りゅうひよこ
DONE🐰ほのぼのラブコメ 🐰スタンプもらえると喜びます。魏嬰が女ものの漢服を着てみたので、藍湛にイメージ・プレイしようって言い出す回。「今夜はこの服を着て、芝居風にやろう!」
早めの寝支度をしていた藍忘機は、魏嬰の言葉に手を止めた。顔をあげると、魏嬰が女人の着るような裙の長い服を身にまとっていた。
「魏嬰、その服は…」
「出入りの行商人からちょっとな」
魏嬰が愉快そうに提案した。
「こういうのはどうだ? 俺は娼館の娘で、おまえは客だ」
「きみは女人の役なのか?」
「まあ、そうだな。せっかく女の服だから」
藍忘機はうなずいた。
「おまえは夜狩のついでに、娼館に気晴らしに来たっていう筋書きにしよう」
「そんなことが気晴らしになるのか?」
「俺に聞くなよ。今度、行ってるヤツらに聞いとくよ」
魏嬰に促されて寝台に腰掛けると、彼もその隣に座った。
静室の窓からの西陽で、襦のうすぎぬが黄金色に透け、魏嬰の体の線があらわになっていた。藍忘機が目のやり場に困ってわずかに目を逸らすと、それも彼なりの演技のひとつだと魏嬰は受け取ったらしい。
1642早めの寝支度をしていた藍忘機は、魏嬰の言葉に手を止めた。顔をあげると、魏嬰が女人の着るような裙の長い服を身にまとっていた。
「魏嬰、その服は…」
「出入りの行商人からちょっとな」
魏嬰が愉快そうに提案した。
「こういうのはどうだ? 俺は娼館の娘で、おまえは客だ」
「きみは女人の役なのか?」
「まあ、そうだな。せっかく女の服だから」
藍忘機はうなずいた。
「おまえは夜狩のついでに、娼館に気晴らしに来たっていう筋書きにしよう」
「そんなことが気晴らしになるのか?」
「俺に聞くなよ。今度、行ってるヤツらに聞いとくよ」
魏嬰に促されて寝台に腰掛けると、彼もその隣に座った。
静室の窓からの西陽で、襦のうすぎぬが黄金色に透け、魏嬰の体の線があらわになっていた。藍忘機が目のやり場に困ってわずかに目を逸らすと、それも彼なりの演技のひとつだと魏嬰は受け取ったらしい。
mako
DONE※拙書「雲深き処 花を抱いて眠る」をお手にして下さった方へのおまけ小説となります。ご了承下さい※【内容】
「雲深き~」の第四天と第五天の間の魏先輩と小双璧のやり取りと、第五天で泣いちゃった景儀くんのその後。
ギャグです。モブが出ます。世界観に合わない言葉もいっぱい出ます。本当に何でも許せる方のみお読み下さい。パスワードは拙書302頁最初の四文字。
MiG-25は世界一速い戦闘機。マッハ3も出る。 14928
kurono_666
MOURNINGこの前の逆転if忘羨の続きを書いたので、供養させてください。色事は手を繋いだり触れあうだけのちゅーくらいしか知らない魏嬰と教えたい藍湛。非常にぬるい微エロ。
#忘羨 #魔道祖師
階−きざはし− ②蔵書閣で雅正集の書き取りをしなさいと、昨晩の飲酒の罰として言い渡された。
戒尺で打たれるのもやむ無しと思っていた魏無羨は、ほっと胸を撫で下ろしながら蔵書閣に向かっている。
(でも、酒って存外美味いんだなぁ)
意識を失う前に口に含んだ酒の味はなんとなく覚えていた。ふくよかな香りと、わずかに喉を焼く旨み。確か姑蘇の銘酒、天子笑と言っていたか。
(そういえば彩衣鎮でたくさん売っているのを見たな)
ぺろりと無意識に唇を舐める。
雲深不知処内ではご法度だが、飲酒自体は禁じられていないはずだ。
(予定のない日に町に飲みに行ってもいいか師兄に相談してみよう)
