穹
わすすん
DONEサン穹、ver.2.0ストーリー終了後内容含む俺が2.1を終わらせてないから間に合うんだっっっっっ!!!!!本番はpixivに投げるつもり
この傷は俺だけの死を目の前で見るなんて何回もあった。
殺される、死を選ぶ、灰になる....見慣れたまではいかなくても身近にはあって、ただ少しだけ....少しだけ、俺は"夢を楽しんでただけ"だった
「はっあっっ.....」あの時、俺がバットを振るって"死"をホタルから退けてれば....黄泉は刀を抜けなかったと言っていた。仕方ないこと、ただアベンチュリンの言ったことは嘘でもないだろう。今は...この最悪な目覚めを拭いたくてでも拭えなくて泣いてもなにもならない。
無意識に夢境に向かい、ふらふら彷徨い気づいたらクロックボーイ像の前に来ていた。
何も考えたくなくて黄昏ていると後ろから大きな影が後ろから伸びている
1730殺される、死を選ぶ、灰になる....見慣れたまではいかなくても身近にはあって、ただ少しだけ....少しだけ、俺は"夢を楽しんでただけ"だった
「はっあっっ.....」あの時、俺がバットを振るって"死"をホタルから退けてれば....黄泉は刀を抜けなかったと言っていた。仕方ないこと、ただアベンチュリンの言ったことは嘘でもないだろう。今は...この最悪な目覚めを拭いたくてでも拭えなくて泣いてもなにもならない。
無意識に夢境に向かい、ふらふら彷徨い気づいたらクロックボーイ像の前に来ていた。
何も考えたくなくて黄昏ていると後ろから大きな影が後ろから伸びている
わすすん
DONEサン穹+無自覚黄→→→→→穹弊列車のンポと他の虚無メンツ(少しだけ)の話
門番みたいにガチャ引くと来るから生まれた話
虚無の門番私が来る前から、その青髪はいたと穹は笑顔で教えてくれた。
銀狼...と名を教えてくれた彼女も呆れた顔で門番みたにいるんだよと教えてくれた。
カフカと微笑みながら名を教えてくれた彼女は少し、青髪と似てる気がした。
緊張しないで話せば仲良くなるわなんて言っていたな...
ヴェルト...さんは苦笑いしていた。
それは、メモキーパーの彼女もだった。
メモキーパーの彼女も青髪と似てる気がする。頼りにはなると...そうなのか。
他の面々は話をしてくれた
面倒な奴だから気をつけろだの
胡散臭いけど助けてくれるよだの
信用しちゃダメと...色々、教えてくれた。
コツンコツン
足音が聞こえないのに後ろに...後ろに居るな。
振り向けば、青髪が居た。
1308銀狼...と名を教えてくれた彼女も呆れた顔で門番みたにいるんだよと教えてくれた。
カフカと微笑みながら名を教えてくれた彼女は少し、青髪と似てる気がした。
緊張しないで話せば仲良くなるわなんて言っていたな...
ヴェルト...さんは苦笑いしていた。
それは、メモキーパーの彼女もだった。
メモキーパーの彼女も青髪と似てる気がする。頼りにはなると...そうなのか。
他の面々は話をしてくれた
面倒な奴だから気をつけろだの
胡散臭いけど助けてくれるよだの
信用しちゃダメと...色々、教えてくれた。
コツンコツン
足音が聞こえないのに後ろに...後ろに居るな。
振り向けば、青髪が居た。
hisui0331
MEMO星ハンif 刃穹 カフ穹 メモ宇宙ステーションでカフカに選ばれなかった自分はいらない子なのだと認識してる穹くんと、そんな穹くんに胸を痛めている刃と、穹に重い感情を抱いているカフカの話
イメージソングは独りんぼエンヴィー
無題高いビルの上から、自身とそっくりな女の子を見つめる。星穹列車の仲間たちと、楽しそうに話している様子に、穹はぽつりと呟いた。
「……楽しそうだな」
女の子──星は英雄のように星々へ名を馳せていくうちに、穹の手はドロドロに汚れていった。
もし、あの時選ばれたのが自分だったら、あそこにいるのは、自分だったのに。なんて、思ってしまう。
でも、実際カフカは星を選んだし、残された穹はカフカたちと行動を共にし続けている。
何も知らない星に文句の1つでも言いたい気持ちだったが、彼女との接触の一切を禁止されている穹には何も出来ない。
はぁ、とため息をひとつ零して、穹は踵を返した。
