七海
しんした
DONE生存if、灰原くん視点。呪専時代から20代、そしてその先もふたりで歳を重ねていってほしいなという願いを込めました。
七海お誕生日おめでとうー!!
今年もお祝いできて嬉しいです!!
ずっと灰原くんと一緒にいてね!!
七海建人誕生祭2023/七灰一度目の誕生日はサプライズだった。
先輩たちにもお願いしたら、「盛大にやろうぜ!」と言った五条さんが見たことないくらい豪華な料理を用意してくれた。ケーキもどこかの高級ホテルに頼んでくれて、華やかな二段重ねのデコレーションケーキの上段全体に『Happy birthday 七海』と大きく書いてあった。
めいっぱい飾りつけをした寮の食堂に入ってきた七海は「やりすぎでしょう……」といつものように眉間を寄せていたが、本当は照れているだけなんだと、いつもより柔らかな横顔を見て嬉しくなった。まあ、パーティーハットと『本日の主役』タスキを渡した時はちょっと嫌がってたけど。
二度目の誕生日は後輩も巻き込んだパーティーをした。けれど、後日二人だけでもう一度お祝いをした。
2394先輩たちにもお願いしたら、「盛大にやろうぜ!」と言った五条さんが見たことないくらい豪華な料理を用意してくれた。ケーキもどこかの高級ホテルに頼んでくれて、華やかな二段重ねのデコレーションケーキの上段全体に『Happy birthday 七海』と大きく書いてあった。
めいっぱい飾りつけをした寮の食堂に入ってきた七海は「やりすぎでしょう……」といつものように眉間を寄せていたが、本当は照れているだけなんだと、いつもより柔らかな横顔を見て嬉しくなった。まあ、パーティーハットと『本日の主役』タスキを渡した時はちょっと嫌がってたけど。
二度目の誕生日は後輩も巻き込んだパーティーをした。けれど、後日二人だけでもう一度お祝いをした。
うすきみ
DONE心の声が聞こえるようになった夢主と七海のお話心の中は貴女でいっぱいですしくじった……。
その日は七海と一級数体の討伐任務にあたっていた。順調に討伐は進み、最後の一体にトドメを指した時、ニヤリと笑った呪霊に呪いをかけられた。が、特に身体の異常はなく、とりあえず高専へ帰ることにし、車の後部座席に乗りこんだ。
「本当に大丈夫ですか?」
車が走り出すと、隣の七海は、独特のサングラスを指で押し上げながら言った。
「うん。特に何も」
『この人はすぐに無理をするから、注意しておかなければ』
「は?」
「え?なんですか?」
「え?」
『やはり呪いで……』
「いや、異常は特には……」
「は?」
「え?」
『もしかして、思ってる事が口に出ていたか……』
「ん?」
七海の声がふたつ聞こえる……?もしや……心の声が聞こえてる……?でも、運転席にいる伊地知くんの声は聞こえない……。距離が関係してるのかな?試しに少し運転席に近寄ってみると……
3050その日は七海と一級数体の討伐任務にあたっていた。順調に討伐は進み、最後の一体にトドメを指した時、ニヤリと笑った呪霊に呪いをかけられた。が、特に身体の異常はなく、とりあえず高専へ帰ることにし、車の後部座席に乗りこんだ。
「本当に大丈夫ですか?」
車が走り出すと、隣の七海は、独特のサングラスを指で押し上げながら言った。
「うん。特に何も」
『この人はすぐに無理をするから、注意しておかなければ』
「は?」
「え?なんですか?」
「え?」
『やはり呪いで……』
「いや、異常は特には……」
「は?」
「え?」
『もしかして、思ってる事が口に出ていたか……』
「ん?」
七海の声がふたつ聞こえる……?もしや……心の声が聞こえてる……?でも、運転席にいる伊地知くんの声は聞こえない……。距離が関係してるのかな?試しに少し運転席に近寄ってみると……
うすきみ
DONE夢主に思いを寄せる七海が、モブと夢主のあらぬ現場を見てしまうお話ふたりの秘密年に数回行われる五条主催の慰労会(という名のただの宴会)がある。それは補助監督だけの時もあれば、呪術師だけの時もある。それが今回は補助監督、呪術師関係なく自由参加という事で、次の日が休みの○○は参加する事にした。
普段はあまりこういう会に参加しない彼女だが、ここ最近忙しく、暗い案件が続いたので、飲んで騒ぎたい気分だったのだ。
