患
no_ice_no
MEMO1.2/ヒーロー襲撃事件あの子が容疑者になってたやつ
3.4/おくすり事情
あの子は難病患ってるから薬飲まないといけない
5-8/水族館
9-20/桜の樹の下に。
「桜の樹の下には」のオマージュ
21/嘘つき
22/労りという名の慰め
23/そういうところ 23
Cloe03323776
MAIKING初の赤犬。外科医の赤犬と、患者の少年鰐。
花蝕症という捏造の病気が出てきます。
冒頭に説明があるので、苦手だと思ったらすぐブラウザバックで……
風花風葬「やっぱり。サカズキ先生は、焼くのが上手だ」
体の内部にかなりの時間をかけて植物の根が張り、育った蔓が皮膚を破って出てくれば、最終的に血液を吸い込んだような赤黒い花を咲かせる。その症状の名は「花蝕症」。
先天的な病で、生まれた当初はほぼ気付ける医者はいない。成長していく中で、じわじわと内部で育っていった植物が、少年期の間で皮膚を食い破って出てくるのが常だ。
根本的な治療は不可能で。ただひたすら、患者は植物に喰われきるのを待つしかない。体と、命を。最終的には、内臓、血管、脳、骨、全ての養分を食い尽くされ、内側から破壊される。今の時代においても、治療法は確立していない。
本来、人間が成長のために必要されること全てが、植物への栄養となってしまう。
3024体の内部にかなりの時間をかけて植物の根が張り、育った蔓が皮膚を破って出てくれば、最終的に血液を吸い込んだような赤黒い花を咲かせる。その症状の名は「花蝕症」。
先天的な病で、生まれた当初はほぼ気付ける医者はいない。成長していく中で、じわじわと内部で育っていった植物が、少年期の間で皮膚を食い破って出てくるのが常だ。
根本的な治療は不可能で。ただひたすら、患者は植物に喰われきるのを待つしかない。体と、命を。最終的には、内臓、血管、脳、骨、全ての養分を食い尽くされ、内側から破壊される。今の時代においても、治療法は確立していない。
本来、人間が成長のために必要されること全てが、植物への栄養となってしまう。
烈ポイピク垢
REHABILI母親の二回目のワクチンから4日たちました。
今のところかわりはないみたいです。
でも今後も基礎疾患とかあるので…、
母親はそういうのも視野にいれつつ
楽観視せずでいければと思います
イラストは二枚はりました…
どうしても模写できないのと
なんとかできたものは一枚目のものです
たぶん一枚目です
これからも不定期ですが
無理せずでかけたらと思います
皆様も母親もふくめて体調等
気をつけてくださいです 2
kon_tetego
DONEエミルくんとルカちゃんをどうにか絡めたくて描いてしまった患囚(?)漫画です💦人によっては激しく解釈違いをおこしそうなので、一応ポイピクへ…😅
※ミルエダ、墓囚前提
嘔吐表現 5
nozazastar
MOURNING診断メーカー「奇病を患う」よりお題を拝借し、描いたうちよそ作品の原寸版です。
⚠顔あり/半獣人化/衣装捏造/死ネタ⚠
お題:
ノザヒコさんは幸福を感じる度に聴力を失っていく奇病を患っています。
夢の中で異形と言葉を交わしたのが原因です。
美しいものに心を奪われなければいけません。
他者の犠牲によって完治するでしょう。
https://shindanmaker.com/608132
くまだいふく
PROGRESS罰符のお題が患者南方さん×ガーターナース門倉さんなんだが描いていたらまったくナース服が見えないガーターも見えないという構図になってしまってどうしようとごめんなさい画も描いたりしていて終わらないwwww 2Okr_0108
