i_tu_kichi
MAQUINARIA12月17日のDozenRoseで配布したヒュンポプの無配です。10月のダ大オンリーで楠見さんが配布した無配の続き+来年出したいセクピスパロ本の下書き...ちゃんと本として出せますように‼️(退路を断つスタイル) 12
なりひさ
HECHO【ごくパ展示】ヒュンポプ。キャンプに来てからヒュンケルの様子がおかしい。ポップが訝しんでいると、ヒュンケルにテントに連れ込まれて……【ごくパ展示】触れるだけ「あちっ」
ポップは焼き魚の熱さに思わず声を上げる。齧り付いた魚は焼きたてで熱々だった。
「ほら、気をつけないか」
言いながらこちらを見てくるヒュンケルにポップはプイと顔を背けた。
「わかってら!」
ポップはふうふうと息を吹きかけて魚を冷ます。今度こそ大丈夫だと思って齧り付けば、ふわりと柔らかい身と香ばしい味が口いっぱいに広がった。
あたりはすっかり日が暮れて暗くなっている。いくつかの焚き火があたりを照らしていた。大人数でのキャンプは賑やかで、それぞれが思い思いに過ごしている。
野宿なら旅の途中で何度もしたが、今は倒すべき魔王もいない。というか元魔王のハドラーもこのキャンプに参加している。アバン先生が結界を張っているから魔物に怯える心配もなかった。
2401ポップは焼き魚の熱さに思わず声を上げる。齧り付いた魚は焼きたてで熱々だった。
「ほら、気をつけないか」
言いながらこちらを見てくるヒュンケルにポップはプイと顔を背けた。
「わかってら!」
ポップはふうふうと息を吹きかけて魚を冷ます。今度こそ大丈夫だと思って齧り付けば、ふわりと柔らかい身と香ばしい味が口いっぱいに広がった。
あたりはすっかり日が暮れて暗くなっている。いくつかの焚き火があたりを照らしていた。大人数でのキャンプは賑やかで、それぞれが思い思いに過ごしている。
野宿なら旅の途中で何度もしたが、今は倒すべき魔王もいない。というか元魔王のハドラーもこのキャンプに参加している。アバン先生が結界を張っているから魔物に怯える心配もなかった。
なるかみうめこ
INFORMACIÓNこちらロモそく2さま合わせのネップリです!パスワードはイベント会場当サークル入口のお品書きにございます。そちらご確認の上、ご利用いただけますと幸いです☺️🍀
右2枚はフチありにする選択をしていただくと、全体が収まった印刷が可能になるかと思います。
*一枚女体化のイラストがございます。苦手な方、ご注意お願いいたします!
良い一日をお過ごしくださいませ〜🥰
toma_d2hp
HECHO『ロモそく2』開催おめでとうございます!!大学生ヒュンケルと高等部ポップの現パロ……なのですが、2007年に書いたものの再録なので、全体的に平成レトロです。
汀組のなぎささんと一緒に主催したダイ大オンリーイベント『竜の行方(2008)』にひっかけたタイトルで書いたお話でした。なつかしいです。
竜は行方不明 11月最初の日曜日。
大学構内の、かすかに色づきはじめた欅並木の下を、ヒュンケルは歩いていた。
バイト帰りで、もうすぐ日が暮れようとしている。
休日に教室を使って行われる、様々な資格試験の試験官助手は、結構いいバイトだった。試験用紙の配布と回収、試験時間に通路を歩き見回るだけで、昼の弁当も出るし、日給も当日に受け取れる。
ただし、自分も試験を受けているような疲労感にはおそわれるが……。
受験生が全身から発している緊張感から解放され、ヒュンケルはひんやりとした、 しかしまだ寒いというほどではない、ここちよい空気を吸いこんだ。
