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    マイキー

    hondo4gosen

    SPOILER東卍最終回感想です。


















    人生物語の最後をあと何度見ることができるのか分かりませんので、好きな作品の終わりはどちらかというと楽しみというか終わるさみしさより最高作品の終わりが見られる幸運ありがと〜!の気持ちなのですが。東卍最終回の文字を見た時ド凹み散らし体調を崩しました。楽しそうだね。
    本当に楽しんで本誌を追っていたので、5話で終わりま〜す!の文字を見た時東京卍リベンジャーズに心臓握られてること自覚しました。
    最終回読了1時間後のツイートがこちら!
    『東京卍リベンジャーズに人生をメチャクチャにされた』
    『0時になるまで動悸がハンパじゃなかったし手が痺れていたのが嘘のようにいまこの1時間読み返した最終回をもって 東京卍リベンジャーズ 終わっていいのか?終わるな』
    『分からない この感情の持って行き場が 何もかも……どうして……』
    『一生引きずる』
    『全31巻を送りつけてオタクに同じ思いを味わわせてやりてえよ』

    どうやら読了後は呆然としていたようですが読んでいる最中はずっと高笑いでした。みんなハッピーでかわいくて……ストーリーよりキャラへの傾倒があるのでそう言った点ではキモオタで良かったです。キャラがあってこその物語ですからね。(ここに関する考え方は人それぞれです)
    最終回軸を語るためにその数話前から失礼します。
    まずはうっかり死んでしまう花垣武道が好きという話からしたほうがいいのかもしれませんネ(最悪?)
    花垣武道には心底幸せになってほしいのですが、電車に突き落とされ、話を聞きに行ったら銃で撃たれ、招待状を渡しに言ったら銃で撃たれ、予期せぬ死がとても、すごく良くて、なぜならリベンジの始まりなので、いい予感の前の最悪という感じなので?何言ってんだ?
    友人のために文字通り命を賭すことができる花垣武道マジでマジで最高じゃないですか!?大好きすぎたな。刀でブッ刺されたのをさらに自分から前進して、マイキー君に託すための行動を起こす花垣くん最高最高最高、この漫画読んでてよかった~と心底思いました。
    1巻を初めて読んだときは人の高級車に10円玉で傷をつける倫理観なしっぷりにう、うわ~~~と思っていたものですが今じゃこんなにもオマエが好き。あの時のろくでなしが基盤にあってこうなってる花垣武道のことがだ~いすきなので本当にもう心臓バクバクで何回も読み返してしまいました。墓参りする半間のシーンが作中で一番と言って良いほど好きなのですが、それに匹敵するほど心の柔いところに深く刺さっています。
    ちなみに30巻はつらくて読み返せていないです……だれも死ぬな…………

    次で突然のハッピーダイジェストに大爆笑し、いやこれで終わるんか!? と思い、マジでダイジェストで終わらせるんですかせんせい…………11BDはうたかたのゆめ……? マブは、ばじさんの、いざなの、かくちゃんの、決死の思いは?ウオ……総長代理って……ナニ!? といろいろ思うところがあったりなかったりラジバンダリですが、でも、あんな終わり方をしたのも今までの彼らの生きざまが描きたかったもので、この終わりは頑張った彼らが報われることを示してくれたボーナストラックだから簡易なのかも……と納得しようとしてみつついや総長代理ってなにやね~んそうなった訳を教えてくれ稀咲鉄太カワイイ〜など悲喜こもごもでうっかり人生めちゃくちゃにされましたね。
    イヤマジ? と思いながら一週間後に迎えた最終回は絶対結婚式エンド!と確信していたのでずっと楽しみながら読了することができました。一週間なかったらこうはならんかったかもとも思います。いや~~~~~~~~~~~超大作の終わりがアレなのはやっぱ、ちょっと、心がついてこない、イヤだそのダイジェストの内容であと100話連載して 結局何度も読み返してイヤ、イヤ~と思いながらも一息ついたら東京卍リベンジャーズ、好きだなとしみじみしたのでもう一生好きですこの作品のこと。あーあ。抗えないな……

    最終回の溝中とかライフオブミュージック イェ🎶とか新郎側の友人席の治安の悪さとか何故か新婦側の友人席に座っている半間とか愉快痛快最高峰の完璧な未来ってヤツを見せてくれてメチャクチャ嬉しかったのですが、花垣武道のご両親(結婚式で絶対見られると思ってました)や花垣くんの今の職業が不明なこと、最後の最後、泣き虫のヒーローが泣かなかったことに結構衝撃を受けたのでやっぱあと一週間は寝込みます!
    2

    mdrm222utut

    DONEタケミっちが千冬くんに告白して、その告白の返事に悩んだ千冬くんがマイキーに相談する話。
    キーワードは「嫉妬」と「覆水盆に返らず」です。
    二部作の予定で今作は第一部です。
    第一部:千冬くん視点、第二部:マイキー視点を予定しています。

    ※この作品では誰も救われません。
    ※添え野菜程度に事後描写があります。
    『愚人どもの恋罪』 --「恋は曲者」-- 『嫉妬とは、愛の保証への要求である。』
    《レフ・トルストイ著『アンナ・カレーニナ』の一節より》


    卍卍卍


    「オレ、千冬のことが好きなんだ」

    そう言った相棒、もといタケミっちの顔は熟れすぎた苺みたいに真っ赤だった。多くの犠牲を出した関東事変も終焉を迎え、マイキーくんの妹や横浜天竺の総長である黒川イザナ、場地さんの仇である稀咲の死を目の当たりしてもしかしたら自分やオレが死んでてもおかしくなかったと感じ、この気持ちを伝えようと思い至ったらしい。
    オレのどこに惚れたのか訊くと、「ありすぎて一つずつ挙げると日が暮れる」とタケミっちははにかみながらある未来でタケミっちとオレが反社をしていて、その時命を張って自分のことを守ってくれたことがきっかけだったと思うと言った。それから未来から来たという傍からすれば戯言を馬鹿にすることなく信じてくれたこと。場地さんの未来を知ってて救うことが出来なかったことに対してタケミっちを責めることなく、誰からも褒められることもねえのに一人で戦ってすげえともっと胸を張れと背中を押してくれたこと。全てを受け止めた上で相棒でいてくれたこと。…など穴があれば出来るだけここから一番遠い場所まで潜って逃げちまいてえと思える自分でも小っ恥ずかしいエピソードをタケミっちは嬉しそうに、まるでずっと大切にしてきた宝物の包装を一つ一つ解いて開いていくかのように丁寧に優しく語って聞かせてくれた。
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