドのお話ですが大人の夫婦のエルリのとこの赤ちゃんが転生したえるりの二人まで前置きを了承してもらえたらこれだけでも読めるかと思います。当日はありがとうございました! 13
fuji
DOODLEしゅうびに怪我させちゃった無敵将軍その⑥しゅうびちゃんはナントカは風邪引かないから無敵将軍には移らないと申しております
れんくんちゃん的にはカイシュウ的恋愛を応援するので、大人気ないしゅうびより無敵将軍の朴念仁の方が重罪
fuji
DOODLEしゅうびに怪我させちゃった無敵将軍その⑤無敵将軍にとっては自分を庇ってしゅうびちゃんがけがしちゃったのはトラウマだけど、しゅうびちゃんにとっては自分の力で出世への一歩を勝ち取った誇りと勲章なんだよ
私の中では
その辺が勝手に「俺たちの誓い」にされちゃってて無敵将軍とは考えがすれ違っちゃってる
anemone_co
PAST22/5/21開催の「おうちPPP!!おしまい」に合わせて、以前パスワードつきで公開してた「おうちPPPおめかし」(21/5/15開催)で出した無料配布漫画です。今回パスワードなしで再アップします。(pixivにも再録しました)当時無料配布をDLまたは前回公開時に見てくださった方はありがとうございました!! 10
anokonokimochi
DONEバーボンが本気でコナンの誕生日をお祝いした話(タイトル)20220504開催 星降る5の夜の部で配布した無配です。
出した本があまりにもお誕生日向けではなかったので(笑)
本気でお祝いしてもらいました!
星降る5 バボコ無配 賑やかな声が聞こえる。本日、貸し切りと書かれたプレートのかかったドアの向こうでは豪華な料理とケーキ、たくさんの笑顔で溢れていた。参加者の誰もがおめでとうと口々に言う。それに応えているのは本日の主役だ。五月四日、この日はコナンの誕生日。喫茶ポアロは通常営業を早めに切り上げ、特別に貸し切りとなっている。
「コナン君、お誕生日おめでとう!」
「ありがとう、歩美ちゃん」
「こーんなに美味しそうなご馳走が並ぶなんて聞いてませんでしたよ!」
「なぁ! あっちも食べてみようぜ」
「おい、お前ら! 料理は逃げねぇんだから、ゆっくり食べろよ!」
「「「はーい」」」
「ったく、誰のパーティーか分からねぇな。これじゃあ」
「いいじゃないの。姿はないようだけど、彼が用意してくれたんでしょう?」
5220「コナン君、お誕生日おめでとう!」
「ありがとう、歩美ちゃん」
「こーんなに美味しそうなご馳走が並ぶなんて聞いてませんでしたよ!」
「なぁ! あっちも食べてみようぜ」
「おい、お前ら! 料理は逃げねぇんだから、ゆっくり食べろよ!」
「「「はーい」」」
「ったく、誰のパーティーか分からねぇな。これじゃあ」
「いいじゃないの。姿はないようだけど、彼が用意してくれたんでしょう?」
fuji
DOODLEしゅうびに怪我させちゃった無敵将軍その②しゅうびちゃんはほんとに重症とか重傷の時は痛いとか苦しいとか言わない人だと思ってる
10年前腕切られた時も、特にカイの前では痛そうな顔しなかったと思うんだ…
その代わり、大したことない時はギャンギャン騒いでもええんやで…
niji
DONE2022/5/3に配布した無配ペーパーです。Top of the world : https://www.pixiv.net/artworks/97566692
のその後の話になります。 4
846_twst
TRAINING5/4トキルル2で頒布した無配漫画です。内容は5/4新刊「テンペラ・デイズ」と
3/20webフリ展示漫画(https://poipiku.com/1258535/6412082.html)
の後日談みたいな感じのフロリド前提フロとジェの会話。 2
6__ws
