Yom_og
DOODLEぶる〜ろっくのらくがき備忘録、しぶにあげたツイログは消したのでこっちで残しとこうと思いますちょくちょく前の投稿分と被ってるのあるかもしれません
くにちぎとなぎれおと一枚りんいさ、そのほかポロポロあります
ブルーロックの全てに、感謝の正拳突きをいっぱぁつ!!!👊🏻 21
.みい
DONEngro何を飲んでそうだと思う?って聞かれたので、間接ちゅーっていいな、と思いながら妄想してました。私は
ng リ⚫︎㌧の紙パック
ro ウィ⚫︎キンソンのペットボトル
のイメージです。
【凪玲】レモンティーと炭酸水最近、俺の周りが少し騒がしい。
屋上で吹かれる風は気持ちいい。
教室の賑やかさも気にはならないし、教室で浮いた存在の俺に話しかける人も最近ではほとんどいなくなった。
それでも、やはり屋上で1人になるのは落ち着く。
この季節は暑くもなく寒くもなく、柔らかく吹く風はただただ心地よい。
昼休みの開始とともにここへ来て、昼ごはんを食べたら風に吹かれて自由きままに過ごす。
「ふわぁ…」
欠伸がひとつ溢れる。今日はゲームじゃなく昼寝にしようか、そんな気分にもなるような青空が広がっている。
…のはずだった。
「おーい、凪!」
バタン!と屋上のドアが開く音がしたかと思うと、俺を呼ぶ声がする。
そう、俺の周りが騒がしくなったのはこの声がするようになってから。
2350屋上で吹かれる風は気持ちいい。
教室の賑やかさも気にはならないし、教室で浮いた存在の俺に話しかける人も最近ではほとんどいなくなった。
それでも、やはり屋上で1人になるのは落ち着く。
この季節は暑くもなく寒くもなく、柔らかく吹く風はただただ心地よい。
昼休みの開始とともにここへ来て、昼ごはんを食べたら風に吹かれて自由きままに過ごす。
「ふわぁ…」
欠伸がひとつ溢れる。今日はゲームじゃなく昼寝にしようか、そんな気分にもなるような青空が広がっている。
…のはずだった。
「おーい、凪!」
バタン!と屋上のドアが開く音がしたかと思うと、俺を呼ぶ声がする。
そう、俺の周りが騒がしくなったのはこの声がするようになってから。
.みい
SPUR MEあと前戯の部分を書ききれば完成なので、前半全年齢部分載せます。ご都合展開により、破局中のngと2人部屋で寝ることになって、複雑な気持ちのroの話。がんばれがんばれしてください…なぎれお/ngro 3522
hjm_shiro
DOODLE凪玲/甘えるのも難しい⚠凪玲版深夜の創作60分一本勝負に参加したときのSS。
⚠お題「キス」をお借りしています。
⚠同棲してる二人
たまには俺も甘えてみたい!と言って、困ったことになる玲王の話。
「たまには俺も甘えたい」
そう言ったのがすべての始まりだった。本当に、なんとなく。凪の濡れた髪を乾かしてやって、変に捲れ上がっていたスウェットの襟元を直してやって。これで、寝る準備ができたな! って頭を撫でたときに、ふと自分も同じように甘やかされたいと思ったのだ。
「急にどうしたの、レオ」
「いや、俺もお前みたいに甘やかされてーって思って」
「甘やかされたいって、たとえば……?」
「んー、そうだな……。あ、じゃあ、試しに俺の髪を乾かせ!」
名案だとばかりに頷き、持っていたドライヤーを凪に手渡す。てっきり面倒くさいって一蹴されるかと思ったが、凪は文句を言うことなくドライヤーを受け取ってくれた。「じゃあ、レオが下に座って」と凪がフローリングを指差す。言われた通り下におりれば、逆に凪がソファに上がっていった。
2787そう言ったのがすべての始まりだった。本当に、なんとなく。凪の濡れた髪を乾かしてやって、変に捲れ上がっていたスウェットの襟元を直してやって。これで、寝る準備ができたな! って頭を撫でたときに、ふと自分も同じように甘やかされたいと思ったのだ。