「……仕事の時間だ」
ターゲットを始末する
💫は絶対に証拠を残さないように言われているので必ず火をつけてる
1256「……楽しそうだな」
女の子──星は英雄のように星々へ名を馳せていくうちに、穹の手はドロドロに汚れていった。
もし、あの時選ばれたのが自分だったら、あそこにいるのは、自分だったのに。なんて、思ってしまう。
でも、実際カフカは星を選んだし、残された穹はカフカたちと行動を共にし続けている。
何も知らない星に文句の1つでも言いたい気持ちだったが、彼女との接触の一切を禁止されている穹には何も出来ない。
はぁ、とため息をひとつ零して、穹は踵を返した。
「……仕事の時間だ」
ターゲットを始末する
💫は絶対に証拠を残さないように言われているので必ず火をつけてる
hisui0331
MEMO刃穹 死ネタ💫くんが可哀想
待つのは死だけたくさんの星々を旅して、楽しいことを嬉しいこともたくさんあったけど、それ以上につらい経験を数え切れないほどしてきた💫。たくさんの人の死を見てきたし、自分が弱いせいで守れない人だっていた。星のように煌めいていた瞳は、今はもう濁り始めていた。
💫の精神が不安定になるにつれ、中のセーカクも不安定になり始めた。眠る度に人をころしちゃう夢だったりセーカクが爆発して星1つ破壊したりする夢を見るようになり、少しづつ精神が壊れ始めて、夢と現実の区別がつかなくなっていく。
自傷をするようになった頃、とうとう列車組では対処しきれないタイミングで星ハンが迎えに来て連れて行く
それからは💫を軟禁するように
自傷をしないように手首は拘束されてる
1002💫の精神が不安定になるにつれ、中のセーカクも不安定になり始めた。眠る度に人をころしちゃう夢だったりセーカクが爆発して星1つ破壊したりする夢を見るようになり、少しづつ精神が壊れ始めて、夢と現実の区別がつかなくなっていく。
自傷をするようになった頃、とうとう列車組では対処しきれないタイミングで星ハンが迎えに来て連れて行く
それからは💫を軟禁するように
自傷をしないように手首は拘束されてる
hisui0331
MEMO刃穹 丹穹無題刃穹 + 丹穹 マレフィ〇ント的な感じ
天使🍁に恨みを持ってる悪魔⚔️が🍁が見守っている人間💫を呪うけど、呪ったら⚔️が見えるようになった💫と話して過ごすうちに絆されてしまい、呪ったことを後悔する話とか……あっこれマレフィ〇ントっぽい
天使🍁に恨みを持ってる悪魔⚔️。🍁が気に入っているという人間だからという理由で、🍁の隙をついて💫を呪ってしまう。
「なっ、どういうつもりだ!」
「どういうつもりも何も、俺が悪魔なのは知っているだろう?悪魔の仕事は、こうして理不尽に人をころすことだ。俺は仕事を全うしただけにすぎん。」
「呪いを解け!」
「残念だが、俺は呪いを解いたことがなくてな。やり方なんぞ知らん。は、そんなにあの小僧を助けたいのか?たかが1人の人間だぞ」
2459天使🍁に恨みを持ってる悪魔⚔️が🍁が見守っている人間💫を呪うけど、呪ったら⚔️が見えるようになった💫と話して過ごすうちに絆されてしまい、呪ったことを後悔する話とか……あっこれマレフィ〇ントっぽい
天使🍁に恨みを持ってる悪魔⚔️。🍁が気に入っているという人間だからという理由で、🍁の隙をついて💫を呪ってしまう。
「なっ、どういうつもりだ!」
「どういうつもりも何も、俺が悪魔なのは知っているだろう?悪魔の仕事は、こうして理不尽に人をころすことだ。俺は仕事を全うしただけにすぎん。」
「呪いを解け!」
「残念だが、俺は呪いを解いたことがなくてな。やり方なんぞ知らん。は、そんなにあの小僧を助けたいのか?たかが1人の人間だぞ」
しじょう沙鳥
PROGRESS2024/03/23 丹穹WEBイベント『恋の探求!一意専心』開催おめでとうございます!!今回出す予定だったネップリイラストのWIPです 目算誤ってまだこの状態です…すみません!(こちらは完成後に消す予定です)
【4/23追記】あまりにも遅くなってしまったので5月6日開催予定のエアブー『超COMIC CITY ONLINE -240506-』にて公開予定です…!