仕事を片付け、指定の居酒屋に着いた頃には既に出来上がっている者もいたが、彼女の到着にいち早く気づいた家入が手を挙げて彼女を誘った。常日頃から仲良くしてもらっている先輩に呼ばれたのが嬉しく、彼女は満面の笑みを浮かべて家入の元へ向かった。
「おつかれ。ビールでいいかい?」
「はい。ありがとうございます」
3160普段はあまりこういう会に参加しない彼女だが、ここ最近忙しく、暗い案件が続いたので、飲んで騒ぎたい気分だったのだ。
仕事を片付け、指定の居酒屋に着いた頃には既に出来上がっている者もいたが、彼女の到着にいち早く気づいた家入が手を挙げて彼女を誘った。常日頃から仲良くしてもらっている先輩に呼ばれたのが嬉しく、彼女は満面の笑みを浮かべて家入の元へ向かった。
「おつかれ。ビールでいいかい?」
「はい。ありがとうございます」
うすきみ
DONE両片思いの七海と夢主がお互いの気持ちを伝え合うまでのお話帰りたくない、帰したくない呪術師の先輩、七海さんと二人で出掛けるようになったのは一年ほど前。合同任務の帰りに行った食事がきっかけだった。好きな物の話をしていると、思っている以上に趣味が合った。好物、観ている映画、読んでいる本、驚くほど一致した。それからは休みを合わせて映画を観に行ったり、お互いのおすすめの本屋へ出掛けたり、お気に入りのレストランへ行って食事をするようになった。
最初は本当にただの先輩としか見ていなかった。確かにかっこいいし、仕事も出来るし、気遣いも出来るけど、私には素敵すぎる。だからそういう風に見ないようにしてた。でもやっぱりそれには限界があって、私の為に休みを合わせて出掛けてくれたり、普段は見せないような優しい笑顔で微笑みかけられれば、段々と恋心が育ってしまう。二人で出掛けるようになって半年も経てば、私は七海さんを好きになっていたし、一年経てばその先を望むようになってしまっていた。
2594最初は本当にただの先輩としか見ていなかった。確かにかっこいいし、仕事も出来るし、気遣いも出来るけど、私には素敵すぎる。だからそういう風に見ないようにしてた。でもやっぱりそれには限界があって、私の為に休みを合わせて出掛けてくれたり、普段は見せないような優しい笑顔で微笑みかけられれば、段々と恋心が育ってしまう。二人で出掛けるようになって半年も経てば、私は七海さんを好きになっていたし、一年経てばその先を望むようになってしまっていた。
うすきみ
DONE雨に濡れた七海と夢主、そこから何かが始まるお話覚悟してください山奥の廃墟。呪霊祓除に来ていた七海と同期の○○は途方に暮れていた。
一級相当が複数確認された為、珍しくアサインされた二人。当初は問題なく進んでいたのだが、途中から数体が外に飛び出した。帳があるので逃げられることは無いが、雨の降る廃墟の外を走り回らされる事となった。小雨ならまだしも、この日は列島に近づく台風の影響で大粒の雨が止めどなく降り続いていた。もちろん祓除は問題なく終了したが、彼らはまるでプールにでも飛び込んだ様にぐっしょりと濡れてしまっていた。この日は電車で帰ることになっていた二人は、降り続く雨とずぶ濡れになった自分達を見て、途方に暮れた。
「これじゃ帰れないね」
「そうですね」
「一応電話してみようか」
2194一級相当が複数確認された為、珍しくアサインされた二人。当初は問題なく進んでいたのだが、途中から数体が外に飛び出した。帳があるので逃げられることは無いが、雨の降る廃墟の外を走り回らされる事となった。小雨ならまだしも、この日は列島に近づく台風の影響で大粒の雨が止めどなく降り続いていた。もちろん祓除は問題なく終了したが、彼らはまるでプールにでも飛び込んだ様にぐっしょりと濡れてしまっていた。この日は電車で帰ることになっていた二人は、降り続く雨とずぶ濡れになった自分達を見て、途方に暮れた。
「これじゃ帰れないね」
「そうですね」
「一応電話してみようか」
アイス食べ食べ委員会
DOODLE【CoC - 芸術は今日も首を吊る】✑作者:らふそく通信/文町様
⌖ KP - まゆやまさん
⌖ PC -
満嶌 景平 / うをなちゃん
楚南 渚沙 / そな
七海のお兄ちゃんで行って生還しました
3枚目はおまけの七海 3
しんした
