kure9038
INFO7月24日新刊予定の君ありき楽園のサンプルですー何気に頁の雰囲気は画像でないとだせないなと気づいたので
アップロードしてみます😊
通販サイトはこちら https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040030995061 20
himeka_hp
DONE診断メーカーでのお題【ただいまハニー。待たせたな】からできたお話です。ヒュが頭おかしいです(笑)
耐性のない方は御遠慮ください!
【豹変する君】ヒュンポプ「ただいまハニー。待たせたな」
帰って来るなりそう言ったヒュンケルに、ポップは持っていたカップをガシャン!と取り落としてしまった。
「な、何言ってんだ?頭大丈夫かヒュンケル…?」
「オレは大丈夫に決まっている。ハニー、ようやく会えたな、今すぐただいまのキスを…」
「わああああ!!!」
す、と音もなく傍に近づいたヒュンケルは、ポップの腰を引き寄せて、抱きしめ、そして顎に手をかけ上向かせて、顔を近づけた。
その手馴れた所作に、ポップも流されてしまいそうになるが、慌てて、ヒュンケルの顔に手を押し付けてグイグイと離れようとした。
おかしい、おかしい。
普段のヒュンケルじゃない。いつものような、表情の見えない奴じゃなく、ポップを見る目はうっとりと目を細めて愛おしそうにしていて、頬を赤く染めている。ポップはそんなヒュンケルに、鳥肌が立ち、ゾワゾワと寒気がした。
3353帰って来るなりそう言ったヒュンケルに、ポップは持っていたカップをガシャン!と取り落としてしまった。
「な、何言ってんだ?頭大丈夫かヒュンケル…?」
「オレは大丈夫に決まっている。ハニー、ようやく会えたな、今すぐただいまのキスを…」
「わああああ!!!」
す、と音もなく傍に近づいたヒュンケルは、ポップの腰を引き寄せて、抱きしめ、そして顎に手をかけ上向かせて、顔を近づけた。
その手馴れた所作に、ポップも流されてしまいそうになるが、慌てて、ヒュンケルの顔に手を押し付けてグイグイと離れようとした。
おかしい、おかしい。
普段のヒュンケルじゃない。いつものような、表情の見えない奴じゃなく、ポップを見る目はうっとりと目を細めて愛おしそうにしていて、頬を赤く染めている。ポップはそんなヒュンケルに、鳥肌が立ち、ゾワゾワと寒気がした。
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DOODLEネタメモ 旅にこじつけられるねえと悪巧みしていた痕がタイトルに出てる旅路を往くヒュンケルだけでは贖罪は出来ない、このおれが見張ってますから、というていで一緒に贖罪の旅をするポップくん
贖罪の旅の途中、行く先々で拒絶、報復を受けるヒュンケル
いつも黙ってそれを治すポップだが、ある日耐えられなくなって治療中に怒りながら泣き始めたりする
だんだんヒュンケルは大魔道士の手助けがあってずるいという空気にもなってくる
大魔道士様のお力あってのものだヒュンケルの力で償ってるわけじゃないじゃないか
そんなわけないだろ
「怪我してるんじゃねえか 見せてみろ」
「怪我などない 泥を被っただけだ」
「いいから見せろ」
「大事ない ただの子供のいたずらだ」
「そうか、子供のいたずらなら仕方ないよな」
「子供のいたずらなら仕方がない、事故だったなら仕方がない、おまえはこういうことをされても仕方がない、そういうことか?」
2087贖罪の旅の途中、行く先々で拒絶、報復を受けるヒュンケル
いつも黙ってそれを治すポップだが、ある日耐えられなくなって治療中に怒りながら泣き始めたりする
だんだんヒュンケルは大魔道士の手助けがあってずるいという空気にもなってくる
大魔道士様のお力あってのものだヒュンケルの力で償ってるわけじゃないじゃないか
そんなわけないだろ
「怪我してるんじゃねえか 見せてみろ」
「怪我などない 泥を被っただけだ」
「いいから見せろ」
「大事ない ただの子供のいたずらだ」
「そうか、子供のいたずらなら仕方ないよな」