あたりの土の匂いを含んだ空気は、どちらかといえば春先のようでもある、とヒュンケルが思ったとき、少し前をひとり歩く人影に見覚えがあることに気づいた。
2511大学構内の、かすかに色づきはじめた欅並木の下を、ヒュンケルは歩いていた。
バイト帰りで、もうすぐ日が暮れようとしている。
休日に教室を使って行われる、様々な資格試験の試験官助手は、結構いいバイトだった。試験用紙の配布と回収、試験時間に通路を歩き見回るだけで、昼の弁当も出るし、日給も当日に受け取れる。
ただし、自分も試験を受けているような疲労感にはおそわれるが……。
受験生が全身から発している緊張感から解放され、ヒュンケルはひんやりとした、 しかしまだ寒いというほどではない、ここちよい空気を吸いこんだ。
あたりの土の匂いを含んだ空気は、どちらかといえば春先のようでもある、とヒュンケルが思ったとき、少し前をひとり歩く人影に見覚えがあることに気づいた。
TUKA
PASADOダイの大冒険 寄稿ヒュンポプ1997年
二人が雨に濡れているイラストを描いたら当時のダイ大好きの友人が「是非この詳細を今度出す本に載せない…?」と誘われて(笑)
何も描いてませんしね。 4
i_tu_kichi
GARABATEARHP200%展示その2大分昔に描いたヒュポですが、折角なのでお焚き上げ💜💚
ヒュさんはパプニカの騎士団長で、ポ君はパプニカ所属の魔術師さん
付き合う前の話も大好物マンです!!! 3
i_tu_kichi
GARABATEARHP200%展示です‼️ラジオ発の企画で、ドルパロ💜💚の部屋が特集記事になって発狂した話の一部
事務所の寮に入っているだけでなくて、2人がルームシェアしてるって話本当だったし、読んでたらこれただの同棲?新婚さんでは?みたいな気持ちになった件
時間が足りなくて💚部屋まで。ライターさん、「長兄チェック入りまぁす」の見出しは流石に大草原なのでやめて欲しい
💜部屋以下は6月に出す本に入る予定です 5
i_tu_kichi
HECHOポせんせーとヒュくんのイベント開催おめでとうございます㊗️#ポせんせーとヒュくん
小学生💚と幼稚園児💜のお話の出来たとこまで
💜はうっすら前の記憶がある)
イベント時間内で上げられない分は何処かで供養します... 5
なるかみうめこ
HECHOヒュンポプ本の表紙出来た😊💕長髪ポさんなのは内容に準拠しているので、ご容赦ください🙇
よし! これでいくぞ〜💪💪💪
あとはもう少し誤字脱字と???なところを矯正するのみ!!!(これがとても骨が折れる) 3
himeka_hp
HECHOヒュンポプお題9月【子供】で書かせて頂きました!いつもありがとうございます!
幼児化ネタシリーズ第四弾!!
またもやポップが……?!
【また起きた出来事】ヒュンポプ二度あることは三度あるとはこの事か。
ヒュンケルが遠征任務から帰城した時にもたらされた姫からの遣いの話に、最後までその話を聞くことも無く、走り出してしまった。
何故だと?
それは、可愛い可愛いオレのポップの身に、また何かが起こったから。バタバタと城の廊下を駆け抜けていくヒュンケルに、もはやいつもの事かと、城の者たちは、慣れてしまっていた。
階段を飛ばし上がり、ポップの部屋にたどり着けば、バン!と大きな音を立てて扉を開く。すると「お兄ちゃん!!」と幼い声が聞こえたかと思ったら、身体にぽすり、と衝撃を受けた。
「??」
部屋の中には、マァムにレオナ、そしてラーハルトがいて、視線を足元に向ければ、小さな小さな男の子がヒュンケルに抱きついていた。
2872ヒュンケルが遠征任務から帰城した時にもたらされた姫からの遣いの話に、最後までその話を聞くことも無く、走り出してしまった。
何故だと?
