ウォロ
parvus_yuu
MEMOウォロシマの現パロ再会編その3。ボシさん中学2年生。
ボシさんは転生前の記憶持ちとはいっても子供なので、原作より考えが甘かったり強引だったりしてもいいんじゃないかな…と個人的に思ってる。
今度こそ、再会シマボシは夕飯と風呂を手早く済ませると、宿題をするからと自室に戻った。
「さて」
途中まで綴っていた手紙を最後まで書ききると、飾り気のない白い封筒に入れてケーシィに渡す。
「これを頼む」
表にはヒスイの文字で『ウォロ殿』と。裏には『シマボシより』と明記してあった。
「ケェ!」
元気に返事をしたケーシィの周りの空間がぐにゃりと歪み、その姿が見えなくなる。
ヴォン…
そして一分も経たないうちにケーシィは戻り、その手には淡いブルーの封筒が握られていた。
表には『シマボシ殿』、裏には『ウォロより』と明記してある。
「ケェ」
「ありがとう、ケーシィ」
お礼に手作りのコトブキマフィンを渡すと、ケーシィは嬉しそうに食べ始めた。
その様子を微笑ましく見守りながら、シマボシは封筒を丁寧に開封する。
7845「さて」
途中まで綴っていた手紙を最後まで書ききると、飾り気のない白い封筒に入れてケーシィに渡す。
「これを頼む」
表にはヒスイの文字で『ウォロ殿』と。裏には『シマボシより』と明記してあった。
「ケェ!」
元気に返事をしたケーシィの周りの空間がぐにゃりと歪み、その姿が見えなくなる。
ヴォン…
そして一分も経たないうちにケーシィは戻り、その手には淡いブルーの封筒が握られていた。
表には『シマボシ殿』、裏には『ウォロより』と明記してある。
「ケェ」
「ありがとう、ケーシィ」
お礼に手作りのコトブキマフィンを渡すと、ケーシィは嬉しそうに食べ始めた。
その様子を微笑ましく見守りながら、シマボシは封筒を丁寧に開封する。
mirinponz
DONE前のウォロショウ漫画の続きです。前: https://poipiku.com/1027121/7429156.html
相変わらずウォロさんがウブなので
苦手な方は逃げてください。
色々言葉が足りない人たちの会話です。 4
parvus_yuu
TRAINING久しぶりに現パロで同棲ウォロシマ。王道の『彼女の膝枕で耳かきして欲しい』ネタ。
久しぶりに健全です()
膝枕で耳かきを「なんだこれは」
夜遅くに仕事から帰ってきたウォロが、満面の笑顔でシマボシの目の前に出してきた物。それは──…。
「耳かきです!」
「知っている」
竹で出来ていて白い梵天のついている、ヘラ型のオーソドックスな耳かきだった。
「シマボシさんに、耳掃除してほしくて!」
ウォロはふわふわの白い梵天を指でそっとなでながら、購入した理由を教えてくれる。
「……唐突だな。自分でやらない理由は?」
「好きな人の膝枕で耳かきをしてもらう……男のロマンですよ‼」
たまたまそのネタを知ったのか、虎視眈々と狙っていたのかは不明だが、膝枕で耳かきというシチュエーションを体験してみたいという好奇心が原動力なのはよく分かった。
「耳の健康を考えると、むしろ耳かきはしないほうが良いのだが」
2500夜遅くに仕事から帰ってきたウォロが、満面の笑顔でシマボシの目の前に出してきた物。それは──…。
「耳かきです!」
「知っている」
竹で出来ていて白い梵天のついている、ヘラ型のオーソドックスな耳かきだった。
「シマボシさんに、耳掃除してほしくて!」
ウォロはふわふわの白い梵天を指でそっとなでながら、購入した理由を教えてくれる。
「……唐突だな。自分でやらない理由は?」
「好きな人の膝枕で耳かきをしてもらう……男のロマンですよ‼」
たまたまそのネタを知ったのか、虎視眈々と狙っていたのかは不明だが、膝枕で耳かきというシチュエーションを体験してみたいという好奇心が原動力なのはよく分かった。
「耳の健康を考えると、むしろ耳かきはしないほうが良いのだが」