「子供のいたずらなら仕方がない、事故だったなら仕方がない、おまえはこういうことをされても仕方がない、そういうことか?」
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DONEもにかさんからのリクエスト!しっとり系で、だけども仲良し甘い話です。
雨の日のお話。
【過去よりも今を君と】ヒュンポプ外はどんよりと曇り、しとしとと雨が降り始めた。
風もなく静かに降る雨は、静かで。いつもの外の喧騒などどこへ行ってしまったのかと言うくらいに
昼間だというのに街は静まり返っていた。
同じ日に休みという稀な今日の日に、家の中でポップとヒュンケルは同じ部屋にいて、お互いに何を話すでもなく、ただ静かに寄り添って、休みを満喫していた。
「雨降ってきたみたいだな」
「そのようだな」
「今日は外に出なくて正解だったなぁ」
ソファに座るヒュンケルの足元にポップは座り込み、ヒュンケルの足を背もたれにしながら城から持ち帰っていた魔導書を読んでいる。
視線は本から離さずにポップは呟けば、ヒュンケルは視線を窓に向けて、雨によって霞む外の様子を見ていた。
2328風もなく静かに降る雨は、静かで。いつもの外の喧騒などどこへ行ってしまったのかと言うくらいに
昼間だというのに街は静まり返っていた。
同じ日に休みという稀な今日の日に、家の中でポップとヒュンケルは同じ部屋にいて、お互いに何を話すでもなく、ただ静かに寄り添って、休みを満喫していた。
「雨降ってきたみたいだな」
「そのようだな」
「今日は外に出なくて正解だったなぁ」
ソファに座るヒュンケルの足元にポップは座り込み、ヒュンケルの足を背もたれにしながら城から持ち帰っていた魔導書を読んでいる。
視線は本から離さずにポップは呟けば、ヒュンケルは視線を窓に向けて、雨によって霞む外の様子を見ていた。
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DONE診断メーカーのお題「お前の一番安心できる場所が、オレだと良いといつも思ってる」のセリフから。弥刀さんに捧げます!!
仕事頑張ってください!!
【もしかしたら、一目惚れだったのかもしれない】ヒュンポプポップの笑う顔が好きだ。
コロコロと変わる表情の中で、一番好きなのは笑顔。
今日もまた、部屋で話している時に、おかしかったのか笑っていて、ああ、可愛いなと思った。
「ヒュンケル?」
「ん?」
「なんだよ、じっと見て」
「ああ…可愛いな、と思ったから」
「は……」
向かい合わせに座って、頬杖をついてポップを見ていたら、不思議そうに問いかけてきた。
オレがそう言うと、ぼぼっと真っ赤になるポップ。
その、素直な表情も好ましい要因の一つだ。
「だー!そう言うの恥ずかしいから嫌だって言ってるだろ!」
「そう思ったんだから仕方ないだろう」
「お前のは心臓に悪い…」
「そうなのか?」
顔を赤くして俯くポップの頭を撫でて、不思議そうに見つめる。
840コロコロと変わる表情の中で、一番好きなのは笑顔。
今日もまた、部屋で話している時に、おかしかったのか笑っていて、ああ、可愛いなと思った。
「ヒュンケル?」
「ん?」
「なんだよ、じっと見て」
「ああ…可愛いな、と思ったから」
「は……」
向かい合わせに座って、頬杖をついてポップを見ていたら、不思議そうに問いかけてきた。
オレがそう言うと、ぼぼっと真っ赤になるポップ。
その、素直な表情も好ましい要因の一つだ。
「だー!そう言うの恥ずかしいから嫌だって言ってるだろ!」
「そう思ったんだから仕方ないだろう」
「お前のは心臓に悪い…」
「そうなのか?」
顔を赤くして俯くポップの頭を撫でて、不思議そうに見つめる。
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DONE診断メーカーのお題「そんなに傍に寄るな…俺がどれだけ耐えてるか…分かるか?」のセリフから出来たお話です。ちょっと夜風味です!