DOODLE一応初投稿です。心理学者ちゃんと患者くんの背景めちゃくちゃ性癖どストライク過ぎて久しぶりにペンを取りました。
左手の薬指の指輪はそういう事なんですね。もう本当に好きです(直球)
斑猫ゆき
MOURNING精神科の患者タンジロと医者タミオチャンの炭魘の蛇足のようなもの。読んでも読まなくても本編にはあまり関わりない裏話的なやつ。ジョハリの箱庭・補遺『蛇足』
昔むかし、あるところに鬼狩りの少年がいました。
少年は、とても優しい心の持ち主でした。刃を向けるべき相手である鬼にも慈愛の心を忘れず、もし対峙した鬼から後悔や悲しみの念を感じ取ったならば、必ずその心に寄り添っていたのです。
けれども、少年はある日ひとりの鬼と出会います。その鬼は夢を操る眠り鬼で、優しい、いつわりの夢を見せて、人の心を蝕んではそれを愉しんでいたのでした。
少年も、夢を見せられました。失った家族の夢です。
勿論、少年は怒りました。人の心に土足で踏み入り、それを嘲笑うことは、許されないことなのだと。
首を刎ねられ、死んでいくときも、眠り鬼には己の所業への後悔なんてひとかけらもありませんでした。きっと、ひとの身である頃から彼は歪んでいたのでしょう。だから、少年も彼のことは絶対に許さないと心に誓ったのです。それは、今に至るまでも変わりません。
3542昔むかし、あるところに鬼狩りの少年がいました。
少年は、とても優しい心の持ち主でした。刃を向けるべき相手である鬼にも慈愛の心を忘れず、もし対峙した鬼から後悔や悲しみの念を感じ取ったならば、必ずその心に寄り添っていたのです。
けれども、少年はある日ひとりの鬼と出会います。その鬼は夢を操る眠り鬼で、優しい、いつわりの夢を見せて、人の心を蝕んではそれを愉しんでいたのでした。
少年も、夢を見せられました。失った家族の夢です。
勿論、少年は怒りました。人の心に土足で踏み入り、それを嘲笑うことは、許されないことなのだと。
首を刎ねられ、死んでいくときも、眠り鬼には己の所業への後悔なんてひとかけらもありませんでした。きっと、ひとの身である頃から彼は歪んでいたのでしょう。だから、少年も彼のことは絶対に許さないと心に誓ったのです。それは、今に至るまでも変わりません。
斑猫ゆき
DONE精神科の患者タンジロと医者タミオチャンの炭魘⑦です。とりあえずこれでおしまい。原作程度の残酷描写があります。相変わらず何でも許せる人向け。ジョハリの箱庭・Ⅶ『箱庭』
肩に触れた手から、つめたいものが伝わる。
力など殆ど込められていないはずなのに、振り払えない。何某かの行動を踏み出せば、時間が移ろってしまう。予想もつかない破滅的な何かが、やってきてしまう。毒蛇に噛まれた瞬間を濃縮して永遠に引き延ばしているような、諦観にも似たつめたさ。
「お前、お前は……」
あり得ない。
全て、お前の妄想だ。
否定の弁ならいくらでも思いつくのに、上手く言葉に紡ぐことが出来ない。唇が、喉が、震えて。唾液が引いてしまった口の中が、からからと乾いて、声を摩滅させる。結びついてしまった記憶が、可能性を切り落としていく。眼球が軋む。瞬きすら満足に出来なくて。勿忘草色の光彩が、引き絞られる。ただ、目の前の扉がひどく遠く見えて。
11530肩に触れた手から、つめたいものが伝わる。
力など殆ど込められていないはずなのに、振り払えない。何某かの行動を踏み出せば、時間が移ろってしまう。予想もつかない破滅的な何かが、やってきてしまう。毒蛇に噛まれた瞬間を濃縮して永遠に引き延ばしているような、諦観にも似たつめたさ。
「お前、お前は……」
あり得ない。
全て、お前の妄想だ。
