ぐるコース
DONEywpd🐰(今泉)×夢
夢主目線多め
※夢主は部のマネージャー、両片思い設定
ソウホクメンバー出演あり
『スカしたあの人の誕生日』五月十八日、総北高校自転車競技部の部室に足を踏み入れた瞬間、私の心臓はドキドキと高鳴っていた。今日は今泉くんの誕生日。チームの1年エースで、いつもクールでストイックな彼の特別な日。私、総北のマネージャーとして、部員たちと一緒にサプライズを準備してきたけど、正直、うまくいくか不安でいっぱいだ。
部室の隅では、今泉くんがいつものように自転車を整備してる。真剣な横顔、長い指が工具を握る姿、全部がカッコよくて、つい見とれてしまう。…って、ダメダメ! こんなときこそ、しっかりしなきゃ!
「よう、スカシ! 今日は、なんか特別な日ちゃうか?」
鳴子くんがニヤニヤしながら今泉くんに絡んでる。赤い髪が揺れて、いつもの大阪弁が響く。
1935部室の隅では、今泉くんがいつものように自転車を整備してる。真剣な横顔、長い指が工具を握る姿、全部がカッコよくて、つい見とれてしまう。…って、ダメダメ! こんなときこそ、しっかりしなきゃ!
「よう、スカシ! 今日は、なんか特別な日ちゃうか?」
鳴子くんがニヤニヤしながら今泉くんに絡んでる。赤い髪が揺れて、いつもの大阪弁が響く。
月希(@tsuki359)
TRAINING現パロ/荀攸夢/恋人設定荀攸が酔って甘えたになった夢主に翻弄されつつ世話を焼き、一緒にお風呂に入る話。
※色めいた話が含まれるためワンクッションあり
※2025/5/11 5465
Dr_Poisoning
MAIKING[パプワ夢SSもどき③/夢主名前あり/マジック視点]逆ハー系自己満。なんでも許せる人向け。パプワ夢SS②見ないとわかりにくい所あります。総帥なりたてのマジックくん14歳くらい。
キスはしてます(((((
続き書くか書かないか迷ってる段階なのでかきかけにしてます。 2642
Scarlet_studyy
DONE幸村精市さんの夢小説ですが、格好よくてスマートな彼はいません。終始ヘタレな感じです。幸村さん目線、
恋人設定、高1、捏造だらけ(クラスメイトの人選は私欲of私欲)
頭空っぽにして書いたので頭空っぽにして読めるギャグ夢だと思います。 6551
Scarlet_studyy
DONE去年書いた『煌めきは君の隣で』の続編です。(お互い高1設定 続編なので恋人です)
恐らく前の話を読んでいないとよく分からないかと思います…。
夢主目線で進みます。 8257
Dr_Poisoning
DONE[パプワ夢SS①/夢主名前あり]自分の中の原作沿いから離れたIF物語。PPW夢主設定見てからの方がわかりやすいかも。夢主視点です。
四兄弟とミツヤ生存ルートの為に身体を張るウララ(夢主)。
一族同士争わせない為に身体張るけど多分逆効果。ちみっ子モンチッチ傍観の三つ巴の戦いになる予感() 1886
ironoma_art
DONE賈詡夢ネームレス
夢主は妻設定
愛妻家?な賈詡です。
これを書いてる時はオリジンズ未プレイでした。
生まれて初めて小説を書きました。大目に見てね…
兵法と口紅 陽が傾いて辺りが暗くなりはじめていた。雲ひとつない空にちらちらと星が瞬いている。
「ちと帰りが遅くなったな」
私邸の目前までたどり着いた賈詡は、深い紺色に沈んでいく空を見上げて呟いた。
仕事を終えて帰宅して早々に妻の部屋へ続く廊下を足早に歩く。目的の部屋の扉の前で足を止める。
賈詡の手には、蓋が付いた磁器製の小さな容器が握られている。蓋を開けると中には鮮やかな赤色が伺える。染料が練り込まれたそれは口紅であった。
「気に入ってくれるといいんだが」
普段ならば職務を終えて直帰する賈詡だが、昼間の急務で市井に赴いた際に、通りがかった店先に色とりどりの装飾品や粧品が並べられていた。
そのなかのひとつの口紅に目を惹かれた。妻によく似合うと思った。その時は店を通り過ぎただけだったが、用を済ませ宮中へ戻って全て仕事を終わらせたあと、再び店へ赴き口紅を手に入れたのだった。
