ジロー
MEMOシーンメモ勃たないオビとフィスト
強奪目をよくつぶされた。つぶされた目は何度か蘇って、右は4回、左は5回ほど蘇った。医療技術が貢献したことが大きいが、何度も蘇る青い目に、周りは狂っていくばかりだった。この世界は呪いに縛られている。昔のお姫様もひどいものだ。両親が健やかに過ごせるはずの世界を、たったの御伽話だけで生きづらくするのだから。お姫様はきっと愛する男だけの幸せを祈り、あと数十年で朽ちるこの星を慈しむ民のことなんか知らないのだ。蛾のように燃えて尽きるのがこの星の、民の使命だというのは些か納得ができない。災害が日常となったこの星で、おかげさまで何度も傷つけられ何度も蘇った私は、視力が極端に悪くなり、私生活ではアイウェアが欠かせないほどだ。眼球にレンズを入れることも考えたが、目を壊されるたびに手術の時間が長引くので、やはり眼鏡というのが1番良かった。
7656ジロー
MEMOシーンメモ自信がないオビ
浸透香を炊く。むせるくらいの煙を部屋から廊下、ひいては玄関まで届くように、火を絶やさずに居間を燻す。壁に香りが染みて、買い物から帰るたびにくん、と鼻を通る。部屋の中でもマスクをしない限り、この香りは心を安らぎへ導くことだろう。鼻から通った香りで、きっと気分は色付くことだろう。
「マスクを外せばですけどね」
そう独りごちたあと、早速オクタビオを呼びつける。可能性は低くとも、マスクを外してくるように伝えた。バカ言うなと軽口を叩いたあと、あと3枚写真を撮ったらこちらへ向かうそうだ。あと3枚も待たなくてはならないが、電話を切った私は少し気分が高揚した。廊下に花なんかも散らしたら、オクタビオは呆れるだろう。しかしそれでも、彼がベッドまで歩む道を飾らずにはいられなかった。
6705「マスクを外せばですけどね」
そう独りごちたあと、早速オクタビオを呼びつける。可能性は低くとも、マスクを外してくるように伝えた。バカ言うなと軽口を叩いたあと、あと3枚写真を撮ったらこちらへ向かうそうだ。あと3枚も待たなくてはならないが、電話を切った私は少し気分が高揚した。廊下に花なんかも散らしたら、オクタビオは呆れるだろう。しかしそれでも、彼がベッドまで歩む道を飾らずにはいられなかった。
ジロー
MEMOシーンメモ接地点今日日、この惑星は豪雨に見舞われていた。テクノロジーが行き届いた世界の隅々まで、雨は降る。この調子であれば、道に水溜りができて街の灯りが反射してキラキラと美しく夜を飾るのだろう。ハッとして少し早足で脱衣所へ向かい、何枚かのバスタオルを持つ。その次はクローゼットで彼のパジャマを手にし、2階の寝室に持っていく。窓の鍵を外し、時間が来るのを待った。衛星が空の真ん中を過ぎたあたり、ホットミルクを作っていた頃、カタン、と2階で音がする。雨足が強く、霞む程度だが、慌てて2階に駆け上がる。寝室の窓の外には、シルバがいた。
(特に強い雨の日、4回目ですか)
私は簡単な統計をとり、仮説を立てた。たったの4回だが、彼が私を求めて遥々やってくる4回は貴重な事である。彼は雨の日に深く酔い潰れ、私の家に流れ込こむ。人肌を求めて私の家に辿り着く。
6701(特に強い雨の日、4回目ですか)
私は簡単な統計をとり、仮説を立てた。たったの4回だが、彼が私を求めて遥々やってくる4回は貴重な事である。彼は雨の日に深く酔い潰れ、私の家に流れ込こむ。人肌を求めて私の家に辿り着く。
pb3Urara
MEMOオクパニあたりで発行予定のシアオク小説の一部です。※🦋くんのお母さんでます
※メインキャラではありませんが、キャラクターの死について書かれています
※掲載時内容に修正入るかもです
シアオク本掲載予定短文親愛なる、オクタビオ・シルバ様
貴方との思い出は、残念ながら少し短いものになってしまいましたね。初めての手紙が、最後の手紙になってしまうことを、どうか許してください。
私は貴方のことを、貴方が私のことを知るよりも少しだけ多く知っていました。それはオビの言葉から、時には雑誌やスクリーンから。オビが貴方との交際を教えてくれたその日から、自然と貴方を探し、目で追うようになっていました。
