蘆
みゅうちゅー
DONE新刊「遥か遠い世を生きたあなたへ」の表紙です。実物はキラキラした紙に印刷してもらうので、楽しみにしています。が、濃いから背割れするかもとも言われていて、別な意味でもドキドキしています…。
水好きでついつい水入れたくなる人です。
とらの通販始まりました
https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040031036871/
みゅうちゅー
DONE地獄界を経た後の平安京に微小特異点修復に行き、本物道満とぐだ子が交流する話です。カルデア道満とぐだ子はつきあっていますが、その要素は割と薄めです。ほぼ本物といます。宝具の妄想を膨らませた話です。
同じ時空で3000字超のほのぼのねこちゃん短編がつきます。
とらの予約始まりました!
https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040031036871/
道ぐだ【サンプル】遥か遠い世を生きたあなたへ 一.
朝のひんやりとした空気に誘われて瞼が開く。
ぱちぱちとまばたきをして、ぐぐっと伸びをする。鼻先が少し冷たい。
几帳の向こうに見える空はもう、日が昇り始めているようだ。
褥から出て、衾を畳む。几帳の陰から出ると、黒の長い巻髪と白の特徴的な長髪を持つ男が座禅を組んでいる。
声をかけていいものか迷うと、気配に気づいて男が立香へと振り返った。しゅるりと長い髪が揺れる。
「起きましたか。おはようございます」
「……おはようございます」
彼は――――この時代を生きる蘆屋道満だ。
時は、少し遡る。
『特異点が発見された』
そういって立香が呼び出されたのは、昨日のことだ。
「また平安京ですか」
34068朝のひんやりとした空気に誘われて瞼が開く。
ぱちぱちとまばたきをして、ぐぐっと伸びをする。鼻先が少し冷たい。
几帳の向こうに見える空はもう、日が昇り始めているようだ。
褥から出て、衾を畳む。几帳の陰から出ると、黒の長い巻髪と白の特徴的な長髪を持つ男が座禅を組んでいる。
声をかけていいものか迷うと、気配に気づいて男が立香へと振り返った。しゅるりと長い髪が揺れる。
「起きましたか。おはようございます」
「……おはようございます」
彼は――――この時代を生きる蘆屋道満だ。
時は、少し遡る。
『特異点が発見された』
そういって立香が呼び出されたのは、昨日のことだ。
「また平安京ですか」
たつき
PROGRESS書き途中だけど長くなりそうだから一回投げる。今のところ全年齢だけど蘆屋監督が気持ち悪いので注意。
ケーキバースネタ&現パロ&カルイレパロです!盛りすぎ!!
ケーキバースis何?っていう人、まあ、読めばわかる。
・11/16ちょっと更新
・11/18また更新
・11/21更新
完成→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18816714 15751
みゅうちゅー
1111ポッキー&プリッツ&シャケ&チンアナゴの日めちゃくちゃ詰め込みました。
なんでこうなったのかわかりません。
ふるみ先生の北海道満大好きで描いてみたいとは思っていました。
画像に入れた垢名の9足りてない…だと… 2
みゅうちゅー
DOODLE月食見てイチャイチャしてるの見たくなって書きました。ゆるく会話多めのライトな感じです。陰陽師って本来天文学占者みたいな感じですし、月食とか日食とか何か意味があると言われてたのかなって気になってます。道満とか晴明さんとかに聞いてみたいなー。
道ぐだ♀ 月食見てイチャイチャしてるだけ「わー!月赤くなってるよ!」
「ンン、不気味で綺麗ですなァ」
「不気味とか言わないの」
今日は皆既月食。そして天王星食だ。ダブルで起きるのは400年以上ぶりだとかなんとか。
立香たちはマイルームのスクリーンに映してそれを見ていた。
「空まで漂白されなくて良かったぁ。漂白されてたら見れないもんね」
「ンン、何言ってるかおわかりで?」
「あはははは」
ぎゅっと絡めた腕にすり寄る。
「生で見たかったなぁ」
「抜け出すならお手伝いいたしますぞ?」
「こーら」
軽口を言い合ってくすくすと笑う。
「真っ赤になったね」
「ええ。何か呪うにはピッタリかと」
「深紅満月臨界!」
「ンン、第二宝具にしましょうか」
「天体系サーヴァントじゃんもう」
2691「ンン、不気味で綺麗ですなァ」
「不気味とか言わないの」
今日は皆既月食。そして天王星食だ。ダブルで起きるのは400年以上ぶりだとかなんとか。
立香たちはマイルームのスクリーンに映してそれを見ていた。
「空まで漂白されなくて良かったぁ。漂白されてたら見れないもんね」
「ンン、何言ってるかおわかりで?」
「あはははは」
ぎゅっと絡めた腕にすり寄る。
「生で見たかったなぁ」
「抜け出すならお手伝いいたしますぞ?」
「こーら」
軽口を言い合ってくすくすと笑う。
「真っ赤になったね」
「ええ。何か呪うにはピッタリかと」
「深紅満月臨界!」
「ンン、第二宝具にしましょうか」
「天体系サーヴァントじゃんもう」
siz
DOODLE悪そう~な蘆屋と式神ちゃんズ※ホラーではないけどちょっと怖いかも?
