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    夏です

    せきしょく

    PROGRESSいい夫婦の日なので教師if五夏です!
    すけべまで書きたかったけどキリが良いので全年齢です_(:3」∠)_

    12/18の新刊ではこんな感じの二人がいちゃらぶセッするお話の他二本のスケベ話を収録したスケベオムバニスを!!!!出したいです!!!!

    進捗ヤバヤバなのでがんばります;;;;;;;;;
    入籍済みの教師if五夏がご飯食べるだけ 都内某所の高層マンション。大抵の人物は、そこが僕が借りている部屋の一室という認識でしかない。今日送ってくれた見慣れない顔の補助監督もきっとその一人だろう。僕を乗せて運転する人は何故か皆戦々恐々といった態度でハンドルを握るが、この子はどちらかといえば困惑したような表情をしていた。理由はまぁ、なんとなく解るけど。
     エントランスの前で車を降り、送ってくれたことへの感謝を伝えながらカードキーを翳せば、ピカピカに磨き上げられた自動ドアがゆっくりと開く。仰々しいそれが閉まる直前、五条さんってスキップするんだ、という補助監督の声を僕の耳が拾い思わず吹き出した。
     愛しい伴侶の待つ愛の巣に一刻も早く向かいたいと思えば、足取りも飛び跳ねるくらいに軽くなるというものだ。スーツ姿の初老の前を横切る際、ねー!と微笑みかけて右手を振る。お辞儀をした後顔を上げたコンシェルジュは、やはり困惑した表情を浮かべていた。
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    mya_kon

    PROGRESSここ数日、わたしが頭を悩ませている乳牛尾の搾乳をする夏です。
    最後まで全年齢にしたかったんですけど、なんかそれはダメになりそうなので、ここまでは……いやもうしばらくは全年齢なんですけど……いや最後まで致さないので全年齢のような気がするんですけど……ちょっとよく分からないので絶対セーフのとこまで流しておきます。頑張ってる、頑張ってんだ、わたし……!!!!!
    乳牛尾と搾乳する夏(してない 羊牧場の朝は早い。
     夏の今は日の出と同時に起き、羊舎に向かう。まずは羊たちを放牧地に移動させて、放牧している間に羊舎の掃除をする。
     なーんてナレーションを入れながら、俺は伸びた髪を適当に結んで玄関に向かう。昨日一昨日は涼しかったけど、今日は暑くなりそうだ。昼前には一回羊舎に戻した方がいいよなぁ。七時になれば××さんも来るから、そこで少し相談しよう。
     さー、今日も俺の羊たちは元気かな! そう思って玄関のドアを開ける。開けようとした。したんだけど、ゴン、と鈍い音がしてドアが大きく開かない。何で? 昨日までは普通に開いてたよな? てか、ゴン? 何かあるのかな。
     頭だけでも隙間を通らないかと思ったけど、無理だった。仕方ないのでポケットからスマホを出す。腕は何とか通ったのでカメラを起動して玄関前を撮影する。どうか変なものが映っていませんように、と思いながら確認すると、そこにいたのは一匹の乳牛だった。
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    betsuno_nanika

    DONE現パロロクセリちゃん。
    8/2がハニーでバニーでパンツの日と聞いて。
    そこにラキスケも追加しました。夏ですねえ。
    オールドメイド「な、ん、で、お、れ、だ、け、15連勤なんだよ!!!」

    怒りを込めて振り下ろした俺の拳が金の紋様が美しい磨き込まれたマホガニー製のテーブルに炸裂し、オーナー室にその衝撃音が響き渡った。
    テーブルのその奥、嫌味ったらしい赤のベルベット地の豪奢な椅子に長い足を組んでテーブルに片肘を付きこちらを下から睨め付けてくる男には全く効果が無く、その紫炎を思わせる切れ長の目をすいと細める姿を見るに逆効果だったと知れる。

    ここはこの国でも有数の高級ホテルリゾート『ブラックジャック』内に存在するカジノ。そのオーナーであるセッツァー・ギャッビアーニより連勤に次ぐ連勤を命ぜられ、最後に提示された10日連続勤務を這う這うの体で終えたところに5日の追加と来たため、とうとう俺の堪忍袋の尾が切れた。オーナー相手にとんでもない態度だと頭の片隅の冷静な俺が喚いている。今日まで蓄積された疲労と睡眠不足で判断力と沸点が低くなっている自覚はあるが歯止めが効かない。客前に出れば完璧に取り繕う自信があるが、腐れ縁のこいつの前だと仮面が剥がれてしまったのは鈍った脳のせいで気の緩みや甘えが出てしまっているのだろう。ひとたびリゾート敷地内に入ってしまえば俺はこいつに「慇懃無礼で胸糞わりぃ」と言われる程に礼節を持って接している。
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    nknkkmsn

    DONE五夏ですがほとんど夏の独白です
    ふたりの朝のお話です
    プロローグ開けっぱなしにしていた窓から、まだすこしつめたい、朝の風が吹き込んできている。鼻をくすぐる心地良さが、傑の意識にふわりと光を差した。まだ陽が昇り切っていないのか、眠たい目に映る部屋のなかは薄い水色に染まっている。カーテンがゆるくはためいて、そのたびに見上げた天井が白むのを、ぼんやりと見つめた。もうすぐ夏が来る。あきらかに明るくなるのが早くなった窓の外がそのことを報せていた。でも、もうすこし眠れるんじゃないだろうか。そんなことを考えていたら、ふと、腕に重みを感じて。なぜかわかっていたから、動かさないように、慎重に身体をよじる。いつもなら互いに遠慮しないけれど、なんとなく、この時間を終わらせたくないと思ってしまったのだ。斜めになった視界のさきで、悟は子どもみたいにあどけない顔で、すうすうと寝息までたてていた。重みの原因は、傑の腕のうえに投げ出された悟の腕だ。半袖のTシャツに覆われずに、そのまま触れている肌が、しだいに体温を分け合っていく。悟の体温は、傑より、すこし高い。それも、子どもみたいだ。いつもこうならかわいいのに、と思うけれど、きっとそれだと、自分たちはこうはならなかっただろう、と、ふたりで寝ている狭いベッドを想う。きみがいつもこんなにおとなしかったら、それなりに楽しいけれど、きっと当たり障りの無い日々を過ごしていたんだろうね。心のなかでそんなことを思いながら、しろい睫毛を見つめた。
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