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bunbun0range
DONEペットショップで世良君みたいなワンコと戯れる堺良則(31)サクセラ、セラサク
(両方とも好きなので、読む人によってお好きにカプは捉えてくださいね!)
セラサクセラ 下町らしい活気ある浅草の通り。爽やかな青空に浮かんでいた太陽が西に傾き始め、街が茜色に染まっていく。
堺は帰路を急ぐ子供たちの横目に、丹波たちと約束していた居酒屋に向かっていた。約束の時間まで十分余裕がある。今日も一番乗りは自分であろう。まぁ、時間通りに始まればそれでいいと思い、早くも遅くもない足取りで歩いていた。
年代の近い固定化したメンバーで、馴染みの場所で、いつの時間に集まる。いつの間にか変化がないことをつまらないだとか、飽きたとか文句を言う年齢ではなくなっていた。未知との邂逅で鼓動を躍らせるより、心は安心感を求め始めている。
チームでも若い歳ではない。しかし、それがネックだと思いたくはない。
1854堺は帰路を急ぐ子供たちの横目に、丹波たちと約束していた居酒屋に向かっていた。約束の時間まで十分余裕がある。今日も一番乗りは自分であろう。まぁ、時間通りに始まればそれでいいと思い、早くも遅くもない足取りで歩いていた。
年代の近い固定化したメンバーで、馴染みの場所で、いつの時間に集まる。いつの間にか変化がないことをつまらないだとか、飽きたとか文句を言う年齢ではなくなっていた。未知との邂逅で鼓動を躍らせるより、心は安心感を求め始めている。
チームでも若い歳ではない。しかし、それがネックだと思いたくはない。
智美。
DONE*一枚目:完成(一応)。フレームは素材Good*二枚目:途中*折角幕張に来たんだし(?)早川のあおいさん。サブイベントなのでスタジアムの外見てグッズショップさらっと寄っただけだけど楽しかった。今日は…遅くなるし難しいかなぁ…夜のスタジアムも興味あるけど 2
mocha
PAST場地と千冬と一虎が仲良くペットショップをやっていたところに、突然場地が「仕入れをやめる」と言い出して…なばじふゆです。場地生存ifで未来設定、場地と千冬は同棲していて一虎は一人暮らしをしています。Pixiv掲載済みの過去作です。これにR18シーン加筆した本出しました→
とらのあな:https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/
注文の多いペットショップ「おい。次から仕入れ止めっからな」
場地圭介が唐突にものを言うのはいつものことだ。松野千冬も長年の付き合いでそれはもう、すっかり分かっていた。
だが、これが場地の「いつものこと」なのは分かっていても、意図はさっぱりわからない。場地の考えることを千冬が正確に読み取れた試しはなかったので、それもいつものことではあったが、今回のこれは久々に無茶だった。
それをどう言えばいいのか千冬が迷っていると、黙ってケージの掃除をしていた羽宮一虎が顔を上げる。
「……ペットショップが仕入れ止めてどーすんだよ」
「あぁ? そんじゃお前、どーすんだよ。このまんま猫増やすんじゃ出てけって言われてんだぞ?」
「だからって仕入れは止められないだろ」
7853場地圭介が唐突にものを言うのはいつものことだ。松野千冬も長年の付き合いでそれはもう、すっかり分かっていた。
だが、これが場地の「いつものこと」なのは分かっていても、意図はさっぱりわからない。場地の考えることを千冬が正確に読み取れた試しはなかったので、それもいつものことではあったが、今回のこれは久々に無茶だった。
それをどう言えばいいのか千冬が迷っていると、黙ってケージの掃除をしていた羽宮一虎が顔を上げる。
「……ペットショップが仕入れ止めてどーすんだよ」
「あぁ? そんじゃお前、どーすんだよ。このまんま猫増やすんじゃ出てけって言われてんだぞ?」
「だからって仕入れは止められないだろ」
mejiro3333
MEMO⚠️オリアド⚠️めじソンまとめました😅
名前めじソンだけど代理と言うよりはオリキャラです
リユースショップで働いてる自由人系クズです!
共演して下さった緑色のオリアドさんはきなこもちさん(@ kinakomoti421)のもちソンさんです!