「急にどうしたの、レオ」
「いや、俺もお前みたいに甘やかされてーって思って」
「甘やかされたいって、たとえば……?」
「んー、そうだな……。あ、じゃあ、試しに俺の髪を乾かせ!」
名案だとばかりに頷き、持っていたドライヤーを凪に手渡す。てっきり面倒くさいって一蹴されるかと思ったが、凪は文句を言うことなくドライヤーを受け取ってくれた。「じゃあ、レオが下に座って」と凪がフローリングを指差す。言われた通り下におりれば、逆に凪がソファに上がっていった。
hjm_shiro
DOODLE凪玲/泥だらけの壇上でワルツを⚠白宝に戻ってきた二人
⚠モブがそれなりに喋る
「まるで俺みたいだなぁ、って思ったんだよね」
凪から告白されるも、ずっと返事ができずにいた玲王の話。季節感ガン無視。文化祭してる。
凪に対しての"好き"が何なのか、普通の恋愛とは何なのかをあれこれ考える玲王がいます。
教室の匂いが好きだ。黒板の上を走るチョークの音も、窓から吹き込んでくる風で膨らむクリーム色のカーテンも。ときどきグラウンドから聞こえてくる笑い声も好きだし、秋の空を真一文字に切る鳥の羽ばたきも好き。
嫌いなものよりは好きなもののほうが多い気がする。たとえば、凪の「レオ」って呼ぶときの声とか好きだし、おんぶをせがまれて抱き着かれたときに感じる温かさも好き。
そうやって好きなものはいくつも集められるし、簡単にカテゴライズできるのに、凪から言われた「玲王のことが好きなんだけど」という告白だけは、いまだに白黒つけられないでいる。不思議なもので、告白されてから一ヶ月以上経つのに、いまだに自分の気持ちが分からないのだ。
14033嫌いなものよりは好きなもののほうが多い気がする。たとえば、凪の「レオ」って呼ぶときの声とか好きだし、おんぶをせがまれて抱き着かれたときに感じる温かさも好き。
そうやって好きなものはいくつも集められるし、簡単にカテゴライズできるのに、凪から言われた「玲王のことが好きなんだけど」という告白だけは、いまだに白黒つけられないでいる。不思議なもので、告白されてから一ヶ月以上経つのに、いまだに自分の気持ちが分からないのだ。
hjm_shiro
DOODLE凪玲/【加工あり】恋愛キラキラフィルター⚠プロ設定
ある時から、凪のことがキラキラして見えるようになった玲王の話。
最近、凪がキラキラして見えるから困る。写真加工のアプリでも使ってんの? ってぐらい、キラキラしてるから困るのだ。寝起きのままの髪、ゆるっとしたパーカー、手にはスマホといつも通りの姿なのに。
凪は、たまのオフに家を訪ねても態度や表情を変えることがない。玄関を開けることすら面倒になったのか、最近になってスペアのキーまで渡された。だから、我が家と同じノリでいつでも自由に凪の部屋に出入りできる。
そんな凪の家を訪ねても、凪は相変わらずソファでぐだっとしたままゲームをしていた。おりゃ、おりゃ、と無表情で画面をタップしているからときどき怖い。でも一通りゲームが終わると俺の方を見て言うのだ。「レオ、膝枕してー」と。
2863凪は、たまのオフに家を訪ねても態度や表情を変えることがない。玄関を開けることすら面倒になったのか、最近になってスペアのキーまで渡された。だから、我が家と同じノリでいつでも自由に凪の部屋に出入りできる。
そんな凪の家を訪ねても、凪は相変わらずソファでぐだっとしたままゲームをしていた。おりゃ、おりゃ、と無表情で画面をタップしているからときどき怖い。でも一通りゲームが終わると俺の方を見て言うのだ。「レオ、膝枕してー」と。
