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    マイキー

    96noScull

    DONE真一郎君以外は生存してる平和時空クリスマス。真一郎君がモテないっていうのはイベント弟妹優先するからかなってちょっと思ってたり。あんなイケメンがモテないわけが()
    ドラエマがナチュラルに成立してます。たけひなはお別れしてて、マイキー君グイグイ行けばまいたけになるかもというレベルのお話。エマちゃん確信犯。ドラケン君は何も知らないみっちに対してちょっと罪悪感。
    ほのぼの時空クリスマス クリスマスイブの午後11時。オレは佐野家に呼ばれていた。
     家を抜け出しイルミネーションで輝く街をわき目もふらず走り、いちゃつくカップルや絡んでくる酔っ払いをすりぬけて大変な思いをしてたどり着いた。
     恋人たちが盛り上がる日、オレにとっては別れたヒナとよりを戻した日でもあるけど今年はクリスマスを前に破局を迎えてしまった。
     うすうすは気が付いていた。オレはヒナを性愛じゃなく親愛によりすぎた感情で愛していると。ヒナも最初はそれでよかったらしい。でもお互いその期間が長すぎてもはや戦友の感じすらあった。一旦友達に戻りましょう、となってしまったのだ。
     なので絶賛暇であることは東卍メンバーの知るところだ。
     マイキー君には内緒で、エマちゃんに呼び出されたのである。
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    kiiiiiiiiiini

    MOURNINGTRUMPシリーズ繭期パロ。
    タケマイ…?かな。キサキも出演。思いついた書きたいところだけ書きました。
    トランプ→マイキー
    ソフィとアレン兼任→タケミチ
    ウル的な→キサキ
    いずれ本腰入れて書く時はこれとは全く違う設定になると思います。
    繭期パロ タケマイ ごう、という轟音が古城を揺らす。
     上階からは逃げ惑う若き吸血種たちの声が聞こえる。崩れ落ちる瓦礫に、身を焼こうと迫る炎に怒声を上げて、駆け回るその様は目に浮かぶようだった。
     目の前には二人の男。双方このクランの正装である真白い洋装に身を包み、繊細なレースのあしらわれた服の裾を迫る炎から立ち上る煙に揺らしている。
    「頼む、マイキー、オレに……っ」
     恐々とした表情で片方の男に縋り付く男は、真白い服の中心に深い朱色を携えていた。それはみるみるうちにレースの一糸一糸を辿り、まるで蜘蛛の巣のように入り組んだ繊細なその服を朱く染めていく。
    「永遠の、命を」
     縋り付くキサキの訴えに眉ひとつ、表情ひとつ揺れ動かすことはなく、マイキーはその瞳に被さった瞼をゆるりと持ち上げる。そこから覗く黒曜石のような双眸が自らへ向けられることに、タケミチは言いようのない恐怖を覚えた。あの瞳は空虚だ。空虚が今、己へと向けられている。
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