三日月
らのじ
DOODLE習合のはなし。自己解釈なのでふわっと。女審神者+三日月宗近よすがを縒り合う・習合とは。
文化接触によって生じる2つ以上の異質な文化的要素の混在,共存のこと。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
《名》 哲学上または宗教上で、相異なる諸種の教理や学説が融合すること。
出典:精選版 日本国語大辞典
刀剣男士としての彼らを鍛え上げる方法は、いくつか存在する。
まずは戦場。戦うを本分として励起された彼らを過去へと送り出し、戦の経験を積んでもらう。演練などの模擬演習もそのひとつだ。
つぎに内番。人の身を得た彼らに、ひととしての生活をしてもらうことで、その扱いを学んで貰う。
それから、錬結。玉鋼を重ねうたれる刀のように、他の刀剣の力を少しだけ、分けて貰う。
付喪神を呼び出してない生ぶの刀剣は、打たれた、もしくは手にした段階で如何なる刀か、政府のシステムで告知される。審神者の手もとに渡った時点で、ある程度の縁はできているから、だとか。
2988文化接触によって生じる2つ以上の異質な文化的要素の混在,共存のこと。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
《名》 哲学上または宗教上で、相異なる諸種の教理や学説が融合すること。
出典:精選版 日本国語大辞典
刀剣男士としての彼らを鍛え上げる方法は、いくつか存在する。
まずは戦場。戦うを本分として励起された彼らを過去へと送り出し、戦の経験を積んでもらう。演練などの模擬演習もそのひとつだ。
つぎに内番。人の身を得た彼らに、ひととしての生活をしてもらうことで、その扱いを学んで貰う。
それから、錬結。玉鋼を重ねうたれる刀のように、他の刀剣の力を少しだけ、分けて貰う。
付喪神を呼び出してない生ぶの刀剣は、打たれた、もしくは手にした段階で如何なる刀か、政府のシステムで告知される。審神者の手もとに渡った時点で、ある程度の縁はできているから、だとか。
906
DONEちゅきこさんの医パロ設定をお借りして作った、自分が読みたい話その3です。加州くんと獅子王くん、三日月さんと鶴さんがメイン。(みかつる要素多め)
ちゅきこさん、ご許可ありがとうございます✨
俺とめんどくさい奴らの話それは俺が日本に帰国して、1年が過ぎたころの話ーーーー
カナダでの研修を終えた俺は、刀剣医大に籍を置きつつ、本丸病院に出向することになった。
医師の定員数にうるさい大病院の、充実した人員をもつ科に時季外れの出向。年齢に見合ってるのかよくわからない、そこそこな序列と給料をもらって。噂好きの職員の恰好のネタだったろうと思う。
医者の家系でない俺に、不本意ながら絶大な後ろ盾がついたからだ。
三日月宗近。刀剣医大の教授だ。次の医学部長はあの人で決定だろう、と現医学部長の就任直後から噂されている、学内でも重要な位置にいる人物だ。
「おや、加州の嬢か。」
刀医附属でもない病院に、理事とはいえ外部の人間が頻繁に来る必要などないはずなのに。今日もふらりとやってきて、お偉いさんはのんびりとした口調で俺を嬢と呼ぶ。
4551カナダでの研修を終えた俺は、刀剣医大に籍を置きつつ、本丸病院に出向することになった。
医師の定員数にうるさい大病院の、充実した人員をもつ科に時季外れの出向。年齢に見合ってるのかよくわからない、そこそこな序列と給料をもらって。噂好きの職員の恰好のネタだったろうと思う。
医者の家系でない俺に、不本意ながら絶大な後ろ盾がついたからだ。