駄目だと言われたら大人しく諦めればいい。けれど、次期宗主である藍曦臣は意外に話の分かる人だった。もしかしたら許可してくれるかもしれない。それに、今回の罰が思ったより軽いのも、彼が何かしら口添えしてくれたからだろう。にこにこと自分を送り出してくれた姿を思い出して、魏無羨は心の中で感謝した。
5891戒尺で打たれるのもやむ無しと思っていた魏無羨は、ほっと胸を撫で下ろしながら蔵書閣に向かっている。
(でも、酒って存外美味いんだなぁ)
意識を失う前に口に含んだ酒の味はなんとなく覚えていた。ふくよかな香りと、わずかに喉を焼く旨み。確か姑蘇の銘酒、天子笑と言っていたか。
(そういえば彩衣鎮でたくさん売っているのを見たな)
ぺろりと無意識に唇を舐める。
雲深不知処内ではご法度だが、飲酒自体は禁じられていないはずだ。
(予定のない日に町に飲みに行ってもいいか師兄に相談してみよう)
駄目だと言われたら大人しく諦めればいい。けれど、次期宗主である藍曦臣は意外に話の分かる人だった。もしかしたら許可してくれるかもしれない。それに、今回の罰が思ったより軽いのも、彼が何かしら口添えしてくれたからだろう。にこにこと自分を送り出してくれた姿を思い出して、魏無羨は心の中で感謝した。
oriya16kf
DONE忘羨ワンドロワンライお題「無邪気」「下着」
所要時間:1時間+18分
藍湛の小さい頃などを捏造しています。
何でも大丈夫な人だけ読んでくださいませ。
※藍曦臣がいっぱい出ていて、藍啓仁が少し出ます。
(大丈夫なんじゃないかって言ってもらえたので、普通にワンライでアップすることにしました) 3000
Iz_Mas_x
DONE纏まった時間が取れないため、魏嬰ちゃん番外篇となります。今回は江澄視点でお送りいたします。
もう少し掘り下げたかったのですが、時間切れで残念無念。
献舎されて蘇った魏無羨が、何故か女性だった話 番外篇 江晩吟の憂鬱 大梵山で十三年振りに魏無羨に会った。奪舎してまで蘇り何をする積もりなのだと、怒りに駆られて紫電で打ち付けたが何も起こらなかった。奪舎ではないということは、まさか献舎なのだろうか。誰が何の目的で魏無羨を蘇らせたというのだ。
目の前の魏無羨は、江晩吟が知っていた前世の彼よりも五寸(約十五センチメートル)程背が低く、身体付きも随分と華奢になっている。彼が蓮花塢に連れて来られた頃を彷彿させる痩せぎす振りだ。纏っている[[rb:襤褸 > ボロ]]も、何処の世家のものか判別が付かない程酷いものだ。
恐らく虐待された怨みを晴らすべく、無上邪尊、あるいは魔道祖師と悪名高い魏無羨を献舎の相手に選んだのだろう。選りに選って何故、と江晩吟は忌々しげに舌打ちをした。誰よりも慈悲深い男だ、困っている者を助けない筈がない。
3068目の前の魏無羨は、江晩吟が知っていた前世の彼よりも五寸(約十五センチメートル)程背が低く、身体付きも随分と華奢になっている。彼が蓮花塢に連れて来られた頃を彷彿させる痩せぎす振りだ。纏っている[[rb:襤褸 > ボロ]]も、何処の世家のものか判別が付かない程酷いものだ。
恐らく虐待された怨みを晴らすべく、無上邪尊、あるいは魔道祖師と悪名高い魏無羨を献舎の相手に選んだのだろう。選りに選って何故、と江晩吟は忌々しげに舌打ちをした。誰よりも慈悲深い男だ、困っている者を助けない筈がない。
iwanttoYUKI
DONE東瀛では母の日らしいぞ!母の日?
俺が今日は藍湛の母になってやる!
うん。
ママだぞーおっぱい飲むか!