それは、可愛い可愛いオレのポップの身に、また何かが起こったから。バタバタと城の廊下を駆け抜けていくヒュンケルに、もはやいつもの事かと、城の者たちは、慣れてしまっていた。
階段を飛ばし上がり、ポップの部屋にたどり着けば、バン!と大きな音を立てて扉を開く。すると「お兄ちゃん!!」と幼い声が聞こえたかと思ったら、身体にぽすり、と衝撃を受けた。
「??」
部屋の中には、マァムにレオナ、そしてラーハルトがいて、視線を足元に向ければ、小さな小さな男の子がヒュンケルに抱きついていた。
himeka_hp
HECHOヒュンポプで、甘々な砂糖たっぷりなお話を……考えてまず出来たのがこれです。前にも朝の風景書いた気がするけど気にしない!!
甘々でヒュンがおかしいよ!!
【君はオレのお姫様】ヒュンポプ意識がふっ、と浮上する。
そうすれば一気に覚醒するのは、いつもだ。
けど、この部屋にいる時はそれがない。
何故かって?
それは、ここがオレの恋人であるポップの部屋の中だからだ。
二人で布団にくるまって、昨日はお互いにキスをして眠りについた。
ぎゅうぎゅうと抱きしめるオレに、ポップは、強くない力でパシパシと叩いてきたりして、じゃれながら。
それは、ポップが眠りにつくまで続いて、可愛い顔をして睨みつけてくるのが、本当に可愛くてだな!!!
仕方がないと思って欲しい。
可愛い可愛い恋人の見せる、油断したオレにしか見せない、柔らかい甘い表情に勝てるわけがないのだ。
そうして、目が覚めたオレは傍にある温もりを抱きしめ直す。
寒さで、小さくなって眠るポップは、本当に可愛い。
1357そうすれば一気に覚醒するのは、いつもだ。
けど、この部屋にいる時はそれがない。
何故かって?
それは、ここがオレの恋人であるポップの部屋の中だからだ。
二人で布団にくるまって、昨日はお互いにキスをして眠りについた。
ぎゅうぎゅうと抱きしめるオレに、ポップは、強くない力でパシパシと叩いてきたりして、じゃれながら。
それは、ポップが眠りにつくまで続いて、可愛い顔をして睨みつけてくるのが、本当に可愛くてだな!!!
仕方がないと思って欲しい。
可愛い可愛い恋人の見せる、油断したオレにしか見せない、柔らかい甘い表情に勝てるわけがないのだ。
そうして、目が覚めたオレは傍にある温もりを抱きしめ直す。
寒さで、小さくなって眠るポップは、本当に可愛い。
himeka_hp
HECHO相互様より、リクエストです!ほのぼのカワイイ系!!
ちょっとギャグっぽい最後はしっとりな全然違う内容になってしまいましたすみません!
不眠症なヒュンケルがポップに膝枕してもらう話です。
眠りに落ちた眠り姫「ポップ…頼みがあるのだが…」
いきなり現れた長兄であるヒュンケルが、また突拍子も無いことを言ってきた。
まあ、二人は恋人関係にあるのだから、いつかはするんだろうなあ、と思っていた事でもあるから、ポップは、二つ返事で引き受けた。
それは、膝枕である。
男であるポップの足なのだから、柔らかくはないし多分硬いはずだから寝心地は良くはないだろう。だが、ヒュンケルは、頑なに「膝枕を」「膝枕してくれ」と最後には懇願するようになり、ポップも段々と、引き気味に引き受けたのは内緒だ。
「とりあえず、部屋ん中入れよ、入口に突っ立ってないでよ」
「ああ…そうさせてもらおう」
とりあえず、部屋の中へとヒュンケルを招き入れ、椅子に座らせた。その間に、中へと引っ込んでいたポップは、温かい飲み物でも、と用意してあったとあるお茶を入れてヒュンケルの前にカップをおいた。
