一郎
skn_37
DOODLEイベントで出したコピ本ですちゃんとしたデータがなくて途中からスクショです
オマケページが書き下ろしでこちらから本編が読めます。ここより多分マシに読めます。
https://www.pixiv.net/artworks/97618789
読みにくくてすいません
一郎くん誕生日おめでとうございます 20
深藍桜
TRAINING先日公式ツイに載っていた場面から思い付いた一郎とメフィスト3世のラーメン屋台での話です。横書きで読みたい方はこちら↓
https://crepu.net/post/2552394 2
usagisyuya0824
DOODLEぷりんさんのアレ誠マフィアパロ→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20315157よりえっちな誠一郎さん描きたかったよ。R18だよ!閲覧は自己責任でお願いします😉
パスワードは「0410」です。
しいな
DONE2000年の夏くらいの真ワカ・名前のあるモブ(元初代黒龍)目線
・真一郎とワカの出番は少ない
はんしん 不良が時代遅れだって誰に言われても、暴走族は迷惑な存在だって決めつけられても、オレは初代黒龍の一員だったことを誇りに思う。
とはいっても、オレは下っ端も下っ端。チームがまだ五十人足らずのときに入ったのに、解散するまで肩書は変わらない平隊員。幹部と会話した回数は片手で足りるけど、総長は――真一郎君は、ちゃんとオレの名前を憶えてくれていた。
二つ年下なのにオレなんかよりずっと大人っぽくて、しゃんと伸びた背中がかっこいい人だ。
喧嘩も本当は強いはずなのに、人を本気で殴れなくていつも先に一発貰う。
そうこうしているうちに相手の勢いに押されて、気が付いたらボロボロになっている。そんな真一郎君を、オレはずっと見てきた。
2977とはいっても、オレは下っ端も下っ端。チームがまだ五十人足らずのときに入ったのに、解散するまで肩書は変わらない平隊員。幹部と会話した回数は片手で足りるけど、総長は――真一郎君は、ちゃんとオレの名前を憶えてくれていた。
二つ年下なのにオレなんかよりずっと大人っぽくて、しゃんと伸びた背中がかっこいい人だ。
喧嘩も本当は強いはずなのに、人を本気で殴れなくていつも先に一発貰う。
そうこうしているうちに相手の勢いに押されて、気が付いたらボロボロになっている。そんな真一郎君を、オレはずっと見てきた。
ゆめさき
DOODLE鷲上源一郎が本屋で見かけた1冊の雑誌。それは黒橡としてデビューした御門浮葉が堂本大我のツーショットだった。かつての主ではなくなる姿に溜め息をついていたところ、朝日奈唯が現れるが……
決意「ふう……」
星奏学院最寄りの書店で1冊の雑誌が目についた鷲上源一郎は思わずタメ息が漏れてしまう。
そこにあるのは、「漆黒の覇者、黒橡 衝撃のデビュー」の文字。
そして、写っているのは紛れもなく堂本大我とかつての、いや、今でも心では忠誠を誓っている御門浮葉のツーショットであった。
堂本はともかく、御門の表情は物憂げさを残しておきながらも、一方で自分が見たことがない挑戦的な笑みを前面に押し出している。
「浮葉さまが壊れていく……」
そう思ってしまうのは、傲慢なのだろうか。
芯は強く、一度決めたことは決して曲げないものの、やはり儚げで物憂げ。
そんな印象を抱いていたのは自分の幻想だったのだろうか。
堂本を相方にしてから、いや、リーガルに関わるようになってからと書いた方が正解だろうか。彼に抱いていた印象はかき消され、新たな一面を剥き出しにされている。
1843星奏学院最寄りの書店で1冊の雑誌が目についた鷲上源一郎は思わずタメ息が漏れてしまう。
そこにあるのは、「漆黒の覇者、黒橡 衝撃のデビュー」の文字。
そして、写っているのは紛れもなく堂本大我とかつての、いや、今でも心では忠誠を誓っている御門浮葉のツーショットであった。
堂本はともかく、御門の表情は物憂げさを残しておきながらも、一方で自分が見たことがない挑戦的な笑みを前面に押し出している。
「浮葉さまが壊れていく……」
そう思ってしまうのは、傲慢なのだろうか。
芯は強く、一度決めたことは決して曲げないものの、やはり儚げで物憂げ。
そんな印象を抱いていたのは自分の幻想だったのだろうか。
堂本を相方にしてから、いや、リーガルに関わるようになってからと書いた方が正解だろうか。彼に抱いていた印象はかき消され、新たな一面を剥き出しにされている。
さぽた⭐︎
DOODLE海南家族🏠パロディの番外編です⚠️末っ子ノブナガに忍び寄る怪しいおぢさんを三男宗一郎が成敗する小話🚲🐒
よみつ🛵🔥編もあります!