DONE類司 不穏生を感じる為に○傷○為していたら🎈の存在がもっと生を実感させてくれて愛をも注いでくれると気づいた無痛症🌟の話(長い)
※🎈(自覚済)→←🌟(無自覚)気味の🎈🌟
※🌟の○傷描写あり。彼、ちょい狂っちまった。
きっとこれが、生きるということだ おぼつかない足取りで歩いていた幼き頃のオレは、熱したアイロンに小さな手のひらでぺたっと触れたことがあるらしい。細心の注意を払っていた母さんの一瞬の隙を狙ったのか、単なる偶然か、とにかくその日オレは自ら熱を求めた。母さんは必死の形相ですぐにオレを抱え上げて水と氷で冷やしたが、その間表情が全く変わらずニコニコしていた自分の息子を見て嫌な予感がしたため、すぐに病院で検査をおこなったという。そして"無痛症"という診断(本当はもっと長い病名なのだが、便宜上省略した)を受けた。
オレには痛覚がない。だから、火傷にも打撲にも切り傷にも無反応で、なにも感じずに痛みを知らぬまま生きてきた。そんな日々を過ごすなかで得た教養としては「痛いふりをすること」。痛覚がない人間はこの世にほんの僅かしかいないため周囲の理解も得難く、血が出るような怪我をしても「平気だ」と言ってけろりと笑っている男はただの"異常"だと捉えられ、煙たがれる。そんな世の中で波風立てずに暮らしていくにはオレが周りに適合することが必要だったのだ。
2893オレには痛覚がない。だから、火傷にも打撲にも切り傷にも無反応で、なにも感じずに痛みを知らぬまま生きてきた。そんな日々を過ごすなかで得た教養としては「痛いふりをすること」。痛覚がない人間はこの世にほんの僅かしかいないため周囲の理解も得難く、血が出るような怪我をしても「平気だ」と言ってけろりと笑っている男はただの"異常"だと捉えられ、煙たがれる。そんな世の中で波風立てずに暮らしていくにはオレが周りに適合することが必要だったのだ。
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DONE22年1月23日のプリ⭐︎コンにてお渡しした無配の再録。シャニライイベントのヒーローシリーズからトーマ博士と戦闘員オトの上司のためにお菓子作りに励んでいるだけのお噺。料理上手のオトと絆されつつあるトーマ博士。付き合ってない。
デストロ⭐︎クッキング (トマオト)それはアラン様の突飛な一言から始まった。
「おい、トーマ」
「はっ、ここに。何でしょうか、アラン様」
「さたぱんびんが食いてえ」
「さた……?」
聞いたこともない単語に思わず目が点となってしまった。「食いてえ」の言葉からして食べ物なのであろうことは推測できるが、どういった物なのか全く想像がつかない。
さたぱんびん。一体なんなんだ、それは。
「アラン様、失礼ですがそれはどういった食べ物になりますか?」
「あ? あー……茶色の丸っこい、中が紫でサクサクしてたな」
「な、なるほど……?」
茶色の丸でサクサク、と聞く辺り揚げ物の一種には間違いなさそうだが……中が紫、だと……?
「承知致しました、直ちに探して参ります!」
実物が一体どのような物なのか未だ想像はつかないが、アラン様が求めているのであれば献上する他はない。これも今後のアラン様のご活躍のため、こうして俺のさたぱんびん探索の幕が開かれたのだ。
6473「おい、トーマ」
「はっ、ここに。何でしょうか、アラン様」
「さたぱんびんが食いてえ」
「さた……?」
聞いたこともない単語に思わず目が点となってしまった。「食いてえ」の言葉からして食べ物なのであろうことは推測できるが、どういった物なのか全く想像がつかない。
さたぱんびん。一体なんなんだ、それは。
「アラン様、失礼ですがそれはどういった食べ物になりますか?」
「あ? あー……茶色の丸っこい、中が紫でサクサクしてたな」
「な、なるほど……?」
茶色の丸でサクサク、と聞く辺り揚げ物の一種には間違いなさそうだが……中が紫、だと……?