2174いきなり現れた長兄であるヒュンケルが、また突拍子も無いことを言ってきた。
まあ、二人は恋人関係にあるのだから、いつかはするんだろうなあ、と思っていた事でもあるから、ポップは、二つ返事で引き受けた。
それは、膝枕である。
男であるポップの足なのだから、柔らかくはないし多分硬いはずだから寝心地は良くはないだろう。だが、ヒュンケルは、頑なに「膝枕を」「膝枕してくれ」と最後には懇願するようになり、ポップも段々と、引き気味に引き受けたのは内緒だ。
「とりあえず、部屋ん中入れよ、入口に突っ立ってないでよ」
「ああ…そうさせてもらおう」
とりあえず、部屋の中へとヒュンケルを招き入れ、椅子に座らせた。その間に、中へと引っ込んでいたポップは、温かい飲み物でも、と用意してあったとあるお茶を入れてヒュンケルの前にカップをおいた。
himeka_hp
HECHO診断メーカーからのお題【…何処に行くつもりだ?俺の傍から離れるなと言っただろ】からできたお話です。ヒュンさんがメンタル弱いし、嫉妬してます。
メンタルはポップの方が強いね。
【死がふたりを分かつまで】ヒュンポプ 帰宅するのが遅くなってしまったポップ。
実は、ヒュンケルには内緒で、記念日のプレゼントを用意をしていて遅くなってしまった。
ヒュンケルにはそれは内緒にしている事だからと、勝手しすぎたせいか、心配をかけてしまっている。
今日で、プレゼントは完成したから、遅くはなってしまったが、気分はよく帰宅する事にした。
「ただいま~」
部屋の扉を開ければ、目の前にはヒュンケル。
何故か雰囲気が冷たいというか怒っている。もしかして、遅くなってしまった事に怒っているのだろうかと、ポップは焦る。
「ご、ごめんな?遅くなっちまって」
「ああ」
「ちょっと仕事が溜まっててよ」
「……」
とにかく謝るしかないと、ポップはヒュンケルに向かい、眉を下げ謝る。いつもなら、ヒュンケルも仕事ならと許してくれるのだが、何故か今日は様子がおかしい。
2759実は、ヒュンケルには内緒で、記念日のプレゼントを用意をしていて遅くなってしまった。
ヒュンケルにはそれは内緒にしている事だからと、勝手しすぎたせいか、心配をかけてしまっている。
今日で、プレゼントは完成したから、遅くはなってしまったが、気分はよく帰宅する事にした。
「ただいま~」
部屋の扉を開ければ、目の前にはヒュンケル。
何故か雰囲気が冷たいというか怒っている。もしかして、遅くなってしまった事に怒っているのだろうかと、ポップは焦る。
「ご、ごめんな?遅くなっちまって」
「ああ」
「ちょっと仕事が溜まっててよ」
「……」
とにかく謝るしかないと、ポップはヒュンケルに向かい、眉を下げ謝る。いつもなら、ヒュンケルも仕事ならと許してくれるのだが、何故か今日は様子がおかしい。
kure9038
INFORMACIÓN7月24日新刊予定の君ありき楽園のサンプルですー何気に頁の雰囲気は画像でないとだせないなと気づいたので
アップロードしてみます😊
通販サイトはこちら https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040030995061 20
himeka_hp
HECHO診断メーカーでのお題【ただいまハニー。待たせたな】からできたお話です。ヒュが頭おかしいです(笑)
耐性のない方は御遠慮ください!