⚠️神清、よみつあり⚠️
何でも許せる方向けです🙇♂️ 5
かりゅ
REHABILI和解後モダ期。友人にリクエストもらって書きました。
イサ未満の一郎と左馬刻ですが作者がイサのつもりで書いたのでイサです。
今は、これで。気まずい。
人と食事をするのってこんなに色々気にして食べてたっけ、と思う。
あんなに気軽に毎日のように連れられて外食していたのが嘘のようで、あの時の俺達はどんな風に楽しんで食事をしていたのだろう。
「…食わねぇのか。」
「あ、いや…食う。何食べようか迷って…」
全然嘘だった。
左馬刻と和解した。誤解が解かれて抱えていた齟齬を取り除いたらお互いを憎む理由は一応無くなって。いがみ合わなくて済むようになった。でもそれでも、はいそうですかなんて昔の様にはなれないし、俺も…きっと左馬刻も昔のような関係に戻る事は望んでいないだろう。望んでいないけれど、今のままの関係を望むかと言えばそれもまた違って。飯でも行って近況報告するくらいの仲にはなりたいと俺は思っている。
2921人と食事をするのってこんなに色々気にして食べてたっけ、と思う。
あんなに気軽に毎日のように連れられて外食していたのが嘘のようで、あの時の俺達はどんな風に楽しんで食事をしていたのだろう。
「…食わねぇのか。」
「あ、いや…食う。何食べようか迷って…」
全然嘘だった。
左馬刻と和解した。誤解が解かれて抱えていた齟齬を取り除いたらお互いを憎む理由は一応無くなって。いがみ合わなくて済むようになった。でもそれでも、はいそうですかなんて昔の様にはなれないし、俺も…きっと左馬刻も昔のような関係に戻る事は望んでいないだろう。望んでいないけれど、今のままの関係を望むかと言えばそれもまた違って。飯でも行って近況報告するくらいの仲にはなりたいと俺は思っている。
つる(877さん)
DONEクトゥルフ神話TRPG「やさしいじごくのつくりかた」
KP:あかりさん
KPC:山梨 誠二郎
PL / PC:つる/山梨 誠一郎
終始「俺の弟かわいすぎ!!!」なお兄ちゃんです。
弟のツンデレ爆撃で無事ノックアウトされた模様。
めちゃくちゃ楽しかった!次回しんはや継続で連れて行きます!