parvus_yuu
MEMOウォロシマ現パロ再会編その2。前回のお宮参り編の続き。三歳の幼ボシさんと長寿ォロの、一瞬の再会。
叩き台なので続かないかもしれないけど、せっかくかけたからポイする。
やっぱりケーシィパパ出すの楽しいわね…
束の間の、再会夏の暑さも落ち着き、昼間でも心地よい気温となった秋のある晴れた日。
ウォロは、ホウエンのとある公園にいた。
「久しぶりにこちらへ来ましたが、元気そうで何よりですね」
目的は、転生したかつての伴侶──シマボシの様子の確認だ。
この辺りの地主である一族の分家の長子として誕生したシマボシは、現在三歳。
信頼出来る伝手からの情報では、両親からは厳しくも愛情を持って育てられているという。
シマボシがこの地に転生した事を突き止め、彼女のお宮参りに確認した後、ウォロはこの辺りから離れていた。出来る事なら彼女のすぐ側に居続けたかったが、それには自身の長寿という特性が仇になる。
ただでさえ見目が良く目立つウォロは、他人の記憶に残りやすい。
2805ウォロは、ホウエンのとある公園にいた。
「久しぶりにこちらへ来ましたが、元気そうで何よりですね」
目的は、転生したかつての伴侶──シマボシの様子の確認だ。
この辺りの地主である一族の分家の長子として誕生したシマボシは、現在三歳。
信頼出来る伝手からの情報では、両親からは厳しくも愛情を持って育てられているという。
シマボシがこの地に転生した事を突き止め、彼女のお宮参りに確認した後、ウォロはこの辺りから離れていた。出来る事なら彼女のすぐ側に居続けたかったが、それには自身の長寿という特性が仇になる。
ただでさえ見目が良く目立つウォロは、他人の記憶に残りやすい。
Yukkirai_pk
DONEウォロシマ寝ぼけてウォのことを父さん呼びするボシさん。
・ボシさんの過去捏造
・直接的な描写はないけどやることやってる。
・付き合っていない。
・暗い
・ウォが過去に他の女性たちと関係を持っている。 1062
parvus_yuu
MEMOポイポイしてる現パロのウォロシマ、出会いどうするか悩み中なので、とりあえず叩き台を作ってみた。不器用な進捗の二人の現パロ版。
ォロはシンオウ人(長寿)でずっと生き続け、ボシは転生(過去記憶有り)
叩き台なので、続くかは分からない()
邂逅「落としましたよ」
ぼんやりと明るい世界に、その声は突然響き渡った。
「感謝する」
淡々とした低い声は父。
「すみません、ありがとうございます」
少し控えめな、落ち着いた母の声。
「いえ、気づいて良かったです」
そして『知らないけれど、知っている』男の声。
私は、彼を知っている。
遥か昔。
ここではない、寒さの厳しい過酷な…美しいヒスイの大地。
私達は出逢って、新しい命を育み、そして朽ちた。
そう、私の最期の時──キミと約束をしたのだ。必ず、何百年かかっても、また逢おうと。
「今日は、お宮参りですか?」
「そうなんです。この子、今日が初めてのお出かけで…」
昔と変わらない声で彼が話しかけ、母が返答しているようだ。
悔しいかな。生まれて一ヶ月程度の目では、周りが明るいか暗いかしか判断できない。
1675ぼんやりと明るい世界に、その声は突然響き渡った。
「感謝する」
淡々とした低い声は父。
「すみません、ありがとうございます」
少し控えめな、落ち着いた母の声。
「いえ、気づいて良かったです」
そして『知らないけれど、知っている』男の声。
私は、彼を知っている。
遥か昔。
ここではない、寒さの厳しい過酷な…美しいヒスイの大地。
私達は出逢って、新しい命を育み、そして朽ちた。
そう、私の最期の時──キミと約束をしたのだ。必ず、何百年かかっても、また逢おうと。
「今日は、お宮参りですか?」
「そうなんです。この子、今日が初めてのお出かけで…」
昔と変わらない声で彼が話しかけ、母が返答しているようだ。