5592「ちと帰りが遅くなったな」
私邸の目前までたどり着いた賈詡は、深い紺色に沈んでいく空を見上げて呟いた。
仕事を終えて帰宅して早々に妻の部屋へ続く廊下を足早に歩く。目的の部屋の扉の前で足を止める。
賈詡の手には、蓋が付いた磁器製の小さな容器が握られている。蓋を開けると中には鮮やかな赤色が伺える。染料が練り込まれたそれは口紅であった。
「気に入ってくれるといいんだが」
普段ならば職務を終えて直帰する賈詡だが、昼間の急務で市井に赴いた際に、通りがかった店先に色とりどりの装飾品や粧品が並べられていた。
そのなかのひとつの口紅に目を惹かれた。妻によく似合うと思った。その時は店を通り過ぎただけだったが、用を済ませ宮中へ戻って全て仕事を終わらせたあと、再び店へ赴き口紅を手に入れたのだった。
菊池@pixivからの出張版
DOODLE続・傷付くまでの範囲内/エグザベ・オリベ(GQuuuuuuX)ついったー(X)に載せてた話(https://x.com/maaad_tea_party/status/1896194468363313168)の続き。
付き合って雰囲気だけど、普段あんまりこういう雰囲気で書かないし、ぽいぴく全然使ってないのでこっち載せます。
パスはGQuuuuuuXの物語が始まった年を4桁で。 3
月希(@tsuki359)
DONE荀攸夢小説「鳳凰于飛」の夢主視点前日譚※シリアス/若干のグロテスク描写あり
(洛陽が燃えた部分)
※25/06/14加筆修正
一人の薄暮「嬢ちゃんありがとな! 護衛を引き受けてくれて助かったぜ」
「いえいえ。こちらこそ報酬の他におまけまで頂いて、ありがとうございます!」
「なんの。機会があればまたよろしくな!」
「はい、また……」
仕入れてきたばかりの商品を抱え揚々と自分の店に入っていく商人の背中に、ひらひらと手を振る。今しがた完了した護衛依頼のおかげで懐は温かいし、おまけで貰った特大肉まんがあるから小腹も満たせそうだ。
ほかほかと湯気をたてている肉まんを齧れば、じゅわりと口の中いっぱいに肉汁が広がる。あ、タケノコ入ってる。皮もふわふわで美味しい。
二口目を咀嚼しながら、初めて来た町を当て所なく歩く。あまり大きな町ではないけど人の往来は多く、通りにはいろいろなお店が並んでいて活気があった。食べ物や服、花、日用品など眺めているだけでも楽しい。
3748「いえいえ。こちらこそ報酬の他におまけまで頂いて、ありがとうございます!」
「なんの。機会があればまたよろしくな!」
「はい、また……」
仕入れてきたばかりの商品を抱え揚々と自分の店に入っていく商人の背中に、ひらひらと手を振る。今しがた完了した護衛依頼のおかげで懐は温かいし、おまけで貰った特大肉まんがあるから小腹も満たせそうだ。
ほかほかと湯気をたてている肉まんを齧れば、じゅわりと口の中いっぱいに肉汁が広がる。あ、タケノコ入ってる。皮もふわふわで美味しい。
二口目を咀嚼しながら、初めて来た町を当て所なく歩く。あまり大きな町ではないけど人の往来は多く、通りにはいろいろなお店が並んでいて活気があった。食べ物や服、花、日用品など眺めているだけでも楽しい。
月希(@tsuki359)
DONE現パロ/荀攸夢/同僚夢主日常のふとした瞬間に関係性が変わる兆しがあったりなかったり
きざはし「何もかも捨てて、どこか遠くに行きたい……」
仕事終わりに荀攸さんと連れ立って訪れたいつもの居酒屋で、酔いに任せてくだを巻く。
常連さんしか来ないこぢんまりした店は週末ということもあって賑わっていて、わたしたち以外にも多くのお客さんがいた。ともすれば店内の騒めきにかき消されそうなわたしの愚痴は、隣で生ビールのジョッキを傾けていた荀攸さんに届いたらしい。
「なにかありましたか」
淡々と、けれど温かみのある声で荀攸さんが尋ねてくれる。
同僚の荀攸さんはあまり多くを語るタイプではないけれど、その分秘密主義で口も堅い。お酒が入ると饒舌になるとはいえ、聞いた話を言いふらす事はしない。