absdrac1
MEMO青幻+一幻+天谷奴天谷奴と夢野の関係について勘ぐる一郎。
中途半端な処で終わっていますが、現時点のプロットとしては、この後天谷奴の回想が入る予定です。
プロットを書くためのメモ的なお試し作文です。
不眠 夢野の容態は回復しつつあった。早朝夢野の様子を見に行った時には、昨夜からの熱が大分下がっていた。昨晩は五分粥を少ししか口にしなかったが、今朝は全粥を半分ほど食べている。
兄弟三人が朝食を食べ終えた頃、天谷奴がやって来た。夢野が寝込んでいることを伝えると、男は女の部屋へと向かった。
天谷奴の大柄な後ろ姿を見ながら、一郎は僅かに心配になった。病床の夢野と二人だけにして問題ないのか。これまでの一郎であったら微塵も湧かない疑問である。杞憂だとは分かっている。夢野との付き合いは天谷奴の方が長い。夢野としても、信頼を置いているのは一郎よりも天谷奴の方であろう。
然し、夢野と天谷奴の関係に就いて、一郎は不思議に思うことがある。作家とその担当編集者と云う仕事上の繋がりを超えた、何かがあるような気がしてならない。だが、一体何が考えられるのだろう。彼らは只の少々親しい仕事仲間であろう。親しいとは云っても、単に仲がよい間柄とは異なる。上辺には現れない処で、別の結び付きを引き摺って動いているように思える。
3588兄弟三人が朝食を食べ終えた頃、天谷奴がやって来た。夢野が寝込んでいることを伝えると、男は女の部屋へと向かった。
天谷奴の大柄な後ろ姿を見ながら、一郎は僅かに心配になった。病床の夢野と二人だけにして問題ないのか。これまでの一郎であったら微塵も湧かない疑問である。杞憂だとは分かっている。夢野との付き合いは天谷奴の方が長い。夢野としても、信頼を置いているのは一郎よりも天谷奴の方であろう。
然し、夢野と天谷奴の関係に就いて、一郎は不思議に思うことがある。作家とその担当編集者と云う仕事上の繋がりを超えた、何かがあるような気がしてならない。だが、一体何が考えられるのだろう。彼らは只の少々親しい仕事仲間であろう。親しいとは云っても、単に仲がよい間柄とは異なる。上辺には現れない処で、別の結び付きを引き摺って動いているように思える。
absdrac1
MEMO青幻+一幻+天谷奴+二郎+三郎一郎が自身の恋情を明瞭に意識し、否定し、そして肯定する。
プロットを書くためのメモ的なお試し作文です。
免罪符 その日の夕飯当番は一郎であった。台所へ行き、仕事帰りに買ってきた野菜と肉でカレーを作ることにした。
台所には客用の急須が置いてあり、先刻天谷奴の淹れていた茶が残っている。居間にも彼の飲んでいた湯呑がその儘になっている筈である。面倒だと思いつつ、布巾を持って居間へ戻る。其処で丁度玄関の開く音がした。居間へやってくる足音がする。すり足で歩く、小さな足音である。テーブルを拭きながら振り返ってみると、帰ってきたのは果たして赤ん坊を抱いた夢野であった。
「只今戻りました。あら、お客様ですか」
挨拶を返しながら茶の後片付けをしている一郎を見て、夢野が尋ねる。仕事の客は事務所の方へ通すことになっている。従って、居間まで上げる客は仕事以外の客と云うことになる。そのことを夢野が承知していても、山田家の交友関係は広い為、誰が来たかは把握出来ないであろう。
4438台所には客用の急須が置いてあり、先刻天谷奴の淹れていた茶が残っている。居間にも彼の飲んでいた湯呑がその儘になっている筈である。面倒だと思いつつ、布巾を持って居間へ戻る。其処で丁度玄関の開く音がした。居間へやってくる足音がする。すり足で歩く、小さな足音である。テーブルを拭きながら振り返ってみると、帰ってきたのは果たして赤ん坊を抱いた夢野であった。
「只今戻りました。あら、お客様ですか」
挨拶を返しながら茶の後片付けをしている一郎を見て、夢野が尋ねる。仕事の客は事務所の方へ通すことになっている。従って、居間まで上げる客は仕事以外の客と云うことになる。そのことを夢野が承知していても、山田家の交友関係は広い為、誰が来たかは把握出来ないであろう。
メンダコ
DONEいっそ盛大にふざけて声上げてた方がガチっぽくなくて声出す左馬刻とそーいうのやめてほしい一郎が常にバトってるけど両片想いのイチサマですよついが爆裂に妄想してたからいつか小説になるでしょう俺はここまでです 2
absdrac1