シ.ャン.ティを聴いてからずっと脳裏に有った妄想をやっと形に出来ました…!呪い代行とかのお仕事してる蘆屋、後払いで法外な値段吹っ掛けてきて、払えなくて次の呪いの材料にされちゃうモブ視点です。バラされるー!
パンチのある色合いにしたくて、混色無しで絵の具そのままの色をどんどん重ねていく塗り方をやってみましたが、中々難しかった…!
穴沢弐段
TRAININGリンぐだ子週ドロお題『狸寝入り』小説(ショートショート)
道満法師のありがた講義(笑)
狸寝入り『タヌキは銃声などに驚くと気絶してしまい漁師が仕留めた、と思い銃を下げ近づけば目覚めて逃げる。寝たふりをしたタヌキに騙された──』
『事ををやり過ごし騙す為に寝たふりをする。そこから狸寝入りという言葉が出来たと言われております』
カルデア内。藤丸立香のマイルームで本日も道満法師のためになるおはなしが始まる。(笑)
「寝たふりをして相手を油断させて騙しちゃうって事か」
『西洋ではfox sleepという説もありまして、狐は寝たふりや苦しむふりをし、相手を油断させ、だまくらかし、獲物を狙う、とも言われており──』
『そう、狐は狡猾でずる賢く厭らしいモノなのですよ!ンンンン…』
眉間にシワを寄せ道満の顔つきが険しくなる。
919『事ををやり過ごし騙す為に寝たふりをする。そこから狸寝入りという言葉が出来たと言われております』
カルデア内。藤丸立香のマイルームで本日も道満法師のためになるおはなしが始まる。(笑)
「寝たふりをして相手を油断させて騙しちゃうって事か」
『西洋ではfox sleepという説もありまして、狐は寝たふりや苦しむふりをし、相手を油断させ、だまくらかし、獲物を狙う、とも言われており──』
『そう、狐は狡猾でずる賢く厭らしいモノなのですよ!ンンンン…』
眉間にシワを寄せ道満の顔つきが険しくなる。
みゅうちゅー
DOODLE食べ物にこんなん生やして!って怒られそうでドキドキしてるケーキ化未遂漫画。サークルメンバーに、アルトリウムみたいと言われたので、リンボリウムって命名しました。様子見て支部にもあげるかも。
ズルズルしてる時の道満の顔がお気に入りです。
このあとぐだ子は食べてくれる、きっと。
みゅうちゅー
INFO2022/12/18(日)に開催される、第40次ROOT 4 to 5内リンボー舞踊会 3参加します!新作は道ぐだ前提で、平安京に現れた微小特異点に飛ばされたぐだ子が、現地道満と交流を深めていく話の小説になる予定です。(年齢指定未定)
万一間に合わなかったら、Web再録に書き下ろし入れるつもりです。
既刊も色々持っていくつもりですが、再販チャレンジ中の本はどうなるかちょっと未定です。 2
だいきり
DONEPixivスピンオフぐだ♀は1mmも出てきません、黒髪蘆屋さんが投資で痛い目を見るだけのお話
ふわふわ知識なのでフィーリングで読んでください
FX戦士蘆屋さんこれは「蘆屋道満」が「藤丸立香」に邂逅する前の話。
魔力という概念が存在しないこの世界において己の力を示すただ一つの指標、それは資金力。
故にかつて比類なき魔力を誇ったこの男も、現地点では弱者に類されていた。
平均よりもゼロが二つほど足らない通帳残高を道満は憎々しげに見つめていた。
(ンンン……何事を成すにも先ずは金が無いと始まらぬが、これはいけない……)
(しかし今から正規のルートを辿ったところで、所詮凡夫止まりが関の山……ンンッ、然らば!)