【思わぬ誘惑】ヒュンポプ風呂上がり。
次の街にについて地図を見ながら話し合っているポップとヒュンケル。
ソファに並んで座り、地図を指さし、はしゃぐポップは何故がテンションが高いようだった。
「今度の街って、確か色んな洞窟があるんだろ?」
「ああ、魔物が住み着いているらしい」
「へー、中に何かあるのかもな」
「そうかもしれん」
今は旅の途中で、パプニカも落ち着いた事だし、ダイとレオナに任せて、ヒュンケルとポップは旅に出た。最初はもちろん反対はされはしたが、最後には理解を示してくれたレオナには感謝しかない。
まあ、たまに顔を出せ、とは言われたが。
そうして旅に出て半年は経っているだろうか。
今日も宿で旅立つ話し合いの途中である。
風呂上がりだからか、髪も適当に乾かしていたため、ポップの髪はしんなりと濡れていて、肌に張り付いている。
2260次の街にについて地図を見ながら話し合っているポップとヒュンケル。
ソファに並んで座り、地図を指さし、はしゃぐポップは何故がテンションが高いようだった。
「今度の街って、確か色んな洞窟があるんだろ?」
「ああ、魔物が住み着いているらしい」
「へー、中に何かあるのかもな」
「そうかもしれん」
今は旅の途中で、パプニカも落ち着いた事だし、ダイとレオナに任せて、ヒュンケルとポップは旅に出た。最初はもちろん反対はされはしたが、最後には理解を示してくれたレオナには感謝しかない。
まあ、たまに顔を出せ、とは言われたが。
そうして旅に出て半年は経っているだろうか。
今日も宿で旅立つ話し合いの途中である。
風呂上がりだからか、髪も適当に乾かしていたため、ポップの髪はしんなりと濡れていて、肌に張り付いている。
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DONE診断メーカーからのお題「お前を今すぐ攫ってしまいたい」と、弥刀さんとのお話で出来たお話です。潜入捜査前のひとコマ。
【一輪の華】ヒュンポプ「潜入任務ぅ?」
大事な話があると、会議室へと向かったポップ。
その部屋にはごく少人数の限られた人物しかいなかった。どうやら、他国が、パプニカを狙っているらしい。その国のパーティに潜入して、その国が、パプニカを攻め入る準備をしているのかどうかを調べてくる…という任務なのだという。
確かに、国家間の問題だ。最悪戦争にもなりかねない。穏便にことを済ませたいのだろう。
問題は、誰が行くか、という事らしい。
「パーティなんだから、マァムとヒュンケルで行けばいいんじゃねぇか?」
「それは考えたのだけど…、サポートできる人も必要だと思うのよね」
「サポート?」
「そう、例えば、魔法…とかね」
レオナの言葉に、ポップは嫌な予感がしてくる。まあ、でも潜入捜査なら、特に問題はない?とは思うが…何故こんなにも嫌な予感がするのか。
2141大事な話があると、会議室へと向かったポップ。
その部屋にはごく少人数の限られた人物しかいなかった。どうやら、他国が、パプニカを狙っているらしい。その国のパーティに潜入して、その国が、パプニカを攻め入る準備をしているのかどうかを調べてくる…という任務なのだという。
確かに、国家間の問題だ。最悪戦争にもなりかねない。穏便にことを済ませたいのだろう。
問題は、誰が行くか、という事らしい。
「パーティなんだから、マァムとヒュンケルで行けばいいんじゃねぇか?」
「それは考えたのだけど…、サポートできる人も必要だと思うのよね」
「サポート?」
「そう、例えば、魔法…とかね」
レオナの言葉に、ポップは嫌な予感がしてくる。まあ、でも潜入捜査なら、特に問題はない?とは思うが…何故こんなにも嫌な予感がするのか。
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DONE【まさかの出来事】の更に続きです!!まさか三作続くとは思いませんでした(笑)
今回は長兄が小さくなります!!
【二度あることは……】ヒュンポプこの間、魔物を倒した後、一週間程の記憶がすっぽりと抜け落ちていた。マァムから聞いた話だと、どうやらおれはその魔物の影響を受けて小さくなっていたらしい。
しかも、その間は恋人であるヒュンケルを何故か苦手にしていたようで、元に戻った後にヒュンケルに、ぎゅうぎゅうと抱きしめられ続けてしまうという、恥ずかしい刑が待っていた。
そんな日があったばかりの数日後、今度はヒュンケルが小さくされてしまうという、なんともご都合主義な展開が起きてしまった。
「ヒュンケル~」
「なぁに?」
「ちょっとおれ用事があるんだけどなあ」
「やだ!ポップと一緒がいい!!」
「ヒュンケル、ポップ君が困ってるから、私といましょう?」
「やーだああ!!」
2416しかも、その間は恋人であるヒュンケルを何故か苦手にしていたようで、元に戻った後にヒュンケルに、ぎゅうぎゅうと抱きしめられ続けてしまうという、恥ずかしい刑が待っていた。
そんな日があったばかりの数日後、今度はヒュンケルが小さくされてしまうという、なんともご都合主義な展開が起きてしまった。
「ヒュンケル~」
「なぁに?」
「ちょっとおれ用事があるんだけどなあ」
「やだ!ポップと一緒がいい!!」
「ヒュンケル、ポップ君が困ってるから、私といましょう?」
「やーだああ!!」
m@モ
DOODLE【ヒュンポプです。裸注意】フォロワッサンにポリセクの真髄(?)をリプしようとして、リプで語るのは怖過ぎるな?と思ったので描きました(???)※ポリセクは聞きかじりの知識で個人的な解釈なので詳しくはお調べ下さい。
スケベを我慢するヒュポのドタバタ4日間と5日目にはっぴーえっちするヒュポ見たいんじゃよ。
himeka_hp
DONE【まさかの出来事】の続きです!小さくなってしまったポップのお話の続き。
かなり長兄がおかしいです!!
