ミラプト
asuhira_ss
DONEミラプト。酔っ払いの世話をするミラジとふわふわプト彼に酔う「おれはおまえの優しさにあまえているんだ」
舌ったらず気味に呟かれた男の言葉にミラージュは目を丸くする。俺は酒を一滴も飲んでいないはずだよな、と思わず自分で自分の記憶を疑った。
ミラージュがあくせく働いている本日のパラダイスラウンジ内はレジェンド達によって貸切状態だ。飲みたいだの騒ぎたいだの言い出したのは誰だったか、ミラージュの記憶は定かではないが、あれよあれよと言う間に気づけばこの店で飲むことになっていたし、なんなら開催側の立場になっていた。
最初は騒ぎたい数名が来るだけだろう、とタカを括っていたミラージュだが実際の所はほぼ全員が参加という事態になって、目が回りそうな程忙しく働いていた。善意で手伝いを申し出たパスファインダーのお陰で(その手伝いで仕事が増えることもあったが)漸く一息つけそうな所になったから、おおよその連中とは違って一人静かに飲んでいるクリプトの目の前にやってきて声をかけた所だった。
3364舌ったらず気味に呟かれた男の言葉にミラージュは目を丸くする。俺は酒を一滴も飲んでいないはずだよな、と思わず自分で自分の記憶を疑った。
ミラージュがあくせく働いている本日のパラダイスラウンジ内はレジェンド達によって貸切状態だ。飲みたいだの騒ぎたいだの言い出したのは誰だったか、ミラージュの記憶は定かではないが、あれよあれよと言う間に気づけばこの店で飲むことになっていたし、なんなら開催側の立場になっていた。
最初は騒ぎたい数名が来るだけだろう、とタカを括っていたミラージュだが実際の所はほぼ全員が参加という事態になって、目が回りそうな程忙しく働いていた。善意で手伝いを申し出たパスファインダーのお陰で(その手伝いで仕事が増えることもあったが)漸く一息つけそうな所になったから、おおよその連中とは違って一人静かに飲んでいるクリプトの目の前にやってきて声をかけた所だった。
asuhira_ss
DONEミラプト【お題ガチャより】悪戯は止められない攻撃を仕掛けるのが早すぎた。いや、しくじったって所か?
やり合っている部隊を横から奇襲しようと飛び出した所で、全く予期していなかった方向から撃たれてしまい、撤退せざるを得なくなった状況に舌打ちする。
おいおい狙うのは俺たちじゃあないだろ!と文句を言っても結果は変わらない。体勢を立て直すために、今回デュオのパートナーになったクリプトと共にフラグメントイースト内にあるビル内に雪崩れ込むようにして押し入った。
「ここもほぼ物資が無いな……クソ、さっきの部隊をやれていれば、」
「俺たち以外にも似たような考えの奴らがいたってこったな。いきし…いきしょ…、まあ落ち込んでたって仕方ないし、次の手を考えようぜクリプちゃん」
1641やり合っている部隊を横から奇襲しようと飛び出した所で、全く予期していなかった方向から撃たれてしまい、撤退せざるを得なくなった状況に舌打ちする。
おいおい狙うのは俺たちじゃあないだろ!と文句を言っても結果は変わらない。体勢を立て直すために、今回デュオのパートナーになったクリプトと共にフラグメントイースト内にあるビル内に雪崩れ込むようにして押し入った。
「ここもほぼ物資が無いな……クソ、さっきの部隊をやれていれば、」
「俺たち以外にも似たような考えの奴らがいたってこったな。いきし…いきしょ…、まあ落ち込んでたって仕方ないし、次の手を考えようぜクリプちゃん」
asuhira_ss
DONE同じチームになってしまったコースティックが痺れを切らして話を中断させるまで、ナタリーは執拗に誰が部隊にいたのかを聞き出そうとしてきた。今、初めて、この男に少しだけ感謝したかもしれない。好奇心は我が身を滅ぼすドローン越しに見る空は、至って快晴だ。
せめて曇っていればドローンが目立たずに済むんだが。
そんなどうしようもない愚痴を頭の中だけで行う。敵から検知されにくい遥か上空でドローンを飛ばしてはいるが、ドローンの影やカメラに反射した光は地上からでも確認は容易い。
さっさと次のリングを確認してしまおうと、直近の調査ビーコンに向かいかけて、地上に見慣れた男の姿を捉える。こんな場所からでもよく分かる、かなり目立つ格好をしたレジェンド。ミラージュだ。