「歩」は敵陣に入りて「金」に成る。
凡夫に類される事が我慢ならぬこの男は所謂「成り上がり」を目論んでいた。
下準備として関連書籍を読み漁り、シミュレーションを繰り返し、満を持して迎えた新たなる仕合舞台。其の名を「FX」、正式名称を「外国為替証拠金取引」という。
3195魔力という概念が存在しないこの世界において己の力を示すただ一つの指標、それは資金力。
故にかつて比類なき魔力を誇ったこの男も、現地点では弱者に類されていた。
平均よりもゼロが二つほど足らない通帳残高を道満は憎々しげに見つめていた。
(ンンン……何事を成すにも先ずは金が無いと始まらぬが、これはいけない……)
(しかし今から正規のルートを辿ったところで、所詮凡夫止まりが関の山……ンンッ、然らば!)
「歩」は敵陣に入りて「金」に成る。
凡夫に類される事が我慢ならぬこの男は所謂「成り上がり」を目論んでいた。
下準備として関連書籍を読み漁り、シミュレーションを繰り返し、満を持して迎えた新たなる仕合舞台。其の名を「FX」、正式名称を「外国為替証拠金取引」という。
siz
DOODLE宗教画っぽい蘆屋 1と零の中間くらい?当方にとって蘆屋とは何だ?と不意に思いまして。諸々の欲の対象である事は勿論なのですが、まず『神』だよなぁと。割とガチめに命救われてますし、蘆屋にハマらなければお絵描きも再開してないかも…と思います。なので当方は蘆屋教徒です\(^o^)/
写真撮ったらやたら色が鮮やかになった上にいつもより画質悪い?スマホ寿命か?後光も歪みすぎだし、いっそスキャナが欲しいな…
39_tsukinoura
SPOILERテストでポイピクに上げてみたいと思ってたので、支部に上げている『小さくなった蘆屋道満』の設定や裏話を書き綴ってみました。拙い作品ではありましたが、読んでくれた皆様、本当にありがとうございます!
『小さくなった蘆屋道満』 こそっと裏話【弊デアの道満について】
できるだけ本編に忠実に表現し、ギャグに走るところはとことん走る、という感じで人物像を書き綴りました。
基本的には1臨ボちゃんの姿が多いですが、『それは、『●』という名の呪い』のお話の周回シーンのみ2臨ボちゃんの姿です。
小さくなっている状態のお洋服は、ヴラド公にお洋服を作っていただきました。(この姿は、二人きりの時だけ。を参照)
ヴラド公にチクチクとお裁縫していただきました。ありがとうございます!(土下座)
【弊デアの晴明殿について】
イマジナリー晴さんは、白の狩衣、袖の紐は紫、烏帽子を被り、瞳は紫色、髪は黒く短くオールバック、見た目はホムホムそっくりです。
千里眼を開眼する時だけ、瞳が金色に変わります。
1284できるだけ本編に忠実に表現し、ギャグに走るところはとことん走る、という感じで人物像を書き綴りました。
基本的には1臨ボちゃんの姿が多いですが、『それは、『●』という名の呪い』のお話の周回シーンのみ2臨ボちゃんの姿です。
小さくなっている状態のお洋服は、ヴラド公にお洋服を作っていただきました。(この姿は、二人きりの時だけ。を参照)
ヴラド公にチクチクとお裁縫していただきました。ありがとうございます!(土下座)
【弊デアの晴明殿について】
イマジナリー晴さんは、白の狩衣、袖の紐は紫、烏帽子を被り、瞳は紫色、髪は黒く短くオールバック、見た目はホムホムそっくりです。
千里眼を開眼する時だけ、瞳が金色に変わります。
みゅうちゅー
DOODLE道満吸ったらいい香りするだろうなっていう妄想からできました。拘り強そうだから再臨ごとに香り違うんじゃないかなーと思っています。
道満吸いたいですね。健康に良さそう。
余談ですが、外国映画で見る、キスの前に前髪とか横髪とかよける男が中々好きなので、ついつい道満にやらせたくなります。
あんまり日本の映像作品では見ない気がする…私が見てないだけかもしれない…。
道ぐだ 道満吸い ふわふわした意識がふわっとしたまま上がっていく。
立香は気だるく目を開けた。目の前には、先日解決した特異点の報告書。