【まさかの出来事(2)】ヒュンポプポップが小さくなってから、一週間。
一向に戻る気配がない。
二、三日で元に戻るはずではなかったのか?
結局オレはあれから小さくなったポップに会うことはあれど、触れることさえ出来ずにいた。
触れてちゃんと確かめたい、ポップの温もりを。
だが、鉄壁とも言える、マァムを前にそんな事が出来るわけもなかった。
仕方なく、今日もまた、ポップの様子を確かめるためにマァムの部屋へ向かっていた。
ノックをすれば、すぐに扉が開き、マァムが顔を出す。すると、マァムまたか、という顔をする。
仕方がないだろう!心配なのだから!
「ヒュンケル、仕事はどうしたの?」
「片付けてきたが」
「早くない!?」
「早くない」
ポップが小さくなってからというもの、仕事が手につかない訳ではなく、逆に手早く仕事を終わらせることに集中することが出来た。
2592一向に戻る気配がない。
二、三日で元に戻るはずではなかったのか?
結局オレはあれから小さくなったポップに会うことはあれど、触れることさえ出来ずにいた。
触れてちゃんと確かめたい、ポップの温もりを。
だが、鉄壁とも言える、マァムを前にそんな事が出来るわけもなかった。
仕方なく、今日もまた、ポップの様子を確かめるためにマァムの部屋へ向かっていた。
ノックをすれば、すぐに扉が開き、マァムが顔を出す。すると、マァムまたか、という顔をする。
仕方がないだろう!心配なのだから!
「ヒュンケル、仕事はどうしたの?」
「片付けてきたが」
「早くない!?」
「早くない」
ポップが小さくなってからというもの、仕事が手につかない訳ではなく、逆に手早く仕事を終わらせることに集中することが出来た。
himeka_hp
DONE診断メーカーのお題です。「…お前が可愛すぎるのが悪い」
という攻めのセリフから出来たお話です。
【キラキラな笑顔】ヒュンポプ「はー、やっぱり家の方がいいよなー」
ポップは家の庭にある菜園畑にいた。
城の籠った暑さよりは、こうして日差しの中にいる暑さの方がどこか心地よく感じる。
しゃがみこみながら、トマトの苗を植えていた。
手袋をして土を掘り起こし、一つ一つ丁寧に。
風が吹けば、土の匂いがする。
それが、生きているという実感が湧く。
「ちゃんと美味いトマトになれよ~?」
ザクザクと苗を植え込み、上から土をかけていき、更にその上から特製の肥料をふりかける。
炎天下での作業ながら鼻歌を歌いながら、さっさっとこなして行くそれは、この人物が世界を救った勇者一行の中の一人である、大魔道士だとは誰も思わないだろう。
まあ姿からして、ラフなシャツに麻のズボンだ。
2827ポップは家の庭にある菜園畑にいた。
城の籠った暑さよりは、こうして日差しの中にいる暑さの方がどこか心地よく感じる。
しゃがみこみながら、トマトの苗を植えていた。
手袋をして土を掘り起こし、一つ一つ丁寧に。
風が吹けば、土の匂いがする。
それが、生きているという実感が湧く。
「ちゃんと美味いトマトになれよ~?」
ザクザクと苗を植え込み、上から土をかけていき、更にその上から特製の肥料をふりかける。
炎天下での作業ながら鼻歌を歌いながら、さっさっとこなして行くそれは、この人物が世界を救った勇者一行の中の一人である、大魔道士だとは誰も思わないだろう。
まあ姿からして、ラフなシャツに麻のズボンだ。
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DONEポップが小さくなっちゃったよ!!というありふれたネタです。
ヒュンが可哀想です(笑)
【まさかの出来事】ヒュンポプさきほど連絡があって、ポップが大変らしい。
そう伝令を受け、オレは慌てて執務室から飛び出した。
連絡は姫から。
今日、ポップは討伐任務だったらしい。
魔物は無事に倒せたようだが、ポップに何かあったと。
それだけを聞いて、仕事を投げ出し走り出した。
「ポップ!!」
マァムの部屋にいることを聞いていたオレは、バン!と扉を開ける。
そうしたら、マァムの「ヒュンケル!」と、何時になくオレを諌める声が聞こえた。
ズカズカと部屋に入れば、部屋にいるのはマァムと小さな少年だけ。
周りを見渡しても、ポップの姿はない。