否定の弁ならいくらでも思いつくのに、上手く言葉に紡ぐことが出来ない。唇が、喉が、震えて。唾液が引いてしまった口の中が、からからと乾いて、声を摩滅させる。結びついてしまった記憶が、可能性を切り落としていく。眼球が軋む。瞬きすら満足に出来なくて。勿忘草色の光彩が、引き絞られる。ただ、目の前の扉がひどく遠く見えて。
斑猫ゆき
MAIKING精神科の患者タンジロと医者タミオチャンの炭魘⑥です。直接的な表現はありませんが性行為の描写があります。相変わらず何でも許せる人向け。ジョハリの箱庭・Ⅵ『盲点』(2/2)
夕食を終えて、弛緩した空気が部屋には流れていた。くちくなった腹を持て余しながら、民尾はリクライニングチェアに座りぼんやりとコレクションの棚を見つめている。四八五系の丸みを帯びた赤いラインが、ディスプレイボックスに反射する光で滲んで、白く塗りつぶされていた。首を揺らすと、角度のせいで丁度光が凝集され、民尾の目を刺す。思わず床を蹴り、椅子を回転させて身体全体を逸らした。
半回転して後ろを向けば、炭治郎がベッドに腰掛けてうつらうつら船を漕いでいるのが見えた。民尾を待っているつもりなのかも知れないが、別に頼んだつもりもない。寧ろ炭治郎が寝ている間しか実質的に民尾に自由はないのだから、良い迷惑だ。穏やかな微笑みの皮を被って、民尾は立ち上がる。
12743夕食を終えて、弛緩した空気が部屋には流れていた。くちくなった腹を持て余しながら、民尾はリクライニングチェアに座りぼんやりとコレクションの棚を見つめている。四八五系の丸みを帯びた赤いラインが、ディスプレイボックスに反射する光で滲んで、白く塗りつぶされていた。首を揺らすと、角度のせいで丁度光が凝集され、民尾の目を刺す。思わず床を蹴り、椅子を回転させて身体全体を逸らした。
半回転して後ろを向けば、炭治郎がベッドに腰掛けてうつらうつら船を漕いでいるのが見えた。民尾を待っているつもりなのかも知れないが、別に頼んだつもりもない。寧ろ炭治郎が寝ている間しか実質的に民尾に自由はないのだから、良い迷惑だ。穏やかな微笑みの皮を被って、民尾は立ち上がる。
斑猫ゆき
MAIKING精神科の患者タンジロと医者タミオチャンの炭魘⑤です。今回長いので1章を半分に分けています。相変わらずなんでも許せる人向け。ジョハリの箱庭・Ⅴ『盲点』(1/2)
『たみおくん』
誰かが呼んでいる。
『民尾くん』
懐かしい声。
『ねえ、また聞かせてよ。列車の話』
柔らかい笑顔が、民尾の隣に咲いた。
気づけば、また民尾は夢の中にいる。あの、幼い頃の記憶を継ぎ接いだ世界に。
普段はそれを認識した途端に意識が現実を指向し始めるのだけれど、今日は勝手が違った。隣にいる幼い友人が呼んでいるから。その声が、微笑みが、民尾のたましいを優しく掴んで、留め置いてくれている。あどけない面立ちの後ろで、鉄道模型が無限の轍を巡り続け、車体がレールを引っ掻く軽い音だけが、子供部屋には満ちていた。
『しょうがないなぁ』
勿体ぶってみるけれど、緩む口元は抑えられない。
本当は、こうやって友人と時間を共有できることが、嬉しくてたまらないのだから。背伸びをして、わざと冷淡に振る舞ってみせても、彼はそれを嫌味と取ることもない。いつでも心から驚嘆し、素直な歓声を上げてくれる。それを確かめたいからこそ、民尾はいつも無理に彼へすげない態度を取っていた。
10206『たみおくん』
誰かが呼んでいる。
『民尾くん』
懐かしい声。
『ねえ、また聞かせてよ。列車の話』
柔らかい笑顔が、民尾の隣に咲いた。
気づけば、また民尾は夢の中にいる。あの、幼い頃の記憶を継ぎ接いだ世界に。
