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    スルー

    _aonof

    DOODLEフォロワーが非術師の夏の兄のラスボスルートが見たいっていうので落書きした。長野を中心として半径400キロ四方から呪霊の出現報告がなくなったという話を聞いたのはつい三日前だった。
    夏油と五条はようやく突き止めた白鴉教団の本拠地に足を向けていた。二人とも交わす言葉ない。その地に誰が待っているかなんてわかりきっていたからだ。会えば殺すしかないと分かっている最愛の相手に会いに行く。
    死なず鴉の能力は、呪力を吸い溜め込むことだ。彼が底なしの器であったことが、悲劇の種だった。この世界から呪いをすべてを身に収めようとしているその「人」を、なぜ殺さないとならないのかというと、ひとえに彼が力を持ちすぎたからだ。もう出来ないことはないと言っても過言ではないほどの呪力をため込んでいるだろう。強大な力をもつことは認められないのだ。呪術師以外は。
    分かっている。分かってているが、納得できるものじゃない。この世界のために、いや、彼の理由がひとえに自分を、弟の自分を守ることであることを夏油は知っていた。だからこそ、夏油が任命されたのだ。彼の弱点として、彼を討つように、と。
    優しい人だ。大切な人に甘くて、自分が盾になれる強さを持っている人だ。どこで間違えたのだろう。思い返しても、夏油には分 1662

    noji_kurage

    DONE漫画にするほど体力がなかったのでSS染みたネズヤロバレンタインデー会話文❤️

    多分妹は今回初登場な気がします
    博多弁はよくわからないので、おかしくてもスルーしてください
    2月某日:ターフタウン
    「さあて、今年も気合入れてネズさんにチョコレートを作りましょう。まずはこのカカオ
    「うららーーーーーーっ!!!!!」
    「ああっモルペコちゃんが彼方から飛んできてぼくが収穫したカカオ豆を全部食べてしまったんじゃ!ど、どういうこと…」
    「その子はあたしのモルペコたい」
    「マリィさん!い、一体なんのつもりなんじゃ…?」
    「ヤローさん、実は話があるとよ」
    「はい、なんでしょうか」
    「アニキの為に今からチョコレートを作るつもりだったんやろ?」
    「そうですが」
    「あんまり凝ったものを作らんで欲しか」
    「えっ」
    「去年贈ったものは覚えてると?」
    「ええと…確かケーキだったかと」
    「そ、ガトーショコラ。ホールの。デコレーションも凝ってたやろ?」
    「そうじゃったか…?無難にミントと砂糖菓子とプレートだけだったような」
    「全部手作りだったやろ?」
    「ええ、まあ、お菓子作り、結構好きですので…」
    「ついでに花も付けたやろ」
    「趣味で育てていた花ですが…何かまずかったでしょうか」
    「アニキには重過ぎたばい」
    「ええっ」
    「あの後しばらく『おれにはこの愛が重過ぎる おれは何もできない駄目 1356