hjm_shiro
DOODLE凪玲/恋の本質⚠凪玲版深夜の創作60分一本勝負に参加したときのSS。
⚠お題「バレンタイン」をお借りしています。
⚠白宝のふたり。付き合ってる。
お題そのままにバレンタインデーにまつわる凪玲の話。
玲王はモテる。お金持ちで容姿端麗で勉強もスポーツもできて人気者。知らない人はいないのでは? ってぐらい学校では有名。だから、バレンタインの時期になると大変なんだろうなぁ、とは思ってたけど、やっぱり玲王は大変そうだった。
朝、リムジンを降りた瞬間から俺のことなんて知りません、居ません、みたいな顔で女子たちが玲王に寄っていく。あっという間に玲王を中心とした輪が出来上がって、俺はその外でぽつねんと立つ羽目になった。
あーあ、離れちゃった。と思いつつも、こうなったら助けることはおろか、近付くことすらできないので、そそくさと輪を避けて教室に向かっていく。そのとき、つんつんと誰かに袖を引かれた。ツインテールの女子が俯きながら俺の袖を掴んでいる。
3238朝、リムジンを降りた瞬間から俺のことなんて知りません、居ません、みたいな顔で女子たちが玲王に寄っていく。あっという間に玲王を中心とした輪が出来上がって、俺はその外でぽつねんと立つ羽目になった。
あーあ、離れちゃった。と思いつつも、こうなったら助けることはおろか、近付くことすらできないので、そそくさと輪を避けて教室に向かっていく。そのとき、つんつんと誰かに袖を引かれた。ツインテールの女子が俯きながら俺の袖を掴んでいる。
hjm_shiro
DOODLE凪玲/Stay⚠プロ設定
お酒の力を借りて、凪の熱愛報道が本当かどうか確かめようとする玲王の話。
「レオ、飲み過ぎ」
そう言って缶ビールを取り上げたのは、さっきまでシャワーを浴びていた凪だった。すぐに羽目を外すんだから……と小言を零して、テーブルの上に突っ伏していた俺を引き上げてくれる。ふわっと体が浮く感覚に、俺はキャッキャと馬鹿みたいにはしゃいだ。
「やべぇ、ふわってした。もう一回!」
「ヤダよ。持ち上げるの重いんだから」
まるでお姫様みたいな扱いでソファの上に降ろされて、ふふっと笑ってしまう。こんなふうに凪の恋人も抱き上げられているのかなぁ、と思うと複雑だったが、二番目に大事にされていると思えばギリギリ許せた。バタバタと足を動かして、離れていこうとする凪の気を引く。
凪はため息をつくと、我儘なお姫様だね、と呆れた顔で俺を見た。
2913そう言って缶ビールを取り上げたのは、さっきまでシャワーを浴びていた凪だった。すぐに羽目を外すんだから……と小言を零して、テーブルの上に突っ伏していた俺を引き上げてくれる。ふわっと体が浮く感覚に、俺はキャッキャと馬鹿みたいにはしゃいだ。
「やべぇ、ふわってした。もう一回!」
「ヤダよ。持ち上げるの重いんだから」
まるでお姫様みたいな扱いでソファの上に降ろされて、ふふっと笑ってしまう。こんなふうに凪の恋人も抱き上げられているのかなぁ、と思うと複雑だったが、二番目に大事にされていると思えばギリギリ許せた。バタバタと足を動かして、離れていこうとする凪の気を引く。
凪はため息をつくと、我儘なお姫様だね、と呆れた顔で俺を見た。
hjm_shiro
DOODLE凪玲/可哀相な俺のポラリス⚠プロ設定のふたり
⚠付き合ってかなり長い
諸事情により別れることにした凪玲がもう一度やり直す話。二人分の視点があります。二つで一つです。
▼これが本当に最後の地獄/凪視点
「さすがに変わり身が早すぎるんじゃねーの?」
もう会わないようにしよう、と言った傍から玲王が俺の家にやってきた。如何にも不機嫌です、怒ってます、といった表情で玲王が睨んでくる。