だから信用出来るし、落ち着いた言動に癒しを求め、ついつい話を聞いてもらいたくなる。
2717仕事終わりに荀攸さんと連れ立って訪れたいつもの居酒屋で、酔いに任せてくだを巻く。
常連さんしか来ないこぢんまりした店は週末ということもあって賑わっていて、わたしたち以外にも多くのお客さんがいた。ともすれば店内の騒めきにかき消されそうなわたしの愚痴は、隣で生ビールのジョッキを傾けていた荀攸さんに届いたらしい。
「なにかありましたか」
淡々と、けれど温かみのある声で荀攸さんが尋ねてくれる。
同僚の荀攸さんはあまり多くを語るタイプではないけれど、その分秘密主義で口も堅い。お酒が入ると饒舌になるとはいえ、聞いた話を言いふらす事はしない。
だから信用出来るし、落ち着いた言動に癒しを求め、ついつい話を聞いてもらいたくなる。
ASAKURA
DONE由太郎の無知シチュ裏夢小説書こうとして、ちょっとえっちな甘酸っぱい話にしかならなかった前半です。裏垢作成の景気づけに上げます。
2025年4月25日完成版はこちらから↓(※ネームレスです)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24615189
由太郎無知シチュなりそこない夢小説:前半幼い頃から当たり前に居た存在が「異性」なんだと意識してしまった時
どうしようもない劣情に頭が支配されて、歯止めが利かなくなってしまった。
「また負けた~~!」
悔しそうに床に転がる由太郎
昔から、TVゲームで遊びたい時は、当たり前の様に私の部屋に来る。
そして対戦ゲームでは殆ど私に勝てずに、きまって何度も相手をさせられていた。
「見極めはできてるんだけどね、由太郎は操作が苦手なのかも」
「本当の取っ組み合いだったら負けね~のにな~…」
無意味な負け惜しみを呟く由太郎に、思わず心の中で「そんなの勝てるわけがない」と突っ込む。
「コツ教えてあげよっか?」
「えっ、コツ?!」
ふと思い立った、励ましのつもりの提案。
私が優しく声をかければ、素直な由太郎は即座に起き上がって興味を示した。
7015どうしようもない劣情に頭が支配されて、歯止めが利かなくなってしまった。
「また負けた~~!」
悔しそうに床に転がる由太郎
昔から、TVゲームで遊びたい時は、当たり前の様に私の部屋に来る。
そして対戦ゲームでは殆ど私に勝てずに、きまって何度も相手をさせられていた。
「見極めはできてるんだけどね、由太郎は操作が苦手なのかも」
「本当の取っ組み合いだったら負けね~のにな~…」
無意味な負け惜しみを呟く由太郎に、思わず心の中で「そんなの勝てるわけがない」と突っ込む。
「コツ教えてあげよっか?」
「えっ、コツ?!」
ふと思い立った、励ましのつもりの提案。
私が優しく声をかければ、素直な由太郎は即座に起き上がって興味を示した。
月希(@tsuki359)
MENU25/02/16「昼想夜夢2」で頒布予定の夢小説サンプル。・荀攸×アプリ主人公(女)
・アプリ主名前なし/「傭兵」「彼女」表記
・アプリ魏ルート沿い
鳳凰于飛(冒頭) 傑物と評される曹操に仕えるべく、荀攸は荀彧や郭嘉らと共に許昌近くの街道で曹操の到着を待っていた。
人を集めるのならば、許昌に立ち寄るに違いない。軍師らの読みは的中し、やがて夏侯惇、夏侯淵を伴った曹操が姿を現した。
遠目にもわかる威風堂々とした佇まいは、洛陽で見かけた時よりも凄みを増しているようだった。
「――いらっしゃいましたね」
「ああ。では、行こうか」
荀彧、郭嘉が先んじる一方、荀攸は背後でぶつぶつと独り言を呟いている満寵を振り返る。満寵は「ここをこうして、こうすればもっと威力が……」とひたすらに手を動かしていた。
「満寵殿。曹操殿が到着しました」
荀攸が声をかけても、満寵は空返事すら返さない。目の前の自作の兵器以外に興味はないといわんばかりの彼に、荀攸は小さく嘆息する。こうなると何を言っても満寵の耳には届かないことは、短い付き合いのなかで嫌と言うほど思い知っていた。