どうやら、報告書を書きながら眠ってしまっていたらしい。
んぅ、と大きく伸びをしながらふと横を見る。
ベッドの上に、ふさふさの髪の毛が覆う大きな背中が横たわっていた。
持ち主の穏やかな呼吸に合わせて僅かにその豊かな髪が揺れる。
立香はごくり、と唾を飲む。
道満はいつも良い香りがしている。
詳しくはわからないが、再臨によって微妙に香りが違う拘りようだ。
平安時代は今のような湯浴みの文化がないため、香りを纏うのが貴族のマナーだったという。
道満は貴族ではないが、宮中に出入りもしていた以上、やはり身にまとっていたのかもしれない。
2547立香は気だるく目を開けた。目の前には、先日解決した特異点の報告書。
どうやら、報告書を書きながら眠ってしまっていたらしい。
んぅ、と大きく伸びをしながらふと横を見る。
ベッドの上に、ふさふさの髪の毛が覆う大きな背中が横たわっていた。
持ち主の穏やかな呼吸に合わせて僅かにその豊かな髪が揺れる。
立香はごくり、と唾を飲む。
道満はいつも良い香りがしている。
詳しくはわからないが、再臨によって微妙に香りが違う拘りようだ。
平安時代は今のような湯浴みの文化がないため、香りを纏うのが貴族のマナーだったという。
道満は貴族ではないが、宮中に出入りもしていた以上、やはり身にまとっていたのかもしれない。
みゅうちゅー
PAST6章直前に、もうリンボいないのか…って寂しくなりつつ書いたものです。6章開始前なので、時間軸とか違いましたが、そういうタイミングのものだったんだなという感じでお楽しみいただければと思います。
道ぐだ「君を殺した世界」ついに次の異聞帯に行く日程が決まった。
シャドウボーダーには限られた人員しか乗れない。そのため毎回よほどでない限りサーヴァントはダヴィンチ以外はノウム・カルデアで待機となる。
当然ながら道満もその一人だ。
出発の前日、立香は道満の部屋へ向かった。
角を曲がると目的のサーヴァントが廊下にいるのが見える。
「道満」
「おやマスター。わざわざこのようなところまで」
「ん、道満元気かなって思って」
わざとらしく言う道満の言をさらりと流す。
そんなことを言いながら立香が会いに来たのが嬉しくてわざわざ部屋の外まで出てきたことは、これまでの付き合いでもうわかっている。
「しばらく会えなくなるんだね」
「ええ。拙僧はここから無事を祈っておりますぞ」
3045シャドウボーダーには限られた人員しか乗れない。そのため毎回よほどでない限りサーヴァントはダヴィンチ以外はノウム・カルデアで待機となる。
当然ながら道満もその一人だ。
出発の前日、立香は道満の部屋へ向かった。
角を曲がると目的のサーヴァントが廊下にいるのが見える。
「道満」
「おやマスター。わざわざこのようなところまで」
「ん、道満元気かなって思って」
わざとらしく言う道満の言をさらりと流す。
そんなことを言いながら立香が会いに来たのが嬉しくてわざわざ部屋の外まで出てきたことは、これまでの付き合いでもうわかっている。
「しばらく会えなくなるんだね」
「ええ。拙僧はここから無事を祈っておりますぞ」
みゅうちゅー
PASTリンぐだ子週ドロライ「命綱/麻痺」で書いたものでした。最近参加できてないのですが、また参加したい…
道ぐだ「麻痺」※流血表現注意
ざしゅっ
叩きつけられるような強い衝撃にぐらりと体が前に傾ぐ。
一瞬遅れて焼きつけられたような熱い痛みが背中を襲った。
想定外に多く強い魔獣の群れの中から一匹、サーヴァント達の包囲網をすり抜けて猛突進してきたのだ。
ガンドで動きを止めれば良かったのに、魔力不足を起こし始めていた頭は何を思ったか避けようとした。
結果がこの態だった。
間髪入れず襲いかかってきた魔獣に今度こそガンドを叩き込もうとした刹那、横から飛んできた何かが魔獣を八つ裂きにする。
「ありがと、道満」
はらり、と落ちた紙片を見なくてもわかるその戦い方に立香はいつの間にか横にいたサーヴァントを見上げて礼を言った。
「いえ、お守りできず申し訳ございませぬ」