【豹変する君】ヒュンポプ「ただいまハニー。待たせたな」
帰って来るなりそう言ったヒュンケルに、ポップは持っていたカップをガシャン!と取り落としてしまった。
「な、何言ってんだ?頭大丈夫かヒュンケル…?」
「オレは大丈夫に決まっている。ハニー、ようやく会えたな、今すぐただいまのキスを…」
「わああああ!!!」
す、と音もなく傍に近づいたヒュンケルは、ポップの腰を引き寄せて、抱きしめ、そして顎に手をかけ上向かせて、顔を近づけた。
その手馴れた所作に、ポップも流されてしまいそうになるが、慌てて、ヒュンケルの顔に手を押し付けてグイグイと離れようとした。
おかしい、おかしい。
普段のヒュンケルじゃない。いつものような、表情の見えない奴じゃなく、ポップを見る目はうっとりと目を細めて愛おしそうにしていて、頬を赤く染めている。ポップはそんなヒュンケルに、鳥肌が立ち、ゾワゾワと寒気がした。
3353帰って来るなりそう言ったヒュンケルに、ポップは持っていたカップをガシャン!と取り落としてしまった。
「な、何言ってんだ?頭大丈夫かヒュンケル…?」
「オレは大丈夫に決まっている。ハニー、ようやく会えたな、今すぐただいまのキスを…」
「わああああ!!!」
す、と音もなく傍に近づいたヒュンケルは、ポップの腰を引き寄せて、抱きしめ、そして顎に手をかけ上向かせて、顔を近づけた。
その手馴れた所作に、ポップも流されてしまいそうになるが、慌てて、ヒュンケルの顔に手を押し付けてグイグイと離れようとした。
おかしい、おかしい。
普段のヒュンケルじゃない。いつものような、表情の見えない奴じゃなく、ポップを見る目はうっとりと目を細めて愛おしそうにしていて、頬を赤く染めている。ポップはそんなヒュンケルに、鳥肌が立ち、ゾワゾワと寒気がした。
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GARABATEARネタメモ 旅にこじつけられるねえと悪巧みしていた痕がタイトルに出てる旅路を往くヒュンケルだけでは贖罪は出来ない、このおれが見張ってますから、というていで一緒に贖罪の旅をするポップくん
贖罪の旅の途中、行く先々で拒絶、報復を受けるヒュンケル
いつも黙ってそれを治すポップだが、ある日耐えられなくなって治療中に怒りながら泣き始めたりする
だんだんヒュンケルは大魔道士の手助けがあってずるいという空気にもなってくる
大魔道士様のお力あってのものだヒュンケルの力で償ってるわけじゃないじゃないか
そんなわけないだろ
「怪我してるんじゃねえか 見せてみろ」
「怪我などない 泥を被っただけだ」
「いいから見せろ」
「大事ない ただの子供のいたずらだ」
「そうか、子供のいたずらなら仕方ないよな」
「子供のいたずらなら仕方がない、事故だったなら仕方がない、おまえはこういうことをされても仕方がない、そういうことか?」
2087贖罪の旅の途中、行く先々で拒絶、報復を受けるヒュンケル
いつも黙ってそれを治すポップだが、ある日耐えられなくなって治療中に怒りながら泣き始めたりする
だんだんヒュンケルは大魔道士の手助けがあってずるいという空気にもなってくる
大魔道士様のお力あってのものだヒュンケルの力で償ってるわけじゃないじゃないか
そんなわけないだろ
「怪我してるんじゃねえか 見せてみろ」
「怪我などない 泥を被っただけだ」
「いいから見せろ」
「大事ない ただの子供のいたずらだ」
「そうか、子供のいたずらなら仕方ないよな」
「子供のいたずらなら仕方がない、事故だったなら仕方がない、おまえはこういうことをされても仕方がない、そういうことか?」
himeka_hp
HECHOもにかさんからのリクエスト!しっとり系で、だけども仲良し甘い話です。
雨の日のお話。
【過去よりも今を君と】ヒュンポプ外はどんよりと曇り、しとしとと雨が降り始めた。
風もなく静かに降る雨は、静かで。いつもの外の喧騒などどこへ行ってしまったのかと言うくらいに
昼間だというのに街は静まり返っていた。
同じ日に休みという稀な今日の日に、家の中でポップとヒュンケルは同じ部屋にいて、お互いに何を話すでもなく、ただ静かに寄り添って、休みを満喫していた。
「雨降ってきたみたいだな」
「そのようだな」
「今日は外に出なくて正解だったなぁ」
ソファに座るヒュンケルの足元にポップは座り込み、ヒュンケルの足を背もたれにしながら城から持ち帰っていた魔導書を読んでいる。
視線は本から離さずにポップは呟けば、ヒュンケルは視線を窓に向けて、雨によって霞む外の様子を見ていた。
2328風もなく静かに降る雨は、静かで。いつもの外の喧騒などどこへ行ってしまったのかと言うくらいに
昼間だというのに街は静まり返っていた。
同じ日に休みという稀な今日の日に、家の中でポップとヒュンケルは同じ部屋にいて、お互いに何を話すでもなく、ただ静かに寄り添って、休みを満喫していた。
「雨降ってきたみたいだな」
「そのようだな」
「今日は外に出なくて正解だったなぁ」
ソファに座るヒュンケルの足元にポップは座り込み、ヒュンケルの足を背もたれにしながら城から持ち帰っていた魔導書を読んでいる。
視線は本から離さずにポップは呟けば、ヒュンケルは視線を窓に向けて、雨によって霞む外の様子を見ていた。
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HECHO診断メーカーのお題「お前の一番安心できる場所が、オレだと良いといつも思ってる」のセリフから。弥刀さんに捧げます!!
