バレンタインデー
mamimo
DOODLEバレンタインデーですね!もうちょっと、アスカガでバレンタイン描きたいな~やっぱりバレンタインモチーフって可愛いですよね。今頃バレンタイン?って時期に何か出来上がってるかもしれない(出来上がらないかもしれない) 3
chiocioya18
DONE雨想。特別なココア。同棲してる設定です。
モバのバレンタインデーの想楽くんがチリパウダー入りココアくれる台詞が元ネタ。
飲むものによって食器を変える。なんでも同じカップで済ますのも便利で楽ではあるけれど、一息入れる時は容れ物にこだわるくらい心に余裕を持っていたい。
今日も気温は低空飛行、温かいものが飲みたくなる。さて今の気分は日本茶か、それとも紅茶にしようか。食器棚から湯呑みとティーカップどちらをとるか迷っていると、廊下に面したドアが開けられすらりとした長駆が入ってきた。
「雨彦さん。おかえりー」
「ああ。ただいま」
外から帰ってきた雨彦さんは、白い顔の鼻先だけを赤くしている。冷たい空気をまとわりつかせたコートを脱いでハンガーにかける背中に訊ねた。
「寒かったでしょー。なにか温かい飲み物でもいれようかー?」
「おや。ずいぶんサービスがいいな」
1274今日も気温は低空飛行、温かいものが飲みたくなる。さて今の気分は日本茶か、それとも紅茶にしようか。食器棚から湯呑みとティーカップどちらをとるか迷っていると、廊下に面したドアが開けられすらりとした長駆が入ってきた。
「雨彦さん。おかえりー」
「ああ。ただいま」
外から帰ってきた雨彦さんは、白い顔の鼻先だけを赤くしている。冷たい空気をまとわりつかせたコートを脱いでハンガーにかける背中に訊ねた。
「寒かったでしょー。なにか温かい飲み物でもいれようかー?」
「おや。ずいぶんサービスがいいな」
calmdestorm2
DONEロマサガ2Rでワグブケ短時間でバレンタインデーss書けるかチャレンジ
と題して書きました
ミスあったら後で直します
※補足文章追加の為、一部修正しました
※ねつ造設定があります
遺る想いいわゆるテレパシーというものが使える私達は、無理をしてお互いの様子を見に行く必要はない。
でもここ数日、彼に会いたいという気持ちが溢れて止まらず、自分の欲を抑えられなかった私は近況報告を兼ねてサラマットからヤウダへ向かった。
皇帝が訪れるかもしれないけれど良いのかって?
大丈夫よ、勝手に動かないように“しつけ”してきたもの。
「ワグナス様」
彼が支配する浮遊城へたどり着き、広げていた黒羽を小さく畳み駆け寄る。
「ロックブーケか、待っていたよ」
数多くの魔物を吸収し、元の面影はほんの少しだけ。
美しくも禍々しい美を携えた彼は、血濡れた瞳で私に優しく微笑みかけてくれた。
でも、「待っていた」ってどういう事かしら?
私は今日ここに来る事を伝えていないのに……
1871でもここ数日、彼に会いたいという気持ちが溢れて止まらず、自分の欲を抑えられなかった私は近況報告を兼ねてサラマットからヤウダへ向かった。
皇帝が訪れるかもしれないけれど良いのかって?
大丈夫よ、勝手に動かないように“しつけ”してきたもの。
「ワグナス様」
彼が支配する浮遊城へたどり着き、広げていた黒羽を小さく畳み駆け寄る。
「ロックブーケか、待っていたよ」
数多くの魔物を吸収し、元の面影はほんの少しだけ。
美しくも禍々しい美を携えた彼は、血濡れた瞳で私に優しく微笑みかけてくれた。
でも、「待っていた」ってどういう事かしら?
私は今日ここに来る事を伝えていないのに……
haruko__kun
MOURNING⚠️ネタバレ(顔無しモブ注意)過去に描いた🎲VD2019年EXのFA
加筆再掲です
甘いの好きな方におすすめ🍫
passヒント:バレンタインデー
2枚目セリフ有り全体図 2
takeruru_Y
DONE吸血鬼スミス×警察官イサミのバレンタインデーの話。ほゆさんの素敵ヴァンポリにインスピレーションを受けて書かせて頂きました。
https://x.com/popcorn_re0415/status/1847879177602814435
ほゆさん、ご許可頂きありがとうございました!