2833ざしゅっ
叩きつけられるような強い衝撃にぐらりと体が前に傾ぐ。
一瞬遅れて焼きつけられたような熱い痛みが背中を襲った。
想定外に多く強い魔獣の群れの中から一匹、サーヴァント達の包囲網をすり抜けて猛突進してきたのだ。
ガンドで動きを止めれば良かったのに、魔力不足を起こし始めていた頭は何を思ったか避けようとした。
結果がこの態だった。
間髪入れず襲いかかってきた魔獣に今度こそガンドを叩き込もうとした刹那、横から飛んできた何かが魔獣を八つ裂きにする。
「ありがと、道満」
はらり、と落ちた紙片を見なくてもわかるその戦い方に立香はいつの間にか横にいたサーヴァントを見上げて礼を言った。
「いえ、お守りできず申し訳ございませぬ」
みゅうちゅー
PASTメンタル落ちてるぐだ子を甘やかして(?)くれる道満な道ぐだです。道ぐだ「減衰」マイルームにて。
マスターの手伝いで事務作業を行っていた道満は、ふと顔を上げた。
「マスター、昼餉の時間は大分過ぎておりますぞ」
「え?あー...」
道満の視線の先を立香も見る。
時計は既におやつの時間へあと30分と迫っていた。
「んーお腹空かないしなー」
立香はふぅ、と息をついた。
「おや?珍しいですな。我がマスターは常々食が随分と楽しみであったようですが」
一瞬、はくりと息を呑む。
「そうそう、エミヤのご飯美味しいからさー。あー今日体動かしてないからかなー」
朝からずーっと書類仕事だし、と笑う立香に、黒曜石がすぅと細められる。
「...食欲がないのは今々のことだけではありませぬな?」
今度こそ、うまく返せる言葉がなかった。
1632マスターの手伝いで事務作業を行っていた道満は、ふと顔を上げた。
「マスター、昼餉の時間は大分過ぎておりますぞ」
「え?あー...」
道満の視線の先を立香も見る。
時計は既におやつの時間へあと30分と迫っていた。
「んーお腹空かないしなー」
立香はふぅ、と息をついた。
「おや?珍しいですな。我がマスターは常々食が随分と楽しみであったようですが」
一瞬、はくりと息を呑む。
「そうそう、エミヤのご飯美味しいからさー。あー今日体動かしてないからかなー」
朝からずーっと書類仕事だし、と笑う立香に、黒曜石がすぅと細められる。
「...食欲がないのは今々のことだけではありませぬな?」
今度こそ、うまく返せる言葉がなかった。
穴沢弐段
TRAININGリンぐだ♀ドロお題【名月】より最初と最後の道満のセリフの意味をぐだ子は解ってない(笑)
最後まで悪意たっぷり(笑)
タイトル微変更
名月『今夜は月が綺麗ですね』
『しみゅれぇたぁでの無粋な形ではあれど今宵は暦の上では十五夜。お月見を楽しむと致しましょう。』
カルデア内シミュレーションルーム。藤丸立香はサーヴァントの1人蘆屋道満に誘われ隣同士に並び共に月を眺めていた。
『此方にエミヤ殿特製の月見団子もご用意致しましたぞ』
小ぶりながらもピラミッド型に積まれた団子が道満の手にあった。道満が持つと更に小ぶりに見える。
「わ、可愛い♪」
立香が喜びの表情を見せる。
『月見とは当初は平安貴族が月を肴に酒を嗜む戯れ事等もございましたが江戸の頃には丸い団子を月に見立て、収穫への感謝の気持ちを表すために供え、またその団子を食べることにより、幸せと健康が得られるという言い伝えもあったとか、』
928『しみゅれぇたぁでの無粋な形ではあれど今宵は暦の上では十五夜。お月見を楽しむと致しましょう。』
カルデア内シミュレーションルーム。藤丸立香はサーヴァントの1人蘆屋道満に誘われ隣同士に並び共に月を眺めていた。
『此方にエミヤ殿特製の月見団子もご用意致しましたぞ』
小ぶりながらもピラミッド型に積まれた団子が道満の手にあった。道満が持つと更に小ぶりに見える。
「わ、可愛い♪」
立香が喜びの表情を見せる。
『月見とは当初は平安貴族が月を肴に酒を嗜む戯れ事等もございましたが江戸の頃には丸い団子を月に見立て、収穫への感謝の気持ちを表すために供え、またその団子を食べることにより、幸せと健康が得られるという言い伝えもあったとか、』
