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    るいこ

    _BeHa_

    MEMOプトオク。デビル×オバドラ
    APEXゲームに参加していないクリプト×わるいこオクタビオのアース。
    殺し屋デビルとそのターゲットのオバドラのお話。
    生意気オクがわからせられる話になるんじゃないかな……(未定)


    思いつきざっくりメモなので変なところや誤字脱字たくさんあるかもですが!
    未定「で、何だっけ?」
    「……お前を殺しに来た」

     世間話でもするように若い男が俺に話しかける。銃にサイプレッサーを取り付けながら告げた俺に微塵も怯まず、友人にでも話しかける気軽さだ。
     ターゲットが滞在する高級ホテルの最上階。フロアの警備システムも無力化し、部屋の前に配備されていたボディガードも黙らせてある。

    「俺のベッドに潜りこみに来たのか? 熱烈なファンだな、アミーゴ」

     トレードマークの特殊な形をしたゴーグルもマスクも装着していない姿。いつも後ろに撫でつけてセットしてあるシルバーアッシュの髪は前に垂れ、そのせいか幾分か幼さを感じさせる。赤と黒を基調としたスタイリッシュなデザインの戦闘服ではなく、バスローブに身を包んだ姿は、若いながらも風格を感じさせた。テレビで目にするAPEXゲームでの印象とも、過激なパフォーマンスを披露する動画配信の雰囲気ともかけ離れいて、一瞬別人かと疑った程だ。事前に調べてはいたが、レジェンドの『オクタン』を間近で見るのは初めてで、これが最後になる。
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    裂きイカ

    MEMO毎回毎回似たようなもんばっか書いてしまうけど許してくれ
    世間一般的に見れば恋人みたいな甘ったるいことしてるイミイコが好きなんだ

    ウニくんのメロディシアンが輝いていようがいまいが、うさおじはあまり気にしなさそうだねという思いつきからです
    深海のオルゴール——暗闇に光る、翡翠の瞳がそこにあった。
     地下街暮らしの頃から今でも、自分の周りは敵だらけだと信じて疑わなかった。今は黒船という身内のテリトリーがあるので周りに敵がいることはほとんどないが、かつての151は常に身の回りの警戒を怠ったりはしなかった。そんな生活に慣れたせいか、151は深い睡眠をとることができず、逆に目が冴えてしまう夜を何度も経験していた。赤いロケットという異名で恐れられていながらも、所詮は草食動物である。気を抜いた拍子に、肉食動物に首根っこを噛みつかれてしまうような心地がするのが、怖かった。
     だがそれも、そう簡単に過去の話にはなってくれない。

     目が冴えて眠れなくなった151の目線の先には、きれいな男が安らかな寝息を立てていた。深海を掬ったような男は眠っている時も美しく、151は自分と同じ生き物なのかが怪しいとすら思っている。自分より少し上にある13の顔をじっと見つめる。
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