三日月宗近。刀剣医大の教授だ。次の医学部長はあの人で決定だろう、と現医学部長の就任直後から噂されている、学内でも重要な位置にいる人物だ。
「おや、加州の嬢か。」
刀医附属でもない病院に、理事とはいえ外部の人間が頻繁に来る必要などないはずなのに。今日もふらりとやってきて、お偉いさんはのんびりとした口調で俺を嬢と呼ぶ。
32o
MAIKING久しぶりにカラーパレット見直してる。何故だか好きな配色って数年単位で変わっていく気がするから使わなくなってる色がいつの間にか増えてる。これは、石切丸→健康な肌色、青江→不健康な肌色、三日月→美少女の肌色のお手本的な3人…なんとなく
superaerial701
DOODLEお衣装収納三日月さんバージョン。いつも誰かに脱ぎ着させてもらっているようなイメージですが、一振りでできるもん(Eーてれ風)とお着替えしてもらいました。軽装なら髪飾りも替え忘れずに!えだつみ
PROGRESS今度は三日月の方が高圧的な感じの新刊(予定)の導入このあと各所の地雷に配慮しない展開になっていきますが導入時点では比較的普通です。
本になるときは全面改稿の可能性もあります。
【つるみか】五月の新刊予定進捗 鶴丸が顕現したとき、目の前には幼子を抱いた三日月宗近がいた。
幼子は、まだ二歳か三歳程度に見えた。短く整えられた髪と着ている着物の色を見るに、男児のように思えた。彼は三日月の腕の中で、まるい目を大きく見開いて鶴丸を見ていた。そして、三日月もまた同じだった。
「鶴丸国永だ。俺みたいなのが突然来て驚いたか?」
鶴丸は、どうやら自分が彼らに驚きを与えられたらしいと知って満足しながらそう告げた。しかしすぐ、逆に驚かされてしまった。騒がしい足音が近づいてきたかと思うと、二振りの刀が部屋へ飛び込んできたのである。へし切長谷部と、加州清光であった。
「これは」
長谷部と加州は、鶴丸を見て同じく目を丸くした。その尋常ではない驚きようには、鶴丸の方が面食らうほどだった。声をあげたのは長谷部で、彼は説明を求めるように三日月を見た。鶴丸もつられて視線を移すと、その時には三日月は凪いだ湖のように静かな目をしていた。
4067幼子は、まだ二歳か三歳程度に見えた。短く整えられた髪と着ている着物の色を見るに、男児のように思えた。彼は三日月の腕の中で、まるい目を大きく見開いて鶴丸を見ていた。そして、三日月もまた同じだった。
「鶴丸国永だ。俺みたいなのが突然来て驚いたか?」
鶴丸は、どうやら自分が彼らに驚きを与えられたらしいと知って満足しながらそう告げた。しかしすぐ、逆に驚かされてしまった。騒がしい足音が近づいてきたかと思うと、二振りの刀が部屋へ飛び込んできたのである。へし切長谷部と、加州清光であった。
「これは」
長谷部と加州は、鶴丸を見て同じく目を丸くした。その尋常ではない驚きようには、鶴丸の方が面食らうほどだった。声をあげたのは長谷部で、彼は説明を求めるように三日月を見た。鶴丸もつられて視線を移すと、その時には三日月は凪いだ湖のように静かな目をしていた。
梢野(Shono)
MOURNING2021/12/20大包平5周年祝の絵。活撃で、三日月が技を使ったら刀紋がパアッと開くみたいな演出があったと思うんだけど、大包平もそんな感じのやつやってほしいな!っていう願望を表現しようとしました!だけど技術が追い付かなくて上手くいったのかいってないのか自分じゃもうわからんww
1~3枚目がpixivに上げた最終形態で4,5枚目はツイッターで上げたものに加筆した文字入りの原型。 5