4303人を集めるのならば、許昌に立ち寄るに違いない。軍師らの読みは的中し、やがて夏侯惇、夏侯淵を伴った曹操が姿を現した。
遠目にもわかる威風堂々とした佇まいは、洛陽で見かけた時よりも凄みを増しているようだった。
「――いらっしゃいましたね」
「ああ。では、行こうか」
荀彧、郭嘉が先んじる一方、荀攸は背後でぶつぶつと独り言を呟いている満寵を振り返る。満寵は「ここをこうして、こうすればもっと威力が……」とひたすらに手を動かしていた。
「満寵殿。曹操殿が到着しました」
荀攸が声をかけても、満寵は空返事すら返さない。目の前の自作の兵器以外に興味はないといわんばかりの彼に、荀攸は小さく嘆息する。こうなると何を言っても満寵の耳には届かないことは、短い付き合いのなかで嫌と言うほど思い知っていた。
亞莉亜(アリア)
DONE【人間×人外/BL/BLD】モードレッドとソニックのまた小説を書いた。今回もキス描写あります。
甘々系な話です。
以下の内容が許される方のみ閲覧お願いいたします
BL
BLD
キス描写あり
ソニック受け
人間×人外
オリキャラ×既存キャラ
女の子夢主不在(1部のセリフでの名前のみ)
ちなみにR18系のは需要があれば書きます。 2058
bsn21o
DONE彼女のメイクの違いに気づくイデアの話寡言のいろ「唇の色が、ちがう」
彼女の唇を縁取る色が、ふと見たことのない彩りに変わっていたことに気がついて、イデア・シュラウドはそう呟いた。
イグニハイド寮、わが牙城たる自室に、イデアは先日付き合うことになったばかりのかわいいかわいい恋人を招いていた。
「自分の部屋に好きな子がいるんだが!?なにかのバグでは!?いや一生修正されないでほしいバグですが」と頭の中では軽く緊急メンテナンスが行われていたが、「イデアくんのにおいがするね」と彼女がはにかんだのを見て、イデアの意識は一気に目の前の現実に引き戻された。
「ぇあッごめん、くさい?こんなオタクの濃縮還元スメルの満ち満ちた部屋、くさいに決まってるよね、待って今消臭剤を」
3838彼女の唇を縁取る色が、ふと見たことのない彩りに変わっていたことに気がついて、イデア・シュラウドはそう呟いた。
イグニハイド寮、わが牙城たる自室に、イデアは先日付き合うことになったばかりのかわいいかわいい恋人を招いていた。
「自分の部屋に好きな子がいるんだが!?なにかのバグでは!?いや一生修正されないでほしいバグですが」と頭の中では軽く緊急メンテナンスが行われていたが、「イデアくんのにおいがするね」と彼女がはにかんだのを見て、イデアの意識は一気に目の前の現実に引き戻された。
「ぇあッごめん、くさい?こんなオタクの濃縮還元スメルの満ち満ちた部屋、くさいに決まってるよね、待って今消臭剤を」
月希(@tsuki359)
DONE荀攸+アプリ主「妬いて酔って解らせて」の続き。
甘+しんみりした話。
ずっと永遠に「あああああ……うぁあ……ああぁ……」
太陽が昇り切って久しい明るい邸内で、アプリ主は掛布に包まって唸っていた。
時折ごろごろと寝台の上を転がる彼女を他所に、荀攸は一足先に身支度を整え、平服の紐を結ぶ。
「そろそろ昼餉の時間かと思いますが、召し上がって行かれますか」
「…………食べます」
食事の話題が出たことで、食い意地の張ったアプリ主はようやく落ち着きを取り戻したらしい。のそのそと上体を起こすと寝台の上で膝を抱き、毛織物を肩まで引き上げた。
彼女のその白い首元や鎖骨、その下の至るところにも、黎明まで続いた情交の激しさを物語るように、赤い鬱血痕が散らばっている。
それをただ一人知る荀攸は、アプリ主が自身の身体を見た時にどういった反応を示すのかを想像し、微かに口の端を緩ませた。
1537太陽が昇り切って久しい明るい邸内で、アプリ主は掛布に包まって唸っていた。
時折ごろごろと寝台の上を転がる彼女を他所に、荀攸は一足先に身支度を整え、平服の紐を結ぶ。
「そろそろ昼餉の時間かと思いますが、召し上がって行かれますか」
「…………食べます」
食事の話題が出たことで、食い意地の張ったアプリ主はようやく落ち着きを取り戻したらしい。のそのそと上体を起こすと寝台の上で膝を抱き、毛織物を肩まで引き上げた。