普段はそれを認識した途端に意識が現実を指向し始めるのだけれど、今日は勝手が違った。隣にいる幼い友人が呼んでいるから。その声が、微笑みが、民尾のたましいを優しく掴んで、留め置いてくれている。あどけない面立ちの後ろで、鉄道模型が無限の轍を巡り続け、車体がレールを引っ掻く軽い音だけが、子供部屋には満ちていた。
『しょうがないなぁ』
勿体ぶってみるけれど、緩む口元は抑えられない。
本当は、こうやって友人と時間を共有できることが、嬉しくてたまらないのだから。背伸びをして、わざと冷淡に振る舞ってみせても、彼はそれを嫌味と取ることもない。いつでも心から驚嘆し、素直な歓声を上げてくれる。それを確かめたいからこそ、民尾はいつも無理に彼へすげない態度を取っていた。
斑猫ゆき
MAIKING精神科の患者タンジロと医者タミオチャンの炭魘④です、今回微グロ表現あり。相変わらずなんでも許せる人向け。ジョハリの箱庭・Ⅳ『未知』
硝子扉を開けるなり、夏の吐息が首筋を撫でた。クーラーに慣れきった肌が、段々と熱を吸い取っていく。運動場の赤茶色い平坦なトラックが、眩い太陽光の中で揺らいで見える。数メートル間隔で壁同士を接合しているはずのコンクリートの塀は、日射しを受けてまるで一枚の鏡のように仄白く光っていた。まるで書き割りのような平坦な風景。塀の上から除く樹冠だけが、穏やかな風に揺れて景色を塗り替える。
白線を跨いで数歩、トラックの内側まで辿り着くと、民尾は隣に並ぶ炭治郎の顔を覗き込んだ。
「それじゃ、普段通りのプログラムでトラック三周とボールハンドリング二十分。そこまで気温は高くないみたいだけど、水分補給は忘れずに。それと、眠くなったらすぐに言うこと」
13113硝子扉を開けるなり、夏の吐息が首筋を撫でた。クーラーに慣れきった肌が、段々と熱を吸い取っていく。運動場の赤茶色い平坦なトラックが、眩い太陽光の中で揺らいで見える。数メートル間隔で壁同士を接合しているはずのコンクリートの塀は、日射しを受けてまるで一枚の鏡のように仄白く光っていた。まるで書き割りのような平坦な風景。塀の上から除く樹冠だけが、穏やかな風に揺れて景色を塗り替える。
白線を跨いで数歩、トラックの内側まで辿り着くと、民尾は隣に並ぶ炭治郎の顔を覗き込んだ。
「それじゃ、普段通りのプログラムでトラック三周とボールハンドリング二十分。そこまで気温は高くないみたいだけど、水分補給は忘れずに。それと、眠くなったらすぐに言うこと」
斑猫ゆき
MAIKING精神科の患者タンジロと医者タミオチャンの炭魘③です。相変わらずなんでも許せる人向け。ジョハリの箱庭・Ⅲ『秘密』
話題を変え、他愛ない近況と無駄話を交わしているうちに、とっくに陽は落ちていた。
炭治郎の部屋を出た民尾を、また白い廊下が出迎える。白熱灯が低い音を鳴らして、廊下を照らしている。窓から見える森の影は夜空に溶けて、平坦な黒い矩形へと変わり果てていた。目を凝らせば、枠内の上三分の一くらいにほんの薄明るい星が申し訳ばかりに鏤められているのが見えたが、それだけだ。
黒と白の濃淡だけを塗り込めた夜を、民尾は足早に過ぎていく。
これで今日の業務はあらかた終わった。あとは鬼舞辻所長と数人の同僚達に報告のメールを送れば、明日まですることは何もない。現在炭治郎ひとりしか患者のいないこの施設の資金源は、専ら外部での講演と製薬特許だった。よって院長並びにその全員が民尾より先輩に当たる同僚達は大体が外を飛び回るか、あるいは別フロアで研究に没頭している。調理や清掃のスタッフを除けば、患者のケアに当たる実働隊の医師は実質民尾一人だった。
11019話題を変え、他愛ない近況と無駄話を交わしているうちに、とっくに陽は落ちていた。