「マァム?ポップは…」
「とりあえず落ち着いて?」
「ポップに何かあったのだろう?」
「それは…」
「おねえちゃ…」
小さな少年の声に、マァムは笑って、大丈夫よ、と頭を撫でてやっている。
2312そう伝令を受け、オレは慌てて執務室から飛び出した。
連絡は姫から。
今日、ポップは討伐任務だったらしい。
魔物は無事に倒せたようだが、ポップに何かあったと。
それだけを聞いて、仕事を投げ出し走り出した。
「ポップ!!」
マァムの部屋にいることを聞いていたオレは、バン!と扉を開ける。
そうしたら、マァムの「ヒュンケル!」と、何時になくオレを諌める声が聞こえた。
ズカズカと部屋に入れば、部屋にいるのはマァムと小さな少年だけ。
周りを見渡しても、ポップの姿はない。
「マァム?ポップは…」
「とりあえず落ち着いて?」
「ポップに何かあったのだろう?」
「それは…」
「おねえちゃ…」
小さな少年の声に、マァムは笑って、大丈夫よ、と頭を撫でてやっている。
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DONE診断メーカーでのお題「俺気づいたんだ、毎日がキラキラしてるのはあなたがいてくれるからだ、って」
というセリフから出来たお話です。
【貴方とすごす日々は】ヒュンポプ 【貴方とすごす日々は】ヒュンポプ
「んぅ…」
ヒュンケルの朝は、起きてポップの寝顔を見るのが一日の始まりだった。
すやすやと眠るポップは、さながら眠り姫のようで、可愛くて、綺麗で、ヒュンケルはたまにこのまま起きないのでは無いかと錯覚する。
そんな時は、ちょん、と指で頬を撫でてみたり、そっと口付けを落としてみる。すると、その刺激にポップは身じろいで、ゆるゆると瞳が開く。
その瞳は、とろとろで蕩けていて、甘い飴玉のようにキラキラとしている。零れてしまいそうな、その瞳に、ちゅ、とキスをすれば、ぱちぱちと瞬きをして、ようやく、ポップは覚醒する。
「ヒュン…」
「おはよう、ポップ」
「うん、おはよ…」
ポップはたまに寝起きが悪いこともある。目を覚ましたからと言って、直ぐに、動くことはまずない。
2082「んぅ…」
ヒュンケルの朝は、起きてポップの寝顔を見るのが一日の始まりだった。
すやすやと眠るポップは、さながら眠り姫のようで、可愛くて、綺麗で、ヒュンケルはたまにこのまま起きないのでは無いかと錯覚する。
そんな時は、ちょん、と指で頬を撫でてみたり、そっと口付けを落としてみる。すると、その刺激にポップは身じろいで、ゆるゆると瞳が開く。
その瞳は、とろとろで蕩けていて、甘い飴玉のようにキラキラとしている。零れてしまいそうな、その瞳に、ちゅ、とキスをすれば、ぱちぱちと瞬きをして、ようやく、ポップは覚醒する。
「ヒュン…」
「おはよう、ポップ」
「うん、おはよ…」
ポップはたまに寝起きが悪いこともある。目を覚ましたからと言って、直ぐに、動くことはまずない。
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DONE診断メーカーのお題から「キョロキョロすんた、お前は俺だけ見てろ」というセリフから書いたお話です。
【輝く光】ヒュンポプ噂には聞いていた、パプニカ主催の舞踏会。
それが行われる事になるなんて、誰も思わなかっただろう。
世界が危機にさらされ滅亡かと思われた中、その危機を救った勇者達によって世界は再び平和へと歩み始めた。
その中で、復興を遂げたパプニカの、他の国の国賓などを呼んでの舞踏会である。
それは、平和の証として、これからも和平を結ぶという意味を持つものだった。
「あー、なんでこんなのに俺も出なきゃなんねーんだよ」
「仕方ないだろう」
「めーんどくせ」
舞踏会会場の端で壁に寄りかかりながら、シャンパンを飲むポップはブチブチと文句を呟いていた。
広間では、音楽が奏でられ彩られた人々がダンスを踊っている。
このようなパーティーには、自分は相応しくないとポップは嫌がったが、レオナの命令により参加せざるをえなくなったのだ。
2348それが行われる事になるなんて、誰も思わなかっただろう。
世界が危機にさらされ滅亡かと思われた中、その危機を救った勇者達によって世界は再び平和へと歩み始めた。