ヴァンパイアが好きなもの ――うろうろ、うろうろと。
雲一つない夜空で細い月が輝く夜。古びた屋敷の入口である大きな門の前を往復し続ける一人の警察官の姿があった。
街外れにいつの頃からか存在するその屋敷には、好奇心で侵入を試みる人間が後を絶たない。その為、定期的に近場の街の警察官が巡回をするルーティンが出来上がっていた。
当初は交代制であったものの、現在はイサミ・アオという名の警察官が主に担当している。当初は人命救助優先で己を危険に晒す行為を重ねる彼への罰――その実、彼を危険な任務から遠ざける目的も含まれていた。
だが、イサミが屋敷の巡回任務に就くようになってから、彼は明らかな変化を見せたのである。馴染み深いサタケとヒビキ、ミユ以外のメンバーとも交流を深めるようになり、身を呈する行為の頻度も減ったのだ。
5840雲一つない夜空で細い月が輝く夜。古びた屋敷の入口である大きな門の前を往復し続ける一人の警察官の姿があった。
街外れにいつの頃からか存在するその屋敷には、好奇心で侵入を試みる人間が後を絶たない。その為、定期的に近場の街の警察官が巡回をするルーティンが出来上がっていた。
当初は交代制であったものの、現在はイサミ・アオという名の警察官が主に担当している。当初は人命救助優先で己を危険に晒す行為を重ねる彼への罰――その実、彼を危険な任務から遠ざける目的も含まれていた。
だが、イサミが屋敷の巡回任務に就くようになってから、彼は明らかな変化を見せたのである。馴染み深いサタケとヒビキ、ミユ以外のメンバーとも交流を深めるようになり、身を呈する行為の頻度も減ったのだ。
TokuraToto
DONECoC「聖バレンタインデーの喜劇」KP:まぐちゃん
PL:
Arthur Twining/菜っ葉さん
Isaak Hölzenbein/ごくらくさん
Eric Wilhelm₌Frebe/兎倉
Claus Ehrenberg/しぐれさん
継続のみんなで遊んできました!バレンタインって、一体…?
二月にこれ行けてよかったです 2
ぴこう
DOODLE新年明けましておめでとうございます‼️おめでたいから祝装バージョンで…と、好きに描いてたら、バレンタインデーのようないちゃいちゃ浦かめになってしまいました。
今年は浦かめを充実させていきたいな…ふふ…
好きな子達を好きなだけ愛でてまいりますので、適当にお付き合いいただけましたらありがたいです!
今年もよろしくお願いします🙇♂️🎍
今和泉
PAST恋とは何かを知る君は深空の高二のバレンタインデーの話。
ほぼモノローグ。私モノローグを書くのが比較的苦手で、頑張ろうかって気合い入れて書いたけどあんまりな〜〜〜みたいな。これ書いたときはまだ深空の返事を決めてなかった。 5
もりお
DOODLEカレンダーまとめ1月 お正月、2月 バレンタインデー
3月 桃の花、4月 プルメリアの花
5月 看護の日 6月 雨と虹
7月 夏のドンドコ島、8月 みんなinハワイ
9月 パソコン記念日、10月 運動会
11月 勤労感謝の日、12月 クリスマス
今年も1年、イチナンと歩みました❤️💚 12
ronrontyappa
DONE季節感ガン無視バレンタインデーのアイアナだいぶお互いの好感度高いです、何でも美味しくいただける方向けです
カプではありませんが、仲良しナビカレバイが友情出演します
一応これで完成です、自分でもよくわからなくなってきた 4213
hSwoiMuxk0pwr0h
DOODLEうみねこ 戦人と留弗夫バレンタインデーにオムファタールたちがカスみたいなトークしてるだけの完全無計画見切り発車の何かです
息をするように捏造している
なんでも許せる人向け 17
tobun_egg
DOODLEバレンタインデーの阿ヒルのはなし拝啓阿含くんへ♡
あなたが不良どもをボコす時の楽しそうな顔が好きです♡返り血を浴びて笑っているあなたが好きです♡とてもカッコいいです♡大好き♡
ヒル魔より♡
「何だよ、この気色悪ぃ手紙」
「カッコいい阿含くんの為に愛をしたためてみたの♡嬉しい?」
