食事
かこ🦍
DONEフェイジュニワンドロお題【特別な日】誕生日の前日に食事に誘う話です。
◆「おチビちゃん。今日の仕事終わり、ダイナー行こうよ」
フェイスがジュニアを夕食に誘ったのはその日の朝のことだった。それぞれのスペースで出勤するための身支度を整えているときのことで、制服のボタンを留めている最中だったジュニアはその手を止めて、やや怪訝そうにフェイスを見つめていた。
何か言いたそうな表情にフェイスは「おや?」と首を傾げる。
「何か予定あった?」
「いや、ねーけど」
そうは言いつつ依然として変わらない表情に、言いたいことがあるならはっきり言えば?という意味を込めた視線を送ると、ジュニアはもごもごと口を開いた。
「お前からそんな風に誘われるの、なんか、珍しいなって…」
ジュニアの言うことは尤もだった。食事に誘うこと自体はまあよくあることだが、いつもはその場の成り行きで一緒に行っているようなものだ。こうして先に予定を確約しておくことはこれまで無かったかもしれないなとフェイスもぼんやり思い返す。とはいえ、予定を変えるつもりはない。
5801フェイスがジュニアを夕食に誘ったのはその日の朝のことだった。それぞれのスペースで出勤するための身支度を整えているときのことで、制服のボタンを留めている最中だったジュニアはその手を止めて、やや怪訝そうにフェイスを見つめていた。
何か言いたそうな表情にフェイスは「おや?」と首を傾げる。
「何か予定あった?」
「いや、ねーけど」
そうは言いつつ依然として変わらない表情に、言いたいことがあるならはっきり言えば?という意味を込めた視線を送ると、ジュニアはもごもごと口を開いた。
「お前からそんな風に誘われるの、なんか、珍しいなって…」
ジュニアの言うことは尤もだった。食事に誘うこと自体はまあよくあることだが、いつもはその場の成り行きで一緒に行っているようなものだ。こうして先に予定を確約しておくことはこれまで無かったかもしれないなとフェイスもぼんやり思い返す。とはいえ、予定を変えるつもりはない。
ゆきこ
DOODLEエアスケブ3本目。クロウとリィンが一緒に食事をする話、なんですが肝心の食事風景はちょこっとです(汗)リクのクロウの奢りの部分に目を奪われて、いかに奢らせるかを考えていたらこんなことに。すみませんm(_ _)m
クロウは色々と美味しいお店とか知ってそうなので、こんな感じで仕事ばっかのリィンのことを時々連れ出しては息抜きさせてあげてると良いなと思います!
その日。オーレリアに呼び出され、散々こき使われていたクロウだったが、駄賃は弾むと言われた通り、かなりの額の入った袋を渡され。今日はウマイ飯が食えそうだな、とニヤニヤしながら外に出るため廊下を歩いていた。
時刻は夕方。既に日も落ちかけていて、生徒たちもみな部活は切り上げ、寮へと戻ったらしく。しんと静まり返った中を歩きながら、誰もいない校舎ってのはなんでこんなに不気味なんだろうな、と考えていたのだが、突然声をかけられて驚いて振り返れば、そこに居たのはワーカホリック気味の後輩だった。
「あれ、クロウ? こんな時間にどうしたんだ?」
「おわ、びっくりした。……なんだ、リィンか。お前こそこんな時間まで仕事か? ご苦労なこったな」
1700時刻は夕方。既に日も落ちかけていて、生徒たちもみな部活は切り上げ、寮へと戻ったらしく。しんと静まり返った中を歩きながら、誰もいない校舎ってのはなんでこんなに不気味なんだろうな、と考えていたのだが、突然声をかけられて驚いて振り返れば、そこに居たのはワーカホリック気味の後輩だった。
「あれ、クロウ? こんな時間にどうしたんだ?」
「おわ、びっくりした。……なんだ、リィンか。お前こそこんな時間まで仕事か? ご苦労なこったな」
mono_kuroko
DOODLEシナリオイメージ落書き。一応2枚目流血?あり注意。これはあくまでイメージ!!