chiroroya_dda
DONE冬コミ中に書きました。ヒュンダイです。前にツイッターで呟いた、三日月の下で額をくっつけて挨拶するヒュンダイというのを、形にしてみました。が、疲労から頭が動かず、また無茶苦茶になりました。
さらっと読んでください。
挨拶ロン・ベルクの厳しい修行から解放された二人は、近くの井戸で顔を洗っていた。冷たい水が気持ちよく、疲れた身体をリフレッシュさせた。
そして、ふと上を見上げると、三日月が夜空に現れていた。
「うわあ、綺麗な三日月!」
「そうだな。」
歓声を上げるダイが指差す方角へ、ヒュンケルは視線を向ける。
満月より明るくはないが、淡く夜空を照らす。その光は、昔の事を思い起こさせる。
「ねえ、ヒュンケル。ちょっとこっち来て!」
不意に腕を引っ張られ、我に返る。
「なんだ?」
「えっとね。ちょっと屈んで、じっとしてて欲しいんだ。」
お願いと上目遣いに頼み込むダイに、強く言える筈もなく。
ダイの視線に合わせるように屈む。すると、ダイは「ねえ、知ってる?」と囁き、ヒュンケルの広い額に自信の額をくっ付ける。
1060そして、ふと上を見上げると、三日月が夜空に現れていた。
「うわあ、綺麗な三日月!」
「そうだな。」
歓声を上げるダイが指差す方角へ、ヒュンケルは視線を向ける。
満月より明るくはないが、淡く夜空を照らす。その光は、昔の事を思い起こさせる。
「ねえ、ヒュンケル。ちょっとこっち来て!」
不意に腕を引っ張られ、我に返る。
「なんだ?」
「えっとね。ちょっと屈んで、じっとしてて欲しいんだ。」
お願いと上目遣いに頼み込むダイに、強く言える筈もなく。
ダイの視線に合わせるように屈む。すると、ダイは「ねえ、知ってる?」と囁き、ヒュンケルの広い額に自信の額をくっ付ける。
tugiya_s
DOODLE無双完成まで合宿缶詰で働く三日月さん。なにを叫ばせてもキャラ崩壊なので入れませんでしたが
セリフ候補として以下を用意してました。
①「労働はクソッ!!」(そんな汚い言葉を!?)
②「内番服が、着たいっ!!」(ずっと戦装束だもんね)
③「ほねばみに、あ“いたいぃぃ!」(だよね)
前の https://poipiku.com/2096188/5114716.html と同じ軸。
kokutou369
DONE11/28のイベントで無配したものです。刀ステ本丸なので許せる方のみどうぞ
悲と慈の間ぐらい。前に書いたものと、三日月目線の書き下ろしになります。
おきざりの碧/おきざりの青 思い出はいつも色ばかり鮮明だ。
舞い落ちる桜の薄紅、
見上げた空に浮かぶ美しいつきしろ。
思えば国広が最後に目にしたあの刀も、同じ色に染まっていたように思う。
三日月宗近
月の名を持つあの刀に、あの色は相応しかったのかもしれない。
引越しの片付けに入った三日月宗近の部屋は驚くほど何もなくて、一振り、別れの予感を確信していた事が伺えた。
国広はそれでも微かに残る荷物をまとめながら、思う。
一体どんな気持ちで三日月はこの本丸に居続けたのだろう――と。
明確な別れの時を知りながら、何故、あの刀は笑って過ごすことが出来たのか……。
「なんだ?」
文机の端、あおい巾着にはいったそれに国広は手を伸ばした。
3105舞い落ちる桜の薄紅、
見上げた空に浮かぶ美しいつきしろ。
思えば国広が最後に目にしたあの刀も、同じ色に染まっていたように思う。
三日月宗近
月の名を持つあの刀に、あの色は相応しかったのかもしれない。
引越しの片付けに入った三日月宗近の部屋は驚くほど何もなくて、一振り、別れの予感を確信していた事が伺えた。