「嬉しいわけあるか。バカかよ」
「つまんねー反応だな。『嬉しいよ、ハニー』くらいの冗談も言えねえの?」
「言うかボケ」
「テメーが『バレンタインは毎年面倒くせぇ』っつうから、少しでも面白くしてやろうと思ったのに。俺に感謝しやがれ」
「面白くねぇよ」
「つまんねー」
◆
「阿含くんへ♡?こいつは……」
今日は2月14日。この日は最悪だ。そこら中から甘臭え匂いが漂ってくるから。
部活終わり、女子に囲まれる阿含を置いて、先に阿含と同棲している家へ帰ってきた。
1628あなたが不良どもをボコす時の楽しそうな顔が好きです♡返り血を浴びて笑っているあなたが好きです♡とてもカッコいいです♡大好き♡
ヒル魔より♡
「何だよ、この気色悪ぃ手紙」
「カッコいい阿含くんの為に愛をしたためてみたの♡嬉しい?」
「嬉しいわけあるか。バカかよ」
「つまんねー反応だな。『嬉しいよ、ハニー』くらいの冗談も言えねえの?」
「言うかボケ」
「テメーが『バレンタインは毎年面倒くせぇ』っつうから、少しでも面白くしてやろうと思ったのに。俺に感謝しやがれ」
「面白くねぇよ」
「つまんねー」
◆
「阿含くんへ♡?こいつは……」
今日は2月14日。この日は最悪だ。そこら中から甘臭え匂いが漂ってくるから。
部活終わり、女子に囲まれる阿含を置いて、先に阿含と同棲している家へ帰ってきた。
mia_1203_
DONEイベントシリーズ05バレンタインデーから続く、恋人な太中がイベントを楽しむお話のシリーズです。
単品でも読めると思います。
今年は珍しく晴れそうですね🎋
七夕 七夕の夜、中也は仕事を終わらせて自宅に帰ってきた。玄関には、見慣れた靴が一足。普段、中也が履いている靴より大きい革靴だ。恋人の太宰の靴で間違いなかった。「今日は来たのか」と思いつつ、突然の来訪に嬉しく思っていた。太宰はいつも気分に任せて行動するので、絶対外せない用事以外でいつ会えるかどうかは太宰次第だった。探偵社とポートマフィアは一応協力関係にあるので、適当に理由をでっち上げて仕事中に会えなくもない。ただ、この方法を使うのは中也の仕事に対するポリシーに反している。幸い、太宰の方から週に2、3回は中也の家にやって来るので、逢えなくて寂しいと思ったことはなかった。
「中也、おかえり〜」
「ただいま」
リビングには、すっかり部屋の景色に馴染んでいる太宰が、革張りのソファーで寛いでいた。
2426「中也、おかえり〜」
「ただいま」
リビングには、すっかり部屋の景色に馴染んでいる太宰が、革張りのソファーで寛いでいた。
Kinashi_06
PASTバレンタインデーの2人。一年以上前に書いてたシリーズ一話初期案。
この時期が浦一と一浦の個人的分かれ目です。
ずるくて甘い 尸魂界へルキア奪還に向かってからというもの、なんとなく浦原商店からは足が遠のいていた。別に、浦原に言った言葉が本心からでなかったわけではないし、まして浦原を軽蔑したわけでもない。
ただ、浦原が下げた頭を上げて帽子を被る直前に見えた、何かを耐えるような表情が脳裏に焼き付いて離れず、自分でも理解できない焦燥感と胸を焼く感覚をどう扱うべきか分からない。どんな顔をして会えばいいのか分からないだけだ。
だが、それを理由にこれ以上会うことを引き延ばしていると、浦原がどう捉えるのかはなんとなく分かっていた。当然のことをしたからだと冷静に割り切るだろうが、それでも勘違いして欲しくはない。そろそろ何かしら理由でもつけて会いに行くか。
6823ただ、浦原が下げた頭を上げて帽子を被る直前に見えた、何かを耐えるような表情が脳裏に焼き付いて離れず、自分でも理解できない焦燥感と胸を焼く感覚をどう扱うべきか分からない。どんな顔をして会えばいいのか分からないだけだ。
だが、それを理由にこれ以上会うことを引き延ばしていると、浦原がどう捉えるのかはなんとなく分かっていた。当然のことをしたからだと冷静に割り切るだろうが、それでも勘違いして欲しくはない。そろそろ何かしら理由でもつけて会いに行くか。
柘植櫛(tsuge13)