ミラージュは岩場に隠れて辺りを伺っている所で、まだ上空にいるドローンには気づいていないように見えた。どうやら別のチームと遠距離で撃ち合っているようだが、撃たれている位置は開けた低所であまり良く無いポジションだ。状況的に劣勢のように見える。
1866せめて曇っていればドローンが目立たずに済むんだが。
そんなどうしようもない愚痴を頭の中だけで行う。敵から検知されにくい遥か上空でドローンを飛ばしてはいるが、ドローンの影やカメラに反射した光は地上からでも確認は容易い。
さっさと次のリングを確認してしまおうと、直近の調査ビーコンに向かいかけて、地上に見慣れた男の姿を捉える。こんな場所からでもよく分かる、かなり目立つ格好をしたレジェンド。ミラージュだ。
ミラージュは岩場に隠れて辺りを伺っている所で、まだ上空にいるドローンには気づいていないように見えた。どうやら別のチームと遠距離で撃ち合っているようだが、撃たれている位置は開けた低所であまり良く無いポジションだ。状況的に劣勢のように見える。
9s86u
MAIKINGミラプト/捏造/「先に言っておくが、これは悪い知らせだ」のつづき落とした新刊の原稿(一部)宇宙の色を忘れたと、夢の俺は思っていた。
そいつは見慣れない黒いコートを羽織った俺の知らないもうひとりの俺だった。
セットされた短い髪を撫でつけ、冷たい目を光らせる姿は、いつかに見た要人のそばに立つ雇われ兵に似ていた。
そんな傭兵に、宇宙に“色”があるのかと俺の意識は指摘するが、もちろん届くことはない。
傭兵は小さな宇宙船に乗っていた。操縦は自動で行われ、目的の場所へ演算された軌道通りに進んでいく。
示された先は、×××。聞かない名の惑星だ。人が降り立てるのか怪しい。
それでも傭兵は、モニターに映る航路を尻目に、別画面でプログラムを起動させているようだった。
一部を見て、俺が眠りに落ちる前まで手にかけていたそれによく似ていると気がついた。
1073そいつは見慣れない黒いコートを羽織った俺の知らないもうひとりの俺だった。
セットされた短い髪を撫でつけ、冷たい目を光らせる姿は、いつかに見た要人のそばに立つ雇われ兵に似ていた。
そんな傭兵に、宇宙に“色”があるのかと俺の意識は指摘するが、もちろん届くことはない。
傭兵は小さな宇宙船に乗っていた。操縦は自動で行われ、目的の場所へ演算された軌道通りに進んでいく。
示された先は、×××。聞かない名の惑星だ。人が降り立てるのか怪しい。
それでも傭兵は、モニターに映る航路を尻目に、別画面でプログラムを起動させているようだった。
一部を見て、俺が眠りに落ちる前まで手にかけていたそれによく似ていると気がついた。
9s86u
DOODLEミラプト/捏造「先に言っておくが、これは悪い知らせだ」 部屋は俺のお気に入りで埋め尽くされている。
俺のトロフィー、俺のフィギュア、俺の特集雑誌に、俺のチャンピオンバッチ。窓際には愛しのサボテンちゃんが日光浴してる。そして真ん中には、ネットでポチったハンモック。
レインボーカラーのこれを見たアイツからは「死体袋で寝た方がマシだ」と、お褒めの言葉を頂戴した。ここで寝転びながら俺は俺の大活躍したキャプチャを見返す……まったく、最高の休日だな。
本当なら今日もマッチの予定だったんだ。しかし、そこに俺の名はなかった。まあ、そんな日もあるさ。最近、俺は勝ち続けていたからな。休暇だって必要だ。
それに、奴らにも活躍の場を譲るのが強者ってもんだ。アウトランズ中のみんなが俺に注目し続けると、嫉妬するヤツもいる。
2492俺のトロフィー、俺のフィギュア、俺の特集雑誌に、俺のチャンピオンバッチ。窓際には愛しのサボテンちゃんが日光浴してる。そして真ん中には、ネットでポチったハンモック。
レインボーカラーのこれを見たアイツからは「死体袋で寝た方がマシだ」と、お褒めの言葉を頂戴した。ここで寝転びながら俺は俺の大活躍したキャプチャを見返す……まったく、最高の休日だな。
本当なら今日もマッチの予定だったんだ。しかし、そこに俺の名はなかった。まあ、そんな日もあるさ。最近、俺は勝ち続けていたからな。休暇だって必要だ。
それに、奴らにも活躍の場を譲るのが強者ってもんだ。アウトランズ中のみんなが俺に注目し続けると、嫉妬するヤツもいる。
9s86u
DOODLEミラプト/仕様捏造「さあ、ゲームの始まりだ」 過ぎ去るトンネルのライトが窓越しに瞬きしてくる。握っていた手が開き、視界もゆるむ。メトロの中は暖かい。