MEMO青幻+一幻+天谷奴天谷奴に唆される一郎。プロットを書くためのメモ的なお試し作文です。
夫婦の構造 ダンボール箱を置き、汗を拭く。それから次に運ぶべきダンボールに手を掛ける。今日一日、一郎はこの単調な作業を続けている。
梅雨の晴れ間に外仕事を依頼された。イベントの搬入の手伝いである。日射しが出ていて蒸し暑い。荷物は然程重くないが、汗だけは大量に吹き出してくる。それでも体を動かすことに集中すれば、彼女の姿を瞼の裏に浮かばせることはない。だが、単調であることが拙かった。
――残酷な夫婦だよなあ、あいつらは……。
一郎は、昨日天谷奴から言われた言葉をふと思い出す。
いや、駄目だ。彼女に関することを考えているじゃないか――。夢中で仕事をしていている合間に、彼女のことを忘れていると確認することは、彼女に就いて思考することに他ならない。どうしたら無心になれるのだろうか。忘れろと思う度に、却って余計に彼女を想う。日中に交わすさり気のない言葉があった。些細な日常のやり取りがあった。そのような中で、ふとした拍子に身体の一部が触れ合うこともあった。様々の時に感ずる相手の体温、匂い、反応、仕草、表情、……、それらの細部までを思い起こしてしまう。ああ、駄目だ、駄目だ――。仕事に集中しろ、無心になれと、自分に言い聞かせる。
3487梅雨の晴れ間に外仕事を依頼された。イベントの搬入の手伝いである。日射しが出ていて蒸し暑い。荷物は然程重くないが、汗だけは大量に吹き出してくる。それでも体を動かすことに集中すれば、彼女の姿を瞼の裏に浮かばせることはない。だが、単調であることが拙かった。
――残酷な夫婦だよなあ、あいつらは……。
一郎は、昨日天谷奴から言われた言葉をふと思い出す。
いや、駄目だ。彼女に関することを考えているじゃないか――。夢中で仕事をしていている合間に、彼女のことを忘れていると確認することは、彼女に就いて思考することに他ならない。どうしたら無心になれるのだろうか。忘れろと思う度に、却って余計に彼女を想う。日中に交わすさり気のない言葉があった。些細な日常のやり取りがあった。そのような中で、ふとした拍子に身体の一部が触れ合うこともあった。様々の時に感ずる相手の体温、匂い、反応、仕草、表情、……、それらの細部までを思い起こしてしまう。ああ、駄目だ、駄目だ――。仕事に集中しろ、無心になれと、自分に言い聞かせる。
xCfleISRUDCZ6Z0
DONE変若の澱の後遺症の影響で体が衰えゆく弦一郎と狼が雨宿りしながら語らう話。しんみりと切なくて温かい話を目指しました。
青梅雨 じとり、と。頬に触れる空気に、纏わりつくような重さをふと覚えた。山稜から吹き付ける風は蒸れ、むせかえるほどの土気と露を含んだ山草の濃い香りを運ぶ。山の脈動と力強い息吹を感じる風の中に入り混じる微かな青梅の香を、熟達の忍びの鋭い嗅覚は機敏に感じ取った。
空を見上げる。山に分け入った際は僅かな横雲がたなびいていた筈の空は、今や陰雲が無数に立ち込め、空本来の色を完全に覆い隠してしまっていた。時折遠雷の音が雲の切れ間から朧げな響きを伴って、鳴る。
(もうすぐ雨が降る)
ここから城へはどれほどか。遠くに目をやるも既に城は遠霞の向こう側に覆い隠され、そこにあるのはただ白いもやばかりである。
どこか雨を凌げる場所を探すほかあるまい。忍び———狼は判断し、くるりと踵を返した。手に持ち運んでいるものを抱えなおし、雨に濡らさぬよう自身の首に巻かれている色褪せた白橡色(しろつるばみいろ)の襟巻をそっとそれにかぶせる。己は濡れても良いが、今腕に抱えているものだけは決して濡らしてはならない。
7524空を見上げる。山に分け入った際は僅かな横雲がたなびいていた筈の空は、今や陰雲が無数に立ち込め、空本来の色を完全に覆い隠してしまっていた。時折遠雷の音が雲の切れ間から朧げな響きを伴って、鳴る。
(もうすぐ雨が降る)
ここから城へはどれほどか。遠くに目をやるも既に城は遠霞の向こう側に覆い隠され、そこにあるのはただ白いもやばかりである。
どこか雨を凌げる場所を探すほかあるまい。忍び———狼は判断し、くるりと踵を返した。手に持ち運んでいるものを抱えなおし、雨に濡らさぬよう自身の首に巻かれている色褪せた白橡色(しろつるばみいろ)の襟巻をそっとそれにかぶせる。己は濡れても良いが、今腕に抱えているものだけは決して濡らしてはならない。