DONEブログに書きかけていた、大学生葉山くんなアキ潤の糖度低めなバレンタインデーネタです。カカオ70パーセント好きだ。愛してる。俺は貴女の物だ。
囁かれる言葉は濃く甘く、耳からとろりと忍び込み体の中に溶けていく。それらが内に体積していった後に、自分の体はどうなるのだろうか。すり鉢の中で攪拌される香辛料や、ビーカーの中でかき混ぜられる溶液を汐見は連想する。
「ガキの頃は『なんで俺にチョコくれるんだ』って聞いたら、『アキラくんの事が好きだからだよ』って言ってたよな」
革張りのソファに深々と腰掛けた部屋の主は、マグカップを傾けながら、懐かしいとも恨めしいともつかない声で言った。銀色の艶のある髪は、散髪して日が経っていないのか鋭角的に揃えられていて、クールな印象を助長させている。あくまで外見上は、の話だ。
「だけど、ゼミ生にも他の教師連中にも渡してた」
2728囁かれる言葉は濃く甘く、耳からとろりと忍び込み体の中に溶けていく。それらが内に体積していった後に、自分の体はどうなるのだろうか。すり鉢の中で攪拌される香辛料や、ビーカーの中でかき混ぜられる溶液を汐見は連想する。
「ガキの頃は『なんで俺にチョコくれるんだ』って聞いたら、『アキラくんの事が好きだからだよ』って言ってたよな」
革張りのソファに深々と腰掛けた部屋の主は、マグカップを傾けながら、懐かしいとも恨めしいともつかない声で言った。銀色の艶のある髪は、散髪して日が経っていないのか鋭角的に揃えられていて、クールな印象を助長させている。あくまで外見上は、の話だ。
「だけど、ゼミ生にも他の教師連中にも渡してた」
まどろみ
TRAINING七灰♀。バレンタインデーとホワイトデーと可愛い君がいっぱい見たいの続き可愛い君と幸せになりたい先輩たちが卒業して最上級生になった。すると何故か女性に声をかけられることが増え、今日も任務前に新卒の補助監督から連絡先を渡されどう断るか考えあぐねるハメになっていた。だが今日はいつもみたいに苛立つだけでは終わらなかった。連絡先を渡された場面を灰原に見られてしまったのだ。
平手打ちと共に「僕も浮気してやる!」との言葉を受けたが悲しきかな、そこは呪術師。走り去る彼女を追えずに死んだ空気の中で任務へと向かうことになった。
***
こういう日に限って難しい任務が割り当てられているものである。日付が変わる頃に帰還し灰原の捜索を始めるが、寮には外泊届をだして失踪中だった。こんな夜中にと不安が募る中、携帯に一件の連絡が入る。差出人は去年高専を中退した先輩で、件名は『かわいいね』、本文なし、添付画像は2枚。1枚目は女性の胸に顔を埋める彼女の姿が、2枚目には先輩が育てている双子に囲まれて眠っている彼女の姿がそれぞれ写っていた。感謝と嫉妬の感情がない混ぜになりつつ、某宗教団体の本部へと向かった。
1933平手打ちと共に「僕も浮気してやる!」との言葉を受けたが悲しきかな、そこは呪術師。走り去る彼女を追えずに死んだ空気の中で任務へと向かうことになった。
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こういう日に限って難しい任務が割り当てられているものである。日付が変わる頃に帰還し灰原の捜索を始めるが、寮には外泊届をだして失踪中だった。こんな夜中にと不安が募る中、携帯に一件の連絡が入る。差出人は去年高専を中退した先輩で、件名は『かわいいね』、本文なし、添付画像は2枚。1枚目は女性の胸に顔を埋める彼女の姿が、2枚目には先輩が育てている双子に囲まれて眠っている彼女の姿がそれぞれ写っていた。感謝と嫉妬の感情がない混ぜになりつつ、某宗教団体の本部へと向かった。
紫蘭(シラン)
DONEグルアオです。2024年のバレンタインデー話。
終始暗いです。
オブラートの中身 ナッペ山頂上付近に位置するナッペ山ジムのバトルコートでは、寒さが厳しい中大きな人だかりができていた。わざがぶつかり合う音やその直後にグルーシャさんが手持ちに対して指示を出す声が聞こえたから、おそらくジムの挑戦者と戦っているんだろう。彼が声を発する度に何度も何度も沸く歓声と、挑戦者への応援で正直耳が痛い。