めじソンは貸し出しフリーなのでお気軽にらくがきしてもらえると嬉しいです…😄 17
なごち@移住
DOODLEガラケーを直しに来たら色々オススメされてスマホにした時の乙女ちゃん
無知につけこむ日本の携帯ショップは社会悪っ!
情弱肉強食を教えてくれるのは学校だけじゃなかった!
いやはや情弱なのは自分ですがね!
でも乙女ちゃんも罠にひっかかってそう
今になって3巻の解像度が上がるとはな…(白目
kyosato_23
MAIKING父親を殺して服役してた月と、アパレルショップ店員で眼鏡着用の鯉の月鯉です。月視点は一旦ここまで。
ガラス越しのかくれんぼ 3*
月島への言動は品があって隙がなく、眼鏡で目元の表情が見えにくいのもあって、怜悧で作り物めいていた。それだけなら住む世界が違う、近寄り難い相手であるというだけだった。
落ち着かない様子で顔を赤らめ、横に流した前髪の毛先を指で耳にかける仕草を目にすると途端にマネキンから血と温度のある人間に変貌する。住む世界が違っても心臓の脈打つ人間なのだと感じた。
鯉登がメモに予約の日時を書き、月島に手渡してきた。きれいな、整った字だった。
どうも、とそのメモを折り曲げ、ズボンのポケットにしまう。しまってから、きちんと鞄に入れるべきだったかと少し恥ずかしくなった。
鯉登は特に気に留めず、店を出る鶴見と月島への見送りにつき従い、粛々とした様子で頭を下げた。つられて月島も会釈する。鶴見は微笑みと僅かな頷きで返した。
6033月島への言動は品があって隙がなく、眼鏡で目元の表情が見えにくいのもあって、怜悧で作り物めいていた。それだけなら住む世界が違う、近寄り難い相手であるというだけだった。
落ち着かない様子で顔を赤らめ、横に流した前髪の毛先を指で耳にかける仕草を目にすると途端にマネキンから血と温度のある人間に変貌する。住む世界が違っても心臓の脈打つ人間なのだと感じた。
鯉登がメモに予約の日時を書き、月島に手渡してきた。きれいな、整った字だった。
どうも、とそのメモを折り曲げ、ズボンのポケットにしまう。しまってから、きちんと鞄に入れるべきだったかと少し恥ずかしくなった。
鯉登は特に気に留めず、店を出る鶴見と月島への見送りにつき従い、粛々とした様子で頭を下げた。つられて月島も会釈する。鶴見は微笑みと僅かな頷きで返した。
べつばら
DONEばじふゆ※生存if同棲
※一緒にペットショップ経営中
※千冬の様子がおかしいベタ甘ラブ話
解釈違いです 脱ぎ散らかした衣服、投げ捨てたかのようなバッグ、散らばった漫画や雑誌に書類なのかチラシなのかわからない紙━━。
ソファーに座りそれらを見下ろしている場地は何度か知れないため息を吐いて、足下の床に転がって愛猫と戯れている千冬の小さな形の良い尻を軽く蹴った。
「ぁだっ!…え?場地さん?なんスか?!抱っこ??」
「殴られてぇのか」
かまって欲しくてしたわけではない。何故か千冬は『場地さんは甘えたい時に殴ってくる』と思い込んでいる。まったくそんなことはないと言いたいのだが、口より先に手が出るのは事実なので否定しきれず、うやむやにしている。
「テメェ何度言ったらわかんだ。散らかすんじゃねぇよ」
「はい!すぐ片付けます!」
2934ソファーに座りそれらを見下ろしている場地は何度か知れないため息を吐いて、足下の床に転がって愛猫と戯れている千冬の小さな形の良い尻を軽く蹴った。
「ぁだっ!…え?場地さん?なんスか?!抱っこ??」
「殴られてぇのか」
かまって欲しくてしたわけではない。何故か千冬は『場地さんは甘えたい時に殴ってくる』と思い込んでいる。まったくそんなことはないと言いたいのだが、口より先に手が出るのは事実なので否定しきれず、うやむやにしている。
「テメェ何度言ったらわかんだ。散らかすんじゃねぇよ」
「はい!すぐ片付けます!」
yu____hp
DOODLE左馬刻誕生日おめでとうございました😂😂いつかすべてが終わってねむちゃんが帰って来たら、ハマで小さなコーヒーショップをオープンさせるなんていう勝手な妄想絵です…サァトキさんは幸せになってほしい🥺