戦場やメディアを縦横無尽に駆け回る貴方は、親の私から見ても息子とは正反対で、あぁだからこそ、あの子は貴方に惹かれたのだろうと感じました。
オビはよく私に言いました。
『オクタビオは自分に足りないものを沢山持っているが、自分が持っているものを持っていない』
1187貴方との思い出は、残念ながら少し短いものになってしまいましたね。初めての手紙が、最後の手紙になってしまうことを、どうか許してください。
私は貴方のことを、貴方が私のことを知るよりも少しだけ多く知っていました。それはオビの言葉から、時には雑誌やスクリーンから。オビが貴方との交際を教えてくれたその日から、自然と貴方を探し、目で追うようになっていました。
戦場やメディアを縦横無尽に駆け回る貴方は、親の私から見ても息子とは正反対で、あぁだからこそ、あの子は貴方に惹かれたのだろうと感じました。
オビはよく私に言いました。
『オクタビオは自分に足りないものを沢山持っているが、自分が持っているものを持っていない』
popopon_pipipi
MAIKING初夜失敗シアオク小話R-18 オクがグズグズに泣いてる
解釈上、オビさん呼びとオビ呼びを混在させています
とあるフォロワーさんと盛り上がったネタです☺️☺️ ありがとうございます。何か問題等ございましたら、ご報告ください。
Password:貴方は18歳以上ですか?(回答は半角で) 4310
ころも
Valentineバレンタインに振り回されるシアオク。疑似親子関係のワトとコス要素があるので注意。
愛を語るには始まったばかり シアにとって、それは敗北を意味していた。どんな状況下でも臆することなく、自分のフィールドで美を証明する。ストレートでスマートな立ち振る舞い。
「今日は、バレンタインらしいですよ」
ああ!なんて美しくない!
*
「あなたって、本当にオクタンのことが好きなのね」
戦場に似つかわしくない言葉を聞いて、シアは横を向く。室内の出入口にフェンスを立て、次のリング内の戦闘に向けて籠城の準備を整えているワットソンは、二コリとしてシアに笑顔を送った。
シアは苦笑する。
「あぁ。まるで忙しなく辺りを走り回って、元気が有り余る子供だなと思いまして」
物資を調達してくる、と言って周辺のサプライボックスやレプリケーターの材料を集めているオクタンの姿をずっと見つめていた。
4439「今日は、バレンタインらしいですよ」
ああ!なんて美しくない!
*
「あなたって、本当にオクタンのことが好きなのね」
戦場に似つかわしくない言葉を聞いて、シアは横を向く。室内の出入口にフェンスを立て、次のリング内の戦闘に向けて籠城の準備を整えているワットソンは、二コリとしてシアに笑顔を送った。
シアは苦笑する。
「あぁ。まるで忙しなく辺りを走り回って、元気が有り余る子供だなと思いまして」
物資を調達してくる、と言って周辺のサプライボックスやレプリケーターの材料を集めているオクタンの姿をずっと見つめていた。
popopon_pipipi
MAIKING捏造過多。暴力表現、レイプ描写、嘔吐表現を含みます。とにかくオクタンがボロッボロになっています。だいたいゲロ吐いてるし、本当に可哀想。
オクタンが不特定多数と寝ています。
解釈上、オビさん呼びとオビ呼びを混在させています。
苦手な方はご注意ください。また性暴行や薬物乱用は犯罪であり、それらを推進する意図はありませんので、ご理解できる方のみどうぞ。
Password: 18↑? 31572
popopon_pipipi
DONEべろんべろんに酔っ払って甘え散らかしてくるオクチャンとオビ君のシアオク今原が下品です
オクが酔っ払って幼児退行に近い
ノリはアホエロ(?) 下ネタ
解釈上、オビさん呼びとオビ呼びを混在させています
以上を踏まえて問題のない方はどうぞ 7352
pb3Urara
DONE2月6日開催『オクオクパニック』で先行公開したシアオク漫画です。同時にアップした小説のシーンを漫画にしています
※終わってません!!限界オタクです!!
