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    添い寝

    milouC1006

    MAIKINGこれはお茶の所をもっと解像度高くして入れようと思ったけど失敗したところです……クが眠ってる時の夢に差し込むつもりだった。これから添い寝して緊張しているクを置いて先生が爆速で寝落ちる。これで伝えたかったのは処女ード君はかわいいってことと、爆速で寝落ちちゃうほどの信頼が一番の贈り物だなってニコニコするクロード君です……言葉で説明していくスタイル
    蒼海の節二十四の日。暦の上でも、自分の中でさえ特別でも何でもなかった普通の日。この扉の向こうにいる人と、特別な名前を付ける予定の日。
    自分でも意識していなかった誕生日を、この士官学校に就任して間もない担任はしっかり把握していて、何か贈り物をと尋ねられたのが事の発端だった。

    「自分は戦いの世界に身を置いていたから、ふつうの人が好む贈り物がわからない」

     いままでは当り障りなく花などを贈ってきたが、君には確実に、一番喜んでほしい。朝一番でそんなことを、あの無表情で聞かれた時には流石に少し戸惑った。何しろ、自分だって殆ど贈り物なんて受け取ったことが無い。贈ったことも。
    勿論それは俺に贈られるものだし、今欲しい物を言えばそれでよかった。しかし、持ち合わせの切れた毒草を頼むわけにもいかず、アビスの更に一段深い禁書庫の鍵を頼むわけにもいかず。つまり人に聞かせて良いような欲しいものと言うのが簡単に思いつかなかった。
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    jusimatsu

    DONEデアアイの温め鳥みたいな添い寝
    全体的にアイのストレス値が高め
    ――――――――――――――――――――
    アイザックがデアンから奇妙な提案をされたのは、アイザックが月での生活に慣れ始めて少し経った頃だった。
    眠りたいがアドレナリンが余り気味なため、速やかに寝付くためにアイザックの助けを借りたいというものだ。
    睡眠導入剤が必要ならば自分の専門ではないと言うと、必要なのは薬剤の類ではなくアイザックが近くにいることだという。
    数年単位で睡眠を取らずに活動可能なデアンの、その睡眠を取るタイミングがちょうどこの頃であること、機関がいずれ月に乗り込んでくるフォッシル―空の民―を決して侮ってはいないことなどから、休息には最大限の効率が必要であると彼は判断した。
    そして毎日睡眠が必要なアイザックの時間を無駄に拘束するわけにはいかないので、睡眠を取る時間を同じにする。つまりは一つの部屋で一緒に眠る。それがデアンの提案だ。

    「うん、合理的だね。すごく合理的だ……」

    なぜデアンの睡眠に自分が必要なのかわからないが、そうしなければいけないのならお互いの睡眠時間を合わせてしまうのは理にかなっている。ただ、本当になぜ自分が必要なのかはわからないが。

    「俺の部屋ならば二人が眠るのに十分な広さがある。そこで構わない 4082