堪えきれずに少しだけ笑ったら、玲王があからさまに眉をひそめた。
「……なに笑ってんだよ」
「いや、別に。久しぶりにレオと話したなぁと思って」
「ハッ、この期に及んで緊張感のない奴だな」
ぐいっと玲王が俺の胸倉を掴む。玲王の悪癖みたいなものだ。挑発するときだけ、俺の胸倉を掴んで額を押し付けながら見上げてくる。そうして逃げられない距離で文句を言うのだ。毎回、こちらが悪いと決めつけるような言い方で俺のことを責める。
6985「さすがに変わり身が早すぎるんじゃねーの?」
もう会わないようにしよう、と言った傍から玲王が俺の家にやってきた。如何にも不機嫌です、怒ってます、といった表情で玲王が睨んでくる。
堪えきれずに少しだけ笑ったら、玲王があからさまに眉をひそめた。
「……なに笑ってんだよ」
「いや、別に。久しぶりにレオと話したなぁと思って」
「ハッ、この期に及んで緊張感のない奴だな」
ぐいっと玲王が俺の胸倉を掴む。玲王の悪癖みたいなものだ。挑発するときだけ、俺の胸倉を掴んで額を押し付けながら見上げてくる。そうして逃げられない距離で文句を言うのだ。毎回、こちらが悪いと決めつけるような言い方で俺のことを責める。
hjm_shiro
DOODLE凪玲/言葉の外側で光るもの⚠凪玲版深夜の創作60分一本勝負に参加したときのSS。
⚠お題「花言葉」をお借りしています。
⚠成人/ナチュラルに同棲してる。
付き合っていると思いこんでいる凪とそうだとは思っていなかった玲王の話。凪の"結婚したい"を皮切りに、すれ違ったりくっついたり。
「俺もそろそろ結婚しようかな」
その言葉に、俺は持っていたマグカップを落っことしそうになった。
大方、テレビで流れている新婚番組に感化されたのだろう。日本でも海外でもバラエティ番組のテーマは大体同じだ。構成や見せ方が変わっているだけで、古今東西、恋愛をテーマにしたトークショーは受けが良い。画面の向こうで仲良さそうに話すカップルが、見つめ合った瞬間に軽いキスを交わしている。
そのシーンをムズムズとした気持ちで見ながら「また、急にどうして……」と、歯切れ悪く口にした。正直、凪にそんな相手がいるとは思っていなかったから軽くショックだ。
「んー……幸せそうだから?」
「まぁ、それはそうかもしれないけど、そもそもお前……」
4419その言葉に、俺は持っていたマグカップを落っことしそうになった。
大方、テレビで流れている新婚番組に感化されたのだろう。日本でも海外でもバラエティ番組のテーマは大体同じだ。構成や見せ方が変わっているだけで、古今東西、恋愛をテーマにしたトークショーは受けが良い。画面の向こうで仲良さそうに話すカップルが、見つめ合った瞬間に軽いキスを交わしている。
そのシーンをムズムズとした気持ちで見ながら「また、急にどうして……」と、歯切れ悪く口にした。正直、凪にそんな相手がいるとは思っていなかったから軽くショックだ。
「んー……幸せそうだから?」
「まぁ、それはそうかもしれないけど、そもそもお前……」
hjm_shiro
DOODLE凪玲/据え膳は自らやってくる⚠プロ設定
玲王のことが好きだから暴走しないように距離を取っていたい凪 VS 凪のことは好きだけど鈍すぎて何も気付かない玲王の話。
凪が俺のことを好きだなんてありえない。みんな口を揃えて「玲王は凪に愛されてるよな」とちょっぴり呆れたような、だけど心底幸せそうで羨ましい、みたいな表情を浮かべて言うけれど、実際問題、凪からそういった言葉をもらった試しがなかった。過去に一度、レオといるとめんどくさくないから良いって言われたことがあるけど、それだけだ。一緒にいて楽しいという言葉すら出てこなかったし、それはあの日から随分経っても変わらない。