でもharvestと食事って言ったら何が起こるかはお察し✌️
勿論、それ以外にも色々私の好みを捩じ込みたいwww 2
rerorerorororo
DOODLEアロルク誕生日だからたまには俺が作ってやるか……ってなるアロに「誕生日だから僕が作りたいんだ。大切な人のために食事を作れるのって、なにより幸せだろ?」とかやって欲し〜〜〜イチャイチャ〜〜〜
mksb_94
MEMOちまちま続き書いてた鮫ロナ君監禁話その3。ドちゃ視点で初めての食事まで。吸血鬼と鮫の人魚③ 再会した時に見せたあの表情は、確かに喜びに満ちていたのに。ここに来てロナルド君が最初に見せたのは怯えた表情だった。なにが怖かったのだろう、こんな脆弱な私に恐怖する要素なんてないはずなのに。私を殺した後は恐怖の色が消し飛んでいたので、これで元に戻るかと期待したけれど、あの柔らかい表情は戻らなかった。
しばらく窓の外を見ていた彼がひとつ大きなため息をついた後、尾ビレで床を叩いて水槽に飛び込んだ。その際の水飛沫が身体を貫き、私はまた砂になった。
「えっ、簡単に死にすぎだろ!前は外で風もあったのに平気だったじゃねぇか、あっ、もしかして俺がお前の砂食べたから?」
ロナルド君はその生まれ持った強さに似合わない精神構造をしている。自分は怖がられる存在であることを受け入れているし、その恐怖を与えられる力を求められているとも理解している。海では神格化され、実際に力を行使すれば敵無しな事実もあるのに、何故か自分に全く自信がなく、自らの行動が他者に与える影響はよくないものだと思い込んでいる。だから殺しにかかって殺せなかった私の心配までしてしまう。
3218しばらく窓の外を見ていた彼がひとつ大きなため息をついた後、尾ビレで床を叩いて水槽に飛び込んだ。その際の水飛沫が身体を貫き、私はまた砂になった。
「えっ、簡単に死にすぎだろ!前は外で風もあったのに平気だったじゃねぇか、あっ、もしかして俺がお前の砂食べたから?」
ロナルド君はその生まれ持った強さに似合わない精神構造をしている。自分は怖がられる存在であることを受け入れているし、その恐怖を与えられる力を求められているとも理解している。海では神格化され、実際に力を行使すれば敵無しな事実もあるのに、何故か自分に全く自信がなく、自らの行動が他者に与える影響はよくないものだと思い込んでいる。だから殺しにかかって殺せなかった私の心配までしてしまう。
万年アル中ふなす
MAIKINGセリフは変更かもしれない能力は能力物の企画に入った時用 誰かの煙草に火をつけたいから
食事性愛なるものは存在しないが、あるとしたなら霤はそれに近い
^^←が似合う
野良で遊ぶのが超下手なので時が来るまで寝かせる タイムカプセル 2
吹き溜まり🍃
DOODLE2022/03/28 🍃🎀 さねねずまんが(※くっつく前)さねみさん、一人の時は厨で立ち食い(鍋から直食い)とかしてそうだけど、誰かに作ってもらった食事は丁寧に食べてそう。
・
・ 2
sakuyoma
MEMO古代トリオ(アゼ♀)それぞれ付き合ってる相手に対する反応。食事が終わってリビングでくつろいでる場面。夜の誘い方■アゼム
「ねぇ」
「ねぇ」
「ねぇ!!!」
座っている背中側からやってきて手を止めるまで作業の邪魔をしてくる。
「今日はもうそれ、おしまいにして、私にかまって。ね?」
明日の準備中だからダメだよって言うと。めちゃくちゃ拗ねる。
話しながらバックハグのまま作業が終わるのを待ってくれるし終わったよって言えば嬉しそうに絡んでくる。
「はい、抱っこしてベッドまで連れてって」
典型的な誘い受け
■ヒュト
真横に座って一緒に作業を手伝ってくれる。
仕事終わりに疲れてるでしょ?早く寝ていいよって言うと
「下心なく手伝ってるって思う?」
ってすごい良い笑顔で言われる
「早く終わらせて、いっぱい仲良くしようね」
結局、その言葉が気になって作業が手につかなくなってワァワァなってるのを揶揄われながら無事に終わらせたら
526「ねぇ」
「ねぇ」
「ねぇ!!!」
座っている背中側からやってきて手を止めるまで作業の邪魔をしてくる。
「今日はもうそれ、おしまいにして、私にかまって。ね?」
明日の準備中だからダメだよって言うと。めちゃくちゃ拗ねる。
話しながらバックハグのまま作業が終わるのを待ってくれるし終わったよって言えば嬉しそうに絡んでくる。
「はい、抱っこしてベッドまで連れてって」
典型的な誘い受け
■ヒュト
真横に座って一緒に作業を手伝ってくれる。
仕事終わりに疲れてるでしょ?早く寝ていいよって言うと
「下心なく手伝ってるって思う?」
ってすごい良い笑顔で言われる
「早く終わらせて、いっぱい仲良くしようね」
結局、その言葉が気になって作業が手につかなくなってワァワァなってるのを揶揄われながら無事に終わらせたら
マロ…
SPUR ME病み司令官続き。浮気に勘付く病み司令官。同じ残り香を漂わせて遅くに帰る。食事も要らない。もうこの繰り返しだ。女と事を通り一遍済ませてくるのだろう。
何故?なぜ?こんなに尽くしているのに…このままでは二人でいる事すら叶わなくなる日が巡ってくるのではないか?