国広はそれでも微かに残る荷物をまとめながら、思う。
一体どんな気持ちで三日月はこの本丸に居続けたのだろう――と。
明確な別れの時を知りながら、何故、あの刀は笑って過ごすことが出来たのか……。
「なんだ?」
文机の端、あおい巾着にはいったそれに国広は手を伸ばした。
aiporonica
DONEこれはまだ、俺が刀剣男士になれていなかった頃の話。本丸が出来て間もない頃、同じ平安刀のよしみで共に出陣を繰り返していた三日月宗近と鶴丸国永は島原の乱に出陣することになる。二人が向かった先はかつて山田右衛門作が暮らしていたという口之津村。その港口に潜んでいた歴史遡行軍と遭遇するが……
酷薄のインフェるノ②「オロロン、オロロン、オロロン、バイ」
「変わった歌だな」
男は幼子を大切そうに抱えながらその歌を謡っていた。
皺が寄った口元に、穏やかな表情を浮かべて。
「この土地に伝わる子守歌です」
「へぇ」
物珍しそうに近寄れば、彼は眉尻を下げて何かを懐古しながら嬉しそうに微笑んだ。
「私が謡うとすぐに寝付くものだから、子守歌を謡うのは私の役割だったんですよ」
「なあ、俺にも教えてくれるかい?」
「はい、もちろんです」
―――これはまだ、俺が刀剣男士になれていなかった頃の話。
◆
「今回の任務もあなたたち二人にお願いします」
「島原の乱か、……厳しい出陣になりそうだな」
「なに、鶴丸と一緒ならば平気さ」
本丸が出来て間もない頃、刀剣男士の数も少なく少数精鋭で歴史改変の阻止に赴かなければならない頃があった。二振りで出陣なんていうものはザラにある。中でも同じ平安刀であるよしみから、三日月宗近と鶴丸国永は中でもより難度が高いとされる地に出陣させられていた。顕現したばかりの刀剣男士はまだ感情が定まっておらず、出陣に支障を来すことが稀にある。特に、自分たちが辿ってきた歴史の地に出陣した時には自らの感情に飲み込まれてしまう者も少なくはなかった。
9367「変わった歌だな」
男は幼子を大切そうに抱えながらその歌を謡っていた。
皺が寄った口元に、穏やかな表情を浮かべて。
「この土地に伝わる子守歌です」
「へぇ」
物珍しそうに近寄れば、彼は眉尻を下げて何かを懐古しながら嬉しそうに微笑んだ。
「私が謡うとすぐに寝付くものだから、子守歌を謡うのは私の役割だったんですよ」
「なあ、俺にも教えてくれるかい?」
「はい、もちろんです」
―――これはまだ、俺が刀剣男士になれていなかった頃の話。
◆
「今回の任務もあなたたち二人にお願いします」
「島原の乱か、……厳しい出陣になりそうだな」
「なに、鶴丸と一緒ならば平気さ」
本丸が出来て間もない頃、刀剣男士の数も少なく少数精鋭で歴史改変の阻止に赴かなければならない頃があった。二振りで出陣なんていうものはザラにある。中でも同じ平安刀であるよしみから、三日月宗近と鶴丸国永は中でもより難度が高いとされる地に出陣させられていた。顕現したばかりの刀剣男士はまだ感情が定まっておらず、出陣に支障を来すことが稀にある。特に、自分たちが辿ってきた歴史の地に出陣した時には自らの感情に飲み込まれてしまう者も少なくはなかった。
n1_shiki
MAIKING※つるみか12月12日の【白き三日月の夜は】で出せたらいいなと思っている薄っぺらいつるみか新刊のサンプルもどきです。
かくかくみかみか3にあわせて投げてみましたが、まだ進捗30%くらいなのでがっつり変更が入る可能性もあります。というか間に合うのか…!
確定後のサンプルはpixivにて改めて掲載します!