来るタイミング間違えちゃったな、と気落ちしても来てしまったものはしょうがないので、グルーシャさんの姿だけでも拝もうと人をかき分けて観戦エリアの最前列まで向かおうとした。
ところが――
「わっ!」
周りと比べて小柄な私がそんなことができるはずもなく、人の壁に弾かれてしまい尻餅をついた。お尻にじんわりと広がる冷たさと痛みに顔を歪ませながらも、これ以上濡れないために慌てて立ち上がる。そしてもう一度挑もうと前を向いたのだけど、一部の観戦者達が帰っていくのが目に入った。
4938来るタイミング間違えちゃったな、と気落ちしても来てしまったものはしょうがないので、グルーシャさんの姿だけでも拝もうと人をかき分けて観戦エリアの最前列まで向かおうとした。
ところが――
「わっ!」
周りと比べて小柄な私がそんなことができるはずもなく、人の壁に弾かれてしまい尻餅をついた。お尻にじんわりと広がる冷たさと痛みに顔を歪ませながらも、これ以上濡れないために慌てて立ち上がる。そしてもう一度挑もうと前を向いたのだけど、一部の観戦者達が帰っていくのが目に入った。
yumeno
DONE3/23さわマル展示用 現パロラマビム バレンタイン前世の記憶を持ってるビームと持ってないラーマがバレンタインデーにギクシャクする話
最後はハッピーエンド?
注:全体的に暗いです シータが回想にでてきます 本番行為はないですが匂わせる描写あり
3/25パス変更しました
パスは年代 5317
まどろみ
TRAINING七灰♀。バレンタインデーとホワイトデーの続き。ほのぼの可愛い君がいっぱい見たい単独任務が終わり、次の任務に行く補助監督を見送り徒歩で帰宅する。その道中で女性物の服屋にある一つのマネキンに目が止まった。正確にはマネキンが着ている服に。白のブラウスにカーディガン、ロングスカートとショートブーツという春らしい装いだ。
(これなら灰原も着てくれるだろうか)
頭に思い浮かべるのは愛しい恋人の姿。彼女の名前は灰原雄、高専の同級生だ。付き合いだして半年経つが七海には悩みがあった。等級違いの任務で負傷して以降、彼女が男物の服しか着ないのだ。それまで制服は通常の上着とカスタムのキュロットを着用していたのに、復帰時には上着は短ランに、キュロットは男子と同じズボンに変わっていた。私服も今までは可愛らしいものが多かったのに、最近はパーカーとジーンズのようなシンプルな装いばかりになっていた。それが彼女の好みなら文句は言わない。しかし、一緒に出かける時に同性に羨望の眼差しを向けていることを七海は知っている。だからこそやるせなかった。一度「前みたいに可愛い服は着ないのか?」と聞いてみた結果「可愛い服の似合う女の子と付き合えば?」と返され大喧嘩に発展してしまったので以降服装の話題は出さない様にしている。格好いい彼女ももちろん素敵だが、それ以上にいろんな姿の彼女が見たいというのが本音だった。
2500(これなら灰原も着てくれるだろうか)
頭に思い浮かべるのは愛しい恋人の姿。彼女の名前は灰原雄、高専の同級生だ。付き合いだして半年経つが七海には悩みがあった。等級違いの任務で負傷して以降、彼女が男物の服しか着ないのだ。それまで制服は通常の上着とカスタムのキュロットを着用していたのに、復帰時には上着は短ランに、キュロットは男子と同じズボンに変わっていた。私服も今までは可愛らしいものが多かったのに、最近はパーカーとジーンズのようなシンプルな装いばかりになっていた。それが彼女の好みなら文句は言わない。しかし、一緒に出かける時に同性に羨望の眼差しを向けていることを七海は知っている。だからこそやるせなかった。一度「前みたいに可愛い服は着ないのか?」と聞いてみた結果「可愛い服の似合う女の子と付き合えば?」と返され大喧嘩に発展してしまったので以降服装の話題は出さない様にしている。格好いい彼女ももちろん素敵だが、それ以上にいろんな姿の彼女が見たいというのが本音だった。