その中で、復興を遂げたパプニカの、他の国の国賓などを呼んでの舞踏会である。
それは、平和の証として、これからも和平を結ぶという意味を持つものだった。
「あー、なんでこんなのに俺も出なきゃなんねーんだよ」
「仕方ないだろう」
「めーんどくせ」
舞踏会会場の端で壁に寄りかかりながら、シャンパンを飲むポップはブチブチと文句を呟いていた。
広間では、音楽が奏でられ彩られた人々がダンスを踊っている。
このようなパーティーには、自分は相応しくないとポップは嫌がったが、レオナの命令により参加せざるをえなくなったのだ。
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DONEお題メーカーにて「美味そうなお前が悪い」という台詞から出来たお話です。
ポプちゃん捏造設定あります。
【誘惑するのは…?】ヒュンポプ季節が夏を迎えて、段々と暑くなる日々。
パプニカの城の中でも暑さは増すばかり。日陰はひんやりとした空気もあるものの、吹き抜ける風は熱風を思わせるくらいには熱かった。
部屋に籠りがちなポップは、益々暑くなる部屋の暑さにまいりきっていた。
「あちぃ~」
まあ、魔法で部屋を冷やすことも可能なのだが、あえて使わない所がポップらしい。
机に突っ伏しながら、唸るポップを諌める人物はおらず、部屋の中にはポップ一人だけ。
「なんで夏はこんなあちぃんだよ~」
一人ぶちぶちと呟きながら、ちらりと羊皮紙を睨みつけるが、仕事をやろうにもやる気が起きなくなってくる。
溜まりきった仕事の山を片付けないと、またレオナからのお小言が来るのは分かってはいるのだが、いかんせんこの暑さだ、もう集中力も無いに等しい。
2039パプニカの城の中でも暑さは増すばかり。日陰はひんやりとした空気もあるものの、吹き抜ける風は熱風を思わせるくらいには熱かった。
部屋に籠りがちなポップは、益々暑くなる部屋の暑さにまいりきっていた。
「あちぃ~」
まあ、魔法で部屋を冷やすことも可能なのだが、あえて使わない所がポップらしい。
机に突っ伏しながら、唸るポップを諌める人物はおらず、部屋の中にはポップ一人だけ。
「なんで夏はこんなあちぃんだよ~」
一人ぶちぶちと呟きながら、ちらりと羊皮紙を睨みつけるが、仕事をやろうにもやる気が起きなくなってくる。
溜まりきった仕事の山を片付けないと、またレオナからのお小言が来るのは分かってはいるのだが、いかんせんこの暑さだ、もう集中力も無いに等しい。
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DONEお互い視線が合う事が、きっかけで。付き合っちゃうヒュンポプ。
【重なる視線】ヒュンポプ良く目が合う時がある。気のせいかとも思っていたけど、どうやらそうでも無い。それはお互いに分かっていた。
城の廊下、食堂、会議中。様々な所で必ず目と目が合うのだ。そうしたら、しばらくお互いにじ、と見つめた後にするりと自然にお互いに目をそらす。それが一連の流れとなっていた。
それは、特に気持ち悪い訳でもないし、何かがある訳でもないから、気にはしていなかったけど、でも、お互いにきっと、そうなんだろうと思っていた。
「なー」
「どうした?」
「なんで見てくんの」
「…それは、お前にも聞きたいが?」
ある日一緒に食事をしていた時に、ポップが切り出したこと。この所の視線の件について。
問いかけても、逆に聞き返されてしまうのは当たり前だろう。
1853城の廊下、食堂、会議中。様々な所で必ず目と目が合うのだ。そうしたら、しばらくお互いにじ、と見つめた後にするりと自然にお互いに目をそらす。それが一連の流れとなっていた。
それは、特に気持ち悪い訳でもないし、何かがある訳でもないから、気にはしていなかったけど、でも、お互いにきっと、そうなんだろうと思っていた。
「なー」
「どうした?」
「なんで見てくんの」
「…それは、お前にも聞きたいが?」
ある日一緒に食事をしていた時に、ポップが切り出したこと。この所の視線の件について。
問いかけても、逆に聞き返されてしまうのは当たり前だろう。
himeka_hp
DONEキスの日というわけでですね!!短いお話ですが!!