そんなのは嫌だ!!!!
マロ…
SPUR ME最終回復帰後、トンデモ駐屯地に飛ばされた原作司令官。副官さんとは離れ離れに。快適だった本部生活とはかけ離れたうらぶれた環境…。食事も好きな売店の品に限って置いてない。好きなメニューもない。仕方なくラーメンを頼むが、耳に痛い会話が辛い。『う…』聞こえてきた話に心が痛い。手元の酢がドバドバ…
時すでに遅し、ラーメンは味も香りも酢にまみれていた。『酸っぱい…』
ああ何もかも酸っぱい…。 2
blackrose2890
MEMOさっき食事の時間に種無しブドウを洗っていて、この短編小説を思いついた。あなたはラファとデルに葡萄を食べさせています。その後、彼らもあなたにブドウを食べさせます。
この物語を気に入っていただけるかどうかわかりませんが、お読みいただきありがとうございました。
ブドウシンクでブドウの房を洗っていると、私の背後にラファが現れ、力強い腕で私の腰を包んだ。彼はブドウが欲しいと言うので、私はボウルからブドウを取り出し、彼の唇のそばに置いた。私は彼を見上げ、彼は私を見下ろす。彼はゆっくりと葡萄を噛む。果汁が溢れ出し、私の指を伝って滴り落ちる。彼の舌は果汁を追いかけ、ゆっくりと私の指を吸い、舐めてきれいにする。
私はもう一粒のブドウを手に取り、もう片方の手で彼に食べさせる。噛む、吸う、舐める。私は何も言わずにブドウを食べさせたが、その静寂は低い口笛で破られた。それはデルだった。すぐ近くに立っていて、フードをかぶった目で私たちを見つめている。
彼の飢えを前にして、私はもう1粒のブドウを手に取り、彼に差し出した。彼は前に進み、ラファは抱擁を緩めることなく私の左側に移動した。デルは私の右側に立ち、同じように私に腕を回す。彼はついにブドウを口に含み、その間私の指にキスをしたり舐めたりしている。私はラファと同じ量のブドウを食べさせたが、ボウルにブドウが残り少なくなっているのを見て止めた。
744私はもう一粒のブドウを手に取り、もう片方の手で彼に食べさせる。噛む、吸う、舐める。私は何も言わずにブドウを食べさせたが、その静寂は低い口笛で破られた。それはデルだった。すぐ近くに立っていて、フードをかぶった目で私たちを見つめている。
彼の飢えを前にして、私はもう1粒のブドウを手に取り、彼に差し出した。彼は前に進み、ラファは抱擁を緩めることなく私の左側に移動した。デルは私の右側に立ち、同じように私に腕を回す。彼はついにブドウを口に含み、その間私の指にキスをしたり舐めたりしている。私はラファと同じ量のブドウを食べさせたが、ボウルにブドウが残り少なくなっているのを見て止めた。
minxi_trpgjijin
DONE榛野 満(はたの みちる)・27歳/151cm/小説家
・初通過:『神に祈りて太陽は登る』
・モチーフ:サンタ
クリスマスver
「プ、プレゼント…どうしようかな………。」
「クリスマスなので…み、みんなで食事とか……行きませんか?」
バレンタインver
「休憩に甘いものでもどうぞ?…ハッピーバレンタイン(小声)」
あさづき
DOODLE現パロ クロロレ 前後○○作家クロ×学生ロレ
どうしても外せない用事が出来てしまい、締め切りが迫ると食事などをとらなくなる知り合いへ自分の代わりに食事を持っていってほしいと頼まれたロレ。何があっても家に上がるなと約束させられた作家の家にはどうみても年下の男が出てきて…みたいな話でした 2
ほしお
DONEライアレSS。付き合う前の二人が、食事を通して想いの変化を感じ始める、そんな妄想のお話です。
ふたりごはん。「うぅっ、寒い……。早く署に帰って暖まろう……。」
町の巡回を終えたアレスは、真っ白な雪道を踏んで歩き、真冬の鋭い冷気に体を震わせた。
ひとり言と共に吐いた息は寒空へと消えていく。
雑貨屋の前を通り過ぎようとした時、ガチャりと音を立てて、店の扉が開いた。