悔しいかな。生まれて一ヶ月程度の目では、周りが明るいか暗いかしか判断できない。
Yukkirai_pk
DONEウォロシマ現パロ花火大会に行く付き合ってない二人の話。
今のところウォロ→シマですが、シマボシさんも多分無自覚にウォロのこと好きなので実質両思いです。
夏の夜空に「『花火より、アナタの方が綺麗ですよ』……少しベタすぎる気もしますが、これで練習は十分でしょう」
浴衣の襟を整えながら何度口に出したか分からない言葉をもう一度繰り返した時、机の上に置いておいた携帯電話が鳴った。散らばった財布やらなにやらの中から慌てて携帯電話を拾い上げる。
「もしもし?」
「私だ。そろそろ駅に向かおうと思っているんだが、そちらの準備の様子はどうだ?」
「もうほとんど完了です。今から駅に向かいますね」
「分かった。じゃあまた後で会おう」
簡潔にそう告げて、電話の相手――シマボシは電話を切った。一見普段と変わらない彼女の口調の節々に楽しげな気配を感じ取り、ウォロは上機嫌で携帯や財布を小物入れに放り込んでいく。
3110浴衣の襟を整えながら何度口に出したか分からない言葉をもう一度繰り返した時、机の上に置いておいた携帯電話が鳴った。散らばった財布やらなにやらの中から慌てて携帯電話を拾い上げる。
「もしもし?」
「私だ。そろそろ駅に向かおうと思っているんだが、そちらの準備の様子はどうだ?」
「もうほとんど完了です。今から駅に向かいますね」
「分かった。じゃあまた後で会おう」
簡潔にそう告げて、電話の相手――シマボシは電話を切った。一見普段と変わらない彼女の口調の節々に楽しげな気配を感じ取り、ウォロは上機嫌で携帯や財布を小物入れに放り込んでいく。
parvus_yuu
TRAININGウォロとシマボシさんが一緒に住む事を決めた~実際に引っ越した日の夜の話。健全です()
並んだ布団ウォロとシマボシが籍を入れる事を決めた後。
一緒に住む新居の事について決めるため、今日はシマボシがウォロのアパートを訪れていた。
「いい部屋が見つかって良かったですよね。運がいい」
「キミの交渉術の賜物だな」
「んふふ。お褒めに預かり光栄です」
先週末に家探しをしていたところ、お互いの通勤に便利な場所に好条件の物件が見つかった。
その場で不動産屋に乗り込み、内見。かなり人気があったらしいが営業職で培われたウォロの交渉術のおかげで早々に契約を済ませられたのだ。
今日は部屋の割振りや家具について検討する事になっている。
「じゃあ、冷蔵庫はシマボシさんの使ってるファミリータイプのをそのまま使う…と。次は寝室ですね」
「あ……」
1827一緒に住む新居の事について決めるため、今日はシマボシがウォロのアパートを訪れていた。
「いい部屋が見つかって良かったですよね。運がいい」
「キミの交渉術の賜物だな」
「んふふ。お褒めに預かり光栄です」
先週末に家探しをしていたところ、お互いの通勤に便利な場所に好条件の物件が見つかった。
その場で不動産屋に乗り込み、内見。かなり人気があったらしいが営業職で培われたウォロの交渉術のおかげで早々に契約を済ませられたのだ。
今日は部屋の割振りや家具について検討する事になっている。
「じゃあ、冷蔵庫はシマボシさんの使ってるファミリータイプのをそのまま使う…と。次は寝室ですね」
「あ……」
s0_1rou
DONEウォショ現パロ4話前編です。もうちっとだけ続くんじゃ。
前回投稿と間が空いてるので、前投稿分まとめてます。
1~3話についてはコチラ(https://poipiku.com/5013494/6781689.html) 9
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TRAINING現パロシリーズ。夏バテしたウォロを気遣う、シマボシさんの話。
いつもの通りで甘い。
夏休み前夜夏季休暇前日。定時間際のイチョウ商事は、すでに気分が夏休みモードに移行しつつある社員で賑わっていた。