辺りで足音が増え始めると、隣に座っていたあいつも席を立った。次の駅で降りる奴らがドア前で待機している。三人一組の部隊が二つ。じっと耳を澄ませると、潜めた吐息がいくつもあった。
遠くでビーコンが高鳴る。そろそろゲームの時間だ。減速する車内が揺れても、中腰でかまえている彼らはびくともしなかった。
細やかな音を立て、斜め左にピンが刺される。マップを確認すれば、ビルの屋上だった。ルートを考えながら適当に応答した。ジャンプパッドを投げてくれるなら、他部隊より早く着くだろう。
別車両から移動してくる奴らがやってきた。どうやら先頭へ向かうらしい。足を踏み鳴らす相手と無言ですれ違う間、味のしない飯を食べてるような気分になる。別の奴らが掠め合う肩と肩に、見ているこっちも息を止めてしまいそうだった。
2561辺りで足音が増え始めると、隣に座っていたあいつも席を立った。次の駅で降りる奴らがドア前で待機している。三人一組の部隊が二つ。じっと耳を澄ませると、潜めた吐息がいくつもあった。
遠くでビーコンが高鳴る。そろそろゲームの時間だ。減速する車内が揺れても、中腰でかまえている彼らはびくともしなかった。
細やかな音を立て、斜め左にピンが刺される。マップを確認すれば、ビルの屋上だった。ルートを考えながら適当に応答した。ジャンプパッドを投げてくれるなら、他部隊より早く着くだろう。
別車両から移動してくる奴らがやってきた。どうやら先頭へ向かうらしい。足を踏み鳴らす相手と無言ですれ違う間、味のしない飯を食べてるような気分になる。別の奴らが掠め合う肩と肩に、見ているこっちも息を止めてしまいそうだった。
どぅん子
PROGRESSうっすらミラプト+ハイプ別スキン⏩別世界
こんなこと言わねぇだろ的セリフやその他もろもろやばいのでここにて供養
BLとか普段書きませんがたまにはという気持ちで。
ミラプト+ハイプ 【APEX】「おい、リングが来てるぞ。漁るのもそろそろやめるべきじゃあないか?……まぁ、俺はなんでも大丈夫だが、痛いのは勘弁だぜ」
ミラージュが早口で流暢に喋る。
「ラウンド4のリングだから、すっごく痛いわよ」
ワットソンが少し楽しそうに話す。
「げっ、もうラウンド4?!俺は全然アモがないんだが……、戦う奴がバカな奴だと信じるしかねぇなぁこりゃあ。おっと、あのロボットは勘弁だ!」
「おい小僧、口より手と足を動かしたらどうだ?お前にそんな事できるとは思わないが」
ミラージュのうるささにクリプトはため息をつきながら言った。
「はぁ?!クリプちゃん辛辣だなぁおい!俺は喋って走りながらデコイまで出せるんだぜ?!ほら、見てみろよ!」
2610ミラージュが早口で流暢に喋る。
「ラウンド4のリングだから、すっごく痛いわよ」
ワットソンが少し楽しそうに話す。
「げっ、もうラウンド4?!俺は全然アモがないんだが……、戦う奴がバカな奴だと信じるしかねぇなぁこりゃあ。おっと、あのロボットは勘弁だ!」
「おい小僧、口より手と足を動かしたらどうだ?お前にそんな事できるとは思わないが」
ミラージュのうるささにクリプトはため息をつきながら言った。
「はぁ?!クリプちゃん辛辣だなぁおい!俺は喋って走りながらデコイまで出せるんだぜ?!ほら、見てみろよ!」
Chikuwa01410w07
DOODLEいつもありがとうございます。毎度のミラプトのプト中心まとめです。たぶんR18は無いと思いますがあったら殴ってください。かしこ。#cryptage
#ミラプト 13
kanoko
REHABILI自分のためのミラージュ設定情報メモミラクリのタグですがミラージュ一人です。
リハビリ新緑で鮮やかに彩られた機械的なオリンパスで、派手な撃ち合いが鼓膜を震わせる。コンクリートの壁を乱暴に抉り取っていく弾の隙間を縫い、遮蔽物に滑り込んだ瞬間、ああ生きているという実感があった。
エリオット・ウィット、皆は彼をミラージュと親しみを込めて呼んでいる。ホログラムで作られた分身を送り出しながら慣れた手つきでリロードし、スムースにスコープを除いた。
「勝利は目前だな」軽快な口調で笑ってトリガーを引けば心地の余地反動が骨の髄まで染み渡る。この狂人達の中でも最も明るく口数の多いミラージュは、スコープの中でゲームから離脱したメンバーに弔いの言葉を口ずさんだ。