kuro
DOODLE丹穹WEBオンリー開催おめでとうございます🍁💫まともな展示物を用意できずめっちゃ後悔…
描き慣れてないので難しくてまともに描けず
漫画は断念して雑絵いち枚で失礼します💦
あとSD絵のネップリも良かったらどうぞ(31日17時まで)
友情も親愛も超越してるけど愛欲はないブロマンスが大好きです💕 2
numa3_genshin
DONE飲月拾った穹君2(番外編)-ゴミケーキはご機嫌ななめ-
(丹穹+飲穹・もち団子とゴミケーキ)
丹穹webオンリー展示品②
もち団子が番のゴミケーキを怒らせちゃった話。
この子達が大好き過ぎて描いちゃいました
穹くんに懐いてこっそり列車までついてきちゃった2匹をほっとけず穹君が面倒を見ているという設定で描いてます
妄想捏造/キャラ崩壊/何でも許せる方向け
キャプション読んで大丈夫方はどうぞ 6
numa3_genshin
DONE飲月拾った穹君2ー俺達の番はご機嫌ななめ-
(丹穹+飲穹)※丹恒と飲月が分裂してます
丹穹webオンリー展示品①
前回の続きにはなってますがそれだけでも読めます・・多分。
上半身裸のシーンがあります
▼前回のお話はこちら。
https://poipiku.com/9598527/10010619.html
妄想捏造/キャラ崩壊/何でも許せる方向け
キャプション読んで大丈夫そうな方はどうぞ^^ 12
yama
DONE猫の日、本編軸の丹←穹。(両)片想い(穹くん視点)
💚💛好きな人が猫になりまして「嘘だろ……」
思わず声が出た。
目の前の光景をすぐには理解することができなくて、俺をラウンジまで引っ張ってきた二人を振り返る。
「嘘ならよかったんじゃが……」
「びっくりでしょ?」
どうしたものか、とうろうろして焦ってるパムと肩を竦めて首を振るなのと。二人の声に反応するようにぴくぴく、と動く黒いつやつやした耳を見て、「ああこれ現実なんだ」って認めざるを得なかった。
二人の「どうしよう」って言いたげな視線の先にいるのは、ラウンジのソファに行儀よく座る──と言うよりも、固まってる状態に近い丹恒だ。
「これさ、本物なのか……?」
そんな丹恒の頭には、見慣れてないわけじゃないけど、本来ならそこにはないだろって突っ込みたくなるような、有り得ないものがついてた。
4917思わず声が出た。
目の前の光景をすぐには理解することができなくて、俺をラウンジまで引っ張ってきた二人を振り返る。
「嘘ならよかったんじゃが……」
「びっくりでしょ?」
どうしたものか、とうろうろして焦ってるパムと肩を竦めて首を振るなのと。二人の声に反応するようにぴくぴく、と動く黒いつやつやした耳を見て、「ああこれ現実なんだ」って認めざるを得なかった。
二人の「どうしよう」って言いたげな視線の先にいるのは、ラウンジのソファに行儀よく座る──と言うよりも、固まってる状態に近い丹恒だ。
「これさ、本物なのか……?」
そんな丹恒の頭には、見慣れてないわけじゃないけど、本来ならそこにはないだろって突っ込みたくなるような、有り得ないものがついてた。
yama
DONE現パロ。恋人関係の丹穹。(丹恒くん視点)
💚💛ミッションコード56 らっしゃーせー、と聴こえる、マニュアルよりもだいぶ短縮されて気の抜けた挨拶を背に、天井から提げられたプレートを見ながら店内を奥へと進む。
キャンペーンの告知や流行の曲が流れているはずの店内放送は、もうすでに客の退店を促す曲に変わっていて、自然と歩みが速くなった。
昨今のドラッグストアは医薬品に限らず、ペットボトル飲料や酒類、食品や雑貨と、多岐に渡るジャンルの商品が置かれている。
そのためか閉店間際にも関わらず、仕事帰りと思しきサラリーマンや、家族連れが店内にぽつぽつと居た。
そんな客に紛れて、俺は目的のコーナーに辿り着くまでの間に、取り敢えず目について、且つ購入しても無駄にならないものを買い物カゴに放り込んでいく。
3568キャンペーンの告知や流行の曲が流れているはずの店内放送は、もうすでに客の退店を促す曲に変わっていて、自然と歩みが速くなった。
昨今のドラッグストアは医薬品に限らず、ペットボトル飲料や酒類、食品や雑貨と、多岐に渡るジャンルの商品が置かれている。
そのためか閉店間際にも関わらず、仕事帰りと思しきサラリーマンや、家族連れが店内にぽつぽつと居た。
そんな客に紛れて、俺は目的のコーナーに辿り着くまでの間に、取り敢えず目について、且つ購入しても無駄にならないものを買い物カゴに放り込んでいく。
yama
DONE「それを人は〜」の丹穹がデートをする話。(穹くん視点)
💚💛それを人は恋と呼ぶ 3 聞いてない。本当に聞いてないって。困る……!