それどころか、最近の凪はやけによそよそしかった。昔はもっと距離が近かったのに、今では一緒にいる時間すら減った。
たとえば今日みたいに飲んで帰る日の場合、昔はうちに寄ってく? と言ってくれたのに最近はそれがない。帰りのリムジンが来るまでの間、一緒に待ってはくれるがそれだけ。おまけに乗っていくかと尋ねても首を横に振られてしまう。酔いを醒ましたいから、と、まったく変わらない顔色のまま凪が言って背を向けるのだ。
2837それどころか、最近の凪はやけによそよそしかった。昔はもっと距離が近かったのに、今では一緒にいる時間すら減った。
たとえば今日みたいに飲んで帰る日の場合、昔はうちに寄ってく? と言ってくれたのに最近はそれがない。帰りのリムジンが来るまでの間、一緒に待ってはくれるがそれだけ。おまけに乗っていくかと尋ねても首を横に振られてしまう。酔いを醒ましたいから、と、まったく変わらない顔色のまま凪が言って背を向けるのだ。
hjm_shiro
DOODLE凪玲/寂しさの融解点⚠凪玲版深夜の創作60分一本勝負に参加したときのSS。
⚠お題「熱」「お風呂」をお借りしています。
⚠成人/ナチュラルに同棲してる。
喧嘩中に風邪を引いたroがngに連絡して甘える話。
熱が出た。と珍しく簡素なメッセージが玲王から届いた。昨夜、玲王と一緒に住む部屋を追い出されたばかりなのに。
明確な喧嘩の理由は忘れたが、たぶん玲王の話を聞かずにゲームばかりしてたからだと思う。そんなのもう出会ったときからじゃん。ずっとそのスタイルじゃん、俺。って思ったけど、どうも昨夜の玲王はお気に召さなかったらしい。
思えば、常に寛大な玲王が文句を言う時点で珍しかった。ちょっと具合が悪そうと言えば悪そうで、でもそのときは玲王からの強い言葉にこっちもムキになって返していたから、その違和感に気付かなかった。最終的に、玲王が怖い顔で出ていけなんて言うから、昨夜は仕方なくブルーロック時代に交流を深めていた奴らに連絡を取った。そしたら何が面白いのか、凪が玲王にフラられたみたいだぞ! って話に尾ひれがついて、急遽大衆居酒屋とカラオケでオールしていま。机に突っ伏して寝ていたら、ポケットに入れていた携帯がブーと短く震えた。
2535明確な喧嘩の理由は忘れたが、たぶん玲王の話を聞かずにゲームばかりしてたからだと思う。そんなのもう出会ったときからじゃん。ずっとそのスタイルじゃん、俺。って思ったけど、どうも昨夜の玲王はお気に召さなかったらしい。
思えば、常に寛大な玲王が文句を言う時点で珍しかった。ちょっと具合が悪そうと言えば悪そうで、でもそのときは玲王からの強い言葉にこっちもムキになって返していたから、その違和感に気付かなかった。最終的に、玲王が怖い顔で出ていけなんて言うから、昨夜は仕方なくブルーロック時代に交流を深めていた奴らに連絡を取った。そしたら何が面白いのか、凪が玲王にフラられたみたいだぞ! って話に尾ひれがついて、急遽大衆居酒屋とカラオケでオールしていま。机に突っ伏して寝ていたら、ポケットに入れていた携帯がブーと短く震えた。
hjm_shiro
DOODLE凪玲/待ての言葉も三度まで「だから今すぐ覚悟を決めて」
引退会見で玲王のことを名指しで語り、夢を叶えようとする凪と、往生際悪く"待て"と言っちゃう玲王の話。
※玲王の表記ユレは意図的なものです。真剣なときほどちゃんと呼ぶかなって。
稀代の天才。サッカーに愛された男。
そう持て囃された凪誠士郎の引退会見は、ふたつの意味で世間を騒がせた。
「突然ですが、今日を持ちまして現役のサッカー選手を引退します」