彼女のその白い首元や鎖骨、その下の至るところにも、黎明まで続いた情交の激しさを物語るように、赤い鬱血痕が散らばっている。
それをただ一人知る荀攸は、アプリ主が自身の身体を見た時にどういった反応を示すのかを想像し、微かに口の端を緩ませた。
月希(@tsuki359)
DONE荀攸+アプリ主※「無自覚な睦言」の続き
※荀攸視点
睦言を夢見て「――眠ってしまいましたか」
小さく問うても、想い人は胸の中で規則的な寝息を繰り返しているばかりだ。
自分に縋りついて眠る彼女の髪を撫でた荀攸は、苦々しく溜息を吐く。
(人の気も知らずに、呑気なものですね……)
頼られるのは嬉しい。彼女が他の男に助けを求めるなど、以ての外だ。
さりとて毎度共寝をしても、彼女は他愛のない話をするだけ。荀攸が色を滲ませ手を触れても無邪気に握り返され、あまつさえ足を絡めてくる始末だ。
彼女にしてみれば、ただのじゃれあいに過ぎないことは自明の理で。荀攸がどれだけ愛おしさを込めて見つめても、彼女の純粋な笑顔が咲くだけ。頬に触れてもくすぐったそうに擦り寄ってくる。
身体を押し付けるように抱きしめたとて、警戒心の欠片もなく眠ってしまうのだから、お手上げだ。
1168小さく問うても、想い人は胸の中で規則的な寝息を繰り返しているばかりだ。
自分に縋りついて眠る彼女の髪を撫でた荀攸は、苦々しく溜息を吐く。
(人の気も知らずに、呑気なものですね……)
頼られるのは嬉しい。彼女が他の男に助けを求めるなど、以ての外だ。
さりとて毎度共寝をしても、彼女は他愛のない話をするだけ。荀攸が色を滲ませ手を触れても無邪気に握り返され、あまつさえ足を絡めてくる始末だ。
彼女にしてみれば、ただのじゃれあいに過ぎないことは自明の理で。荀攸がどれだけ愛おしさを込めて見つめても、彼女の純粋な笑顔が咲くだけ。頬に触れてもくすぐったそうに擦り寄ってくる。
身体を押し付けるように抱きしめたとて、警戒心の欠片もなく眠ってしまうのだから、お手上げだ。
月希(@tsuki359)
DONE荀攸+アプリ主※恋人未満友達以上
※アプリ主視点
無自覚な睦言夜のとばりが下り城内がすっかり静まり返っても、なかなか眠気が訪れてくれない。
そういう時は愛用の枕を抱きしめて、月明かりを頼りに荀攸さんの部屋を目指す。
「荀攸さん、起きてますか?」
控えめに扉を叩き、小さな声で呼びかける。すぐさま「ええ」と聞きなれた声が返ってきて、内側から扉が開かれた。
不愛想にも見える無表情は荀攸さんの標準装備だけど、今は一段と感情が削ぎ落されている気がする。部屋に灯された微かな明かりや机上に散らばる竹簡からして、策でも練っていたのかもしれない。
「どうぞ」
荀攸さんはちら、とわたしが胸に抱いた枕を一瞥し、部屋に招き入れてくれた。
これだけで意思の疎通が出来るほどに、わたしは眠れぬ夜に荀攸さんを頼っている。毎度迷惑をかけて悪いなという気持ちも、もちろんある。けど他にこんなことを頼める人もいないし、荀攸さんでなければいやだ。
1645そういう時は愛用の枕を抱きしめて、月明かりを頼りに荀攸さんの部屋を目指す。
「荀攸さん、起きてますか?」
控えめに扉を叩き、小さな声で呼びかける。すぐさま「ええ」と聞きなれた声が返ってきて、内側から扉が開かれた。
不愛想にも見える無表情は荀攸さんの標準装備だけど、今は一段と感情が削ぎ落されている気がする。部屋に灯された微かな明かりや机上に散らばる竹簡からして、策でも練っていたのかもしれない。
「どうぞ」
荀攸さんはちら、とわたしが胸に抱いた枕を一瞥し、部屋に招き入れてくれた。
これだけで意思の疎通が出来るほどに、わたしは眠れぬ夜に荀攸さんを頼っている。毎度迷惑をかけて悪いなという気持ちも、もちろんある。けど他にこんなことを頼める人もいないし、荀攸さんでなければいやだ。
nannimo_4545
DOODLE平次と一緒にうどんを食べに行く話しです。短編です!
名前固定になっております!