うん。
ぬるいですが肌色なので成人済の方のみがご覧頂けます。
あなたはBLが好きで忘羨も好きな18歳以上の成人(高校生不可)ですか?
yukibana_21
DONEMDZSごはんを食べる🍴企画Webオンリーの展示作品な(まだ付き合ってない)忘羨マンガで、藍湛がハスの花托を魏嬰にプレゼントするところから始まるお話。腱鞘炎と闘いながら描いたので線も着色も荒いですが見て貰えると嬉しいです😊等身大の忘羨は描く余裕がありませんでした……(無念)
Iz_Mas_x
PROGRESS魏嬰ちゃん♀第9話の藍湛視点の続きです。酔っぱ藍湛パートに入り、だいぶ言動がおかしくなって参りました。
献舎されて蘇った魏無羨が、何故か女性だった話 第九.五話 後篇 魏無羨と連れ立って賑やかな街並みから遠ざかるにつれ、藍忘機は何とか心身を落ち着けようと試みる。だが、少し前を歩く彼の髪を風が攫い、馨しい香りが鼻腔を擽る。心臓がやけに騒がしく、落ち着く為に深く息を吸い込めば、彼の香りが肺腑に染み渡る。悪循環だ。
渋い顔で魏無羨の後を歩いていると、人通りの少なくなったところで彼が振り返った。櫟陽常氏のことを訊ねたいのだろうと直ぐに思ったが、それにしては彼の表情は冴えない。何か心配事があるのだろうか。
あの魏無羨が言い難そうに逡巡しているのだ、余程のことなのだろう。藍忘機は彼の心が落ち着くまで、いつまでも待つ積もりだった。だが、彼は心の中でけりを付けたのだろう。
「その……常家の事件は、俺がやったんじゃない……よな?」
4474渋い顔で魏無羨の後を歩いていると、人通りの少なくなったところで彼が振り返った。櫟陽常氏のことを訊ねたいのだろうと直ぐに思ったが、それにしては彼の表情は冴えない。何か心配事があるのだろうか。
あの魏無羨が言い難そうに逡巡しているのだ、余程のことなのだろう。藍忘機は彼の心が落ち着くまで、いつまでも待つ積もりだった。だが、彼は心の中でけりを付けたのだろう。
「その……常家の事件は、俺がやったんじゃない……よな?」
@ergz_loz
PAST🔞忘羨去年末からすけべ描こうと思って諦めたラフ
未公開の物・一瞬上げた物もあります。
注意⤵︎ ︎
・魏嬰の夜這い
・攻が受の陽物咥え有り
・攻が受の菊門吸い有り
・tcbマッサージ有り 5
CocoKujyaku
DONE龍狐AU忘羨『白龍の愛し狐』13宴の後、静室に戻った二人はーー
やっと完結しました😭
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました✨
(誤字などあるかと思いますが、薄目で読んでください。こっそり手直ししておきます🙏💦)
一話目はこちらから→ https://twitter.com/cocokujyaku/status/1502627838180028420?s=21&t 7576
flyingmoon2699
PAST絵じゃないけど、以前リプツリーで書き連ねたもの。最近スランプなのか書けないので、誤字脱字やわかりにくいところを修正して、過去作晒します。
タイトル思いつかないので、そのまんま😅
苦学生魏嬰がショタ藍湛に監禁される話 魏嬰は奨学金を貰い、大学に通う苦学生だ。
サークル仲間に請われるまま、理由を確認せずに印鑑を貸してしまったから、さあ大変!
なんと勝手に借金の保証人にされてしまい、おまけにその友人が行方をくらませてしまったのだ。
連日のように取り立てにやってくるその道のプロのせいで外出もままならず、怯えることしかできないのだった。
「親もいないし、可哀想だと思って見逃してたけど。煩いからどうにかしろってクレームがきちゃって……。悪いけど、今週中に出て行ってくれないかい?」
それまでは、可哀想だと魏嬰の身上に同情し、魏嬰も被害者だからと、大家が住人たちを宥めてくれていた。
だがついに庇いきれなくなった大家から、退居を宣告されてしまった。
4320サークル仲間に請われるまま、理由を確認せずに印鑑を貸してしまったから、さあ大変!
なんと勝手に借金の保証人にされてしまい、おまけにその友人が行方をくらませてしまったのだ。
連日のように取り立てにやってくるその道のプロのせいで外出もままならず、怯えることしかできないのだった。
「親もいないし、可哀想だと思って見逃してたけど。煩いからどうにかしろってクレームがきちゃって……。悪いけど、今週中に出て行ってくれないかい?」
それまでは、可哀想だと魏嬰の身上に同情し、魏嬰も被害者だからと、大家が住人たちを宥めてくれていた。
だがついに庇いきれなくなった大家から、退居を宣告されてしまった。
HellingLaozu
DOODLE魔法少年AU忘羨の日本語訳です!*適当な訳なのでミスいっぱいですが適当に見て下さったらありがたいです^^;
*逆読みご注意ください。
*落書き集めなので内容が繋がらないページが多いです!
