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    エリオ

    mamedaihuku228

    DOODLEマフィアパロ…?9割ジェイのビリグレ、だけどかなり薄いめ。
    全然活かしきれてないけど、自分がマフィアだといえばそうなる!!
    冷酷で冷静にマフィアの仕事をこなすグレイの事を、堅気に戻ってほしいとこっそり願って見守るジェイ。久々過ぎて文章が難産過ぎたけど、書きたい所だけ書いた感じです(笑)
    本編だけなく、あらゆる世界の可能性を見出してくれる…ありがとうエリオス!!!
    マフィアパロ? 僕は、今日からドンの影です。

     そう言ったヘーゼルの瞳の青年は、いつしか言葉通りドンの影となった。

     陽射しも穏やかで、微睡むような昼下がり。ジェイは最近見つけたお気に入りの海辺のカフェで、ゆっくりと珈琲とドーナツを楽しんでいた。一見すると何処にでもいそうな男性市民であるが、裏の顔はニューミリオンで名を馳せるマフィアのドンだ。そんな物騒な名前を背負っているので、本来なら護衛を付けて外出するのが正解なのだが、ドーナツ一つを買うのに黒塗りのベンツを用意して、厳しい顔をした護衛をカフェにまで連れ回すのは気が引けるし、このゆっくりと時間が流れるような穏やかな店に如何にも堅気ではない男たちでテーブルを埋めるのは気の毒だ。何よりも、ジェイ自身が一人で出掛けたい気分であったのだ。たまにはマフィアのドンという姿を脱ぎ捨てて、ニューミリオンとドーナツをこよなく愛するジェイというただの男に戻りたい時もある。いつものパリッとしたスーツもコートも脱いで、シャツとボトムスとサンダルを穿けばあっという間だ。
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    loveandpeace_kd

    DONE3月19日のエリオスWEBオンリー用の展示小説。キスディノですがモブ子視点。ディノは出ません。ほぼほぼモブ子とキースです。

    パスワードはお品書きに記載。
     キース・マックスと初めて会った日の事はよく覚えている。ヒーローはランクが上であればある程に人気も上がると認識している。今や私が住むニューミリオンでは当たり前な存在である彼らは、メジャーヒーローともなればそこらの芸能人よりよっぽど有名人だ。レジェンドと言われるレオナルド・ライト然り、この近年ではスーパーヒーローと言われ、親しまれるジェイ・キッドマンも誰もが知るヒーローだった。私はそこまでヒーローに対してミーハーな気持ちも持っていた訳でもなく、友人がかなり熱心なヒーローマニアでよく話を聞くから知っている程度だった。
     そんなある日の事。そのヒーローマニアの友人とイエローウエストでショッピングをしていて、彼女の買い物が終わるのを店の外で待っていた時、不意にけたたましいサイレンが鳴り響いた。何が起きたのか分からずに周囲を見渡すも状況は掴めない。やがて誰かがイクリプスだ!!と声を張り上げた事で辺りは一瞬でパニックになった人々の悲鳴に囲まれた。イクリプスの襲撃から逃げる為に皆が一目散に走り出す。友人を連れて急いで避難しようにもその店までの僅かな距離が、逃げ惑う人々で溢れかえったその通路では難しい状況だった。漸く人の合間を掻き分けて辿り着いたその店先には見た事も無い出で立ちの人間なのか機械なのかも分からない存在が居た。その時に私は直感で気付いたのだ。ああ、多分これがイクリプスで、私はここで死ぬんだ。短い人生だったな、せめて店に居る友人は無事だと良いけれど。そう心の中で友人の無事だけを願い目を閉じたその刹那、いつまで経っても自分に降り掛かって来ない衝撃に疑問を感じながら恐る恐る目を開けると、目の前に映ったその光景に私はポカンとただただ口を開く事しか出来なかった。
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    佳芙司(kafukafuji)

    CAN’T MAKE【エリオ腐R】一進一退のお付き合い始めたばかりのオスアキ。書き続けるの飽きたので区切りのいいところでおしまい。
    恋人はじめ(オスアキ)あれ? と思った時には遅かった。
    たった今自分は何を言ったんだったか。思い返してアキラは瞬く間に顔を真っ赤に染め上げた。ぱくぱくと口を開いては閉じ、言葉にならない声が口から零れ落ちる。

    「あー、や……そのっ、お、俺は……っ!」

    言い訳しようとアキラは必死になって言葉を探ったが何も見つからない。熱が頬に集中してまともに頭が回らない。どうしようもなくなって両手で顔を覆うしか出来なかった。

    「うううう……」

    ヘナヘナとその場に蹲って回想する。どうしてあんな事を言ったんだ、うっかりにも程がある、馬鹿か俺は。頭の中で自分に文句を言う。しかし後悔してももう遅い。言ってしまった事は取り消せないのだ。

    「アキラ」

    思ったよりも近くから聞こえてきた声に驚いて勢いよく顔を上げると、更に思っていた以上に近くにオスカーの顔があった。じっと目を覗き込むように見られ、思わず後ろに身が引けた拍子にバランスを崩して尻餅をついた。その瞬間オスカーに肩を掴まれたアキラはなんとか背中から倒れずに済んたが、オスカーの顔を見上げる格好になって息を呑む。
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