「…ウォロさん…顔色めちゃくちゃ悪くない?」
ぐるぅり……
エシモに声をかけられた重苦しい雰囲気を纏う男は、目の下にクマをこさえて疲れ切った顔で振り返った。
「暑くて、なかなか眠れなくて…」
八月のお盆前。
夜中になっても気温は三十度近くまで上がったままの日もあり、寝苦しい夜が続いている。
「冷房は?」
「一応つけてますけど、シマボシさんすごく寒がりなんで二十八度が限界なんですよ…。一度ジブンに合わせて二十五度まで下げてもらったら、一晩で風邪ひいてしまったから、これ以上下げるのはちょっと…」
「夏の間だけ寝室を別にしたら?」
2842「…ウォロさん…顔色めちゃくちゃ悪くない?」
ぐるぅり……
エシモに声をかけられた重苦しい雰囲気を纏う男は、目の下にクマをこさえて疲れ切った顔で振り返った。
「暑くて、なかなか眠れなくて…」
八月のお盆前。
夜中になっても気温は三十度近くまで上がったままの日もあり、寝苦しい夜が続いている。
「冷房は?」
「一応つけてますけど、シマボシさんすごく寒がりなんで二十八度が限界なんですよ…。一度ジブンに合わせて二十五度まで下げてもらったら、一晩で風邪ひいてしまったから、これ以上下げるのはちょっと…」
「夏の間だけ寝室を別にしたら?」
parvus_yuu
TRAINING初デートのウォロシマ。完成したのを間違って全て消したが復活させたぞ‼(自業自得)
初デート「……」
ウォロとシマボシは、互いになんとも言えない表情で向かい合っていた。
黒のビジネススーツに、淡い水色のYシャツ。鮮やかな青地に細い黄色の斜めストライプが入ったネクタイと、黒いプレーントゥのシューズのウォロ。
紺色のリクルートスーツに、清楚な白いYシャツ。飾り気のない黒のプレーンパンプスのシマボシ。
これを見て『初デート』という正解を導き出せる者は皆無であろう。
どこからどう見ても『営業部に入った新人を、先輩が外回りに連れて行く』というシチュエーションであった。
ミーンミンミンミー…ン……
ジーワジワジワジワ……
夏の盛。
すでに気温は三十度を越え、二人の額には大粒の汗が浮かび始めている。
「…とりあえず、涼しい所で何か飲みませんか?」
1990ウォロとシマボシは、互いになんとも言えない表情で向かい合っていた。
黒のビジネススーツに、淡い水色のYシャツ。鮮やかな青地に細い黄色の斜めストライプが入ったネクタイと、黒いプレーントゥのシューズのウォロ。
紺色のリクルートスーツに、清楚な白いYシャツ。飾り気のない黒のプレーンパンプスのシマボシ。
これを見て『初デート』という正解を導き出せる者は皆無であろう。
どこからどう見ても『営業部に入った新人を、先輩が外回りに連れて行く』というシチュエーションであった。
ミーンミンミンミー…ン……
ジーワジワジワジワ……
夏の盛。
すでに気温は三十度を越え、二人の額には大粒の汗が浮かび始めている。
「…とりあえず、涼しい所で何か飲みませんか?」
parvus_yuu
TRAININGボシさんは現パロでも浴衣の着付けできそうだなぁ…(着物も訪問着とかは着付け出来そう)からの産物。原作でも祭あったけど(公式様、ホントありがとうございます)夏祭り…いいよね…
耳元に彩り紺色の角帯をキュッと貝の口に結ぶと、シマボシはふぅと息をついた。
「コレで完成だ」
「ありがとうございます」
シマボシの部屋の姿見の前で、くるくる回って浴衣姿を確認したウォロは、シマボシに礼を言う。
「着付けが出来るなんて、器用ですねぇ」
「実家にいた時に習っただけだ。簡単なものしか出来ない」
「着付けが出来ないジブンからしたら、充分すごいんですけどねぇ」
と言いながら部屋から出る気配の無い彼を、シマボシは睨みつけた。
「着替えるから出ろ」
「えー。シマボシさんが浴衣着るトコロ、見たいんですけど」
「断る」
「うー…分かりました」