よろしくお願いいたします~
*(アプエラーで失ったページ直しました!すみません!) 35
Iz_Mas_x
PROGRESS女体化魏嬰ちゃん第八話の藍湛視点です。途中までですが、続きは書き上がり次第、支部にアップします。
0時には間に合わないと思いますが頑張ります💦
献舎されて蘇った魏無羨が、何故か女性だった話 第九.五話 中篇 翌朝、藍忘機は魏無羨と共に行路嶺へと向かった。
石室に到着すると、魏無羨が金如蘭を掘り出した所に新たな死体を埋め終わり、壁を修復している最中だった。門弟たちの作業を見守りながら一息入れようとした聶懐桑だったが、藍忘機たちの訪れに顔色を失い気失せしそうになっていた。
それでも、魏無羨のことを「お隣の方」とすっ[[rb:惚 > とぼ]]ける様に、藍忘機は大した者だと舌を巻く。だが、魏無羨は決まりが悪そうに再び修復が必要になると告げると、我が物顔で避塵を引き抜き修復された壁を壊し始めたものだから、聶懐桑は涙を滲ませている。
藍忘機が居る為に、流石に文句を言えないのであろう。仕方なく簡潔に状況を説明すれば、彼は天に誓って此処には四肢の欠けた死体などないと訴え掛けてきた。
2317石室に到着すると、魏無羨が金如蘭を掘り出した所に新たな死体を埋め終わり、壁を修復している最中だった。門弟たちの作業を見守りながら一息入れようとした聶懐桑だったが、藍忘機たちの訪れに顔色を失い気失せしそうになっていた。
それでも、魏無羨のことを「お隣の方」とすっ[[rb:惚 > とぼ]]ける様に、藍忘機は大した者だと舌を巻く。だが、魏無羨は決まりが悪そうに再び修復が必要になると告げると、我が物顔で避塵を引き抜き修復された壁を壊し始めたものだから、聶懐桑は涙を滲ませている。
藍忘機が居る為に、流石に文句を言えないのであろう。仕方なく簡潔に状況を説明すれば、彼は天に誓って此処には四肢の欠けた死体などないと訴え掛けてきた。
tuduri_mdzzzs
PROGRESS※完成全文をシブ収納済みです。生前恋人だったIF、オンリーで展示した部分のみ。生前から恋してた(前).
人生は一度きりである。
そんなことは誰に教えられなくとも皆知っていることだ。かくいう魏無羨もそうだと思っていた。薄暗い部屋で目を覚ますまでは。
荒らされて物が散乱した部屋に、自分の真下には血を使って書かれた悪臭を放つ陣。力の入らない体で部屋の中を探索して得られた情報は自分がこの体の持ち主に献舍されたということ。そしてこの体の持ち主の恨み辛みだ。
「はあ……冗談じゃねえ」
思い切り天を仰ごうとして、すぐさまやってきた眩暈に頭を手で支えた。思うままに悪態をついていたいがそうも言ってられない。なにせ献舍の術は呪いの一種。しかも代償にされたのは命だ。呪術陣の類に詳しい夷陵老祖魏無羨をもってしても返すことのできぬ術である。魏無羨に残されたのは術者の願いを叶えて献舍の術の契約を完遂させることだけだ。さもなければ呪いが発動して魏無羨の魂は引き裂かれ完全に消滅してしまうだろう。そんなのはまっぴらごめんだった。
5103人生は一度きりである。
そんなことは誰に教えられなくとも皆知っていることだ。かくいう魏無羨もそうだと思っていた。薄暗い部屋で目を覚ますまでは。
荒らされて物が散乱した部屋に、自分の真下には血を使って書かれた悪臭を放つ陣。力の入らない体で部屋の中を探索して得られた情報は自分がこの体の持ち主に献舍されたということ。そしてこの体の持ち主の恨み辛みだ。
「はあ……冗談じゃねえ」