夜の気配を感じて、鶴丸国永はぱちりと目を開けた。
目覚めの瞬間はいつも、あたたかい膜に包まれていたかのような心地よさの名残と、その満ち足りた微睡みから急に水面へ引き上げられた喪失感を覚える。
ゆっくりと上半身を起こし、どこか肌寒く感じる両手を軽く閉じたり開いたりしながら、鶴丸は自然と隣に視線を向けた。
少し離れたところに設置された寝台の上、柔らかな人工の明かりに照らされて、青年の姿をしたうつくしい刀が静かに眠っている。いつも通りの光景だ。
自分の寝台から降りた鶴丸は、眠る刀の元へそっと歩み寄った。今は固く閉ざされた瞼の向こうへ、囁くように語りかける。
「おはよう、三日月宗近。それから、おやすみ」
2325目覚めの瞬間はいつも、あたたかい膜に包まれていたかのような心地よさの名残と、その満ち足りた微睡みから急に水面へ引き上げられた喪失感を覚える。
ゆっくりと上半身を起こし、どこか肌寒く感じる両手を軽く閉じたり開いたりしながら、鶴丸は自然と隣に視線を向けた。
少し離れたところに設置された寝台の上、柔らかな人工の明かりに照らされて、青年の姿をしたうつくしい刀が静かに眠っている。いつも通りの光景だ。
自分の寝台から降りた鶴丸は、眠る刀の元へそっと歩み寄った。今は固く閉ざされた瞼の向こうへ、囁くように語りかける。
「おはよう、三日月宗近。それから、おやすみ」
aiporonica
DONE刀ミュ新作のパライソ前日譚序章部。観劇後にご覧下さい。今回は主にその後の部分のみ。前日譚に関しては随時ポイピクに投げていきます。年明けくらい纏め&書き下ろしを添えて本にします。
【全体を通しての内容はこんな感じ】
鶴丸は二度目の島原の乱だった
三日月と鶴丸が二人だけで出陣した過去がある
今回よりももっと凄惨な歴史改変を試みている
鶴丸国永が山田右衛門作に残した仕掛けの話
みかつるではない
酷薄のインフェるノ「――オロロン、オロロン、オロロン、バイ」
男は、海に向かって謡っていた。
白髪頭、皺が寄った手、決して若くはない。
太陽が赤く染まる逢魔時、その男は海に向かって歩き出した。
◆
彼らが本丸に帰城したのは、黎明の刻。言葉も交わさず、それぞれが自室へと帰って行く。しかし、出陣した六振りのうち一振りだけはこの本丸の主である審神者のもとへと向かった。
白く美しい眞白の刀、平安時代に五条国永の手によってこの世に生まれた名刀、鶴丸国永。あちこちを転々として辿り着いた先は明治天皇のもと。今では御物として納められ、人目に触れることはない。彼は今、刀剣男士として顕現を果たし、歴史改変を目論むとされる歴史修正主義者と相対する者としてこの世に存在している。今回の出陣で部隊長を務めたのは彼だった。
6443男は、海に向かって謡っていた。
白髪頭、皺が寄った手、決して若くはない。
太陽が赤く染まる逢魔時、その男は海に向かって歩き出した。
◆
彼らが本丸に帰城したのは、黎明の刻。言葉も交わさず、それぞれが自室へと帰って行く。しかし、出陣した六振りのうち一振りだけはこの本丸の主である審神者のもとへと向かった。
白く美しい眞白の刀、平安時代に五条国永の手によってこの世に生まれた名刀、鶴丸国永。あちこちを転々として辿り着いた先は明治天皇のもと。今では御物として納められ、人目に触れることはない。彼は今、刀剣男士として顕現を果たし、歴史改変を目論むとされる歴史修正主義者と相対する者としてこの世に存在している。今回の出陣で部隊長を務めたのは彼だった。
namika_k
PAST有限世界 下巻 その②三日月宗近からの三日月宗近配布に混乱した記念あげ
これで完結。
※上中下巻構成の本の下巻のみです。
上巻・中巻・下巻はまとめてピクシブにあげてます。
上巻:https://www.pixiv.net/artworks/77233554
中巻:https://www.pixiv.net/artworks/77233548 62
namika_k
PAST有限世界 下 その①三日月宗近からの三日月宗近配布に混乱した記念あげ