炭治郎の部屋を出た民尾を、また白い廊下が出迎える。白熱灯が低い音を鳴らして、廊下を照らしている。窓から見える森の影は夜空に溶けて、平坦な黒い矩形へと変わり果てていた。目を凝らせば、枠内の上三分の一くらいにほんの薄明るい星が申し訳ばかりに鏤められているのが見えたが、それだけだ。
黒と白の濃淡だけを塗り込めた夜を、民尾は足早に過ぎていく。
これで今日の業務はあらかた終わった。あとは鬼舞辻所長と数人の同僚達に報告のメールを送れば、明日まですることは何もない。現在炭治郎ひとりしか患者のいないこの施設の資金源は、専ら外部での講演と製薬特許だった。よって院長並びにその全員が民尾より先輩に当たる同僚達は大体が外を飛び回るか、あるいは別フロアで研究に没頭している。調理や清掃のスタッフを除けば、患者のケアに当たる実働隊の医師は実質民尾一人だった。
斑猫ゆき
MAIKING精神科の患者タンジロと医者タミオチャンの炭魘②です。なんでも許せる人向け。※精神疾患やその治療などに関する記述がありますが、あくまでフィクションであり現実に精神疾患を患った方を揶揄する意図はありません。
ジョハリの箱庭・Ⅱ『解放』
四十五分丁度に四〇一号病室へと足を踏み入れた民尾を、彼は柔らかい笑みで迎えた。昼間は眠っていることが多い彼にしては珍しい。そんな考えをおくびにも出さず、民尾は穏やかな微笑みを作って返した。
開け放たれた窓からは新緑の匂いが風に乗って、薄いカーテンを揺らしている。目の粗い生地を突き抜けた淡い光が、ベッドの上に落ちては揺れ、かたちを変えていく。そうして砕かれた影が、壁の翡翠色を含んで少年の額にある大きな痣にかかっていた。
「あ、民尾先生。こんにちは」
「こんにちは、起きてたんだね」
「はい、最近はこの時間もあまり眠くならなくなってきて」
少年の診断名はナルコレプシーだった。
嗜眠症の一種であるそれは、一般的には日中の強い眠気や睡眠発作、脱力症状が主な症状とされている。少年はそれに加えて入眠及び覚醒時の幻覚が酷く、やっと眠りについたと思えば叫びながら起き出すのが少し前までは日常茶飯事だった。こちらに転院して間もなくは民尾を罵りながら掴みかかってきたことすらある。それを思えば、大分落ち着いたものだろう。民尾は満足げにうなずく。
4196四十五分丁度に四〇一号病室へと足を踏み入れた民尾を、彼は柔らかい笑みで迎えた。昼間は眠っていることが多い彼にしては珍しい。そんな考えをおくびにも出さず、民尾は穏やかな微笑みを作って返した。
開け放たれた窓からは新緑の匂いが風に乗って、薄いカーテンを揺らしている。目の粗い生地を突き抜けた淡い光が、ベッドの上に落ちては揺れ、かたちを変えていく。そうして砕かれた影が、壁の翡翠色を含んで少年の額にある大きな痣にかかっていた。
「あ、民尾先生。こんにちは」
「こんにちは、起きてたんだね」
「はい、最近はこの時間もあまり眠くならなくなってきて」
少年の診断名はナルコレプシーだった。
嗜眠症の一種であるそれは、一般的には日中の強い眠気や睡眠発作、脱力症状が主な症状とされている。少年はそれに加えて入眠及び覚醒時の幻覚が酷く、やっと眠りについたと思えば叫びながら起き出すのが少し前までは日常茶飯事だった。こちらに転院して間もなくは民尾を罵りながら掴みかかってきたことすらある。それを思えば、大分落ち着いたものだろう。民尾は満足げにうなずく。
斑猫ゆき
MAIKING精神病院の患者タンジロと医者タミオチャンのお話です。なんでも許せる人向けジョハリの箱庭・Ⅰ『プロローグ』
白い建物には、単調な足音だけが満ちていた。