思い切り天を仰ごうとして、すぐさまやってきた眩暈に頭を手で支えた。思うままに悪態をついていたいがそうも言ってられない。なにせ献舍の術は呪いの一種。しかも代償にされたのは命だ。呪術陣の類に詳しい夷陵老祖魏無羨をもってしても返すことのできぬ術である。魏無羨に残されたのは術者の願いを叶えて献舍の術の契約を完遂させることだけだ。さもなければ呪いが発動して魏無羨の魂は引き裂かれ完全に消滅してしまうだろう。そんなのはまっぴらごめんだった。
saikiao
DONE林檎ちゃん視点の忘羨SSになります。旅の伴黒い驢馬が歩いている。
黒い男を背に乗せて
白い男を伴って
大きな荷物も見当たらず
楽し気に笑いあう二人を連れて
黒い驢馬はゆったりと道を歩いていた。
背に乗る男は魏嬰と言い
歩く男は藍湛といった。
背に乗る男が話を振り、
歩く男がそれに答えた。
驢馬はそれをまたかと感じながら
自分の背の上で前に後ろに勝手に動く男を振り落とさない様に
ゆっくりと道を歩いて行った。
「お、藍湛!もうすぐ街だ!飯にしような!」
「うん。」
「うまい飯屋があると良いな!」
「あと酒も。」
「さっすが藍湛!よく分かってるな!酒も絶対だ!」
驢馬は上に乗る男が左右に体をゆすりながら轍で腹を叩くのがすごく不満だった。
走れと合図を送るくせに、いざ走ると叫びだすからだ。
1253黒い男を背に乗せて
白い男を伴って
大きな荷物も見当たらず
楽し気に笑いあう二人を連れて
黒い驢馬はゆったりと道を歩いていた。
背に乗る男は魏嬰と言い
歩く男は藍湛といった。
背に乗る男が話を振り、
歩く男がそれに答えた。
驢馬はそれをまたかと感じながら
自分の背の上で前に後ろに勝手に動く男を振り落とさない様に
ゆっくりと道を歩いて行った。
「お、藍湛!もうすぐ街だ!飯にしような!」
「うん。」
「うまい飯屋があると良いな!」
「あと酒も。」
「さっすが藍湛!よく分かってるな!酒も絶対だ!」
驢馬は上に乗る男が左右に体をゆすりながら轍で腹を叩くのがすごく不満だった。
走れと合図を送るくせに、いざ走ると叫びだすからだ。
saikiao
MAIKINGご都合邪崇で小さくなった思追を面倒見る忘羨のお話。加筆版
小さくなった思追育児中「あ~うまかった!さっすが藍湛!俺の好みを熟知してるよな!」
「うん。」
「か~っ藍湛っ!お前可愛すぎだろ!こんの白菜ちゃんめ!」
午前の仕事を終え、静室にて藍忘機手製の昼食をとっていた2人は、
一口食べてはその味について賞賛する魏無羨と、その話に相槌をうつ藍忘機という
いつもの2人きりの愛おしい食事の時間を楽しんでいた。
食事を終えた後には藍忘機の膝に乗り、2人の間に隙間がないほどにくっついて
互いの髪を梳いたり、肌を触れ合わせてその温もりを堪能していた。
そうして2人の視線が絡み合って、そして
「ううぁああああああああああああ!!!!!」
雲深不知処にはありえない、いや、数年前まではありえなかったような大声が本所より離れた静室に響き渡ってきたのだった。
4169「うん。」
「か~っ藍湛っ!お前可愛すぎだろ!こんの白菜ちゃんめ!」
午前の仕事を終え、静室にて藍忘機手製の昼食をとっていた2人は、
一口食べてはその味について賞賛する魏無羨と、その話に相槌をうつ藍忘機という
いつもの2人きりの愛おしい食事の時間を楽しんでいた。
食事を終えた後には藍忘機の膝に乗り、2人の間に隙間がないほどにくっついて
互いの髪を梳いたり、肌を触れ合わせてその温もりを堪能していた。
そうして2人の視線が絡み合って、そして
「ううぁああああああああああああ!!!!!」
雲深不知処にはありえない、いや、数年前まではありえなかったような大声が本所より離れた静室に響き渡ってきたのだった。