MEMOhttps://twitter.com/amz2bk/status/1617575037967695872?s=20灰原くんの死後、灰原くんの夢を見てしまう七海の七灰のネタが膨らんだので覚書。
七灰 夢の中前提として120話の灰原くんは七海の幻覚ではなく本物(幽霊的なアレ)。呪いではないので誰も認識できないというご都合設定。
灰原くん本人の意識はかなり曖昧だけど、七海が夢を見始めると(灰原くんの)、夢の中に呼ばれてそこでは意識がはっきりする、みたいなふんわり設定。
七海が灰原くんの夢を見るようになったのは二年のクリスマス辺り。
一年前灰原くんと過ごしたクリスマスイブを思い出した夜。夢を見始めてからは前のツイートの流れと同じで、一緒にいる間に言えなかったこと、できなかったことを夢の中で叶えていく七海。
七海にとって夢の中で灰原くんと過ごすことは、一人きりの現実で生きていくための心の支えになる。でも、その反面、目が覚めた直後の絶望も大きくなっていく。
1526灰原くん本人の意識はかなり曖昧だけど、七海が夢を見始めると(灰原くんの)、夢の中に呼ばれてそこでは意識がはっきりする、みたいなふんわり設定。
七海が灰原くんの夢を見るようになったのは二年のクリスマス辺り。
一年前灰原くんと過ごしたクリスマスイブを思い出した夜。夢を見始めてからは前のツイートの流れと同じで、一緒にいる間に言えなかったこと、できなかったことを夢の中で叶えていく七海。
七海にとって夢の中で灰原くんと過ごすことは、一人きりの現実で生きていくための心の支えになる。でも、その反面、目が覚めた直後の絶望も大きくなっていく。
hyounoko_homo
REHABILI文字書きのリハビリ【登場人物】
加賀美玲、有賀律、天狐七海
リハビリ第一弾「うわぁん!聞いてよ、りっちゃん、ナナミン!」
食堂のテーブルで突っ伏しながら、びえーん!と泣いているのは、捜査一課の加賀美玲だ。
そんな加賀美を、りっちゃんこと有賀律……そして、ナナミンこと天狐七海は困った顔で見つめていた。
最近は一緒に捜査する機会も減ってしまったが、彼らは警察学校時代の同期である。
「うわぁ……加賀美の話長そうだから聞きたくねぇんだけどよ……」
「そんな!ナナミンひどい!こんなに泣いてる僕の話を聞かないなんて!」
「まぁまぁ、聞くだけ聞こう。んで、どうしたんだ?」
「聞いてくれるりっちゃん大好き♡」
さっきまで泣いてたのに、直ぐに笑顔になるのはある意味才能だよなぁと思いながら、二人は話を聞く体勢になった。
1254食堂のテーブルで突っ伏しながら、びえーん!と泣いているのは、捜査一課の加賀美玲だ。
そんな加賀美を、りっちゃんこと有賀律……そして、ナナミンこと天狐七海は困った顔で見つめていた。
最近は一緒に捜査する機会も減ってしまったが、彼らは警察学校時代の同期である。
「うわぁ……加賀美の話長そうだから聞きたくねぇんだけどよ……」
「そんな!ナナミンひどい!こんなに泣いてる僕の話を聞かないなんて!」
「まぁまぁ、聞くだけ聞こう。んで、どうしたんだ?」
「聞いてくれるりっちゃん大好き♡」
さっきまで泣いてたのに、直ぐに笑顔になるのはある意味才能だよなぁと思いながら、二人は話を聞く体勢になった。
Arasawa
DOODLE呪詛師になったのに別れてくれない七海との話。いつまでも書き終わらないので1話&2話を先に公開します。
無理矢理性行為する描写があります。注意願います。そして真似しないでください。
続きを投稿しました。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19927418
for ジュソ堕ち疲れきった身体を引きずって古いけど安い自宅アパートの玄関に鍵を挿す。ご近所では何やら出汁の効いた料理を作っているらしい。対して私の夕食は頑張ればカップ麺で、力尽きてしまえば夕食は抜きだ。悲しくなって、逃げ込むように扉を開けた。
そこには何故か、別れたはずの元恋人がいた。
何喰わぬ顔で「おかえりなさい」と言う彼にたったの一言さえも言葉が出てこない。どうして七海がいるの?どうして我が家で夕食を作っているの?誰のせいで毎日こんなに疲れてると思ってんの?どうして、どうして呪詛師になったの?