空白だけで埋め尽くされた廊下を、魘夢民尾は歩いていく。打ちっぱなしのコンクリートで固められた壁はほんの僅かなくすみも見いだせず、リノリウムの床は足跡一つ無い。それを踏みしめる彼の洗いざらした白衣が、無色の上にまた無色を重ねて翻る。ゆるりとした足取りで揺れる彼の肌も抜けるように白く、ともすればこのまま立ち止まってしまえば周囲の白に溶け込んでしまうのではと危ぶまれるほどに色がない。
視界の中に見える唯一の色彩は、右手側に並ぶ窓くらいのものだった。青々と茂った樹幹が切れ目なく敷き詰められ、遠くへ行くにつれて蒼く霞んでいる風景。矩形に区切られたそれが数メートルごとに廊下の壁に張り付いている。色彩があると言うだけで、特に代わり映えがある訳ではない。時折吹く風が、梢を揺らして、濃淡を塗り替えていくくらいのもので。
2790白い建物には、単調な足音だけが満ちていた。
空白だけで埋め尽くされた廊下を、魘夢民尾は歩いていく。打ちっぱなしのコンクリートで固められた壁はほんの僅かなくすみも見いだせず、リノリウムの床は足跡一つ無い。それを踏みしめる彼の洗いざらした白衣が、無色の上にまた無色を重ねて翻る。ゆるりとした足取りで揺れる彼の肌も抜けるように白く、ともすればこのまま立ち止まってしまえば周囲の白に溶け込んでしまうのではと危ぶまれるほどに色がない。
視界の中に見える唯一の色彩は、右手側に並ぶ窓くらいのものだった。青々と茂った樹幹が切れ目なく敷き詰められ、遠くへ行くにつれて蒼く霞んでいる風景。矩形に区切られたそれが数メートルごとに廊下の壁に張り付いている。色彩があると言うだけで、特に代わり映えがある訳ではない。時折吹く風が、梢を揺らして、濃淡を塗り替えていくくらいのもので。
bomukoroX
MEMOツムギ(23)キャンピングシェルターを使うつよつよボーイ
性格は短気で手も足も出る
精神的DVだったが最近オカン属性も付属した
口が悪い
病気を患っているので余命が長くない ので後悔のないようにやりたいことを好きなだけやってる
身内には甘い
身長は183cm 体重は普通これからどんどん軽くなる
宇奈田
DOODLEふぉる誕の灰フォルオウ描いた 各フォおたおめ~~~~灰フォのキャラスト3に憑りつかれているので…
素直になるとしぬ病気でも患ってんのか???感あるけどもお祝いを…CP感あんまないけどもこう、お互い来ると思ってるいると思ってるようなとこがまぁそういう…ね?しらんけども
久しぶりに描いたから描き方忘れてて草だった 間に合って良かったです 楽しかった♡ 2
マロ…
DONE原作ちゃんとアニメちゃん。体の弱い肺を患ったアニメちゃんの理不尽な待遇に立ち向かう原作ちゃん。
『おどれっ!代理戦争じゃ!! 大人の事情決めたやつは覚悟して待ってるんじゃいッ!』
『ええンヨ…。原作ちゃん…。』
『体丈夫な僕が仇討ちやったる! アニメちゃんは大丈夫。』
原作ちゃんの体にも病の影が… 2
mugisen
MEMOVRoidでおにたちのモデルも作ってしまった…ふふふ…いつか絡ませるんだ…最後の2枚せっかくの撮影なのにアンチエイリアスかけるの忘れた…いつもどこか抜けるんですよね~。まあ動かせただけでも満足!
ショタちゃんの患者衣、ロングコートが作りやすいんだけどあれ肩がガッチリしてるのが嫌で衣着せてる時だけ肩幅最小に設定してますw
21.03.25
追記:撮影したらなぜか二重が消えちゃうので撮り直しました 3
烈ポイピク垢
REHABILI私生活は近所とか親戚とかと摩擦強いから…。
自分は精神的な疾患あるから
偏見とか自分の私生活のまわりは
強くて辛いけど…乗り越えていこう…。
あとこれからも描けるときは
イラストも趣味でもがんばります。
皆様も母親も含めて体調等
気をつけてくださいです。
なんか私語いれてしまいごめんなさい。
2021,3,24。