「承知致しました、直ちに探して参ります!」
実物が一体どのような物なのか未だ想像はつかないが、アラン様が求めているのであれば献上する他はない。これも今後のアラン様のご活躍のため、こうして俺のさたぱんびん探索の幕が開かれたのだ。
TasukuTohra
PAST「balloon」→3月の王宮でナイトで発行した無配本です。ドバ冒以前に描きかけていたのでif worldお話ですが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
シンジャweb only 2開催おめでとうございます!!ありがとうございます!! 12
遠藤さやこ
DONE2022/5/4 賢マナで配布した無配です。パスワード外しました。期間限定でネップリもご用意していますので紙で欲しい方はそちらもどうぞ。
セブンイレブン【Q9QF8LAJ】(期限:2022/5/13まで)
ローソン・ファミマ【53J3HRHE6M】(期限:2022/5/14 12時頃まで)
※ 印刷時に【小冊子印刷(右とじ)】を設定してください。 8
Lei
DOODLE強い🦊が見たくて書きました。名無しモブがいます。👹に愛されて、自信のつけた無敵🦊哀れなヤツカツンカツンと俺が歩く音だけが響く。それに怯えたように後ずさりする男は、自称ヴォックスの1番の信者らしい。
事の発端は、1通の手紙からだった。中には大量の俺が黒く塗りつぶされた、ヴォックスとの写真。一筆箋には“あの方に近づくな”と、ご丁寧に新聞の切り貼りで作られたメッセージ。付き合う前の俺だったら怯えていたかもしれないが、残念ながら俺はあいつの愛を知ったんだ。表情を変えずに手紙に入っていたもの全てを、細かくバラバラにする。こんもりと山になったものをまとめて袋に入れて、ゴミ箱に放り投げる。放物線を描いてスポンと入ったのを確認したら、おれの頭の中からはその手紙のことは消え去っていた。
特に変わらずヴォックスと会い、食事を共にし、夜を一緒に過ごす俺が気に食わなかったのか手紙は毎日届いた。メッセージも段々と過激さを増し、最新のものには“別れなければお前の仲間まで殺す”とまで書かれている。仲間とはおそらくルカやシュウ、アイクのことだろう。馬鹿なやつだ。彼らに手を出せば、お前が心酔しているヴォックスが怒り狂うこと間違いないというのに。かと言って彼らに手を出すと言われ、俺も許せるわけはない。だから、直々に俺が会ってあげようじゃないか。
1962事の発端は、1通の手紙からだった。中には大量の俺が黒く塗りつぶされた、ヴォックスとの写真。一筆箋には“あの方に近づくな”と、ご丁寧に新聞の切り貼りで作られたメッセージ。付き合う前の俺だったら怯えていたかもしれないが、残念ながら俺はあいつの愛を知ったんだ。表情を変えずに手紙に入っていたもの全てを、細かくバラバラにする。こんもりと山になったものをまとめて袋に入れて、ゴミ箱に放り投げる。放物線を描いてスポンと入ったのを確認したら、おれの頭の中からはその手紙のことは消え去っていた。
特に変わらずヴォックスと会い、食事を共にし、夜を一緒に過ごす俺が気に食わなかったのか手紙は毎日届いた。メッセージも段々と過激さを増し、最新のものには“別れなければお前の仲間まで殺す”とまで書かれている。仲間とはおそらくルカやシュウ、アイクのことだろう。馬鹿なやつだ。彼らに手を出せば、お前が心酔しているヴォックスが怒り狂うこと間違いないというのに。かと言って彼らに手を出すと言われ、俺も許せるわけはない。だから、直々に俺が会ってあげようじゃないか。
tabeyasuikani
DONEヤダ!!!!!(タイトル)原作最終回後、旅には出ず軍に入った無い世界線の兄弟の話。飽きるまで続きます。
0 ヨハネの邁進人の兄をスケベな目で見るド変態さんたちに告ぐ。
僕こそ兄さんの唯一無二、魂の片割れにして命を賭して守りきった掛け替えの無い可愛い可愛い弟。
そして直々に触れる事を許されたたったひとりの恋人だ。
そんじょそこらの背景くんが、生まれてこの方17年ずっと家族の僕に敵おうだなんて思わない事だね。みんなどうせ兄さんの側面しか知らないでわーわーキャアキャア騒いでるんだろ。まあ、それも仕方の無い事か。僕以外には絶対に見せないよう僕自身が厳重に隠している兄さんの魅力的な一面は幾つもあるからね。
みんな、知らないだろ。世界を救った英雄がベッドではどんなに可愛くいやらしく男を誘うのか、穢れの無い天使がどこに触れられると身を震わせて悦ぶのか。知らないんだ。知らなくていい。絶対に教えてなんてやりたくない。
3606僕こそ兄さんの唯一無二、魂の片割れにして命を賭して守りきった掛け替えの無い可愛い可愛い弟。
そして直々に触れる事を許されたたったひとりの恋人だ。
そんじょそこらの背景くんが、生まれてこの方17年ずっと家族の僕に敵おうだなんて思わない事だね。みんなどうせ兄さんの側面しか知らないでわーわーキャアキャア騒いでるんだろ。まあ、それも仕方の無い事か。僕以外には絶対に見せないよう僕自身が厳重に隠している兄さんの魅力的な一面は幾つもあるからね。
みんな、知らないだろ。世界を救った英雄がベッドではどんなに可愛くいやらしく男を誘うのか、穢れの無い天使がどこに触れられると身を震わせて悦ぶのか。知らないんだ。知らなくていい。絶対に教えてなんてやりたくない。