kyosato_23
MAIKING父親を殺して服役してた月と、アパレルショップ店員で眼鏡着用の鯉の月鯉の続きです。ガラス越しのかくれんぼ 2*
月島さま。
耳慣れない呼ばれ方に気後れしながら鯉登に促されるまま、店の奥まった場所へ案内される。月島を導く手は指先が五本きっちりと揃っていて隙がない。掌の色だけ少し薄い肌色なのが目に入った。
「よろしければお荷物はこちらへどうぞ」
鯉登がそう言うので、近くにあった一人がけのソファにどっさりと大量の紙袋とほぼ空っぽの鞄を置く。
大きな姿見の前へ立つと自分の姿だけしかけ絵本の飛びだす人形のように浮いて見えた。いかにいい服を着ていても、高級店に慣れている面々とはまず立ち方や手先の仕草が違う。
それに健康的な鯉登と並ぶと自分の肌の青白さというか、生気のなさがひどい。
ずっと死ぬことを考えて生きてきた、今日出所したての服役囚だぞ、当然だ、と内心で誰に言い訳するでもなく諦めまじりの弁明を吐く。
5086月島さま。
耳慣れない呼ばれ方に気後れしながら鯉登に促されるまま、店の奥まった場所へ案内される。月島を導く手は指先が五本きっちりと揃っていて隙がない。掌の色だけ少し薄い肌色なのが目に入った。
「よろしければお荷物はこちらへどうぞ」
鯉登がそう言うので、近くにあった一人がけのソファにどっさりと大量の紙袋とほぼ空っぽの鞄を置く。
大きな姿見の前へ立つと自分の姿だけしかけ絵本の飛びだす人形のように浮いて見えた。いかにいい服を着ていても、高級店に慣れている面々とはまず立ち方や手先の仕草が違う。
それに健康的な鯉登と並ぶと自分の肌の青白さというか、生気のなさがひどい。
ずっと死ぬことを考えて生きてきた、今日出所したての服役囚だぞ、当然だ、と内心で誰に言い訳するでもなく諦めまじりの弁明を吐く。
kyosato_23
MAIKING父親を殺して服役してた月と、アパレルショップ店員で眼鏡着用の鯉の月鯉です。眼鏡してる鯉と、客をさま付けで呼ぶ鯉が書きたかった。
続きはちまちま書いていきます。
最終的にお互い好きになります。
ガラス越しのかくれんぼ*
覚悟を決めて、月島はその場所から一歩を踏み出した。
実に十年ぶりの出所だった。
月島が父親を殴り殺したあの日から十年、裁判の期間を含めれば十一年近くが経過している。
二十代の大半を刑務所の中で過ごした。体が重く感じるのは歳をとったせいだけではないだろう。前科持ちとなった月島には外の空気は眩しすぎた。
晴れて自由の身、と言いたいところだが、月島にはもう次の拘束場所、もとい就職先が決まっている。
本来はありがたいことなのだろう。怒りに身をまかせて人を殺したような男が、出所してすぐに上等な仕事にありつけるなど。
重い体を引きずって、先日受け取った手紙に書いてあったとおりの待ち合わせ場所へと向かう。たいした荷物も入っていないスカスカの鞄すら鉛のように重く感じる。
4509覚悟を決めて、月島はその場所から一歩を踏み出した。
実に十年ぶりの出所だった。
月島が父親を殴り殺したあの日から十年、裁判の期間を含めれば十一年近くが経過している。
二十代の大半を刑務所の中で過ごした。体が重く感じるのは歳をとったせいだけではないだろう。前科持ちとなった月島には外の空気は眩しすぎた。
晴れて自由の身、と言いたいところだが、月島にはもう次の拘束場所、もとい就職先が決まっている。
本来はありがたいことなのだろう。怒りに身をまかせて人を殺したような男が、出所してすぐに上等な仕事にありつけるなど。
重い体を引きずって、先日受け取った手紙に書いてあったとおりの待ち合わせ場所へと向かう。たいした荷物も入っていないスカスカの鞄すら鉛のように重く感じる。
hisamesame
DONEHappy BirthDay千冬!ってことで千冬のお誕小説を書きました。初めて東リベ書きました!!