後半に続きます
※上中下巻構成の本の下巻のみです。
上巻・中巻・下巻はまとめてピクシブにあげてます。
上巻:https://www.pixiv.net/artworks/77233554
中巻:https://www.pixiv.net/artworks/77233548 69
真 紀
DOODLE一枚目、月子さま。リアリストな気がする彼女。悲観し過ぎず、お花畑にもならず、現実に即した対応方法を考えて生きてる。
おさげを三日月の形っぽく描いたら、実際は葉っぱ型でした。
二枚目、ミナト誕のときのキツネアイコンが可愛くて、5分で描いた。 2
periofeel
MAIKING※刀剣破壊描写があります友人が木製模造刀の三日月と鶴丸を折ったことから供養的に書いた話の一つ
-------
主の身代わりとして遡行軍に拐われてしまった三日月と鶴丸。主が政府に掛け合ったものの要求に応えることは出来ないと言われてそれから数日後に本丸に差出人不明の荷物が届き、嫌な胸騒ぎと共に開けてみると無惨な姿の鶴丸と三日月が………
※刀剣破壊表現あります主はそこから寝込んで床に伏してしまい、折られた鶴丸は伊達の刀たちが引き取り三日月は三条に引き取られた。
「鶴さんは………暗くて、狭いところに入ると前の主のことを考えてしまうって言ってたから、どこか明るくてにぎやかなところにいさせてあげたいな…」と伊達の刀により本丸の中に分からないようにひっそりと
「三日月………あなたはいつも本丸の事ばかり気にかけて、ちっともゆっくり出来なかったでしょう……せめてよく眺めていた桜の木のそばに………」って庭の端にある大きな桜の木の下に
それぞれ安置されたり埋められたりした
誰もが悲しみ本丸中の火が消えたようなその夜、皆寝静まったころに桜の木の下に山姥切国広が立っていた
新しく掘り起こされたような土跡を見つけるとそのまま無心で掘り始めた
1107「鶴さんは………暗くて、狭いところに入ると前の主のことを考えてしまうって言ってたから、どこか明るくてにぎやかなところにいさせてあげたいな…」と伊達の刀により本丸の中に分からないようにひっそりと
「三日月………あなたはいつも本丸の事ばかり気にかけて、ちっともゆっくり出来なかったでしょう……せめてよく眺めていた桜の木のそばに………」って庭の端にある大きな桜の木の下に
それぞれ安置されたり埋められたりした
誰もが悲しみ本丸中の火が消えたようなその夜、皆寝静まったころに桜の木の下に山姥切国広が立っていた
新しく掘り起こされたような土跡を見つけるとそのまま無心で掘り始めた
periofeel
MAIKINGとても途中で終わっているせいで三日月が名前しか出てこないファンタジーパロ。鶴丸はいっぱいでます
文字の読めない印刷屋まんばくんと大人気小説家のみかちの話むかしむかし、とあるところに三条という推理小説家がおりました。
三条の小説は幾重にも折り重なったような綿密なトリックとまるでその場にいるかのような臨場感、そしてそれらが優美な文章で綴られている。
年齢どころか性別すら公開されていない作者のミステリアスさもまた人気に拍車をかけていた。
その人気はその国内外を問わず、翻訳を待てないファンがわざわざ原本を買いに国を越えてくることも。
その話はすぐに王宮にも届き、興味を持った王様は試しに一冊、そしてそのまま眠ることも無く読破するとすぐさま家臣を使い作者を呼び出しました。
呼び出しに応じて現れた一人の男に王様は焦れたように問いました。
「あの小説に続きはあるのだろう?あの後、主人公はどうなるのだ?その話の続きが気になって何も手につかないのだ」
2728三条の小説は幾重にも折り重なったような綿密なトリックとまるでその場にいるかのような臨場感、そしてそれらが優美な文章で綴られている。
年齢どころか性別すら公開されていない作者のミステリアスさもまた人気に拍車をかけていた。
その人気はその国内外を問わず、翻訳を待てないファンがわざわざ原本を買いに国を越えてくることも。