中から出てきた人物に視線を向け、アレスはあっ、と声をあげる。
「ん? アレスどのか。」
「ラインハルトさんこんにちは。」
辺りの雪景色の明るさを受けて白く浮き立つラインハルトの鎧は、いつもよりも一際眩しくアレスの瞳に映り込む。
「このような日にも見回りとは大変だろう。」
「えぇ。でも、それもさっき終わって帰っているところでした。ラインハルトさんは買い物帰りですか?」
3536町の巡回を終えたアレスは、真っ白な雪道を踏んで歩き、真冬の鋭い冷気に体を震わせた。
ひとり言と共に吐いた息は寒空へと消えていく。
雑貨屋の前を通り過ぎようとした時、ガチャりと音を立てて、店の扉が開いた。
中から出てきた人物に視線を向け、アレスはあっ、と声をあげる。
「ん? アレスどのか。」
「ラインハルトさんこんにちは。」
辺りの雪景色の明るさを受けて白く浮き立つラインハルトの鎧は、いつもよりも一際眩しくアレスの瞳に映り込む。
「このような日にも見回りとは大変だろう。」
「えぇ。でも、それもさっき終わって帰っているところでした。ラインハルトさんは買い物帰りですか?」
dentyuyade
DONE食事に関する長編。美味しいって何か、考えたら立ち止まってしまう話。貴方の食事に焦がれて止まない「ねえ。男の人ってさ、どんな感じ?」
「……ええ」
どんな感じって、言われても。小さい顔に備えられた大きな瞳がぱちくりと瞬いて見上げてくるのを、笠田はいなすこともできずに間延びした声を上げる。沈黙に呼応するようにして伝わっていく珈琲の熱が、じんわりと痛みすら与えてくるようだった。当惑も熱のように伝搬する。笠田の眉尻を下げた姿に何か察したのか、引き結ばれていた唇が緩められ「あー」とソプラノを映すのを、笠田はどこか夢見心地で見ていた。
「なんかさ、あるじゃん。男の人の、感じ」
「いや、ないだろうそんなものは」
「えー……わかんないかな。なんか」
「……わからないよ。感じって、抽象的すぎる」
口数が少ないわけではない。ただただ、カケルの言葉はいつも足りていない。伝わらないのだ。これが果たして女子高生全般に言えることなのか、それともカケルがおかしいのか、笠田は判断がつかなかった。少なくとも自身が高校生だったころは、もう少し話ができる生き物だったように思うが。それとも生きた年数分だけ言葉が伝わらなくなってしまうのか。いけるって、と適当なことを言ってずずっとコーンポタージュを飲むカケルに、笠田は何とも言えぬ感情を抱いた。
49627「……ええ」
どんな感じって、言われても。小さい顔に備えられた大きな瞳がぱちくりと瞬いて見上げてくるのを、笠田はいなすこともできずに間延びした声を上げる。沈黙に呼応するようにして伝わっていく珈琲の熱が、じんわりと痛みすら与えてくるようだった。当惑も熱のように伝搬する。笠田の眉尻を下げた姿に何か察したのか、引き結ばれていた唇が緩められ「あー」とソプラノを映すのを、笠田はどこか夢見心地で見ていた。
「なんかさ、あるじゃん。男の人の、感じ」
「いや、ないだろうそんなものは」
「えー……わかんないかな。なんか」
「……わからないよ。感じって、抽象的すぎる」
口数が少ないわけではない。ただただ、カケルの言葉はいつも足りていない。伝わらないのだ。これが果たして女子高生全般に言えることなのか、それともカケルがおかしいのか、笠田は判断がつかなかった。少なくとも自身が高校生だったころは、もう少し話ができる生き物だったように思うが。それとも生きた年数分だけ言葉が伝わらなくなってしまうのか。いけるって、と適当なことを言ってずずっとコーンポタージュを飲むカケルに、笠田は何とも言えぬ感情を抱いた。
dbvv
DOODLE最近推している絵師さまが蟹好きの方なのでイラストを拝見していると描きたくなります
私は蟹さんやシュラさんのもみあげはヒゲっぽく描く派
そんな派閥はないかもしれないけれど。
もう少しアフロさんを細くしたかったのですが
