Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    月島

    rabimomo

    MAIKINGエリート島シリーズその5、鯉登の誕生日+クリスマス編です。
    ほぼずっと月島が浮かれているだけの糖度高めの話。
    月誕を先に書いてしまったため、2年目の話になってます。
    エリート島シリーズ⑤ 二年目のハッピーバースデー前作読むの面倒な人向けこれまでのあらすじ&簡単な設定
    大企業勤務のサラリーマン月島と大学生の鯉登の話。
    月島は鯉登の元家庭教師、鯉登が大学生になり20歳を超えてから交際スタート。
    今作は交際2年目の冬という設定で、月島の誕生日には料理とケーキでもてなしたという流れ。
    月島:30代大企業勤務。貧困母子家庭から奨学金で旧帝に進学してる苦労人で黙々と努力する人。上司の鶴見から世話を頼まれた鯉登にほぼ一目惚れした。好きな子にはかっこつけたいし貢ぎたいタイプ。
    鯉登:大学生。父親は事業経営者で何不自由なく暮らす。名門私立の一貫校からそのまま大学まで進学しているが根は真面目。月島は高校生の時に鶴見から紹介された家庭教師兼相談役兼お目付役のような存在だった。将来はアパレル関係の仕事がしたいと思っている。大学進学以降は一人暮らしをしている。(実家もそう遠くない)高校生の頃から月島が好き。杉元は高校の頃からの友人で、杉元繋がりで白石とアシㇼパとも親しい。好きな人に自分の選んだ服を着せたいし、自分も好きな人に選んでもらった服を着たいタイプ。
    7305

    tatuki_seed

    CAN’T MAKE話はしっかり出来上がってるものの、バッドエンドにしかならなくて辛くて小説に出来ないやつ。ハピエン好きなので。
    金塊争奪戦後の尾形生存IF。死なない尾形と月島の月尾話。
    死ネタにつき要注意。

    ラストは3種類考えてみました。好みのエンドはどれですか。私はどれも辛くて切なくて嫌です()
    死なない尾形の話金塊争奪戦後。月が死者を順に検分していく。見知った部下達、顔すらも分からない戦友達。その中で一つ、違うものがあった。
    「おがた…」
    かつての部下、かつての戦友でありながら、死の時には裏切り者、反逆者であった人物。
    思うところは多分にあるが死んでしまえばそれまでだ。そんなことを思いながら通り過ぎたところでげほっと咳き込む音が聞こえた。
    今、この場に生者は自分一人。驚いて振り返ると上体を起こした尾がむせこんでいた。
    「お前…どうして…」
    「ああ…またか」
    唖然としていると、多分生き返ったんだと思いますと尾が事もなく言う。以前にも何度かあったらしい。樺太で。右目を毒矢で射られ、病院に運び込まれた頃。あの時確かに死んだと。手足が冷たくなり意識も暗くなり、間違いなく死を覚悟したと。しかし次に気付いたときには傷の痛みはあれど、毒の影響は一切消え去っていたらしい。周囲の様子からして死んでいた時間は恐らく数分。毒の影響なのか、今回は随分掛かったらしいと二日前には死んでいた尾が言う。
    2956