その話はすぐに王宮にも届き、興味を持った王様は試しに一冊、そしてそのまま眠ることも無く読破するとすぐさま家臣を使い作者を呼び出しました。
呼び出しに応じて現れた一人の男に王様は焦れたように問いました。
「あの小説に続きはあるのだろう?あの後、主人公はどうなるのだ?その話の続きが気になって何も手につかないのだ」
periofeel
MOURNING三日月が自分の事を嫌っていると思っている一振目の山姥切国広となぜか一振り目と仲良くなれないので二振り目のまんばくんを日々孫可愛がりしている三日月宗近と二振り目ことひろくんの日常の話。既刊の「あしたなんていらない」の前日譚です。
ひろくんの日常俺は山姥切国広。この本丸では二振り目にあたる為、皆からはひろくんと呼ばれている
「ひろくんや、奥の席が空いているところがあるぞ」
この穏やかに話しかけてくるのは、三日月宗近。
そう、天下五剣の中でもっとも美しいといわれるあの刀だ
なぜこの名刀中の名刀が俺なんかの世話を焼いてくるのかと言えば、鍛刀直後に勘違いで忘れられていたのを三日月に発見されたことから始まる
見た目から想像しにくいがこの三日月は大体のことをそつなくこなせ、特が付くまでの間面倒を見てもらっていたのだ
三日月は美しいだけでなく何でもできるものかと思っていたが、個体差というものがあるらしく、他の本丸の三日月はまた違うようだ
今では世話されるという事も減ったが、今日のように世間話をしたまま食堂に一緒に来ることも少なくない
2807「ひろくんや、奥の席が空いているところがあるぞ」
この穏やかに話しかけてくるのは、三日月宗近。
そう、天下五剣の中でもっとも美しいといわれるあの刀だ
なぜこの名刀中の名刀が俺なんかの世話を焼いてくるのかと言えば、鍛刀直後に勘違いで忘れられていたのを三日月に発見されたことから始まる
見た目から想像しにくいがこの三日月は大体のことをそつなくこなせ、特が付くまでの間面倒を見てもらっていたのだ
三日月は美しいだけでなく何でもできるものかと思っていたが、個体差というものがあるらしく、他の本丸の三日月はまた違うようだ
今では世話されるという事も減ったが、今日のように世間話をしたまま食堂に一緒に来ることも少なくない
periofeel
MOURNING現パロで同棲している三日月とまんばくんのけんかしたあとの話このまんばくんはスパダリのごとく男前ですがベッドの上ではとろんとろんのネコチャンになるタイプの受けです
三日月は混ぜる係「……今日はソファで寝る」
おやすみ、と視線を合わせぬまま告げられたので勝手にすればいいとベッドに潜り込みながら適当に相槌を打った
なぜわかってくれないのか
ただ一緒に居たいだけなのに
(確かに、順番は逆になってしまったが……)
相談する前に話を進めたことは悪かったとも思うが、物事にはタイミングがあり
ここぞと言う時を逃せば次は無い
俺が話せば国広のことだから理解してくれるだろう。そう思ったのに
ちゃんと話をしたかったのに国広は怒って取り合ってくれなかった
カチコチと時計の秒針の音だけが響く部屋で妙に隣がスース―と風が抜けていくような気がして眠気が訪れる気配がない
枕元に置いたスマホを手に取り待ち受けを表示させれば青白い光に目が眩む
1887おやすみ、と視線を合わせぬまま告げられたので勝手にすればいいとベッドに潜り込みながら適当に相槌を打った
なぜわかってくれないのか
ただ一緒に居たいだけなのに
(確かに、順番は逆になってしまったが……)
相談する前に話を進めたことは悪かったとも思うが、物事にはタイミングがあり
ここぞと言う時を逃せば次は無い
俺が話せば国広のことだから理解してくれるだろう。そう思ったのに
ちゃんと話をしたかったのに国広は怒って取り合ってくれなかった
カチコチと時計の秒針の音だけが響く部屋で妙に隣がスース―と風が抜けていくような気がして眠気が訪れる気配がない
枕元に置いたスマホを手に取り待ち受けを表示させれば青白い光に目が眩む