終わり次第続きはpixivにアップします!
※R18↑? 3
popopon_pipipi
MAIKINGシアオク、モブオク、R-18⚠暴力表現、レイプ描写、嘔吐表現を含みます。(今はなくてものちのち含みます多分)
オクタンが不特定多数と寝ています。
解釈上、オビさん呼びとオビ呼びを混在させています。
苦手な方はご注意ください。
Password: 18↑? 12660
Kashul12
SPUR MEシアプトオク3P編です!!漸くここまで来ました。頑張ります。
注意点(ざっくり)
・R-18BL
・シア&プト×オク(つまり3P)
・今回の話では、
シャドウとオリジナルは同じ存在
・ハメ撮り
・オクちゃんはシアとプトと体の関係アリ
・最初はオクちゃん視点
・二輪挿し 4085
Kashul12
SPUR MEシアシャドオクです。書いてたものが1度全部消えたので、
死んだ様な顔で書き直しました。
注意点(ざっくり)
・R-18BL
・シアシャドオク&シャドウシアオク
・シャドウが普通に喋るし、
オリジナルと仲が良い
・シャドウ達とオリジナル達で
それぞれ付き合ってる
・スワップしてる 2401
Kashul12
DONE🧂が海辺でデートしたらしいですよ。知ってました?場所はストームポイントって言うんですけど。俺ですか?俺はある方のツイートで知りました(訳:誰か代わりに書いてくれても良いのよと言われたので書きますね)
注意点(ざっくり)
・R-15(?)BL
・シアオク
・2人は既に付き合っている
・S11のムービースルーな内容
どっちかと言えば半ばプレイヤー側 1903
siatn_shell
DONE拒食症のオクに口移しで食べさせたり飲ませたりするオビのオビ→←オクなシアオクSS。まだ付き合ってないけどそうすることには慣れてる二人。言葉は要らない 私は、彼の異常に、いち早く気が付いていた。打ち込んだ興奮剤が切れた直後のふらつき、平常な態度とは裏腹に異様なほど乱れた心音、物資を漁る指先の震え。不調を隠すのに慣れている様子だが、私の目は誤魔化せない。連戦に連戦が重なり、惜しくも二位で終わった試合の後、私はドロップシップに戻るシルバの背中を追った。同じくシップに帰ろうとするレジェンド達の最後尾を歩く彼の足取りは、ゆったりとしているようでどこかおぼつかない。カッとなりやすい性分のせいで、いつもより小さく見える背中に我慢できなくなり、足音を立てず、後ろから彼に急接近する。
「――おわっ!」
誰も見ていないのをいいことに、両腕で彼の体を横抱きにして持ち上げれば、シルバは虚を衝かれたように声を上げた。いわゆるお姫様抱っこというやつで、腕の中で私の顔を見上げたシルバが体を硬直させる。本気で嫌がるなら下ろすことも考えていたものの、萎縮するように、怖がるように身を縮こませて震えるものだから、優しく彼を見下ろして微笑みかけた。
3727「――おわっ!」
誰も見ていないのをいいことに、両腕で彼の体を横抱きにして持ち上げれば、シルバは虚を衝かれたように声を上げた。いわゆるお姫様抱っこというやつで、腕の中で私の顔を見上げたシルバが体を硬直させる。本気で嫌がるなら下ろすことも考えていたものの、萎縮するように、怖がるように身を縮こませて震えるものだから、優しく彼を見下ろして微笑みかけた。