仕事頑張ってください!!
【もしかしたら、一目惚れだったのかもしれない】ヒュンポプポップの笑う顔が好きだ。
コロコロと変わる表情の中で、一番好きなのは笑顔。
今日もまた、部屋で話している時に、おかしかったのか笑っていて、ああ、可愛いなと思った。
「ヒュンケル?」
「ん?」
「なんだよ、じっと見て」
「ああ…可愛いな、と思ったから」
「は……」
向かい合わせに座って、頬杖をついてポップを見ていたら、不思議そうに問いかけてきた。
オレがそう言うと、ぼぼっと真っ赤になるポップ。
その、素直な表情も好ましい要因の一つだ。
「だー!そう言うの恥ずかしいから嫌だって言ってるだろ!」
「そう思ったんだから仕方ないだろう」
「お前のは心臓に悪い…」
「そうなのか?」
顔を赤くして俯くポップの頭を撫でて、不思議そうに見つめる。
840コロコロと変わる表情の中で、一番好きなのは笑顔。
今日もまた、部屋で話している時に、おかしかったのか笑っていて、ああ、可愛いなと思った。
「ヒュンケル?」
「ん?」
「なんだよ、じっと見て」
「ああ…可愛いな、と思ったから」
「は……」
向かい合わせに座って、頬杖をついてポップを見ていたら、不思議そうに問いかけてきた。
オレがそう言うと、ぼぼっと真っ赤になるポップ。
その、素直な表情も好ましい要因の一つだ。
「だー!そう言うの恥ずかしいから嫌だって言ってるだろ!」
「そう思ったんだから仕方ないだろう」
「お前のは心臓に悪い…」
「そうなのか?」
顔を赤くして俯くポップの頭を撫でて、不思議そうに見つめる。
himeka_hp
HECHO診断メーカーのお題「そんなに傍に寄るな…俺がどれだけ耐えてるか…分かるか?」のセリフから出来たお話です。ちょっと夜風味です!
【思わぬ誘惑】ヒュンポプ風呂上がり。
次の街にについて地図を見ながら話し合っているポップとヒュンケル。
ソファに並んで座り、地図を指さし、はしゃぐポップは何故がテンションが高いようだった。
「今度の街って、確か色んな洞窟があるんだろ?」
「ああ、魔物が住み着いているらしい」
「へー、中に何かあるのかもな」
「そうかもしれん」
今は旅の途中で、パプニカも落ち着いた事だし、ダイとレオナに任せて、ヒュンケルとポップは旅に出た。最初はもちろん反対はされはしたが、最後には理解を示してくれたレオナには感謝しかない。
まあ、たまに顔を出せ、とは言われたが。
そうして旅に出て半年は経っているだろうか。
今日も宿で旅立つ話し合いの途中である。
風呂上がりだからか、髪も適当に乾かしていたため、ポップの髪はしんなりと濡れていて、肌に張り付いている。
2260次の街にについて地図を見ながら話し合っているポップとヒュンケル。
ソファに並んで座り、地図を指さし、はしゃぐポップは何故がテンションが高いようだった。
「今度の街って、確か色んな洞窟があるんだろ?」
「ああ、魔物が住み着いているらしい」
「へー、中に何かあるのかもな」
「そうかもしれん」
今は旅の途中で、パプニカも落ち着いた事だし、ダイとレオナに任せて、ヒュンケルとポップは旅に出た。最初はもちろん反対はされはしたが、最後には理解を示してくれたレオナには感謝しかない。
まあ、たまに顔を出せ、とは言われたが。
そうして旅に出て半年は経っているだろうか。
今日も宿で旅立つ話し合いの途中である。
風呂上がりだからか、髪も適当に乾かしていたため、ポップの髪はしんなりと濡れていて、肌に張り付いている。
himeka_hp
HECHO診断メーカーからのお題「お前を今すぐ攫ってしまいたい」と、弥刀さんとのお話で出来たお話です。潜入捜査前のひとコマ。
【一輪の華】ヒュンポプ「潜入任務ぅ?」