うまく削れなかったので着ぶくれしているという事で…
蟹さんは個人的にちょっとむちっとしているイメージ。
糖質の多い食事が好きそう。 2
かげろう
DONE中佐と副官/イブの夜クリスマス休暇のない中佐が宿舎にいる副官に「24,25日は食堂はやってるが皆マーケットで買ったものを持ち込んで“適度に”祝ってるもんだ」って言って七面鳥やら二人用の小さいケーキやら食事をたんまり買い込んで静かに過ごしてそうなのがまた良い。
プレゼントはコートとかセーターを(フルオーダーで)渡しそう。
うっかり右手使ってたので後で修正します(:3 _ )= 4
yonn1827
MAIKING君の為の食事シリーズ後編。いただきます。
食事。いただきます。ご馳走様。千冬からする汗と少し甘めの香水が鼻をくすぐる。
匂いが麻薬のように身体中に巡り、夢の中にいるのうな錯覚に少しの心地良さと不安感が押し寄せた。
いつも通る廊下がやたら長く感じるのも、地に足が着いてるのか分からないこの感覚も全部千冬のせいだ。
千冬がリビングに入ってすぐに、俺の手を離し
「食事の前に、手洗ってきますね。
一虎くん座って待っててください。」
と足早に洗い場へ向かう。
俺は、言われるがまま椅子に浅く座りぼんやりと手首を見つめる。
握られた手首がカイロのように暖かくなっていて、反対の手で熱を冷ました。早く冷めろと手首に力を込めて握りしめる。この温もりがなくなっていくのが嫌だという自分に気づいた時には、手首に真っ赤な半月型の痕が残っていた。
1451匂いが麻薬のように身体中に巡り、夢の中にいるのうな錯覚に少しの心地良さと不安感が押し寄せた。
いつも通る廊下がやたら長く感じるのも、地に足が着いてるのか分からないこの感覚も全部千冬のせいだ。
千冬がリビングに入ってすぐに、俺の手を離し
「食事の前に、手洗ってきますね。
一虎くん座って待っててください。」
と足早に洗い場へ向かう。
俺は、言われるがまま椅子に浅く座りぼんやりと手首を見つめる。
握られた手首がカイロのように暖かくなっていて、反対の手で熱を冷ました。早く冷めろと手首に力を込めて握りしめる。この温もりがなくなっていくのが嫌だという自分に気づいた時には、手首に真っ赤な半月型の痕が残っていた。
yamagawa_ma2o
SPUR MESub藍湛(作家)×Dom魏嬰(弁護士)のさぶどむ忘羨の途中③。おとといの続きです。ワクワクお食事会編。寤寐至福③ 数時間後、魏無羨は藍忘機に連絡した通り、たくさん手土産を持って藍忘機の家にやってきた。藍忘機は魏無羨が来ると聞いて、普段の食事を二人分用意するだけでは味気ないだろうと考えていたのだが、「家に押し掛けるのだから自分が買ってくるよ」と言った魏無羨は、宣言通りに色々な店の袋を抱えていた。
「藍湛、久しぶりだな」
「毎日話している」
「そうだけどさ、生身のお前に会うのは久しぶりだよ!」
藍忘機は魏無羨から色々な店の袋を預かろうとした。魏無羨はどれが何かをいちいち説明してくれる。
「これはピザ、温め直せるけど熱いうちに食べよう。サラダも出来合いのやつがある」
「久しぶりに食べる」
「もしかして洋食は苦手?」
「ではない」
8636「藍湛、久しぶりだな」
「毎日話している」
「そうだけどさ、生身のお前に会うのは久しぶりだよ!」
藍忘機は魏無羨から色々な店の袋を預かろうとした。魏無羨はどれが何かをいちいち説明してくれる。
「これはピザ、温め直せるけど熱いうちに食べよう。サラダも出来合いのやつがある」
「久しぶりに食べる」
「もしかして洋食は苦手?」
「ではない」
urs
DONE2021/12/12長銃を置いて食事でもDR2021(ブラネロプチオンリー)東6ホール / マ79b Rotsにて頒布した
まんが+描き下ろし4コマです。
※ちょっとだけ加筆修正しました。
イベント当日お手にとって下さった方々ありがとうございました!