そう淡々とした表情で話す凪に、玲王は目を丸くする。その引退会見は中継されていたこともあり、SNSでは阿鼻叫喚の嵐だった。『早すぎる』『もっと凪のプレーが見たかった』『日本は失ってはいけないものを失った……。それは凪誠士郎だ』そんな言葉が濁流のようにタイムライン上を駆け抜けていく。
サッカー選手としてのプレイヤー寿命は年々上がり、三十歳を超えても現役でプレーする選手がいる中、凪は二十八歳にしてその輝かしいサッカー人生に幕を閉じた。それも、なんの前触れもなく突然に。ちょうど、在籍しているチームの契約が切れようかというタイミングで、次は何処へ行くのかとみんなが期待しているときだった。
6205そう持て囃された凪誠士郎の引退会見は、ふたつの意味で世間を騒がせた。
「突然ですが、今日を持ちまして現役のサッカー選手を引退します」
そう淡々とした表情で話す凪に、玲王は目を丸くする。その引退会見は中継されていたこともあり、SNSでは阿鼻叫喚の嵐だった。『早すぎる』『もっと凪のプレーが見たかった』『日本は失ってはいけないものを失った……。それは凪誠士郎だ』そんな言葉が濁流のようにタイムライン上を駆け抜けていく。
サッカー選手としてのプレイヤー寿命は年々上がり、三十歳を超えても現役でプレーする選手がいる中、凪は二十八歳にしてその輝かしいサッカー人生に幕を閉じた。それも、なんの前触れもなく突然に。ちょうど、在籍しているチームの契約が切れようかというタイミングで、次は何処へ行くのかとみんなが期待しているときだった。
hjm_shiro
DOODLE凪玲/愛の即決価格⚠凪玲版深夜の創作60分一本勝負に参加したときのSS。
⚠お題「オークション」をお借りしています。
⚠友情出演でisg/bcr/cgr/kngmがいます。
みんなで玲王の家に溜まった不用品を回収しにいく話。途中からオークション形式になるけど――
「とにかく物が増えて困るんだよな……」
そう零したのは大衆居酒屋でのことだった。シーズンオフになり、どうせみんな日本に戻っているなら集まろうぜ! ということになったのだ。そうして集まったのが自分を含めて凪、そして二次セレクションでチームを組んだ千切と國神だった。あとは千切が声をかけたという潔と蜂楽。その他にもそれぞれ好きに声をかけたのだが、結局いま残っているのはこの六人だけだ。ちなみに他の連中は別卓の見知らぬ女性たちに声をかけ、知らぬ間にいなくなっていた。よくまぁ、勇気とバイタリティがあるものだなと思う。
そんなわけで、目下の悩みである"物が増えて困る"という愚痴を聞いてくれる人間は五人しかいなかった。いや、隣に座っている凪は飲み会の空気にすら飽きてゲームをしているから実質四人か。千切は「ふーん」と興味がなさそうに相槌を打ち、蜂楽は「だったら売っちゃえば?」とこれまた薄っぺらい言葉を返してきた。どいつもこいつも薄情な奴らである。
3015そう零したのは大衆居酒屋でのことだった。シーズンオフになり、どうせみんな日本に戻っているなら集まろうぜ! ということになったのだ。そうして集まったのが自分を含めて凪、そして二次セレクションでチームを組んだ千切と國神だった。あとは千切が声をかけたという潔と蜂楽。その他にもそれぞれ好きに声をかけたのだが、結局いま残っているのはこの六人だけだ。ちなみに他の連中は別卓の見知らぬ女性たちに声をかけ、知らぬ間にいなくなっていた。よくまぁ、勇気とバイタリティがあるものだなと思う。