大事な話があると、会議室へと向かったポップ。
その部屋にはごく少人数の限られた人物しかいなかった。どうやら、他国が、パプニカを狙っているらしい。その国のパーティに潜入して、その国が、パプニカを攻め入る準備をしているのかどうかを調べてくる…という任務なのだという。
確かに、国家間の問題だ。最悪戦争にもなりかねない。穏便にことを済ませたいのだろう。
問題は、誰が行くか、という事らしい。
「パーティなんだから、マァムとヒュンケルで行けばいいんじゃねぇか?」
「それは考えたのだけど…、サポートできる人も必要だと思うのよね」
「サポート?」
「そう、例えば、魔法…とかね」
レオナの言葉に、ポップは嫌な予感がしてくる。まあ、でも潜入捜査なら、特に問題はない?とは思うが…何故こんなにも嫌な予感がするのか。
2141大事な話があると、会議室へと向かったポップ。
その部屋にはごく少人数の限られた人物しかいなかった。どうやら、他国が、パプニカを狙っているらしい。その国のパーティに潜入して、その国が、パプニカを攻め入る準備をしているのかどうかを調べてくる…という任務なのだという。
確かに、国家間の問題だ。最悪戦争にもなりかねない。穏便にことを済ませたいのだろう。
問題は、誰が行くか、という事らしい。
「パーティなんだから、マァムとヒュンケルで行けばいいんじゃねぇか?」
「それは考えたのだけど…、サポートできる人も必要だと思うのよね」
「サポート?」
「そう、例えば、魔法…とかね」
レオナの言葉に、ポップは嫌な予感がしてくる。まあ、でも潜入捜査なら、特に問題はない?とは思うが…何故こんなにも嫌な予感がするのか。
himeka_hp
HECHO【まさかの出来事】の更に続きです!!まさか三作続くとは思いませんでした(笑)
今回は長兄が小さくなります!!
【二度あることは……】ヒュンポプこの間、魔物を倒した後、一週間程の記憶がすっぽりと抜け落ちていた。マァムから聞いた話だと、どうやらおれはその魔物の影響を受けて小さくなっていたらしい。
しかも、その間は恋人であるヒュンケルを何故か苦手にしていたようで、元に戻った後にヒュンケルに、ぎゅうぎゅうと抱きしめられ続けてしまうという、恥ずかしい刑が待っていた。
そんな日があったばかりの数日後、今度はヒュンケルが小さくされてしまうという、なんともご都合主義な展開が起きてしまった。
「ヒュンケル~」
「なぁに?」
「ちょっとおれ用事があるんだけどなあ」
「やだ!ポップと一緒がいい!!」
「ヒュンケル、ポップ君が困ってるから、私といましょう?」
「やーだああ!!」
2416しかも、その間は恋人であるヒュンケルを何故か苦手にしていたようで、元に戻った後にヒュンケルに、ぎゅうぎゅうと抱きしめられ続けてしまうという、恥ずかしい刑が待っていた。
そんな日があったばかりの数日後、今度はヒュンケルが小さくされてしまうという、なんともご都合主義な展開が起きてしまった。
「ヒュンケル~」
「なぁに?」
「ちょっとおれ用事があるんだけどなあ」
「やだ!ポップと一緒がいい!!」
「ヒュンケル、ポップ君が困ってるから、私といましょう?」
「やーだああ!!」
m@モ
GARABATEAR【ヒュンポプです。裸注意】フォロワッサンにポリセクの真髄(?)をリプしようとして、リプで語るのは怖過ぎるな?と思ったので描きました(???)※ポリセクは聞きかじりの知識で個人的な解釈なので詳しくはお調べ下さい。
スケベを我慢するヒュポのドタバタ4日間と5日目にはっぴーえっちするヒュポ見たいんじゃよ。
himeka_hp
HECHO【まさかの出来事】の続きです!小さくなってしまったポップのお話の続き。
かなり長兄がおかしいです!!
