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    #ドフ鰐

    DofuWani唐鳄

    Cloe03323776

    SPUR ME毛入りさんの素敵漫画に触発されて、書いてしまいました。ドフ鰐♀。女体化注意。原作沿いです。毛入りさん、ありがとうございます!
    ボタン・ストライク それは、初デートだ。
     誰がなんと言おうと。
     二人にとって、生涯で。
     初めての。

    「フッフッフ! さァ、どれがイイ?」
     ドフラミンゴがクロコダイルを連れてきたのは。世界最大級のショッピングモールだ。この島は、観光業で成り立っている春島。世界各地のブランドが集結し、買い物客は1日で余裕で万を超える。常に大盛況であるこの島を、初めてのデートの舞台として選んだ。ちなみに、ドフラミンゴが羽織っているのはいつものピンクの羽根のファーコートと、クロコダイルは彼が用意した黒い羽根のファーコートを羽織っている。
    「……あァ、そうだな」
     そして。一件ずつ、店を見させられては。そこのお店で欲しいと思う物全てを「買われて」プレゼントされるクロコダイル。荷物は全て、ドフラミンゴが持つ。買ってくれると言うのであれば、特に逆らう必要もない。クロコダイルも気持ちが赴くまま、何の躊躇いもなく、欲しいものをどんどんレジへ持っていく。服でも、宝石でも、小物でも、鞄でも、靴でも。何でもだ。そんなクロコダイルの様子を、ドフラミンゴは楽しげな様子で眺めている。そして、嬉々としてレジでお金を支払う。そんなドフラミンゴの様子を、クロコダイルは呆れた表情で見つめていた。この男は、こんなにも貢ぐ男だったのか、と。だが、この程度の金など、微々たる物なのだろう。そうして漏れなく一件ずつ、店回りは続いた。
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    pixivLem

    PROGRESSアダルトショップの続き~!!
    読んだ方には誤字脱字報告義務が課せられますゆえ...!!!
    右手にはめられ指輪と左手にはめられた指輪が、指を絡めることでカチカチと音を立てその存在を主張した。歩きずらさを感じるほどに近い距離は周囲の目を引き、クロコダイルはドフラミンゴの左手を力強く握り無言の抗議をしている。
     「そんな強く握らなくても俺はどこにもいかねぇよ?」
     腹の立つ笑みを浮かべ顔を覗き込んでくるドフラミンゴに対し額に青筋を立て睨みつけるクロコダイルだったが、右手は変わらずドフラミンゴの手を握ったままだった。
    「まぁまぁ、そんな顔すんなよ。離したかったら離してもいいんだぜ。俺はそれでも楽しいけどな」
    「俺はなにも楽しくねぇよ」

    数週間前。
    恋人となり、その次の週にはドフラミンゴの家で同棲を始めていた。お互い仕事があるため、夜に触れ合う程度しかできていなかったが、それでも目覚めのキスや自分以外の匂いを日常的に感じられることに幸福感を覚えていた。初めて二人の休日が合い、たまにはで外出でもしようかというドフラミンゴの提案に「付き合ってやるよ」とそっけない返事を返したクロコダイルだったが、内心はどんな服を着ていこうか、ドレスコードは必要か、当日は天気がいいといいな…などデートへの 4029