そんなわけで、目下の悩みである"物が増えて困る"という愚痴を聞いてくれる人間は五人しかいなかった。いや、隣に座っている凪は飲み会の空気にすら飽きてゲームをしているから実質四人か。千切は「ふーん」と興味がなさそうに相槌を打ち、蜂楽は「だったら売っちゃえば?」とこれまた薄っぺらい言葉を返してきた。どいつもこいつも薄情な奴らである。
hjm_shiro
DOODLE凪玲/初めから選択肢なんて何処にもなかった⚠プロ設定
増え続ける見合い話にうんざりするroと、それに対して策を講じるngの話。
たくさんある見合い写真にうんざりする。玲王はぱたんと見合い写真を閉じると、アルバムをテーブルの端に寄せた。なるべく視界に入らないよう端へ端へと追いやり、重たい溜息をつく。
二十歳を超え、プロのサッカー選手として世間に名を轟かせようとも、御影玲王として本来持っている属性はそう簡単に変わらなかった。何処へ行っても"御影コーポレーションの御曹司"という肩書きがついて回る。『そういえば最近、御影コーポレーションのご子息がサッカーで活躍されているとか』『えーっと、ああ! 君は確か御影コーポレーションの……』と、まるで枕詞みたいについてくるそれに、最近では苛立ちすら覚えなくなった。
もっとプレーを見てくれ。サッカー選手として認識してくれ。
8664二十歳を超え、プロのサッカー選手として世間に名を轟かせようとも、御影玲王として本来持っている属性はそう簡単に変わらなかった。何処へ行っても"御影コーポレーションの御曹司"という肩書きがついて回る。『そういえば最近、御影コーポレーションのご子息がサッカーで活躍されているとか』『えーっと、ああ! 君は確か御影コーポレーションの……』と、まるで枕詞みたいについてくるそれに、最近では苛立ちすら覚えなくなった。
もっとプレーを見てくれ。サッカー選手として認識してくれ。
cosonococo
DONEngro小話。なぎくんがプロでれおくんが家継いだりモデルやったりしてる。なぎくんが大金使ってれおくんに怒られる話。くにがみくんとちぎりくんもいます。You have my word/You mean the world to me.ワインありがとな、届いた。いつも悪いな、おかえり。あとさ、凪から貰ったか?あれ。
なんで知ってるかって?まぁ、気になるよな。じゃあ、ちょっとだけ俺の話を聞いてくれるか。
始まりは、珍しい凪からの誘いだ。
「ねぇ、お嬢。お茶おごるから、1時間くらい付き合ってくんない?きんにくんも来ても良いよ」
クラブハウスでの練習後、ロッカールームの壁掛け時計を眺めながら、この後の時間をどう過ごそうかと考えてたら、チームメイトである凪が珍しく誘って来た。
元々共に監獄出身だから、チーム内でも自然と共にいることが多いし、会話もよくする。でも、チーム内の飲み会すらかったるそうに最後尾に付いてくるようなタイプのあいつから外に誘われるのは初めてで、ちょっとびっくりしたけど、好奇心の方が勝ってしまい、國神を呼び出し、2人で凪の後をついてった。
35781なんで知ってるかって?まぁ、気になるよな。じゃあ、ちょっとだけ俺の話を聞いてくれるか。
始まりは、珍しい凪からの誘いだ。
「ねぇ、お嬢。お茶おごるから、1時間くらい付き合ってくんない?きんにくんも来ても良いよ」
クラブハウスでの練習後、ロッカールームの壁掛け時計を眺めながら、この後の時間をどう過ごそうかと考えてたら、チームメイトである凪が珍しく誘って来た。
元々共に監獄出身だから、チーム内でも自然と共にいることが多いし、会話もよくする。でも、チーム内の飲み会すらかったるそうに最後尾に付いてくるようなタイプのあいつから外に誘われるのは初めてで、ちょっとびっくりしたけど、好奇心の方が勝ってしまい、國神を呼び出し、2人で凪の後をついてった。