俺の頭の中では、待ち合わせの場所で丹恒を見つけた時からずっとこの言葉がぐるぐるしてる。
「穹は甘めのにするだろう?」
「あ、ああ、うん。俺は甘い方が好き」
「この辺りの飲み物はどうだろう。ココアというらしい」
「あ、それ飲んでみたい。クリーム追加しようかな」
「わかった。あとは、そうだな……」
俺の好みを訊きながらメニュー表を見て真剣に悩んでる丹恒を、同じようにメニューを見るふりをしながら俺はちらちらと盗み見た。
そして見ておきながら、やっぱりずっと見てるのはドキドキして難しいな、って視線をそっと外すことを何回も繰り返してる。
だって、わかりきってたことだけど、伏目がちな表情も良すぎるんだ。この丹恒という男は。
2776俺の頭の中では、待ち合わせの場所で丹恒を見つけた時からずっとこの言葉がぐるぐるしてる。
「穹は甘めのにするだろう?」
「あ、ああ、うん。俺は甘い方が好き」
「この辺りの飲み物はどうだろう。ココアというらしい」
「あ、それ飲んでみたい。クリーム追加しようかな」
「わかった。あとは、そうだな……」
俺の好みを訊きながらメニュー表を見て真剣に悩んでる丹恒を、同じようにメニューを見るふりをしながら俺はちらちらと盗み見た。
そして見ておきながら、やっぱりずっと見てるのはドキドキして難しいな、って視線をそっと外すことを何回も繰り返してる。
だって、わかりきってたことだけど、伏目がちな表情も良すぎるんだ。この丹恒という男は。
yama
DONE「それは人を〜」の続き。親友以上恋人未満の丹穹の背中を押したい桂乃芬。
(桂乃芬視点)
💚💛それを人は恋と呼ぶ 2「よし、これくらいかな……」
ロケーションも企画も絶対に最高だと思ったライブ配信を終えて、満足のいく結果にあたしは頷いて溜息をつく。昼から始めた配信も数時間経って、気付けば夜になり、様々な動物や花を模した灯りが点く時間になってた。
今夜の金人巷は、いつもより華やかでふわふわした可愛い色合いに満ちてる。行き交う人も、普段の年齢層と比べるとかなり若いし、圧倒的に男女二人連れ──つまり、恋人たちが多い。
もちろん、屋台で酔っ払うおじさんたちもいるけど。
答えは簡単で、金人巷に最新のトレンドを取り入れたカップル向けの屋台やお店のオープンが重なったから。
あたしはその新しいお店たちの紹介をするオファーをもらって、各店舗での撮影を終えたばかりだった。思いつきの企画でお客さんに割引チケットを獲得してもらうための簡単なゲームしてもらったけど、それも大成功だったと思う。
3469ロケーションも企画も絶対に最高だと思ったライブ配信を終えて、満足のいく結果にあたしは頷いて溜息をつく。昼から始めた配信も数時間経って、気付けば夜になり、様々な動物や花を模した灯りが点く時間になってた。
今夜の金人巷は、いつもより華やかでふわふわした可愛い色合いに満ちてる。行き交う人も、普段の年齢層と比べるとかなり若いし、圧倒的に男女二人連れ──つまり、恋人たちが多い。
もちろん、屋台で酔っ払うおじさんたちもいるけど。
答えは簡単で、金人巷に最新のトレンドを取り入れたカップル向けの屋台やお店のオープンが重なったから。
あたしはその新しいお店たちの紹介をするオファーをもらって、各店舗での撮影を終えたばかりだった。思いつきの企画でお客さんに割引チケットを獲得してもらうための簡単なゲームしてもらったけど、それも大成功だったと思う。
yama
DONE恋人関係にある丹穹。もち団子とゴミケーキにやきもちやく穹くん。(穹くん視点)