「生きてんのか死んでンのか、それともまた生き返るのか?どっちでもいいがいい気分だ」そして彼もまたその狂人のうちの一人だ。
「終わったら俺の店でパーティしよう、今日は奢るぜ」ご機嫌なままでチームメンバーに話しかけた刹那、驚くほど正確な弾道で脳天に向かって衝撃が駆け抜けた。「あーあ、全くついてないぜ」
いつもの軽口は、背後からの奇襲によって爆撃の音にかき消されてしまった。 466
kanoko
REHABILIクリプトのキャラ設定のため彼の情報メモミラクリのタグですがクリプト一人です。
リハビリクリプトは鏡に映る自分の姿をじっと見つめて、自分という人物について思案する。
室内でモニター相手にキーを叩いていた男とは似ても似つかないその顔は、随分と老けたようにも見えた。あの頃とは異なる自分の姿、あのパク・テジュンはもういない。ここにいるのはApexというバトルゲームに興じることになった「クリプト」だ。
「バトルは勝つ」鏡の中の自分と睨み合ってクリプトは呟いた。「怖いものはない」
無造作に掛けられていた自分の上着を乱暴にとり袖を通す。正確に整備されたドローンを背中に背負うと緊張感で背筋が粟立った。
クリプトは出口に向かい力強い足取りで一歩、薄汚れているコンクリートを踏み鳴らした。二歩目は手首に取り付けたPDAのベルトを締め直し、三歩目に左手を上着のポケットに捻り込んだ。
冷たいドアノブの感覚が生きているという感覚を呼び起こす。身体中の細胞が高揚に満ち溢れる。
重い音を立てて扉を開くとそこには見知ったレジェンドたちの姿があった。
「さて、はじめるとしよう」 435
x_Bambini_x
MAIKINGクリプトがミラージュ宅にお世話になる話帰るまで終われまてん
なんとしても書き終わらせたいなぁ
#ミラプト懐かしい気持ちだった。
熱にうなされて、苦しくて・・・
もやもやする意識の中で、時折優しく触れる手が好きだった。
額に触れて、撫でられて冷たくて、優しい手を俺は知ってる。
抱き上げられるように現実に引き上げられると、そこは知らない天井だった。
『奴らにつかまったのか?』
反射ビクッと体を動かせば全身に激痛が走る。
「っ!!くそっ・・・、ハック?」
無理に体を起こせば、サイドテーブルに置いてあるハックが目に入る。
『ハックがあれば逃げられるか?』
部屋を見渡し、ハックを抱え扉と反対側のベッドに身を隠すように座り込む。
外装の確認をして起動スイッチを押せば、すんなりと電源が入ることを確認する。
『休止モードに入っていた・・・?』
ーカチャリー
「!!!!」
「あ・・・。目、覚めたのか?」
この声は聞き覚えがある・・・
「ウィット・・・?」
「・・・全く心配させやがって。動けるならこっちの部屋に来い。服はその・・・着てこいよ。その辺のヤツ、使っていいからな。」
そういって、またカチャリと音がする。どうやら部屋の扉を閉めていったらしい。
『逃げるなら逃げろということか』
体 2052
x_Bambini_x
DONE乙女ゲーの「実は幼なじみでした!」設定がうらやましくて、やらかしました。捏造ミラプト
クリプトの『外出』はクリスマスだから+お買い物練習で、出かけてるってことにしておいてください「おまえはどれだけ自分が好きなんだ?」
やつの家に来て、やつの物に文句も言える関係になったと熟知している。
クリプトはこの家の主であるミラージュのホログラムが中に映し出されているスノードームを指先でつつきながら穏やかな気持ちで見つめていた。
「いいだろ。ホログラムが映せるスノードーム、高かったんだぜ」
「いや、ホログラムを映せるのは見ればわかる。何で自分なんだ?」
スノードームのなかの『レジェンド:ミラージュ』は楽しく踊っている。
「何で・・・だろうな?本当は映したい物があったんだ。」
いつもは自分大好きミラージュは当然の用にこのイケメン以外に誰がいるんだ!!とか何とか言い出すかと思ったがなにやら今日は違うようだ。
「昔・・・小さいときに母さんと出かけたんだ。クリスマスの準備をするのに、どうしても母さんの買い出しについて行きたくて、無理矢理連れて行ってもらった」
「母さん!これも!」
「だめよ。エリオットここでは買わない。あっちで待っていなさい」
お菓子売場で待っているように言われて、うろうろしていると、女の子と男の子の声が聞こえてきてさ。
「みて!小さなサンタさんが手 1227