ヒュンポプちゅっちゅすればいいよ!!
【甘いキスの日】ヒュンポプ「なー、ヒュンケル」
「なんだ?」
振り返ったヒュンケルの傍に近づき、そっと唇を押し当てる。
すると、ポカン、とした表情でこちらを見ているヒュンケルに、ぶは!と笑って、ぱ、と離れた。
「ポップからしてくれるなんて珍しいな」
「今日だけ、だかんな?」
首を傾げて見上げると、不満そうな顔のヒュンケルが、腰を抱き寄せてきて膝に座らされる。
近い距離に恥ずかしくてぐいぐいと押し返すけど、力は強くて離れられない。
「もっとしてくれ」
「やーだね」
気づいてないのか、未だに不満そうな顔をしている。
それが、なんだか可愛くて、仕方ない。
ぎゅ、思わず抱きつくと、回された腕に抱きしめられて、ぐい、と顔を手で覆われて、唇に温もり。
「ん…」
1079「なんだ?」
振り返ったヒュンケルの傍に近づき、そっと唇を押し当てる。
すると、ポカン、とした表情でこちらを見ているヒュンケルに、ぶは!と笑って、ぱ、と離れた。
「ポップからしてくれるなんて珍しいな」
「今日だけ、だかんな?」
首を傾げて見上げると、不満そうな顔のヒュンケルが、腰を抱き寄せてきて膝に座らされる。
近い距離に恥ずかしくてぐいぐいと押し返すけど、力は強くて離れられない。
「もっとしてくれ」
「やーだね」
気づいてないのか、未だに不満そうな顔をしている。
それが、なんだか可愛くて、仕方ない。
ぎゅ、思わず抱きつくと、回された腕に抱きしめられて、ぐい、と顔を手で覆われて、唇に温もり。
「ん…」
i_tu_kichi
DOODLEHP100%展示その2ー2ドルパロ💜💚がppnk TVのスポーツ番組に出た時の観覧感想まとめ
💜が人外の身体能力なのは知っていたけど、💚も十分人外だった件について
そして徹頭徹尾イチャついていましたね放送時は高画質録画一択です本当にありがとうございます(早口) 12
i_tu_kichi
DOODLEHP100%展示その2ー1Twitterにアップしていたドルパロ💜💚まとめ
ふわ〜っとした設定、ダンスレッスン、ライブ感想まとめです。
煮詰まった狂気の文字数...読みにくくてすみません 7
hydrocorn
DONEBL営業かと思いきや本当に付き合っている若手俳優のヒュンポプのツイート(謎現パロ)はたしてオタクたちはアバンPの検閲が入る前にヒュポの匂わせツイを目撃することができるのか!?
続きは思いついた時にでも追加していきま〜す 5
なるかみうめこ
PROGRESS間違い探ししています…🤔🤔🤔こんな感じの本をイベント後の発行という形になるかと思います。予約等はいたしません。刷り上がり次第、ある日突然BOOTHに並べさせていただきます💦(ツイッター上でお知らせさせていただきます🙇)
イベントには書き下ろし部分のサンプルが展示出来るように準備したいと思います。
当方の管理不足により大変恐れ入りますが、無理のない範囲で活動させていただこうと思います🙇
toma_d2hp
DONEヲタヒュンとポップ【再録】時は21世紀になって数年後、秋葉原は趣都と呼ばれヲタク文化が爛熟していた…なぎささんの作品のヲタヒュンが大好きすぎて設定をお借りしたお話。似て非なる世界線と思っていただければ幸いです。なぎささんの素敵なマンガは下記にて…!!