特等席「ただいまー……あれっ」
調査で出掛けてた俺が資料室に入ると、行ってきますを言いにきた時は椅子に座っていた筈の丹恒の姿がない。もしかして、と足音を立てないように近付くと、思った通り布団に横たわって眠る丹恒がいた。徹夜が続いてたと言っていたから、一休みのつもりでそのまま、て感じなんだろう。
布団の上にはもち団子とゴミケーキまでいて、鼻ちょうちんを出しながら呑気にぷぅぷぅと寝息を立てていた。お行儀よくおとなしく丹恒の傍らで丸くなるもち団子に比べて、ゴミケーキは寝相が悪いのか定位置を外れて丹恒の腕にべったりくっついてる。
もち団子とゴミケーキは、丹恒にデータだけを渡すつもりでいた俺にひっついて来てしまい、列車に居座るようになった。ルアン・メェイから「悪さをしないようならそちらに置いていただいて構いませんよ」と許可されたから、普段は俺の部屋にいる。
2913調査で出掛けてた俺が資料室に入ると、行ってきますを言いにきた時は椅子に座っていた筈の丹恒の姿がない。もしかして、と足音を立てないように近付くと、思った通り布団に横たわって眠る丹恒がいた。徹夜が続いてたと言っていたから、一休みのつもりでそのまま、て感じなんだろう。
布団の上にはもち団子とゴミケーキまでいて、鼻ちょうちんを出しながら呑気にぷぅぷぅと寝息を立てていた。お行儀よくおとなしく丹恒の傍らで丸くなるもち団子に比べて、ゴミケーキは寝相が悪いのか定位置を外れて丹恒の腕にべったりくっついてる。
もち団子とゴミケーキは、丹恒にデータだけを渡すつもりでいた俺にひっついて来てしまい、列車に居座るようになった。ルアン・メェイから「悪さをしないようならそちらに置いていただいて構いませんよ」と許可されたから、普段は俺の部屋にいる。
yama
DONE恋人関係の丹穹。気持ちいいがわからない穹くんに気持ちいいを教えたい丹恒くん。(穹くん視点)
教えてほしい ゆるゆるとお腹を撫でられるうちに、くすぐったさにむにゅって歪んだ俺の口から、くふ、って声が漏れた。
あ、と思って塞いだ時にはもう遅くて、目の前の綺麗な顔がめずらしくわかりやすく曇ってく。眉が下がって唇がきゅっと真っ直ぐ結ばれて、俺は慌てて起きあがった。
「……ここ、なにも感じないか?」
お腹の、お臍より下のところにそっと触れた手はあたたかい。皮膚が薄くてデリケートなところだから、慎重に触ってくれてるのがわかる。けど、くすぐったいな、と思うばっかりで、今のところはそこで何かを感じることは出来なかった。
丹恒は俺が気持ちよくなれるところを探ってくれてるみたいなんだけど、今までにそういう触れ合いを経験したことがないからか、俺の体はそこでの変化を拾ってくれないみたいだ。
2445あ、と思って塞いだ時にはもう遅くて、目の前の綺麗な顔がめずらしくわかりやすく曇ってく。眉が下がって唇がきゅっと真っ直ぐ結ばれて、俺は慌てて起きあがった。
「……ここ、なにも感じないか?」
お腹の、お臍より下のところにそっと触れた手はあたたかい。皮膚が薄くてデリケートなところだから、慎重に触ってくれてるのがわかる。けど、くすぐったいな、と思うばっかりで、今のところはそこで何かを感じることは出来なかった。
丹恒は俺が気持ちよくなれるところを探ってくれてるみたいなんだけど、今までにそういう触れ合いを経験したことがないからか、俺の体はそこでの変化を拾ってくれないみたいだ。
yama
DONE恋人関係の丹穹。先に進みたいけど我慢しようとする丹恒くん。(丹恒くん視点)