うどん少し肌寒さを感じる季節になってきた。こんな日には暖かい物が食べたくなる。そうと決まれば部屋に掛けてある薄手のカーディガンを手に取りを出掛ける準備をする。
玄関へと向かい靴を履いると引き戸が開く。
「なんや、出かけるんか?」
「びっくりするやん…お母さんも居らんしお昼でも食べに行こうかなって」
「お、実はな、美味いうどん屋が出来たからお前連れってってやろうおもてな」
「ほんまか!ほんなら早よ行こ!」
店に入るや否や美味しそうな出汁の匂いが漂ってきた。席に案内され席に着く。卓に置かれたメニューを開き見てみればどれも美味しそうで、選ぶのに時間がかかりそうだ。向かいに座っている平次に目を向ければ、すでに決めたようで、私の方を見ている。
927玄関へと向かい靴を履いると引き戸が開く。
「なんや、出かけるんか?」
「びっくりするやん…お母さんも居らんしお昼でも食べに行こうかなって」
「お、実はな、美味いうどん屋が出来たからお前連れってってやろうおもてな」
「ほんまか!ほんなら早よ行こ!」
店に入るや否や美味しそうな出汁の匂いが漂ってきた。席に案内され席に着く。卓に置かれたメニューを開き見てみればどれも美味しそうで、選ぶのに時間がかかりそうだ。向かいに座っている平次に目を向ければ、すでに決めたようで、私の方を見ている。
nannimo_4545
DOODLE風邪を引いた夢主の家に平次がお見舞いに来てくれる話。名前固定です!
こちらも短編です。
お見舞い開けてある窓の外から賑やかな子供達の声で目が覚める。壁に掛けてある時計に目をやれば丁度下校の時間。本来なら私も学校から下校している最中だが、風邪を引いてしまった。薬のおかげで熱は下がっているがまだ身体の怠さが残っている。ベットから動くのが億劫で天井を見つめていたら玄関の方から聞き慣れた声が聞こえたと思ったら雑な足音を鳴らしながら私の部屋の扉が勢いよく開いた。
「具合どないや?」
平次がそう言いながらズカズカと遠慮なく床に座りこみベットにもたれ掛かる。
「だいぶ良くなった…って何できたんや…」
「何ってそりゃ見舞いに決まってるやろ」
「アホ…移るから早よ帰り…剣道の大会も近いやろ」
『まぁまぁ、俺のこと気にせずゆっくり寝とき』
1236「具合どないや?」
平次がそう言いながらズカズカと遠慮なく床に座りこみベットにもたれ掛かる。
「だいぶ良くなった…って何できたんや…」
「何ってそりゃ見舞いに決まってるやろ」
「アホ…移るから早よ帰り…剣道の大会も近いやろ」
『まぁまぁ、俺のこと気にせずゆっくり寝とき』
epj27t
DONEパスはバッカくんの被検体番号です。ホラーな個人的夢小説です。
⚠現パロ、キャラ崩壊あります。
作者が自分で読みたくて夢小説を書いております、そのため自我が全開です。あまり感情移入できるような文じゃありません、お気をつけて。
そのうちR指定になります。
⚠️続きは別のページに上げてます。 20014
秋月蓮華
DONEパラライ夢というか、おいておくもの女主が雷麺亭でインストを聴いてもらう話
アフターナイトワンダーランド【アフターナイトワンダーランド】
手間のかかる身内が苛められていたので仕方がなく、手を貸した。苛める方というのは自分が反撃されるというのは分からないもので、
話を聞いていたらおかしいところがあったので聞いてみたら、苛める方は苦しみだして、
世界が変わって。手間のかかる身内と共に彼は、別世界に来ていた。
「お客の波が収まった……」
”この世界に来てしまった”朏陸は日曜日、バイトをしていた。
雷麺亭というラーメン屋である。陸の年齢は十七歳、通信制高校に通っている。前は全日制高校に通っていたが、この世界に来てからは
通うのが面倒になってしまい、通信制を受けている。
「疲れているのか」
「ほっとしただけ。もうそろそろで休憩だから」
5387手間のかかる身内が苛められていたので仕方がなく、手を貸した。苛める方というのは自分が反撃されるというのは分からないもので、
話を聞いていたらおかしいところがあったので聞いてみたら、苛める方は苦しみだして、
世界が変わって。手間のかかる身内と共に彼は、別世界に来ていた。
「お客の波が収まった……」
”この世界に来てしまった”朏陸は日曜日、バイトをしていた。
雷麺亭というラーメン屋である。陸の年齢は十七歳、通信制高校に通っている。前は全日制高校に通っていたが、この世界に来てからは
通うのが面倒になってしまい、通信制を受けている。
「疲れているのか」
「ほっとしただけ。もうそろそろで休憩だから」