▽△▽△
七海は学生時代の後輩だった。呪術高専に入学してきた七海に一目惚れした私は初恋なりに恋心を隠そうとしていたけれど筒抜けだったらしく、無意識のアタックに絆された七海から告白されて付き合うことになった。恋人関係は七海が呪術高専を出ても変わらなかった。
10622そこには何故か、別れたはずの元恋人がいた。
何喰わぬ顔で「おかえりなさい」と言う彼にたったの一言さえも言葉が出てこない。どうして七海がいるの?どうして我が家で夕食を作っているの?誰のせいで毎日こんなに疲れてると思ってんの?どうして、どうして呪詛師になったの?
▽△▽△
七海は学生時代の後輩だった。呪術高専に入学してきた七海に一目惚れした私は初恋なりに恋心を隠そうとしていたけれど筒抜けだったらしく、無意識のアタックに絆された七海から告白されて付き合うことになった。恋人関係は七海が呪術高専を出ても変わらなかった。
exc_1219(えー)
DONEジュソ堕ちイベの展示品、呪詛師七海の七五本のその後、大体半年くらい。色々とネタバレしてますが幸せなふたりが大好きな人間に出来ることは知れてますので!本編読了後に読んでいただくことも出来ますし、呪詛師七海の見本としてもどうぞ。本編の地獄はほんのりと匂う程度です。【改訂/2023/06/04 20:50】お品書きや他はpixivにあげました。 6041
うすきみ
DONE呪詛ミンと七海を知らない呪術師の夢主お話色んな顔をもっと見たい今週は嫌な事が続いた。もう本当にありえない。
月曜日、山奥の廃墟の呪霊祓除の任務。一級二体と雑魚複数。雑魚を一掃して、一級一体倒して、最後の奴に止めを刺そうとした時、金髪の黒いスーツ着た外国人が現れた。そいつは私の攻撃を簡単に跳ね返して、呪霊を逃がした。不敵に笑った顔がかっこよくてムカついた。
火曜日、月曜の任務の件で学長に呼び出された。事情を説明したら、金髪スーツは呪詛師だと言われた。学長が何だかいつもと様子が違ったから、ちゃんと謝罪したけど、詳しい事は教えてくれなかった。
水曜日、近場の廃墟の祓除の任務。帳を下ろしたら、複数いたはずの呪霊の気配が消え始めた。おかしいと思って廃墟に向かったら、またあいつが居た。『またお会いしましたね』なんて言って笑うから、不覚にも少しときめいた。ムカつく。
2228月曜日、山奥の廃墟の呪霊祓除の任務。一級二体と雑魚複数。雑魚を一掃して、一級一体倒して、最後の奴に止めを刺そうとした時、金髪の黒いスーツ着た外国人が現れた。そいつは私の攻撃を簡単に跳ね返して、呪霊を逃がした。不敵に笑った顔がかっこよくてムカついた。
火曜日、月曜の任務の件で学長に呼び出された。事情を説明したら、金髪スーツは呪詛師だと言われた。学長が何だかいつもと様子が違ったから、ちゃんと謝罪したけど、詳しい事は教えてくれなかった。
水曜日、近場の廃墟の祓除の任務。帳を下ろしたら、複数いたはずの呪霊の気配が消え始めた。おかしいと思って廃墟に向かったら、またあいつが居た。『またお会いしましたね』なんて言って笑うから、不覚にも少しときめいた。ムカつく。