知らないばっかじゃないよ 恋人とは一体何なのだろうか。
先程からずっと脳内を占拠している疑問に対する解答を探しながらも、俺は胸に凭れ掛かるぬくもりに集中力を削がれていた。
「なぁなぁ丹恒、この旅の報告書ってまだ続きある?」
「ああ、ここは実は他の場所と関連があって……」
不意に穹が顔を上げたせいで、鼻先をくすぐった柔らかい髪に少し動揺する。もちろん、悟られるようなヘマはしないのだが。
枕を持参した穹が資料室にやってきたのは、日付も変わろうかという時間になってからだった。まとめたいデータがあるから今夜は徹夜になるかもしれない。そう思っていた予定は、「へへ……入ってもいい?」と上目遣いで伺いを立てる穹によって瞬時に変更された。とてもあっけなく。
3312先程からずっと脳内を占拠している疑問に対する解答を探しながらも、俺は胸に凭れ掛かるぬくもりに集中力を削がれていた。
「なぁなぁ丹恒、この旅の報告書ってまだ続きある?」
「ああ、ここは実は他の場所と関連があって……」
不意に穹が顔を上げたせいで、鼻先をくすぐった柔らかい髪に少し動揺する。もちろん、悟られるようなヘマはしないのだが。
枕を持参した穹が資料室にやってきたのは、日付も変わろうかという時間になってからだった。まとめたいデータがあるから今夜は徹夜になるかもしれない。そう思っていた予定は、「へへ……入ってもいい?」と上目遣いで伺いを立てる穹によって瞬時に変更された。とてもあっけなく。
yama
DONE恋人関係にある丹穹。見せつけたい穹くん。(穹くん視点)
誰にもあげない「だから言っただろう、試飲も大概にしろと」
「ん〜……うへへ、丹恒は今日もかっこいい……」
「あ、ぶな……ふらつくなら凭れていろ」
「うん……」
凭れかかれる石段に連れて来られた俺は、心配そうに覗きこんでくる綺麗な顔に吸い寄せられるみたいに唇を寄せた。
「おい、酔っ払い」
「ふぎゅ」
あと数センチでキス。するかと思えば、丹恒の手がほっぺたをむぎゅっと掴む。かわいい顔に何をするんだ、って抗議したら、そうだなかわいいな、て適当にあしらわれた。仮にも恋人ですよ、ってむくれて暴れてもいいんだぞ、なんて働かない頭で思う。
「たんこー、のどかわいた……」
「ああ、飲み物を買ってこよう。何がいいんだ?」
烈火濃茶はなんでこんなに飲んだ後で喉が渇くのかわからない。試飲でぐでんぐでんになって肩まで借りたうえに、畳み掛けるように俺はわがままを口にする。けど、見捨てられても文句は言えないわがままにも、丹恒は頷く。
2275「ん〜……うへへ、丹恒は今日もかっこいい……」
「あ、ぶな……ふらつくなら凭れていろ」
「うん……」
凭れかかれる石段に連れて来られた俺は、心配そうに覗きこんでくる綺麗な顔に吸い寄せられるみたいに唇を寄せた。
「おい、酔っ払い」
「ふぎゅ」
あと数センチでキス。するかと思えば、丹恒の手がほっぺたをむぎゅっと掴む。かわいい顔に何をするんだ、って抗議したら、そうだなかわいいな、て適当にあしらわれた。仮にも恋人ですよ、ってむくれて暴れてもいいんだぞ、なんて働かない頭で思う。
「たんこー、のどかわいた……」
「ああ、飲み物を買ってこよう。何がいいんだ?」
烈火濃茶はなんでこんなに飲んだ後で喉が渇くのかわからない。試飲でぐでんぐでんになって肩まで借りたうえに、畳み掛けるように俺はわがままを口にする。けど、見捨てられても文句は言えないわがままにも、丹恒は頷く。