【まさかの出来事(2)】ヒュンポプポップが小さくなってから、一週間。
一向に戻る気配がない。
二、三日で元に戻るはずではなかったのか?
結局オレはあれから小さくなったポップに会うことはあれど、触れることさえ出来ずにいた。
触れてちゃんと確かめたい、ポップの温もりを。
だが、鉄壁とも言える、マァムを前にそんな事が出来るわけもなかった。
仕方なく、今日もまた、ポップの様子を確かめるためにマァムの部屋へ向かっていた。
ノックをすれば、すぐに扉が開き、マァムが顔を出す。すると、マァムまたか、という顔をする。
仕方がないだろう!心配なのだから!
「ヒュンケル、仕事はどうしたの?」
「片付けてきたが」
「早くない!?」
「早くない」
ポップが小さくなってからというもの、仕事が手につかない訳ではなく、逆に手早く仕事を終わらせることに集中することが出来た。
2592一向に戻る気配がない。
二、三日で元に戻るはずではなかったのか?
結局オレはあれから小さくなったポップに会うことはあれど、触れることさえ出来ずにいた。
触れてちゃんと確かめたい、ポップの温もりを。
だが、鉄壁とも言える、マァムを前にそんな事が出来るわけもなかった。
仕方なく、今日もまた、ポップの様子を確かめるためにマァムの部屋へ向かっていた。
ノックをすれば、すぐに扉が開き、マァムが顔を出す。すると、マァムまたか、という顔をする。
仕方がないだろう!心配なのだから!
「ヒュンケル、仕事はどうしたの?」
「片付けてきたが」
「早くない!?」
「早くない」
ポップが小さくなってからというもの、仕事が手につかない訳ではなく、逆に手早く仕事を終わらせることに集中することが出来た。
himeka_hp
HECHO診断メーカーのお題です。「…お前が可愛すぎるのが悪い」
という攻めのセリフから出来たお話です。
【キラキラな笑顔】ヒュンポプ「はー、やっぱり家の方がいいよなー」
ポップは家の庭にある菜園畑にいた。
城の籠った暑さよりは、こうして日差しの中にいる暑さの方がどこか心地よく感じる。
しゃがみこみながら、トマトの苗を植えていた。
手袋をして土を掘り起こし、一つ一つ丁寧に。
風が吹けば、土の匂いがする。
それが、生きているという実感が湧く。
「ちゃんと美味いトマトになれよ~?」
ザクザクと苗を植え込み、上から土をかけていき、更にその上から特製の肥料をふりかける。
炎天下での作業ながら鼻歌を歌いながら、さっさっとこなして行くそれは、この人物が世界を救った勇者一行の中の一人である、大魔道士だとは誰も思わないだろう。
まあ姿からして、ラフなシャツに麻のズボンだ。
2827ポップは家の庭にある菜園畑にいた。
城の籠った暑さよりは、こうして日差しの中にいる暑さの方がどこか心地よく感じる。
しゃがみこみながら、トマトの苗を植えていた。
手袋をして土を掘り起こし、一つ一つ丁寧に。
風が吹けば、土の匂いがする。
それが、生きているという実感が湧く。
「ちゃんと美味いトマトになれよ~?」
ザクザクと苗を植え込み、上から土をかけていき、更にその上から特製の肥料をふりかける。
炎天下での作業ながら鼻歌を歌いながら、さっさっとこなして行くそれは、この人物が世界を救った勇者一行の中の一人である、大魔道士だとは誰も思わないだろう。
まあ姿からして、ラフなシャツに麻のズボンだ。