■現代日本でオタクやってたら即売会でコスの売り子に一目惚れした話
https://www.pixiv.net/artworks/89088570
Wonder2 爽やかな風が、コンコースを吹き抜ける。
JR秋葉原駅中央口改札前。
天井が高く開放感がある上、改札の前の壁沿いに立てば、待ち合わせに最適だ。
聖地巡礼者、外国人観光客、予備校生、チラシを配るメイド、普通に家族連れなど、さまざまな人種の坩堝と化した電気街口ではなく、こちらを待ち合わせ場所に選んだ自分勝ち組…多分。
五月半ばの日曜日、気温、湿度とも申し分ないはずだったが、ポップとの待ち合わせ時刻が近づくにつれて、俺はだらだらと変な汗が背中を流れるのを感じていた。
まずい。緊張してきた…。
これ以上、改札方向を見続けることなどできはしない!
落ち着け、とりあえず、かわいいもののことでも考えよう。オリゼーとか、猫とか…。あ、少しなごんできた。
7164JR秋葉原駅中央口改札前。
天井が高く開放感がある上、改札の前の壁沿いに立てば、待ち合わせに最適だ。
聖地巡礼者、外国人観光客、予備校生、チラシを配るメイド、普通に家族連れなど、さまざまな人種の坩堝と化した電気街口ではなく、こちらを待ち合わせ場所に選んだ自分勝ち組…多分。
五月半ばの日曜日、気温、湿度とも申し分ないはずだったが、ポップとの待ち合わせ時刻が近づくにつれて、俺はだらだらと変な汗が背中を流れるのを感じていた。
まずい。緊張してきた…。
これ以上、改札方向を見続けることなどできはしない!
落ち着け、とりあえず、かわいいもののことでも考えよう。オリゼーとか、猫とか…。あ、少しなごんできた。
ゆか@yuk930
CAN’T MAKE書きたいとこだけ。桜と満月ときみとポップの言う「良い場所」は城からかなり離れた山奥であった。人の手の入っていない森の中にルーラで運ばれた面々は、目の前に広がる光景に感嘆の息を漏らした。盛大に咲きほこる桜の木々を背に、ポップがへへんと自慢げに胸を張る。
「すっげーだろー? 俺も見つけた時はビビったぜ」
「こんな素敵な場所を見つけられたのだから、ポップくんのサボり癖も捨てたもんじゃないわね」
「サボってた訳じゃねえよ!ちょっと息抜きに飛び回ってただけで……」
目をそらすポップに、まあ今回は目こぼししましょう。とレオナが笑う。そうして、夜桜の宴が始まった。
姿が見えない。ヒュンケルが気がついたのは、宴が始まってから随分と時間が経ってからだった。夜も深い時間。少し風が出てきて、ひんやりとした空気が桜の花を散らしていく。
1489「すっげーだろー? 俺も見つけた時はビビったぜ」
「こんな素敵な場所を見つけられたのだから、ポップくんのサボり癖も捨てたもんじゃないわね」
「サボってた訳じゃねえよ!ちょっと息抜きに飛び回ってただけで……」
目をそらすポップに、まあ今回は目こぼししましょう。とレオナが笑う。そうして、夜桜の宴が始まった。
姿が見えない。ヒュンケルが気がついたのは、宴が始まってから随分と時間が経ってからだった。夜も深い時間。少し風が出てきて、ひんやりとした空気が桜の花を散らしていく。
なるかみうめこ
MOURNINGヒュンポプ新刊の記述に抜けがあった部分の補足です🤦もしかしたら気にならないかもですが、念の為!なお、添付してる絵がネタバレ気味なのでまったく本文を読んでない方や、書き下ろし部分はご覧になる予定のない方は閲覧ご注意ください!
あとは当方の絵での挿絵めいたものが見たくない方もお気をつけくださいませ〜🙇🙇🙇
もう、ホントに粗忽で恐縮です…🥲💦(ポにょた、ヒュ長髪注意です!!)
hydrocorn
DONE『帰ってきたドラえもん』パロのヒュンポプです原作終了後、ダイ様帰還済、二人ともパプニカ勤め
ヒュはポに告白したけど返事を貰えていない…という感じの設定です
雰囲気で描いているので雰囲気でお読みいただければと思います
おれたちは雰囲気でヒュンポプしている…
続きは気が向いたら描きます 3