すっぱりと断る時は譲歩する気が無い事を、ウォロは経験則で知っている。これから近所の祭に行くのに機嫌を損ねるのは得策では無いので、彼は大人しく部屋を出た。
1191「コレで完成だ」
「ありがとうございます」
シマボシの部屋の姿見の前で、くるくる回って浴衣姿を確認したウォロは、シマボシに礼を言う。
「着付けが出来るなんて、器用ですねぇ」
「実家にいた時に習っただけだ。簡単なものしか出来ない」
「着付けが出来ないジブンからしたら、充分すごいんですけどねぇ」
と言いながら部屋から出る気配の無い彼を、シマボシは睨みつけた。
「着替えるから出ろ」
「えー。シマボシさんが浴衣着るトコロ、見たいんですけど」
「断る」
「うー…分かりました」
すっぱりと断る時は譲歩する気が無い事を、ウォロは経験則で知っている。これから近所の祭に行くのに機嫌を損ねるのは得策では無いので、彼は大人しく部屋を出た。
parvus_yuu
TRAININGふぉろわさんの『ボシさんはデパコス使い』なツイから『ォロはコスメカウンターに付いてきて、BAさんと仲良くなりそう』に発展し、更に妄想が斜め上になった話。粧飾ウォロが指定の場所に到着すると、間もなくシマボシが駆け足でやって来る。
「シマボシさん、お疲れ様です」
「待たせて済まない」
「ジブンも今着いたところですよ」
今日は珍しく二人の退勤時間が近かったため、家に近いシマボシの職場の最寄り駅で待合せをする事にしたのだ。
「少し寄り道してもいいか?もうすぐ化粧品が無くなるんだ」
「もちろん」
二人は、駅に隣接するデパートへ入った。華やかな化粧品が並ぶコスメカウンターに、ウォロは興味津々である。
「デパートのコスメカウンターって、初めて来ました」
「男性は、なかなか来る機会がないからな…。嫌ではないか?」
「ウチは化粧品も取り扱ってますし、非常に興味をそそられますね!」
「そうか」
1199「シマボシさん、お疲れ様です」
「待たせて済まない」
「ジブンも今着いたところですよ」
今日は珍しく二人の退勤時間が近かったため、家に近いシマボシの職場の最寄り駅で待合せをする事にしたのだ。
「少し寄り道してもいいか?もうすぐ化粧品が無くなるんだ」
「もちろん」
二人は、駅に隣接するデパートへ入った。華やかな化粧品が並ぶコスメカウンターに、ウォロは興味津々である。
「デパートのコスメカウンターって、初めて来ました」
「男性は、なかなか来る機会がないからな…。嫌ではないか?」
「ウチは化粧品も取り扱ってますし、非常に興味をそそられますね!」
「そうか」
parvus_yuu
TRAINING以前、フォロワー様がスポブラボシさんのマンガ書いていらして、暑い時のボシさんはスポブラで部屋の中を徘徊してォロに怒られそうだな…と妄想が飛躍した産物。無自覚の罪キィ…
シマボシが風呂から上がり、スポーツブラとホットパンツという出で立ちで麦茶をコップに注いでいると、玄関のドアが開く音がした。
そして間もなく、リビングのドアが開く。
「おかえり」
「ただいま戻りまし…」
ドンッ!
言いかけたスーツ姿のウォロが、突然シマボシの両腕を掴んで壁に押し付ける。
「ウォロ⁉」
──何か、気に障るような事をしただろうか?
彼の険しい表情に、シマボシは困惑して動けなかった。
「シマボシさん、コレ…一体どこのどいつにつけられたんです?」
「はぁっ⁉」
ウォロの言葉が理解出来ず、シマボシは素っ頓狂な声を出してしまう。
「この脇腹の所!ジブン、ここに痕を付けてないんですが!」
「…脇腹?」
見ると右の脇腹に一か所、ウォロの所有痕そっくりな小さくて赤い円状の痕が出来ていた。
1187シマボシが風呂から上がり、スポーツブラとホットパンツという出で立ちで麦茶をコップに注いでいると、玄関のドアが開く音がした。
そして間もなく、リビングのドアが開く。
「おかえり」
「ただいま戻りまし…」
ドンッ!