穴沢弐段
TRAINING9月9日重陽の節句のおはなし。重陽朝の7時少し前、カルデア内マイルームで立香は微睡んでいた。
(んー、今日は演習も無いしもう少し寝てようかな…)
その立香のマイルームに1人のサーヴァントが訪ねてきた。
『もし、マスター。朝早くから申し訳ございません。お目覚めでしょうか?』
サーヴァント、アルターエゴ蘆屋道満である。
「え、はい。どうしたの?道満。」
こんな時間にどうしたものか、と思いながらも立香は道満を出迎える。
『お出迎えありがとうございます。マスターにおかれましてはご機嫌麗しゅう…等と戯れはここまでにいたしまして、』
少し回りくどい挨拶の後に尚も道満が話を続ける。
『本日9月9日は重陽の節句にございましてマスターの無病息災を願う行事をご用意致しました。』
1285(んー、今日は演習も無いしもう少し寝てようかな…)
その立香のマイルームに1人のサーヴァントが訪ねてきた。
『もし、マスター。朝早くから申し訳ございません。お目覚めでしょうか?』
サーヴァント、アルターエゴ蘆屋道満である。
「え、はい。どうしたの?道満。」
こんな時間にどうしたものか、と思いながらも立香は道満を出迎える。
『お出迎えありがとうございます。マスターにおかれましてはご機嫌麗しゅう…等と戯れはここまでにいたしまして、』
少し回りくどい挨拶の後に尚も道満が話を続ける。
『本日9月9日は重陽の節句にございましてマスターの無病息災を願う行事をご用意致しました。』
junajuna_go
DONE #FGO#蘆屋道満
#キャスター・リンボ
https://odaibako.net/detail/request/13349fc8-d870-485d-8f7c-436d000b456f
お題ありがとうございました。
siz
DOODLE蘆屋にベ.ビ.マ.ニを歌って踊って欲しい※ポーズはm.m.dの模写です。デカ目キラキラの謎ノリ注意(?)
前々から「蘆屋ってちょっとベ.ビ.マ.ニっぽいな…?いや当方の妄想か…」と思ってたんですが、夏イベを経て「大体合ってる」事が分かったので、トチ狂いながら描きました(^q^)
勢いで描いたので、描くサイズミスって両サイド二人が浴衣の袖で半分隠れちゃってますね…
そして若干盆踊りに見える件w
穴沢弐段
TRAINING夏イベアークティック・サマーワールド二次小説リンぐだ♀/道ぐだ
からかい上手の蘆屋さん
あなたに絡み付く『拙僧、残念ながら御身を裏切りましてございます…』
(あー、ハイハイ。知ってた!知ってましたけーどー!)
───。
今夏に起きた微少特異点アークティック・サマーワールド修復中の一間、用意されていたクルーザー内の1室でベッドに腰掛け机の上に置かれた朝顔(?)を眺めている藤丸立香がいる。
立香がある朝目覚めると枕元に、一輪残された朝顔の花があった。その朝顔は中心に人の瞳のような模様があり何の気なしにその朝顔を水に挿しておけば時に萎んではいたが今では普通の朝顔より色濃く赤く大きく花開いている。時折その瞳がキロリとこちらを向く事もあった。(何か本当に生気でも吸われてそうだなぁ…)そんなことを思いながらも立香はその花に向かい誰に言うともなくボソリと呟く
1290(あー、ハイハイ。知ってた!知ってましたけーどー!)
───。
今夏に起きた微少特異点アークティック・サマーワールド修復中の一間、用意されていたクルーザー内の1室でベッドに腰掛け机の上に置かれた朝顔(?)を眺めている藤丸立香がいる。
立香がある朝目覚めると枕元に、一輪残された朝顔の花があった。その朝顔は中心に人の瞳のような模様があり何の気なしにその朝顔を水に挿しておけば時に萎んではいたが今では普通の朝顔より色濃く赤く大きく花開いている。時折その瞳がキロリとこちらを向く事もあった。(何か本当に生気でも吸われてそうだなぁ…)そんなことを思いながらも立香はその花に向かい誰に言うともなくボソリと呟く