ばじふゆ脳が書いてるので若干、それっぽく見えるかもしれませんがカップリングはありません。
ペットショップ軸、未来の千冬の話です。
過去、未来、家族捏造などありますのでご注意ください。
多分皆さんも書かれているお話だと思いますが、ペットショップ軸に至る未来を私なりの解釈で少しだけ書きました 4126
みぃな
DONE創作BL『SEVEN☆STORY』6.7.8.9/9全てアップします!この物語は,高校生たちのほのぼの日常恋愛になります❤️(๑╹ω╹๑ )読者さんに読みやすく,わかりやすいハッピーエンドの漫画に仕上がりました🌟いまだけ数日間,お試し価格600円→400円で購入できちゃいます🌟それではプロフのBOOTHショップにてお待ちしています!!٩(๑ᴖ◡ᴖ๑)۶❤️🌟 4
hagi_pf
DONEぷらいべったーでちょこちょこ公開してた分のアメムゲ(※本の序盤部分)※ビークロR後のムゲンさまをカードショップ店長のアメヒコさんが拾う幻覚の話
【一 雨の日の出会い】
『誰か、助けて』
何処からともなく響いた声は、憔悴しきり今にも消えてしまいそうだった。
それは雨が降り続くある日の夜、アメヒコが自身の経営するカードショップで店じまいをしていた時のこと。アルバイトも帰宅し、誰もいないはずの店内に突如響いたその声は、アメヒコにとってはそう珍しいものでもなかった。
「店の外、か?」
アメヒコには時折、人ならざるものの声が聞こえることがある。どうやらカードの中には意思を持ち、人に語りかけてくるものもあるようだということ、そしてそれを認識できる人間はごく僅かであることを理解したのは、片手で数えても余るほど幼い頃のことだ。
『誰か』
聞こえる声は徐々に弱々しくなっていく。
27750『誰か、助けて』
何処からともなく響いた声は、憔悴しきり今にも消えてしまいそうだった。
それは雨が降り続くある日の夜、アメヒコが自身の経営するカードショップで店じまいをしていた時のこと。アルバイトも帰宅し、誰もいないはずの店内に突如響いたその声は、アメヒコにとってはそう珍しいものでもなかった。
「店の外、か?」
アメヒコには時折、人ならざるものの声が聞こえることがある。どうやらカードの中には意思を持ち、人に語りかけてくるものもあるようだということ、そしてそれを認識できる人間はごく僅かであることを理解したのは、片手で数えても余るほど幼い頃のことだ。
『誰か』
聞こえる声は徐々に弱々しくなっていく。
PrzmStar
DOODLEおはようございます☀月明けで週明けは朝からやる事沢山ですね💦少額ショップなぁ…本国版🇨🇳だと1元なんだが日本は最低価格120とか決まってるのか…
まぁ今週、今月も頑張って行きましょう!