言いかけたスーツ姿のウォロが、突然シマボシの両腕を掴んで壁に押し付ける。
「ウォロ⁉」
──何か、気に障るような事をしただろうか?
彼の険しい表情に、シマボシは困惑して動けなかった。
「シマボシさん、コレ…一体どこのどいつにつけられたんです?」
「はぁっ⁉」
ウォロの言葉が理解出来ず、シマボシは素っ頓狂な声を出してしまう。
「この脇腹の所!ジブン、ここに痕を付けてないんですが!」
「…脇腹?」
見ると右の脇腹に一か所、ウォロの所有痕そっくりな小さくて赤い円状の痕が出来ていた。
parvus_yuu
TRAINING前に140文字で呟いたウォロシマの、アイスのフレーバーを選べないボシさんネタに少し肉付けした話。今回は特別行き慣れた近所のスーパー。
アイスクリームが陳列してある棚の前で、シマボシは眉間にシワを寄せて立っていた。
「シマボシさん?」
野菜や肉などの食料品を詰め込んだカゴ二つをカートに載せたウォロが声をかけると、彼女はしょんぼりした顔を向ける。
「どうしました?」
「……新発売のアイス。チョコとイチゴ…両方とも、すごく美味しそうで…」
「次回、買えばいいんじゃないですか?」
冷凍庫の中には、前に買った別のアイスが残っていたはずだ。
ウォロとシマボシは一緒に生活するにあたり『以前に購入したものを消費するまでは、同じものを買わない』ルールを設けている。
食べ物に執着のあるシマボシではあるが、普段ならキチンとルールに則って諦める…はずなのだが今回はどうも様子が違う。
885アイスクリームが陳列してある棚の前で、シマボシは眉間にシワを寄せて立っていた。
「シマボシさん?」
野菜や肉などの食料品を詰め込んだカゴ二つをカートに載せたウォロが声をかけると、彼女はしょんぼりした顔を向ける。
「どうしました?」
「……新発売のアイス。チョコとイチゴ…両方とも、すごく美味しそうで…」
「次回、買えばいいんじゃないですか?」
冷凍庫の中には、前に買った別のアイスが残っていたはずだ。
ウォロとシマボシは一緒に生活するにあたり『以前に購入したものを消費するまでは、同じものを買わない』ルールを設けている。
食べ物に執着のあるシマボシではあるが、普段ならキチンとルールに則って諦める…はずなのだが今回はどうも様子が違う。
parvus_yuu
TRAINING1200文字以内のSS練習、2つ目。ボシさんは、さっぱりした香りが好きそうなイメージなんすよね…。
泡風呂「泡風呂って、興味あります?」
「は?」
うつ伏せで本を読むシマボシの尻に頭を乗せて横になっているウォロが、可愛くラッピングされたボール状の物を見せる。
「今度うちで取り扱うんですけど、試供品のバスボムが配られたんですよ。感想を提出する必要があって、ご協力頂きたいなと」
黄色いソフトボール大のバスボムからは、シマボシの好むシトラス系の香りがした。
「許可する」
「じゃあ、今晩やってみましょうか」
夕食後、取り扱いの用紙を見ながら二人で泡風呂の準備を始める。
「まずは、細かく砕いて…」
「ふむ」
グシャッ‼
シマボシが右手に力をこめると、バスボムは粉々に砕けて湯船に落ちていった。
「…袋に入れて、棒とかで叩いて砕くモノ…なんですけどね…」
1199「は?」
うつ伏せで本を読むシマボシの尻に頭を乗せて横になっているウォロが、可愛くラッピングされたボール状の物を見せる。
「今度うちで取り扱うんですけど、試供品のバスボムが配られたんですよ。感想を提出する必要があって、ご協力頂きたいなと」
黄色いソフトボール大のバスボムからは、シマボシの好むシトラス系の香りがした。
「許可する」
「じゃあ、今晩やってみましょうか」
夕食後、取り扱いの用紙を見ながら二人で泡風呂の準備を始める。
「まずは、細かく砕いて…」
「ふむ」
グシャッ‼
シマボシが右手に力をこめると、バスボムは粉々に砕けて湯船に落ちていった。
「…袋に入れて、棒とかで叩いて砕くモノ…なんですけどね…」