パスワードは今日の日付です。 16
Daisy_mhyk
DONE両片想いの魔法舎のブラネロのお話。コンフィズリーネタ含みます。
1212『長銃を置いて食事でもDR2021』にて配布した作品です。
Knock knock「ほらよ」
唐突に押し付けられた、小振りな白い紙の箱。可愛らしく赤いリボンで飾られたそれを、ネロは訝しげに受け取った。
見た目以上に軽い。一体何が入っているのだろう。
「開けてもいいやつ?」
「…おう」
笑うなよ、と頬に朱が差したブラッドリーに付け足され、淡く好奇心が色付く。
いそいそとリボンを解き、蓋を開けると、そこには砂糖細工の赤い薔薇が収まっていた。花弁一枚一枚丁寧に作られており、薔薇の香油を混ぜてあるのか、ほんのりと芳香が鼻先をくすぐる。
懐かしい、北の国原産の種だ。
直ぐにサルカラが思い浮かんだが、彼の作品にしては作りが荒い。どこか違う店で買ったのだろうか。
「今日、西と東のちっちぇえのどもの誘いに乗って、シュガー卸してる店行ったんだよ。そこで、まあ、成り行きで、作ることになってよ」
2933唐突に押し付けられた、小振りな白い紙の箱。可愛らしく赤いリボンで飾られたそれを、ネロは訝しげに受け取った。
見た目以上に軽い。一体何が入っているのだろう。
「開けてもいいやつ?」
「…おう」
笑うなよ、と頬に朱が差したブラッドリーに付け足され、淡く好奇心が色付く。
いそいそとリボンを解き、蓋を開けると、そこには砂糖細工の赤い薔薇が収まっていた。花弁一枚一枚丁寧に作られており、薔薇の香油を混ぜてあるのか、ほんのりと芳香が鼻先をくすぐる。
懐かしい、北の国原産の種だ。
直ぐにサルカラが思い浮かんだが、彼の作品にしては作りが荒い。どこか違う店で買ったのだろうか。
「今日、西と東のちっちぇえのどもの誘いに乗って、シュガー卸してる店行ったんだよ。そこで、まあ、成り行きで、作ることになってよ」
Roiony
MEMOCoC/6版『アルプトラオムの食事会』
※以下敬称略
[作者/KP]
おさかな
[PL]
いんふ/左見右見 止
ロイオニ/ハゴロモ タムイ
偉いムーブと偉くないムーブをしているらしいと聞き恐怖して終わった1日目。ハゴロモタムイは止まらねえ。
2日目
全編通して4c0f!偉すぎ!ロストしたけど!
「……いつまで修行に出てるのかしらね、お父さんは」
2021.10/11、10/12
iglifaa
DONE4つのうちの最後になります!短いお話でしたが、共通のテーマに食事というのがありました!食欲の秋をコンマでも感じていただけたら嬉しいです😊
全体的にモーニング娘。のMr.Moonlightを聞きながら書いたので、ぜひ聞いてみてください。
時間が足りず、ボカロ Pをカミングアウトする一郎の話とUberEATSで爆食いする一郎と乱数の話が終わらなかったのでいつか終わらせたいです。
あしながさまさん「相談があるの」
ある日の昼下がり、合歓ちゃんから折り入って相談したいことがあるから会えないか?という連絡を受け、それを快諾した俺は彼女が指定したシブヤの小洒落たカフェに訪れていた。なぜ待ち合わせ場所がシブヤなのかというと、彼女は今乱数の事務所でスケジュール管理や先方との交渉などをする仕事をしているからだ。乱数と合歓ちゃんの間には色んなことがあったが言葉とたまに拳で語り合い、今ではなんだかんだいい関係を築いている。
俺にはちょっと量が少ないランチを平らげ、下げられた食器の代わりに運ばれてきたアイスティーにストローをさした後、合歓ちゃんは相談事を切り出した。
「大学にね、行こうと思うの」
「大学に……?」
3677ある日の昼下がり、合歓ちゃんから折り入って相談したいことがあるから会えないか?という連絡を受け、それを快諾した俺は彼女が指定したシブヤの小洒落たカフェに訪れていた。なぜ待ち合わせ場所がシブヤなのかというと、彼女は今乱数の事務所でスケジュール管理や先方との交渉などをする仕事をしているからだ。乱数と合歓ちゃんの間には色んなことがあったが言葉とたまに拳で語り合い、今ではなんだかんだいい関係を築いている。
俺にはちょっと量が少ないランチを平らげ、下げられた食器の代わりに運ばれてきたアイスティーにストローをさした後、合歓ちゃんは相談事を切り出した。
「大学にね、行こうと思うの」
「大学に……?」