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    ソロモン

    yuruunisan

    DONEデカイベ後 ソロデカでドラデカだが、精神的ドラソロのような一幕も ソロモンへの感情が重いデカラビア レラジェがドラデカをバカ二人だと思っていて発言もするし実際バカ 悪友腐れ縁的ドラレラデカでドラデカが仲がいい
    モン登場シーンは少なめ
    死亡志望診断書デカラビアとアンドラスがソロモンに怒られている。

    「なんなんだ、あれ」

    フード付きの緑の狩人服に弓を背負い、頭の上にはカメレオンを乗せた女性追放メギド、レラジェが呆れを隠さずに言った。

    昼間の平和なアジトであった。何事も無い、空の青い陽気のいい日だった。無理矢理に特筆すべき事を探しても、このアジトの追放メギドを率いる青年、通称ソロモンが数柱のメギドを連れて緊急性のなさそうな幻獣退治に出掛けていた事ぐらいしか、特筆することの無い日だった。

    レラジェはそんな日に、幻獣退治とは全く関係の無い狩りに出掛けたのだった。出掛ける前に、解剖に並々ならぬ執着心を見せるアンドラスに、狩ってきた動物を解体するかと聞いたが、アンドラスは解体と解剖は違うのだとやや頬を膨らませやんわりと断ってきた。レラジェにとっては大差がなかったのだが、アンドラスにとっては大きな違いがあるのだろう。
    19441

    bach_otamama

    TRAININGベルイム。異端審問官の仕事中だと旅で野営になることもあるのかな、と。
    ラスト、カイムが当初よりも虚無を抱いてしまいました。
    個人的に、ベルナールやリタ、母親へ抱く思いはヴィータとして暮らした後天的なものでメギドとしてのカイムは王(ソロモン)の道化として振舞っていて、それが追放の要因なのかな、というイメージがあります。
    ある夜に 王都から遠く離れた村の方が、異端審問が曲解されていることが多い。人命がかかっていることが多いため、馬の利用が許されていても異端の審議のために何日もかけて旅をすることがしばしばあった。極力街道沿いを通るとはいえ運よく村や集落があるとは限らず、野営になることもある。
    「最初の不寝番は私がしましょう」
    「悪いな」
    馬を連れているとなると、野盗に襲われることもある。暖を取る意味でも、火の番は必要だった。

     元から頑健な方だと自負しているが、その夜は疲れているはずなのにベルナールはなかなか寝付けなかった。
    「眠れませんか?」
    「カイム」
    「いや、大丈夫だ」
    カイムは穏やかに微笑んでいる。背こそ高いが、まだ二十歳にもなっていないカイムはベルナールよりもずっと線が細い。その彼が平然としているのに疲れたとは言い難く、ベルナールは首を振った。
    1945

    Hyoki

    MOURNINGソロぐだを書きたかったやつ
    事故レイシフトしちゃった立香ちゃんがソロモンに歌を歌います
    ※ショタモンが出てきます
    ※SEKAI NO OWARIの『すべてが壊れた夜に』『深い森』『不死鳥』『花鳥風月』がイメージになってます
    花鳥風月小さい頃、よく聞いていた歌が脳内で何度も再生される。だいたいこの歌が再生されるのは自分が辛い、不安だと思った時だ。事故で何時かも分からない世界に飛ばされ、乾燥した大地の街に一人。知り合いなんている訳もなく、ただ何もわからないままとぼとぼ歩くしかない。人混みで埃立つ大路を抜け、小さな泉のある方へと歩みを進めた。ここなら人も少ないし状況整理が出来る。何たって寝床に着いて目を閉じたら急にこの世界に飛ばされていたのだ。まずは情報を集めなければいけない。
    立香は脳内に流れる歌を口遊ながら靴を脱いで泉に足を浸す。この国は暑い。カラリとした暑さから地中海周辺、特にその東の方だろうかなんて目安を付ける。今の立香にできることは情報収集しかない。しかし、騒然としているこの都市ではそれも難しかった。戦争中なのかはたまた国内で争いが起きているのか皆慌ただしく歩き回っていた。これでは情報収集どころではないと察知した立香は咄嗟に判断し、街外れの泉へとやってきたのだ。ふと街の方を振り返れば大きな宮殿のようなものが目につく。あれは、なんだろうか。
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