chishacat666
DONE五夢コーヒーショップのお兄さんと社畜夢のお話
不思議な珈琲屋さん 疲れた…おなかすいた……
時計を見ると20時を回っていた
お人好しなうえに気が弱いせいで、気がつけばいつも仕事を押し付けられて連日一人残業している
おなかもすいたし、集中力も途切れてきたので休憩がてら食事を買いに行こう
コンビニでも行こうかなぁと思いながら歩いていると、いつも閉まってる店の前に看板が出ていた
いつも閉まってて営業してないのかと思ったら、営業していたんだ
コーヒーのいい香り
看板にテイクアウトOKって書いてあるし、サンドイッチとかフード系もあるみたいだから
コーヒーとテイクアウトしようかな
「すいませ…」
「すいません。もう、閉店なんです」
まだやってますか?と言い切る前に被せるように冷たく言われた
うん、そうだよね
10415時計を見ると20時を回っていた
お人好しなうえに気が弱いせいで、気がつけばいつも仕事を押し付けられて連日一人残業している
おなかもすいたし、集中力も途切れてきたので休憩がてら食事を買いに行こう
コンビニでも行こうかなぁと思いながら歩いていると、いつも閉まってる店の前に看板が出ていた
いつも閉まってて営業してないのかと思ったら、営業していたんだ
コーヒーのいい香り
看板にテイクアウトOKって書いてあるし、サンドイッチとかフード系もあるみたいだから
コーヒーとテイクアウトしようかな
「すいませ…」
「すいません。もう、閉店なんです」
まだやってますか?と言い切る前に被せるように冷たく言われた
うん、そうだよね
カンパ
DONEばじ、かずとら、ちふゆが三人で暮らして三人で付き合っています。左右非固定。ばじは血ハロ後十年近く昏睡状態で今は現場仕事、ちふゆはペットショップ経営者でかずとらはペトショの店員熱海に行きたいばじとらふゆ ペットショップて働くことを念願としていたのは場地さんだ。オレでも、ましてや一虎くんでもない。
「本当に良かったんすか、現場仕事で」
一虎くんの出所に合わせてオレの経営するペットショップを円満退職した場地さんが地元の一人親方の元で働き始め早三年となる。飲み込みが早く根性もありさらには人当たりも良いと親方家族にたいそう気に入られ、今や家族団欒の夕飯の席に呼ばれる始末である(なお、これについては場地さんと過ごす貴重な時間を取られるからあまり良く思っていない。場地さんには内緒)
「まあ、ちふゆんとこでも二年くらい働かせてもらったし、ペットショップには休みの日にいつも顔出してるだろ」
「そりゃそうっすけど……」
4776「本当に良かったんすか、現場仕事で」
一虎くんの出所に合わせてオレの経営するペットショップを円満退職した場地さんが地元の一人親方の元で働き始め早三年となる。飲み込みが早く根性もありさらには人当たりも良いと親方家族にたいそう気に入られ、今や家族団欒の夕飯の席に呼ばれる始末である(なお、これについては場地さんと過ごす貴重な時間を取られるからあまり良く思っていない。場地さんには内緒)
「まあ、ちふゆんとこでも二年くらい働かせてもらったし、ペットショップには休みの日にいつも顔出してるだろ」
「そりゃそうっすけど……」
トモリ
DONE「気付かせてはいけない」KPの際に描いた、探索者のマーカーアイコン。ラスト8陣目。客の背後から忍び歩きが趣味系セレクトショップ店員な天神龍之介さんと、屋敷から抜け出した末に外泊する病弱お嬢さまの鷹藤有栖さんです。ありがとうございました! 2HayateFuunn
MAIKING現パロ劉白劉:図書館近くのコーヒーショップ店員
白:図書館司書
loverary図書館の貸し出しカウンターで、白銀は本を読んでいた。
ページをめくる音。空調の音。勉強をしている者の筆記具の音。かすかな息遣い。
余計な音の聞こえない静寂が好きで、白銀はここに勤めている。
中には白銀目当ての来館者もあるのだが、騒がしくしていると白銀が追い出してしまうから、外の窓から眺めるか、息を殺して本棚の影から様子を伺うかだ。
視線が鬱陶しくはあるが、本に集中していればいずれ気にならなくなる。
さらりと落ちてくる白い髪を耳にかけて、文字列を追う。
幼い頃から特に手入れをしているわけではないのだが、白銀の髪は絡むことなく絹糸のように落ちる。
カウンターの向かいにひとの気配がして、白銀は人当たりのいい笑顔を浮かべながら顔をあげ、相手を見てすぐに真顔に戻った。
967ページをめくる音。空調の音。勉強をしている者の筆記具の音。かすかな息遣い。
余計な音の聞こえない静寂が好きで、白銀はここに勤めている。
中には白銀目当ての来館者もあるのだが、騒がしくしていると白銀が追い出してしまうから、外の窓から眺めるか、息を殺して本棚の影から様子を伺うかだ。
視線が鬱陶しくはあるが、本に集中していればいずれ気にならなくなる。
さらりと落ちてくる白い髪を耳にかけて、文字列を追う。
幼い頃から特に手入れをしているわけではないのだが、白銀の髪は絡むことなく絹糸のように落ちる。
カウンターの向かいにひとの気配がして、白銀は人当たりのいい笑顔を浮かべながら顔をあげ、相手を見てすぐに真顔に戻った。